庭の目隠しアイデア15選！DIY初心者さんや100均アイテムでできる実例も

家の庭を隣家から見られないように目隠ししたいけど、どのようにすれば良いか分からないという人も多くいるのではないでしょうか。本記事では庭の目隠しをする際のポイントから、実際におすすめな実例を多数紹介します。本記事を参考に自分だけのオリジナル目隠しアイデアを考えましょう。

庭の目隠しをする場合にはしっかりとポイントを考えてから実行する必要があります。ポイントを押さえることで適切な庭の目隠しができます。

庭の目隠しをするためのフェンスなどを設置する際、必ず考慮しなくてはいけないのが風通しです。庭に十分な広さがあっても、人の視界の高さまでを隠すフェンスなどを設置してしまうことで風通しが悪くなってしまいます。

風通しが悪くなってしまうと、湿気が籠りやすく庭の植物に悪影響になってしまいます。そのため、フェンスの下部分少し開けておくことで風通しを調節できます。

フェンス材を縦使いにして目隠しをすると、風通しと目隠しを両立することが可能です。しかし、視界を完全に隠すことができないので、木を植えたりなどの工夫で目隠しをする方法もあるので確認しましょう。植物を使って垣根を作るのは風通しが良く、さらに目隠しもできると人気があります。

庭の目隠しをする際には、家の景観を損なわないように注意する必要があります。洋風の家屋に和風の目隠しフェンスを設置してしまえば、印象がちぐはぐになってしまいます。

イメージに統一感を持たせておしゃれな外観作りをしましょう。そのため目隠しフェンスの選び方や、色デザインなどをしっかりと考えて設置することが大切です。

また、自宅の景観を気にするのと同時に、近所の景観を壊してしまわないように配慮する必要もあります。近所で自分の家だけが浮いている見た目になってしまわないように、近隣住宅との一体感も忘れないようにしましょう。

裏庭など窓が道路のすぐそばにある場合など、道路からの視界をしっかりとブロックしたいと考えるのが普通でしょう。そういう場合には多少風通しが悪くなっても、しっかりと目隠しできるものを選ぶ必要があります。ウッドデッキなどの場合は、隙間の無いものを設置しましょう。

また、植物を活用する場合には、大きめで葉の数が多い方がしっかりと目隠しをすることができるので効果的です。その他、庭に置いてある物置などを隠すためにも、十分な目隠し効果のあるフェンスなどを選びましょう。

しかし注意点として、裏庭の目隠しは高さに気を付けなくてはいけません。あまり高い目隠しだと日光も遮ってしまい、せっかくの窓から日の光を入れられなくなってしまいます。

フェンスを使った目隠しは広く一般的です。またその強度からもウッドデッキを使用したフェンスは安心できるでしょう。

基礎ブロックに立ったメッシュフェンスを基盤にし、そこに取り付けるタイプのウッドデッキです。かなり目隠しになり、外から庭の中を見にくくしてくれます。かなりシンプルな構造のため、ホームセンターで購入できる材料で自分で設置することも可能です。

ウッドデッキの木目も多様なため、庭の雰囲気や外壁の色などに合わせた物を選ぶと良いでしょう。横貼りのウッドデッキは、DIYで作られることが多くあるため材料も比較的見つけやすいのが魅力の一つです。

縦使いのフェンスはしっかりと目隠しをしてくれます。歩きながらでは中を覗き見ることができないので、しっかりと防犯対策にもなります。また横張りのウッドデッキと比べて、子供がふざけて登ったりできないので安心できるでしょう。

また風通しが良いのもこの縦使いのウッドデッキフェンスのメリットともいえるでしょう。しっかりと風を通してくれるので、植物にも大変良い環境で庭作りができます。家の中がジメジメせずに人にも優しい目隠しフェンスです。

ラティスフェンスは穴の大きさもさまざまで、好みのタイプを選ぶことができます。ラティスフェンスは目隠しという目的では効果が低く、割と庭の外からも中が見えてしまいます。しかし完全な目隠しはいらないが、何か視界を遮るものが欲しいという場合にはその役割を果たすでしょう。

ラティスフェンスの穴に植木などを引っかけることで外から見たときに見える部分を減らしたり、植木で華やかに見せたりすることができます。一工夫を加えて調節をしましょう。

植物を使った目隠しは有機的で見る人に華やかなイメージを与えます。好みに合わせた植物を使用すると良いでしょう。

マンションや公園などの垣根によく見られるレッドロビンを使用した生垣です。赤く染まった葉が特徴のレッドロビンは、通りを歩く人々に暖かい生命力溢れる印象を与えます。生い茂った葉が密になるので、目隠しとしての役割をしっかりと果たしてくれるでしょう。

しかし成長の早いレッドロビンは、定期的な手入れが必要です。生きている植物だからこその味わいを感じられる目隠しアイデアになります。コンクリートやウッドデッキでの目隠しとは違った印象になるでしょう。

小さな庭の一部を目隠ししたいというときは、ネットなどを張ってツルが伸びる植物を置くことで目隠しを作ることができます。大きい面積を目隠しする場合は、それなりの量の植物を購入する必要がありますが十分に可能な方法です。

アイビーなどの植物を使ってまだらに目隠しをする方法などは、無機質なフェンスなどでの目隠しと違い自然でおしゃれです。また近隣の住民に嫌味に取られたくないという人が、このような植物のツルを使った自然な目隠しを行うことが多いでしょう。

和風な家屋にはやはり生垣が大変マッチします。自然な見た目で目隠しをすることができ、なおかつ格式や気品を表現できるでしょう。ブロック弊などは頑丈で防犯としても立派だと感じますが、実は地震などに弱く災害時には崩れてしまう可能性もあります。

また生垣の場合、ブロック弊では隠しにくい高い部分までをカバーしてくれます。また風通しの良い生垣でも、実は外部から侵入しようとすると至難の業で、防犯という点でも優秀であります。落ち葉の処理などは近隣とのトラブルになりかねないので、定期的な掃除を欠かさないようにしましょう。

近頃流行りのDIYでできる目隠しアイデアを紹介します。自分で材料を買って一日で作ることが可能です。こちらを参考に自分でできるDIYを見つけましょう。

樹脂製のフェンスはDIYで目隠しを作るためには大変便利です。ホームセンターやインターネットでも樹脂製の目隠しフェンスキットなどが販売されているため、簡単に購入することができるでしょう。施工時間も数時間で完成させることが可能です。

デザインも多様なため、好みや家の雰囲気に合った物を選びましょう。完成後は圧迫感も無く、自然な目隠し樹脂フェンスを設置することができます。ほとんどが一人で施工できるようシンプルな設計になっているのも特徴の一つです。

ラティスフェンスに工夫を加えておしゃれにした大変良い例です。上述したようにラティスフェンスは視界を遮るのには不向きでありますが、このようにツルの伸びる植物を巻き付けることでおしゃれに目隠しのレベルを上げることが可能です。

DIYで簡単に設置することができるので、一工夫を加えるのには大変おすすめな例です。植物の量は自分で調節が可能なので、視界を完全に遮ることもできます。

ウッドデッキを設置してしまうとやはり空間が殺風景になってしまいます。その殺風景さを補うために鉢植えを置く場所などをDIYして、華やかで賑やかな空間に変身させることができます。アイデア次第で小物やこだわった置物などを合わせると良いでしょう。

ウッドデッキに合わせてタイルも選べば、自由自在に空間をおしゃれにすることができます。目隠しフェンスで見通しが悪くなることで生まれる閉鎖感などを、まったく感じさせない工夫を凝らしている良い例です。

100均で購入できるものを活用すれば、工夫次第でオリジナリティ溢れる目隠しをすることができます。自分だけの個性的な目隠しアイデアを考えましょう。

夏に使用するすだれは風通しも良く、湿気を籠らせないので涼しさを感じることができます。加えてラティスフェンスにすだれを合わせることで、目隠しとしての効果を数倍に高めることができるでしょう。すだれはホームセンターでも購入できますが、サイズの小さい物は100均で購入可能です。

日光を多少遮断することができるすだれは、水草の過剰な増殖も抑えることになるので一石二鳥です。工夫の方法でさまざまな形にレイアウトすることも可能です。また安く目隠しをするためには重宝するでしょう。

100均で購入した植木鉢を吊るすことで、視界を遮る目隠しを作り出すことができます。ラティスフェンスや、スチールメッシュのフェンスなどと組み合わせると良いでしょう。引っかける場所があるフェンスであれば何でも合います。

植木を使って目隠しをすれば、殺風景なフェンスにも彩が加わり華やかな印象になります。工夫次第でLEDライトを取り付けたりと可能性は多くあります。

植物や果物を模したオブジェをふんだんに使用することで、一気に華やかで明るい印象のフェンスになります。全てを手作りすることもでき、作っている間も楽しめる目隠しアイデアです。季節などによって好きなようにアレンジすることもできます。

クリスマスやハロウィンなどのイベント毎に合わせたデザインにするのも、家族との楽しい時間を過ごせるのでおすすめです。

布は使い方次第で多様な方法で目隠しをできる大変有用なアイテムです。目隠ししたい場所によって、最適な方法で布を活用しましょう。

シェードネットはガーデニングなどで日光を遮るための、日傘のような役割を持っています。しかし使用する場所によっては、近隣住宅の二階部分などからの目隠しに大変有効的です。もちろん完全に布の向こう側が見えなくなる遮光ネットもあります。

基本的には視界を遮る程度のシェードネットで十分でしょう。それによって日差しの強すぎる日中でも、庭に出て日向ぼっこをすることができます。庭での可能性を広げてくれる大変便利な目隠しアイデアです。

自宅の敷地を囲むスチールメッシュのフェンスなどに取り付けることで、視界をほぼ完全にブロックすることができる大変優れた布です。シェードカーテンは高さや長さもさまざまなため、必要な場所にしっかりとその効果を与えられます。

完全に張り付けることで壁のような役割にもなりますが、カーテンのように巻取り式やスライド式にすることも可能です。その自由度の高さと、取り付けの容易さで大変人気があります。

シェードカーテンは使用したい場所に合わせたサイズで簡単に設置をすることができます。基礎となるフェンスなどが無くても、簡単な骨組みを組み立てれば短時間で設置が可能でしょう。注意しなくてはいけない点として、昼間は十分目隠しになりますが、夜は光のある側が丸見えになってしまいます。

雨ざらしになる場所に設置する場合は耐水性の高い製品を使用します。また簡単に設置ができる分強度があまり強くないので、強風で倒れたりしないように工夫をしましょう。

アイデア一つで個性的な目隠しを作ることができます。本記事で紹介した例を参考に、自分だけのオリジナル目隠しアイデアを考えましょう。