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ベッド引越解体のコツ5つ!6サイズ別相場料金一覧付。4つの処分方法も!

ベッド引越解体のコツ5つ!6サイズ別相場料金一覧付。4つの処分方法も!

近年では、ベッドの利用者は年々増加傾向にあります。ベッドの引越しは、その大きさや重さ故に、ただ単に搬出して搬入すればよいといった簡単なものではありません。ベッドの引越しの手順や注意点、引越しにかかる費用などについてまとめていきます。


目次

近年ではベッドの利用者が年々増加し、世帯別普及率は全国で約6割を超える時代となりました。日本の寝室が様変わりしていることも普及の要因のひとつとしてあげられ、さらなる快適な睡眠を求めて、ベッドはわたしたちの生活に欠かせない家具のひとつとなりつつあります。

ベッドは家具の中でも1位、2位を争うほどの大型家具。そんなベッドの引越しは、その大きさや重さ故に、ただ単に搬出して搬入すれば良いといった簡単なものではありません。ベッドの引越しの手順や注意点、引越しにかかる費用などについてまとめていきます。

ベッドの解体と組み立てのコツ5つ

難しそうに見えるベッドの解体、組み立て作業ですが、スムーズに行うためのちょっとしたコツがあります。これらのコツを知っておくことで、ベッドの解体、組み立て作業を自信を持って行うことができるでしょう。

ベッドを解体、組み立てをする際のコツをマスターしてみましょう。

①ベッドを無理やり解体しない

ベッドの解体を行っていると、錆びてしまってどうしても外れないネジや、強力にくっついていて外れない接合部分などがある場合があります。ムキになって無理やり外したくなる気持ちもわかりますが、実はこれらは無理やり外さなくてOK。

ベッドの解体は、ベッドを運搬するトラックにおさまる程度に行えば良いのです。逆に無理やり解体してしまうことで、ベッドの破損につながったり、組み立てがうまくいかなくなってしまったりすることもあります。もしうまく外れない箇所があった場合は、トラックに載るのであればそのまま運んでしまいましょう。

②ベッドの部品の紛失に注意する

ベッドの解体をしていると出てくる小さな部品は、もちろんベッドを組み立てるときに必要になる大切なものです。収納しておくケースや袋を事前に準備し、出てきたらすぐに入れていきましょう。解体作業に夢中になって「あとでしまおう」なんて考えていると、気がついたときには紛失してしまっていることもあります。

ここで部品を紛失してしまっては、ベッドが正しく組み立てられなくなってしまい、最悪の場合ベッドの買い替えが必要になってしまうこともあります。そんなことになってしまっては、あらゆる努力が水の泡。細かい部品の管理にはくれぐれも注意し、わかりやすくまとめておくようにしてくださいね。

③ベッドフレームは曲がらないよう取り扱い注意

ベッドを解体・組み立て作業を行うときに意外と見落としがちなのが、ベッドフレームの取り扱い方法。ベッドフレームはほとんどの場合が固く頑丈に見えますので、特別な注意を払わず、ついうっかり乱暴に扱ってしまうことさえあるでしょう。

しかし、ベッドフレームがゆがんだり曲がったりしてしまうと、組み立てたときにバランスが崩れ、不快な「きしみ音」の原因となってしまいます。寝返りを打つたびにきしみ音が鳴ってしまっては、気になって安眠できませんよね。ベッド本体の劣化の原因にもつながりますので、ベッドフレームの取り扱いは慎重に行いましょう。

④ベッドは重いので搬出・搬入作業は2人以上で

ベッドは家具の中でも1位、2位を争うほどサイズが大きく、ひとりで運ぶことは困難とされている家具のひとつです。もし「わたしは力持ちです!」という方がひとりで運ぶことができたとしても、どこにもぶつけることなく安全に運び出しや運び込みが可能なのか、疑わしいところです。

前述にもある通り、ベッドフレームに衝撃をあたえてしまうと、きしみ音の原因となります。また、賃貸物件の場合は、ぶつけて床や壁にキズをつけてしまうと、敷金の返金額にも影響します。搬出・搬入作業を行う際はできるだけ2人で行うのがおすすめ。お互いに声を掛け合い、床や壁にぶつけないように注意をしながら運び出すと良いでしょう。

⑤ベッドを解体・組み立てる時は広いスペースを確保して

解体や組み立て作業を行うとき、狭いスペースで作業を行ったり、周りにものがごちゃごちゃに置いてあったりすると、作業が行いづらい上、細かい部品を紛失しやすくなってしまいます。また、工具や部品を踏んづけてしまって、怪我につながる恐れもあるでしょう。さらに組み立ての際は、部材を部分ごとにまとめて並べておくことで作業をスムーズに進めることができます。

解体・組み立て時はベッドの完成サイズよりも広めのスペースを確保してから作業をスタートさせるようにしましょう。

ベッドの解体で出た引越しゴミはどうする?

「ベッド枠は新居に持って行きたいけど、マットレスは買いかえたい」という方はベッドの解体時に大型ゴミが出ることに。自治体の粗大ゴミに間に合わない場合は不用品回収の業者にたのむ必要があります。しかしできるだけ安くすませたいのが本音ですよね。

「エコノバ」なら厳しい審査基準をクリアした信頼のおける専門業者を紹介してもらえます。きちんとした業者を簡単に探すことができるため、不用品回収業界での知名度もバツグンです。

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忙しい引越し準備の中、大型ゴミの処分はついつい後回しになりがち。しかし最初に大型の不用品を処分すれば荷物が少なくなり結果的に引越し料金が安くなる可能性もありますよ。

無料見積り後は対応業者から連絡がくるので細かい内容を相談しましょう。「連絡がたくさん来てわずらわしい」と思うかもしれませんが口コミでは「”ほかの業者では〇円の見積もりだった”と伝えることでより安く依頼できた」という経験をお持ちの方もいます。

どうしても有料となる不用品回収なので、賢くお安く利用するためにはめんどくさがらず相談することが重要です。

今すぐに不用品回収の業者だけでも決めて、手早く引越し準備を終わらせましょう。

ベッドの引越し料金は?6つのタイプ別相場料金一覧

ベッドのみの引越しを業者に依頼した場合料金がどのくらいかかるのか、ベッドの引越し料金の相場についてみていきましょう。ひと言に「ベッド」と言っても、その大きさはさまざま。ベッドはその大きさによって引越しにかかる料金も変動します。

・ベッドの引越し相場料金一覧

ベッドの引越 料金相場
シングルベッド 5,000円から1万円
セミダブルベッド 1万円から1万5,000円
ダブルベッド 1万円から2万円
キングサイズ
クイーンサイズ
2万円以上
クレーン車使用 2万円~3万円追加

①シングルベッドの引越しの場合

配置スペースも小さく、6畳以下のお部屋やひとり部屋などにおすすめなシングルベッド。幅は97cmのひとり用のベッドサイズですが、2台並べればキングサイズよりも広いワイドキングサイズに。使いやすく人気の高いベッドサイズです。

シングルベッドの引越し料金の相場は、5,000円〜10,000円ほど。サイズが小さめですので、解体をすることで大抵のお部屋で問題なく搬出・搬入が可能です。

②セミダブルベッドの引越しの場合

シングルベッドでは少し窮屈に感じる方におすすめなのが、セミダブルベッド。「ダブル」という言葉が付いているため2人用と勘違いしてしまいがちですが、正確にはひとり用として使うベッドサイズです。幅は120cmとシングルベッドよりもやや広めですが、大きすぎるというほどでもなく、比較的お部屋を広く使うことができます。

セミダブルベッドの引越し料金の相場は、10,000円~15,000円ほど。シングルサイズよりは大きいもののまだコンパクトなサイズですので、搬出・搬入作業も問題なく行えるでしょう。

③ダブルベッドの引越しの場合

幅140cmのダブルベッド。2人用として使用することもできますが、2人で寝るにはやや狭めと感じるかもしれません。ひとりで贅沢に使えば大の字で眠るのも可能なゆったりサイズです。

ダブルベッドの引越し料金の相場は、10,000円〜20,000円ほど。ダブルベッドは一般的なサイズで夫婦の寝室に置かれていることも多く、分解・組み立てができるように設計されているものが多いため、搬出・搬入作業も比較的問題なく行うことができます。

④ダブルベッド以上のキングサイズ、クイーンサイズの引越しの場合

ダブルベッドのサイズを超えるクイーンサイズやキングサイズなどのベッドでは、特殊な作業を要する場合もあります。というのも、ダブルベッドのサイズを超えるベッドでは、解体をしたところで廊下やエレベーターなどを通過できないこともしばしば起こりうることだからです。その場合、クレーン車を使用して搬出・搬入作業を行うことになります。

ダブルベッドのサイズを超えるクイーンサイズやキングサイズなどのベッドの引越し料金の相場は、20,000円以上。クレーン車を使用する場合は、そこに追加料金が上乗せになります。

⑤ベッドの引越しでクレーン車を使用する場合

ベッドの引越しをするとき、通常の搬出・搬入作業が困難でクレーン車を使用する場合、追加で料金が発生します。クレーン車を使用する場合の料金相場は、20,000円〜30,000円ほどになることが多いでしょう。

⑥ベッドの引越しで解体・組み立て料金が追加になることも

業者によって異なりますが、上にあげた金額にさらにベッドの解体・組み立て作業の料金が上乗せになる場合もあります。料金に解体や組み立て作業が含まれているのか、事前にきちんと確認しておきましょう。

ベッドの引越し手順11ステップ

ベッドの引越しはその大きさや重さから、迷うことなくプロにおまかせするという方が多いのではないでしょうか。確かに、ベッドはほとんどの場合がそのままのサイズで運ぶことはできませんので、一度解体して運び出す必要があります。しかし、自分で行うことが全く不可能かというと、そういうわけでもありません。

まず最初に、ベッドの引越しを自分で行う場合の手順についてみていきましょう。

①ベッドが解体可能なものか確認

まず、引越しをしたいベッドが解体できるものかどうかを確認しましょう。ほとんどのベッドが解体できるようになっていますが、ウォーターベッドやダブル・キングサイズのベッド、電動ベッドなど、まれに解体できないベッドもありますので、注意が必要です。

また、ベッドの中にはプロにお願いをしないと解体が難しいものもあります。少しのゆがみなどが原因でギシギシときしみ音が鳴るようになったりと、その大きな図体からは想像できないほどデリケートなベッド。自分で解体するのが困難と感じたらプロにお願いしておいた方が無難かもしれません。

②ベッドの寸法を採寸する

ベッドが解体できることが確認できたら、寸法を採寸してみましょう。ベッドは解体したら新居へと空間移動をしてくれるわけではもちろんありませんよね。当然、搬出・搬入作業が必要になります。

ベッドのサイズが廊下や玄関、エレベーターなどを通れるかどうか…寸法採寸の作業を怠ってしまうと、引越し当日にベッドのサイズが大き過ぎて運び出せない(または運び込めない)いった事態に陥ることがあるのです。当日慌ててしまわないためにもベッドのサイズはきちんと採寸し、搬入・搬出経路を通過できるかどうかしっかりと確認しておきましょう。

③ベッドの部品用にフタの閉まるケースや袋を準備する

ベッドを解体して出てきた細かな部品を紛失してしまわないために用意しておきたいのが、フタがしっかりと閉まるケースや袋です。ケースや袋に紛失の恐れがある細かい部品をきちんとまとめておくことで部品を失くす心配がなく、組み立て作業もスムーズに行うことができます。

細かな部品を収納するには、ジップロックのようなファスナー付きのプラスチックバッグや、フタがしっかり閉まって簡単に開いてしまわない小物入れのようなものが好ましいでしょう。

④ベッドを分解するための工具を準備する

ベッドの解体に必要な工具もしっかりと準備しておきましょう。ベッドの解体には、まれに海外のベッドなどで特殊な工具が必要な場合もありますが、ドライバーや六角レンチがあれば基本的にはOKです。

⑤ベッドを解体する前に、完成形と細部を撮影しておく

ベッドの解体に取り掛かる前に、解体してもきちんと元に戻せるようにベッドの完成形を撮影しておきましょう。

ベッドの取扱説明書がない場合は、細かい部分まで念入りに撮影を。ベッドの全体像を撮影するだけでなく、部品の接合部分についても細かく撮影しておくと良いでしょう。ベッドの完成形を細部まで、そしてさまざまな角度から写真に収めておくことで、組み立てるときに何と何をどのように接合すべきかわかりやすくなり、大変役に立ちます。

⑥ベッドを解体する

さて、下準備が済んだらいよいよベッドを解体しましょう。

まず、マットレスを外したらマットレスの下敷きを外します。下敷きを外すと、真ん中あたりに細い金属の棒(太い針金のようなもの)が入っていますので、これも持ち上げて外します。ベッドフェンスが付いているベッドの場合は、ベッドフェンスの解体もしてください。あとは、ベッドフレームを解体して完了です。マットレスは解体できませんので、そのまま運搬します。

⑦ベッドの細かい部品をまとめておく

ベッドの解体を行うと、小さな部品がたくさん出てきます。これらの部品がひとつでもなくなってしまうと、ベッドを正しく組み立てることができなくなってしまいます。特に気をつけたいのが、ベッドとベッドをつないでいる木やダボ金具。これらの部品は特に細かいため、紛失しないように注意が必要です。

細かい部品をまとめる際は、あらかじめ準備しておいたフタの閉まるケースや袋に収納し、こぼれないようにしっかりとフタを閉めましょう。組み立ての際に分かりやすいように部品ごとにまとめてみたり、使用するパーツごとにまとめてみたりと工夫してみると良いでしょう。紛失防止のために粘着テープを利用してベッドのフレームに貼り付けておくといった方法もありますよ。

⑧ベッドを家から搬出する

さて、ベッドの解体作業が完了したらいよいよ搬出します。ベッドを運搬する際は、ベッドを運ぶ経路となる床や壁にキズがつかないよう、毛布などを使用してしっかりと養生しておきましょう。搬出作業は2人で行うのがおすすめ。前後左右をしっかりと確認しながら、壁や床にぶつからないように注意して搬出しましょう。

ベッドフレームを乱暴に扱ってしまうとゆがんだり曲がったりしてしまい、組み立て時に影響が出てしまいます。取り扱いには十分に注意して運び出しましょう。

⑨ベッドを引越し用の車に固定して運搬する

搬出が無事に済みましたら、今度は車に載せて運搬しましょう。車の中ではロープなどを使ってしっかりと固定しておかないと、車の揺れや振動でガタガタと動いてしまい、ゆがみや曲がり、破損の原因となります。運搬する車が軽トラックの場合は荷台にあるフックを利用すると良いでしょう。ワゴン車などで運搬する場合は、後部座席などを上手に利用して固定しましょう。

⑩ベッドを引越し先の家に搬入する

新居に到着したら、ベッドの搬入作業を行います。搬出時と同様、ベッドを運搬する経路となる床や壁にキズがつかないよう、毛布などを使用してしっかりと養生しながら運び込みましょう。

⑪撮影したベッド写真を見ながら組み立てる

搬入作業が完了したら、今度はベッドの組み立て作業を開始します。取扱説明書や撮影しておいたベッドの完成形を良く確認しながら、慎重に組み立てていきましょう。緩みやゆがみ、ネジの取り付け忘れがないかなどをしっかりと確認しながら慎重に組み立ててくださいね。

ベッドは一度組み立ててしまうと移動するのが大変困難です。場合によっては、再度解体・組み立て作業が必要になってしまうこともあるでしょう。ベッドの組み立てる際は、そのベッドを配置する部屋で必ず行いましょう。

ベッドを解体せずに引っ越せるか3ポイントで考える

ベッドの引越しには解体が必要ということを理解したところで、今度はベッドの解体をせずに引越しを行うことは可能なのかどうかについてみていきましょう。

ベッドの引越しは、状況によっては解体をしないで運ぶことが可能なケースもあります。ベッドを解体しないで引越しをする場合の方法についてまとめていきます。

①ベッドを解体せずそのまま運んで引越し

やはりベッドは解体して引越しをするのが一般的。しかし、玄関や廊下、マンションの共用部分を通過できるような小さいサイズのベッドや折りたたみ式のベッド、ソファベッドであれば、解体をせずに引越しをすることが可能です。

シングルサイズ以上のベッドであれば、玄関や廊下をそのままの状態では通過できないことがほとんどですので、解体が必要となることがほとんどでしょう。

②ベッドを窓やバルコニーから運んで引越し

シングルサイズ以上のベッドで、そもそも解体ができない構造のベッドがあります。もしくは、解体は可能でも、組み立てが難しい構造のベッドもあります。さらに、解体・組み立てはできても、玄関や廊下、マンションの共用部分を通過できないケースもあります。いずれも特殊なケースではありますが、これらのケースではベッドの解体をせず、そのままの状態で窓やバルコニーなどから搬出・搬入作業を行います。

③ベッドをクレーン車を利用して運んで引越し

上記の特殊なケースで窓やバルコニーから搬出・搬入作業を行う際、2階以上の場合はクレーン車を利用して運ぶケースもあります。高層階からの搬出や搬入も、クレーン車を利用すればどうにか対応できるでしょう。

ただし、クレーン車は周辺の道路が狭かったり、窓の近くにクレーン車を駐車できなかったりすると利用できません。そうなるといよいよベッドの引越しをあきらめるしか選択肢がなくなってしまうわけです。

ベッド引越しの注意点6つ

次に、ベッドを引越しする際の注意点についてまとめていきます。これらの注意点をしっかりと確認し、あなたのベッドの引越しに適切な方法をさがしてみましょう。

①引越し業者がベッドの解体・組み立てをしてくれない場合も

解体ができる仕様のベッドであればどんなベッドでも引越し業者が解体・組み立て対応してくれるかと言うと、そういうわけではありません。解体中に破損してしまう恐れがあるベッド(木ネジを使っているベッドなど)は、引越し業者が解体・組み立てに対応してくれないことがあります。

引越し業者に解体を断られたベッドは、自分で解体しておけば荷物として運搬してもらうことができます。引越し前日までにしっかりと解体作業を済ませておきましょう。引越し業者に解体を断られたベッドはもちろん組み立てもしてもらえませんので、新居についたら自分で組み立てをする必要があります。

②引越しの金額が跳ね上がる特殊なベッド

ベッドの引越し料金はそのサイズによって変動すると前に述べましたが、そのほか、ベッドの特殊性によっても引越し料金が変動します。

引越しの金額が跳ね上がるベッドとしてあげられるのが、電動ベッド、医療用ベッド、 システムベッドなどの特殊なベッド。これらのベッドは解体や組み立てが複雑で、取扱説明書がないと引越し業者の方でも対応が難しいこともあります。また、重量も80kg~100kgと重たく、取り扱いが難しいため、引越しにかかる費用が高額になる傾向があります。

ほかに、ウォーターベッドも引越しの金額が跳ね上がる特殊なベッドとしてあげられます。ウォーターベッドはそのままの状態では重量が200kg以上と重過ぎますので、運ぶことができません。運ぶには移動前の水抜き作業や組み立て時の注水作業、水温調節など特殊な作業が必要になります。このため、通常のベッドと比較して引越し料金が跳ね上がってしまうのです。

③引越単身パックでベッドの運搬を行う場合

単身パックでは、荷物の運搬にコンテナボックス(カゴ状の台車)が使われます。このカゴ車には100×100×170cm程度のもので、折りたたむことができないベッドのマットレスはまず入らないと考えた方が良いでしょう。ベッドの他にも荷物があれば、解体したベッドのフレームさえも入り切りません。解体できるベッドでも、一辺の長さがコンテナボックスを超える場合も単身パックで運ぶことはできません。

つまり、単身パックを利用する場合、ほとんどのケースで宅配便を別途依頼してベッドを運ぶことになりますので、追加料金が発生することになります。ちなみにベッドを宅配便を利用して配送する場合の料金は、シングルサイズのベッドで15,000円前後。単身パックの料金に宅配便の追加料金をかけてベッドの引越しをするよりも、トラックなどの車両をチャーターしてベッドの引越しをした方がお得になるでしょう。

④ベッドを買い替えた方が持っていくより安い場合も

サイズが大きくてなにかと大変なベッドの引越しですが、新しいベッドを買い替えてしまった方がお得な場合もあります。その例が、単身パックを利用して引越しをするときです。

単身パックを利用する場合、ほとんどの場合がベッドは別途宅配便で配送することになります。ちなみに、シングルベッドの宅配料金は15,000円前後。あまり高額ではないベッドを使用している場合は、今あるベッドをいっそ処分して新しく買い換えてしまったほうが費用が抑えられることがあるのです。

⑤解体ができても組み立てが難しいベッドも

ベッドの中には、解体ができても組み立てができないものもあります。たとえば、ネジが木ネジの場合などがそれにあたります。木ネジは一度解体してしまうとネジ穴が大きくなってしまい、締め付けが悪くなってしまうため再度組み立てることが難しくなってしまうのです。

ベッドの再組み立てが難しいと判断された場合、引越し業者に解体・組み立て作業の対応をしてもらうことができないケースがあります。たとえば、人気の高いIKEAのベッドは一度解体してしまうと再度組み立てるのが難しいと言われており、引越し業者に解体・組み立てを断られてしまうことがあるため注意が必要です。

⑥ベッドの解体・組み立てを自分で行うとかなり時間がかかる!

ベッドの解体・組み立て作業を自分で行う場合、かなりの時間がかかることを覚悟しておきましょう。プロにお願いした場合は、一般的なベッドであれば10分~20分で済む作業ですが、不慣れなわたしたちはそんなにスムーズに作業が行えないと考えた方が良さそうです。

引越し作業はただでさえバタバタしていて忙しいものです。自分でベッドの解体・組み立てを行う場合は、時間に余裕を持って計画的に作業にあたるようにしてくださいね。

ベッドの処分方法4つとは?

ベッドを処分する方法は以下の4タイプ。
①自治体で処分する
②購入したお店へ回収を依頼する
③粗大ゴミ処分業者に依頼する
④ベッドをリサイクルショップへ売却する

それぞれの処分方法を詳しく解説します。

①自治体でベッドを処分する
ベッドを自治体で処分してもらう場合、処分にかかる費用は一番安く済むでしょう。自治体で処分をする場合は、まず自治体へ連絡をし、粗大ゴミシールを購入する方法で処分を行います。その際、ベッドの分解や粗大ゴミ集積所までの運び出しは自分で行う必要がありますので注意が必要です。どうしても自分で運び出しができない場合は自治体へ相談してみましょう。また、回収日が決まっていますので、急な引越しなどでベッドの処分をしたい場合は利用しにくいでしょう。

②ベッドを購入したお店へ回収を依頼する
お店に寄りますが、ベッドを購入したお店で、下取りを条件としてベッドの回収サービスを行っている場合もあります。新しいベッドの購入予定がある場合は、一度確認しておくとお得にベッドの処分ができるでしょう。

③ベッドの処分を粗大ゴミ処分業者に依頼する
自分で運び出しが困難だったり、すぐにでも処分をしたいという場合は、粗大ゴミ処分業者に依頼をする方法がおすすめです。粗大ゴミ処分業者であれば、即日の回収に対応してもらえる業者もありますし、プロの手を借りてベッドの分解から運び出しまですべての作業をおまかせすることができます。

また、ベッド以外にも回収してもらいたい不用品があればあわせてお願いすることもできる点もメリットでしょう。急な引越しの場合なんかはとても便利な処分方法と言うことができますが、ベッドの処分にかかる費用は自治体に処分をしてもらう場合と比較すると高くなります。

④ベッドをリサイクルショップへ売る
ベッドは中古品としての需要が少ないため、リサイクルショップで買い取ってもらいにくい品目のひとつです。しかし、もしお使いのベッドの状態がかなり良かったり、有名ブランドのものだったりする場合は運が良ければ買い取ってもらうことができるでしょう。

ベッドの処分にかかる費用4タイプ

次に、ベッドの処分にかかる費用についてまとめていきます。処分と引越し、どちらの方が安く済むかについてはケースバイケースですので、下記にあげる費用を参考に、どちらの方がお得かよく検討してみてくださいね。

①自治体で処分する場合の費用
自治体でベッドの処分を依頼した場合、その処分にかかる費用は自治体にもよりますが、マットレスまで含めて1,000円~3,000円程度で処分をしてもらえるようです。ベッドの種類や大きさによって金額が異なりますので、各自治体のホームページなどで確認してみましょう。

②購入したお店へ回収を依頼した場合の費用
ベッドを購入したお店で回収サービスを用意している場合、下取りを条件として3,000円程度で処分をしてもらえることが多いようです。回収サービスを行ってくれるお店の中には、無料で処分をしてくれるお店もあるようですので、確認してみましょう。

③粗大ゴミ処分業者に依頼した場合の費用
粗大ゴミ処分業者に依頼した場合、業者によって料金は異なりますが、シングルベッドで8,000円、ダブルベッドだと10,000円程度で回収をしてもらうことができるでしょう。ただし、業者によって料金はかなりばらつきがありますので、事前によく確認しておきましょう。

④ベッドをリサイクルショップへ売った場合の費用
リサイクルショップでベッドを買い取ってもらう場合は処分にかかる費用は無料です。ただし、リサイクルショップまでの交通費や、出張買取をお願いした場合の出張料金などが発生する可能性がありますので注意が必要です。

まとめ

引越しの荷物の中でもかなり大きな部類にはいるベッドの引越しは、ほかの荷物と比べて簡単に運べるものではありません。解体や組み立て作業が必要だったり、場合によってはクレーン車による搬出・搬入作業が必要になったりする場合もあります。

ベッドの引越しの手順や注意点についてしっかりと理解し、あなたのベッドに合った一番お得で確実な引越し方法を見つけてみてくださいね。

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