11種類のベッドを処分する5つの方法

使わなくなったベッドを捨てたくても、普通ゴミではないのでどうすれば良いか悩みますよね。次のベッドが何日までに来ると決まっていたら、急いで処分しなくては家の中に新しいベッドが入らなくなってしまいます。また、引っ越しの前に捨てたい場合も、引っ越しの日までに処分しなくてはいけません。

ベッドの処分方法として最初に思いつくのが、自治体の粗大ごみとして出す方法です。自治体に出す場合は有料になりますが、実はそれ以外にもいくつか選択肢があるのです。場合によっては、今まで使っていたベッドがお金になるかもしれません。
お金にならないまでも、処分する料金がかからないケースもあります。

ここでは、ベッドの処分方法にはどのような方法があるのか、そしてベッドのタイプ別処分方法を解説していきます。

目次

ベッドを処分する方法は大きく5つ

いずれにせよ、今日捨てたいので明日すぐに処分できるというわけではありません。捨てる計画を立ててから、新しいベッドを購入するようにしましょう。家の中に新しいベッドと古いベッドが2台あると、かなり場所をとります。家によっては、入り切らないかもしれません。

1 行政の粗大ごみに出す

行政が指定する方法で粗大ごみに出す場合は、出せる日が決まっています。燃やせるゴミのように毎週何曜日というようには、頻繁には回収に来てくれません。自治体によっては電話やインターネットで予約するところもあります。

1 回収料金を調べよう

自分が住んでいる自治体で、ベッドを捨てる場合はどのようにしたら良いのか調べてみましょう。
例えば、東京都八王子市の場合です。

東京都八王子市のベッド回収料金

 ベッドの種類  値段
 シングルベッド(ベッドマットは別)  1,000円
 セミダブルベッド(ベッドマットは別)  1,000円
 ベッドマット(スプリング有り) シングル  500円
 ベッドマット(スプリング有り) セミダブル  500円
 ベッドマット(スプリング有り) ダブル  1,000円
 ベッドマット (スプリングなし)  200円

八王子市はこのような料金になっています。その他の自治体も見てみましょう。

横浜市のベッド回収料金

 ベッドの種類  値段
 ベッド 枠(ベッドマットは別)  1,000円
 ベッドマット (スプリング有り)  2,200円
 ベッドマット (スプリングなし)  1,000円

横浜市はこのようになっていて、シングルベッドでもダブルベッドでも料金は変わりません。しかし、八王子よりもベッドマットを捨てる場合は割高となっています。

大阪市のベッド回収料金

 ベッドの種類  値段
 ベッド 枠(ベッドマットは別)  1,000円
 ベッドマット(スプリング有り) シングル  700円
 ベッドマット(スプリング有り) セミダブル  1,000円
 ベッドマット(スプリング有り) ダブル  1,000円

大阪市の場合はこのようになっています。

このように自治体により料金は細かく異なります。お住いの地域では、いくらかかるのか調べてみましょう。

2 家の外に出す方法を考えよう

粗大ごみの料金がわかったら、次は家の外に自力で出す方法を考えましょう。
自治体が指定する業者の場合、家の中には入ってきてくれないからです。
多くの場合、家の外、玄関横まで出す必要があります。
また、マンションの場合はマンション横の道路まで出さなくてはいけないケースもあります。

自分が住んでいる自治体が、どのようにしてベッドを回収してくれるのか、清掃もしくはごみ処理担当部署で検索してみましょう。ホームページに書かれていない場合は、電話で直接問い合わせてみましょう。

ただし、家の中に家族が65歳以上の高齢者しかいない場合や、健康状態が思わしくなくてベッドをとても移動できないという場合は、自治体の担当部署と相談してください。

2 ベッドを買い換えた際に販売店に引き取ってもらう

自治体で処分するよりも手軽なのが、新しくベッドを買う時に業者に引き取ってもらう方法です。
料金が無料の場合もありますし、有料の場合もあります。
この場合は、新しくベッドを買った場合のみが対象で、回収だけはしてくれません。
店頭でベッドを購入する場合も、インターネット通販で購入する場合も、古いベッドを引き取ってくれないか、もし引き取ってくれるとしたら値段はいくらなのかを調べてみましょう。

3 ごみ処理場に持ち込む

自治体のゴミ処理場に、自分で持って行って捨てる方法です。
自分の車にベッドを積んで、ごみ処理場に行ったら自力でベッドを降ろしてゴミ搬入ヤードまで捨てに行きます。

自分で持っていくのだから無料だと思いがちですが、この場合も料金がかかります。
自治体で回収するよりも安いケースと、横浜市のように自治体で回収するのと同額を徴収するケースがあります。
よく調べてから計画を立てたほうが良いでしょう。

東京都八王子市の場合、以下のような条件があります。
・10キロにつき350円かかる。
・月曜日から金曜日と、毎月第4日曜日に持ち込み可能。
・祝日が月曜日から金曜日の場合も持ち込み可能。
・年末年始は休み。
・午前8時30分から午後4時に受付ます。

横浜市の場合は、以下のような条件があります。
・事前に粗大ゴミ受付センター(ナビダイヤル:0570-200-530)に電話する。
・インターネットでも受け付けているので、月曜日は火曜日、祝日の翌日は電話がとても混み合うのでインターネットでの問い合わせがオススメ。
・予約せずに、ごみ処理センターに持ち込んでも捨てることができません。
・まず、市内4ヶ所の粗大ごみ自己搬入ヤード(鶴見、日野、長坂谷、神明台)のうち、どこに持参するか決めます。場所によって受付時間や曜日が異なるので注意してください。
・処理手数料は、市が回収する場合と同じ料金がかかります。

大阪市の場合は、以下のような条件があります。
・10キロにつき90円かかる。
・1m以上のものは破砕処理が必要になるので、住んでいる区ではなく、舞洲工場(電話:06-6463-4153)に問い合わせる必要がある。
・予約が多い場合は、希望する日に予約できない場合がある。

4 粗大ごみ処理業者や引越し業者に依頼する

自治体でベッドをゴミとして処分する場合は、予約した日や決められた日にしか出すことができません。すぐに引っ越さなくてはいけなかったり、次のベッドが来てしまうという場合もあるでしょう。
そのような時に役立つのが粗大ごみ処理業者や引越し業者です。

引越し業者の場合は、ベッドを家の外にまで自分で出す必要はありません。業者が家の中に入って、スタッフがベッドを搬出してくれます。回収してくれる日も、繁忙期でなければすぐに来てくれるケースもあります。土曜日や日曜日、祝日も回収してくれる業者がほとんどです。場合によっては夜も回収してくれるので、仕事が休めない時も頼むことができます。
ベッドの場合、粗大ごみ処理業者にお願いすると、平均して4000円から6000円かかります。

引越し業者の場合は、その業者で引っ越しをすることが条件です。引越し業者で、ベッドの回収だけは行っていませんので注意してください。例えば、クロネコヤマトのヤマトホームコンビニエンスでは、買ってから6年以内の家具であれば買い取ってくれます。買い取り料金は、引越し料金からマイナスしてもらえます。しかし、キズや汚れの程度によっては買い取りはしてくれないので注意してください。
日本通運や、ハート引越センターの場合は、買い取りはしてくれませんが不用品の引取は行ってくれます。引っ越す場所によっては対応できないこともありますし、サイズやデザインによっては料金がプラスされる場合もあります。

5 人に譲る

ベッドの処分に困った場合、人に譲るのも1つの方法です。

1 知人に譲る

単身赴任や大学卒業でベッドがいらなくなった場合、後輩に譲ってはどうでしょうか。
新しく来る後輩も、家具購入の予算が浮くので助かります。
会社や大学に相談してみましょう。

2 オークションに出す

最近は、パソコンでなくてもスマートフォンがあれば出品できるオークションも増えてきました。人気のブランドのベッドだったり、買ってまだ日にちが浅いものであれば、落札される可能性は大きいです。

オークションに出す場合は、運送方法をあらかじめ考えておく必要があります。
・落札者が家まで引き取りに来て良いか?
・運送まで出品者がしてくれるのかどうか?
・普通の宅配便では送れないので、いくら位料金がかかるのか?
このようなことを、前もって調べておかないと、落札者との間でトラブルの元になります。

オークションは、落札者がいないとベッドが家からなくならないのが難点です。

3 リサイクル業者に売る

最近は、家具の買取専門店で、ベッドを買い取りしてもらえるようになりました。リサイクル業者も、得意なものと不得意なものがあるので、ベッドを扱うのが得意な業者を探したほうが高く買い取ってくれます。特に買って日が浅いものや、ブランドもののベッドは業者によって値段がかなり変わります。
最低3社には見積もりをとって比較することをオススメします。

11種類のベッド別、おすすめの処分方法

1 脚つきマットレスベッド

一般的なベッドの形で、角に足がついていて床板があり、その上にマットレスを置くタイプのものです。ブランド品であったり、購入してまだ日が浅いもの、キズが無いものであれば、オークションに出品するのがおすすめです。オークションはリサイクル業者に売るよりも、高く売れます。

しかし、その分、どのようにして落札者に発送するか、発送するまでの梱包方法はどうするかなど、色々と自分で考えたり調べたりしなくてはいけません。また、落札者とのトラブルが無いように、キズや汚れは事前に説明書きに書いたり、写真に撮影したりして伝えておく必要があります。

2 パイプベッド

足の部分や底板の部分が、金属のパイプになっているベッドです。オークションに中古で出品すると、平均して1万円から数千円で落札されています。自治体の粗大ごみに出したり、回収業者にたのむと有料になってしまうので、少しでもお金にしたければオークションに出品するのがおすすめです。

3 すのこベッド

マットを置く部分にすのこが使われていて、通気性が良いベッドになっています。すのこ部分が、どれだけキレイに保たれているかがポイントになります。もし、すのこ部分がカビていたりすると、オークションに出してもあまり良い値段にはならないでしょう。
そういった場合は、リサイクル業者に買い取りの見積もりを取ったり、回収業者に引き取ってもらいましょう。

4 畳ベッド

畳素材を使用しているベッドです。すのこの上に畳が置かれているものが多く、畳の上で寝ているような安心感があります。畳がどの位新しいのかによって、価値が決まってきます。
まだ畳の香りがするくらい新しいものであれば、オークションやリサイクル業者でも数万円になるかもしれません。

長年使用しているのであれば、他のベッドと同じように回収業者に引き取ってもらいましょう。

5 折りたたみベッド

中央で折りたためるようになっているベッドで、パイプ素材やすのこ素材のものが多いです。家の中でも、折りたためばあまり場所をとらないので、オークションで売るのが良いでしょう。数千円から1万円程度で落札されるケースが多く見られます。

リサイクル業者の場合は、折り畳みベッドそのものがあまり高額な品ではないので、オークションのようにお金になるかどうかは品物の状態次第になります。

6 収納ベッド

ベッドの下の部分に、引き出しがついていて収納できるベッドです。オークションに出すと、平均して状態の良いものであれば2~3万円になります。部屋からどうやって出すのか、運送方法はどうするのかなど、出品前に考えなくてはいけないことはたくさんありますが、個人でオークションに出すのが一番お金になります。

7 リクライニングベッド

床の高さや背もたれの角度を調節できるベッドです。電動で動かせるものも多く、購入価格は高額なものも少なくありません。しばらく家の中に置いておけるのであれば、オークションに出してみましょう。数万円で落札されることもあります。自分でオークションに出すのが面倒な場合は、介護用品専門店に相談してみましょう。リクライニングベッドをレンタルしているショップの場合、引き取ってくれるかもしれません。

それ以外の方法では、リサイクル業者に買い取ってもらうか、回収業者に引き取ってもらうかします。リクライニングベッドは高い値段で購入していることが多いので、なるべくお金になる方法で処分したいですね。

8 ソファーベッド

大きなマット状になっているもので、ソファーになったり、ベッドになったりするものです。買って間もないソファーベッドであれば、オークションやリサイクル業者でも、良い値段になります。しかし、だいぶ年月が経っていたり、ソファーベッドの保証書や説明書もどこに行ったかわからないようであれば、リサイクル業者に引き取ってもらったほうが良いでしょう。

9 二段ベッド

上と下に二段に分かれたベッドです。兄弟姉妹のうち、どちらかが家から出るなどして不要になった場合は、当面は一人でもベッドは使用できます。その場合はすぐに処分しなくても良いので、オークションに出してみましょう。長年使用していた二段ベッドの場合は、値段がつきにくいかもしれませんが、自治体で処分すれば有料なので比較すれば少しはお金になります。

オークションに出す時は、1週間ごとに値下げをするのがコツです。2ヶ月しても売れなかったら、もう買い手は無いとあきらめて、リサイクル業者か回収業者に頼んだ方が良いかもしれません。

10 ロフトベッド

ベッドの下にタンスのような収納や、机があるタイプのベッドです。一人暮らしでよく利用されるものなので、単身赴任や大学卒業の場合は後輩に譲るのが良いでしょう。オークションでも出品されているのを見かけます。しかし、輸送料金が2万円以上4万円近くしてしまうので、なかなか落札者がいないのも事実です。

譲る人が見つからない場合は、リサイクル業者に売れるか問い合わせてみましょう。リサイクル業者も倉庫に限りがあるので、3月などの引越しシーズンには買い取ってもらえない場合があります。そのような時は回収業者もしくは、自治体に引き取ってもらいましょう。

11 ベビーベッド

生まれたばかりの赤ちゃんから、2歳くらいまでの子どもが使う小さなベッドです。これは一時期しか使用しないものなので、オークションでもかなり人気の高いカテゴリになります。ベビーベッドだけでなく、出産セットとしてチャイルドシートや乳母車、ベビーバスなどと一緒にしてオークションに出品している人もよく見られます。

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ベッド処分時の注意点

一生懸命ベッドを解体しても「有料」の場合も

粗大ごみの回収料金を支払いたくないので、自分で解体する、といった話をよく聞きます。しかし、本当に解体すれば安くなるのでしょうか?自治体によっては、バラバラに解体すれば普通ゴミで処分できる所もありますが、解体したとしても解体しない前と同じ粗大ごみ料金が必要な所もあります。

自分で壊してしまうと、リサイクル業者に販売することも、オークションで売ることもできなくなってしまいます。

回収料金のことも気になりますが、自治体にゴミとして出す以外の方法もチェックしてみましょう。ベッドの種類やブランドによっては、お金になる場合もあります。

ベッド処分業者まとめ

ベッドの処分業者は大きくわけて2タイプあります。
・買い取ってくれるリサイクル業者
・処分してくれる回収業者

もちろんお金になるほうが良いので、最初にリサイクル業者に問い合わせてみましょう。
電話で見積り依頼をする前に、以下を調べておきましょう。
・ベッドの大きさ(タテ、ヨコ、高サが何センチか)
・ベッドの枠やマットのメーカー
・何年前に購入したか
・明かりがついたり、電動の場合は正常に動くか
・引取希望日時
・家から出す時に誰か手伝える人がいるのか

また最低3社には見積もりを取りましょう。業者によって、値段にかなり開きがあるからです。もし買い取ってもらえない場合は、回収業者にお願いし、その場合も最低3社から見積もりを取ることをオススメします。

まとめ

ベッドの処分方法には、色々な種類があります。すぐに処分したいのか、まだ次のベッドが来るまで時間があるのかによっても選択方法が違ってきます。自分である程度手間をかけても、お金になるブランド品のベッドであれば、オークションが良いでしょう。

ベッドの買い取りや回収費用は、時期によってかなり開きがあります。引越しシーズンの3月前後は、ベッドを処分したい人が多いので、あまり高額は狙えません。それどころか、回収処分する時の代金もハイシーズンでは高くなります。

もしベッドの買い替えをするならば、引っ越しシーズンと重ならない時期がおすすめです。

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