本記事では、自宅で簡単にできるテレワーク用の防音対策を解説しています。
【簡単な防音対策】
・カーテンを活用する
・カーペット・フロアマットを敷く
・パーテーションを置く
・戸当たりテープを貼る
【やや費用がかかる防音対策】
・吸音パネルを貼る
・吸音ボードを貼る
・吸音ブースを設置する
【自宅でも集中するテクニック】
・耳栓・イヤホンをする
・視界を制限する
・押し入れ・クローゼットを作業スペースにする
・通話会議用のマイクを工夫する
リフォームを頼む前に、自分でできる対策ばかりですので、ぜひご覧ください。
テレワークの防音対策1 カーテンで防音する
テレワークが始まったらまず見直したいのが、カーテンです。
カーテンは声が室内に響くのを抑えるので、部屋のカーテンを厚手にするだけでも外に響く音を減少させる効果も。
天井から吊り下げたり、ボードに貼り付けて作業机の周りを囲えば、家族の話声やピアノの音などをシャットアウトする効果も狙えます。
厚手のカーテンに交換するだけでもOKですが、防音カーテンを購入すればより防音効果◎ですよ。
ただ、防音カーテンは「電車・工事音・ドラム音」のような低音で振動がある音が苦手なことに注意！
「WEB会議の度に電車が通る」と困っている人には、吸音ブースなどがおすすめになります。
テレワークにおすすめのカーテン1 ■Hansleep 防音・遮光カーテン
シンプルなデザインと手ごろな値段が魅力のカーテンです。洗濯機で丸洗いできるので、小さなお子さんがいる家庭にもおすすめになります。
テレワークにおすすめのカーテン2 ■エムズ 断熱 防音 遮光 シールド仕切りカーテン
突っ張り棒で設置できる遮音カーテンです。扉がない部屋でも防音効果を期待できるのが嬉しいですね。
テレワークにおすすめのカーテン3 ■TRUSCO マグネット式目隠しカーテン
マグネットで棚や壁に設置できるカーテンです。扉に貼り付けるだけでも防音効果がありますよ。
テレワークの防音対策2 カーペット・フロアマットを敷く
フローリングの床は部屋の音が反響して大きく聞こえるもの。床になにか敷くだけで防音対策になります。
毛足が長いカーペットや、弾力のあるマットほど効果的です。
マンションの場合は、足音を吸収してくれるのも嬉しいです。
テレワークにおすすめのカーペット・フロアマット1 ■布団と寝具専門店カラーズ 極厚20mm ラグマット
厚手でよく音を吸収するカーペットです。表面がフランネル素材なので、オールシーズン快適に過ごせます。
テレワークにおすすめのカーペット・フロアマット2 ■タンスのゲン カーペット極厚25mm
厚手でも毛足が短いおかげで、掃除がしやすいカーペットです。小さ目のサイズを選べば、作業机の下に敷くのもおすすめです。
テレワークにおすすめのカーペット・フロアマット3 ■Sabotenn タイルカーペット ジョイントマット
カットして狭いスペースにも使えるマットです。吸着加工があるので、ズレ難いのも嬉しいですね。
テレワークにおすすめのカーペット・フロアマット4 ■BODY DESIGN EVAジョイント式フロアマット
防音＆衝撃吸収の効果が強いフロアマットです。ジョイント式なので組み合わせて使えます。
テレワークの防音対策3 パーテーションを置く
作業スペースの周りをパーテーションを囲むと、防音効果があります。
在宅ワークと関係ないものを見ないで済むので、集中もしやすくなるのもメリット。
スタンドタイプを置く場所がないなら、机に立てるタイプがおすすめです。
パーテーションにカーテンやクッションなどの吸音材を貼り付けると、さらに吸音効果がアップします。
【吸音材とは？】
ウレタンスポンジ・ポリエステル繊維・フェルト・グラスウールなど音を吸い込む素材のこと。
テレワークにおすすめのパーテーション1 ■キングジム パーソナルパーテーション
机に立てて使えるパーテーションです。簡単で防音効果があります。
テレワークにおすすめのパーテーション2 Humanité BYOBUノートA4ファイルサイズ
軽くて持ち運びやすいデスクパーテーションです。カフェやファミレスでも人の視線をシャットダウンできますよ。
テレワークにおすすめのパーテーション3 イトーキ ユビック パーテーション
硬質フェルトで吸音効果が狙えるパーテーションです。使わない時には畳んでおけるので、省スペースになります。
テレワークにおすすめのパーテーション4 ナカバヤシ パーテーション
プラスチック製のパーテーションです。厚手のカーテンや厚紙・吸音材を貼り付けると防音性がアップします。
テレワークの防音対策4 戸当たりテープを貼る
ドアや窓の隙間は、音が漏れたり入ってきたりするもの。戸当たりテープで隙間を埋めれば、それだけで防音対策になります。
その際、ウレタン製のテープはNG。すぐにボロボロになってしまいます。
100均にも、防音テープが売っているので、ぜひ探してみて下さい。
テレワークにおすすめの戸当たりテープ1 ■東京防音 防音すきまテープ
リーズナブルで使いやすいテープになります。厚3mmなので、わずかな隙間にもぴったりです。
テレワークにおすすめの戸当たりテープ2 ■YoTache 隙間テープ
ドアや窓に貼る戸当たりテープです。両面テープ形式なので、取り付けは簡単なのが嬉しいです。
テレワークにおすすめの戸当たりテープ3 ■3M スコッチ玄関ドア戸あたり波型テープ2本
中央から縦に避けるので、好きなサイズで使えるテープです。
テレワークの防音対策5 吸音パネル・ボード・ブース設置
防音パネル・ボードを壁に貼り付けたり、防音ブースを設置したりすると、高い防音効果があります。
ここでは、そのポイントを解説していきます。
吸音アイテムを設置する1 ■吸音パネル・ボードを設置する
防音パネルをパーテーションを貼り付けたり、ラブリコと木材を使って個室を作れば、簡易的な防音ルームになります。
壁に防音パネル・ボード・クッションを貼るだけでも効果的。
さらに防音効果をアップさせるためには「吸音」と書かれたアイテムと「遮音」と書かれたアイテムを組み合わせるのがおすすめです。
テレワークにおすすめの防音パネル系1 吸音ボード 硬質吸音 フェルトボード
ピンなどで貼り付ける防音ボードです。カッターで切れるので、どんなスペースにも使えます。
テレワークにおすすめの防音パネル系2 タンスのゲン 吸音パネル
クッションタイプの防音シートです。遮音シートと組み合わせると、より効果的になります。
テレワークにおすすめの防音パネル系3 大建工業 遮音シート
吸音パネル・ボードの下地として使う遮音シートです。壁やパーテーションに貼り付けて使えます。
吸音アイテムを設置する2 ■吸音ブースを設置する
予算と自宅のスペースに余裕があるなら、防音・吸音ブースなどの商品の購入がおすすめ。
在宅ワークが増えたことで、通販で買える吸音ブースが出てきています。
テレワークにおすすめの防音ブース1 松村アクア 防音ルーム 簡単組み立て かるーむ
段ボール紙やフェノールフォームで出来た軽い吸音ブースです。自分で組み立てていく形式で、比較的小さめになります。
テレワークにおすすめの防音ブース2 ピアリビング 防音ルームおてがるーむ
設計書を見て組み立てる防音ルームです。換気扇もあるので快適です。
テレワークにおすすめの防音ブース3 Bauhutte デスク用テント ぼっちてんと
テント型の防音室です。箱型よりは軽く扱いやすいのがメリットですね。
自分でできるテレワーク対策 テレワークで集中しやすい環境の作り方
自宅でのテレワークは、部屋に防音対策できるのが一番です。
しかし、それより簡単なのは自分が「周囲の音・ものを見えない状態にする」こと。防音室を作るより手軽で安価なのも嬉しいですね。
ここでは、その方法を解説していきます。
テレワークで集中するテクニック1 ■耳栓・イヤホンをする
ノイズキャンセルイヤホン・ヘッドホンを使えば、生活音を気にせずに在宅ワークができます。
耳栓やイヤーマフを使うのもおすすめです。
テレワークにおすすめのイヤホン類1 abra 完全ワイヤレスイヤホン アクティブノイズキャンセリング Elite
ワンタッチでノイズキャンセルモード・周囲の音が聞こえるモードを切り替えられるイヤホンです。やや高価ですが、品質は確かですよ。
テレワークにおすすめのイヤホン類2 ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン
ソニー独自のノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンです。ヘッドホンをつけたまま会話できる機能もあります。
テレワークにおすすめのイヤホン類3 MOLDEX 使い捨て耳栓
おしゃれで遮音効果が高い耳栓です。お試しサイズなので、一度買って性能を試せるのが嬉しいですね。
テレワークにおすすめのイヤホン類4 3M PELTOR イヤーマフ X1A 国内正規品
工場の騒音対策にも使われるイヤーマフです。快適性・耐久性・デザイン性すべてにこだわっています。
テレワークで集中するテクニック2 ■視界を制限する
自宅での仕事に集中するためには、仕事と関係のないものを見ないのが一番。
パーテーションを立てたり、本棚を目隠しに利用したり、仕事に関係ないものを目に入れないようにしましょう。
壁に向いて作業机を置けば、集中しやすいです。
部屋のコーナーは視界が制限されやすいので、おすすめですよ。
テレワークで集中するテクニック3 ■車内で作業する
自宅での作業で集中できないのであれば、社内で仕事をするのもおすすめ。
車載テーブルがあれば、自分だけの空間で作業ができます。
テレワークにおすすめの車内テーブル1 サンワダイレクト 車載テーブル 3型ノートPC対応
ハンドルで角度を調整できる車内テーブルです。小型で扱いやすいのが嬉しいですね。
テレワークにおすすめの車内テーブル2 BEESUM ノートパソコンスタンド
好みの角度で作業ができる車内テーブルです。滑り止めがあるので、パソコンを斜めにも設置できます。
テレワークで集中するテクニック4 ■押し入れ・クローゼットをDIYする
押し入れやクローゼットをDIYすれば、簡単に作業スペースを作れます。
押し入れを机に改造すると、四隅が壁で埋まっているので集中しやすいです。扉を撤去して、椅子を置くだけで簡単に作業スペースになりますよ。
クローゼットは中の板を机にしたり、机を設置したりすれば作業スペースが完成。扉をつけたままにしておけば、視界を遮る効果もあります。
テレワークで集中するテクニック5 通話会議用のマイクを工夫する
WEB会議の多いテレワークであれば、マイク選びが大切。
マイクの性能次第では、生活音が入り込むのを防げます。
ノイズキャンセル機能があり、単一指向性（自分の声だけを拾う）と書いてあるマイクを選びましょう。
WEB会議におすすめのマイク1 Poly Blackwire C3220
自動集音レベル調整・自動ノイズ・エコー除去クロストーク対応と周辺のノイズを消すのに特化したヘッドセットです。口コミでの評価も高く、おすすめですよ。
WEB会議におすすめのマイク2 Razer Seiren Mini コンデンサーマイク
高性能な単一指向性マイクです。コンパクトなので自宅でも使いやすいのがメリットですよ。
