跡を濁さないために!7つのポイントで解説する身辺整理

近年、「断捨離」や「ミニマリスト」、あるいは「終活」という言葉が流行している中で、身辺整理という作業に注目が集まっています。身辺整理は、ひと昔前のネガティブなイメージとは異なり、新しいスタートを切るための作業というポジティブなイメージが持たれるようになり、わたしたちにとって身近なものとなりつつあります。

身辺整理とひと言で言っても、整理すべきものは、所持品はもちろんのこと、財産や人間関係、最近ではデジタルなものまで様々です。それぞれの整理方法について理解し、身辺整理について正しい知識を身につけましょう。

目次

身辺整理とは

みなさんは身辺整理についてどのようなイメージを持っていますか? 自殺を考えているんじゃないかとか、何か問題を起こして責任をとるつもりなんじゃないかとか、ネガティブなイメージを持っている方も多いでしょう。

では、断捨離やミニマリストについてはどのようなイメージを持っていますか? こちらには、不要なものを断ち、人生をより良い快適なものにするために行うというポジティブなイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。

近年、断捨離やミニマリストのような、不要なものへの執着を捨てて快適に過ごすというライフスタイルが流行しています。そんな中、身辺整理についてネガティブなイメージを持つのはちょっと時代遅れかもしれません。最近では、断捨離やミニマリストのように、身辺整理についてもポジティブなイメージが持たれるようになってきているのです。近年における身辺整理について詳しく説明していきます。

1.身辺整理とは何か

近年における身辺整理とは、新しいスタートを迎えるために、後顧の憂いのないように身の回りの整理を行うことです。みなさんは「立つ鳥跡を濁さず」ということわざを知っていますよね。ご存知のとおり、立ち去る時はきれいに後始末をして立ち去るべきだという教えです。このことわざは決してネガティブな状況だけに用いるものではありません。新しい環境へ向かう時に前向きな意味として用いられることもたくさんあります。

身辺整理とはまさに、「立つ鳥跡を濁さず」ということわざがぴったりで、以前までのイメージのように何かを終わらせるために行う作業だけのことを指すのではなく、気持ちよく新しいスタートを切ることができるように、身の回りの煩わしいものや不要なものの整理をするという前向きな作業として用いられるようになったのです。

2.生前整理との違い

生前整理とは、自分にもしものことがあったときのために身の回りの整理をしておくことをです。一見ネガティブなイメージにも感じますが、こちらも近年における断捨離などの片づけブームによって興味を持つ人が増え、あまりネガティブなイメージを持たれることが少なくなってきました。

生前整理では、自分の死後、家族や周囲の人が困らないようにすることを目的としています。核家族化(夫婦と未婚の子供で成立する家族のこと)が一般的な家族形態となってきている現代の日本では大変注目を集め、最近では生前整理を専門とした業者も目立つようになってきました。

3.身辺整理の目的

身辺整理の目的は、ずばり新しい生活を快適に過ごすことです。今まで積み重ねてきた不要なものを一掃し、気持ちの良い状態で再スタートさせます。そうすることで、今後の生活で新たに必要なものを受け入れる余裕も生まれます。

また、快適な老後を過ごすために身辺整理を行う場合もあるでしょう。年老いてから身辺整理や生前整理を行うことは体力的にも精神的にもとても負担です。負担が少しでも軽いうちに身辺整理を行っておくことで老後に整理を行う負担が軽減し、安心して老後の生活を送ることができるでしょう。

4.身辺整理を行うべくタイミング

身辺整理を行うタイミングはあなたの自由です。人生のビッグイベントである、結婚や引越し、就職や退職などを転機として身辺整理を行うのも良いでしょう。また、気持ちが後ろ向きになってしまって前に進めない時なんかもおすすめです。身辺整理は過去をリセットし、また新しいスタートを切る絶好のチャンスになります。

5.身辺整理のすすめ

身辺整理は定期的に行うことをおすすめします。なぜなら、不要なものは、時間を重ねれば重ねるほどどんどん溜まっていくからです。不要なものが溜まれば溜まるほど、あなたは身辺整理を行うことが物理的に困難になったり、どんどん億劫に感じてしまうでしょう。

また、身辺整理はかなりの体力と気力を消費します。老後に身辺整理を行うことは決して簡単なことではなく、少しでも若く体力のあるうちに行うことをおすすめします。思いついた時こそが、身辺整理を行うひとつのタイミングと言えるのかもしれませんね!

身辺整理をする前に

いざ身辺整理をしようと決心したものの、まずどこから手をつけて、どのように身辺整理を行うべきか悩んでしまうかもしれません。そんな時は「身辺整理ノート」を書いてみましょう。

1.身辺整理ノートとは

身辺整理ノートとは、別名エンディングノートとも呼ばれています。通常であれば、生前整理を行う人のためのノートで、生きているうちに家族に伝えておきたい内容を記しておくノートです。遺書とは違い法的な効力は持ちませんが、遺書には書ききれない家族や周囲の人への大切な想いを書き記すことができるため、近年話題を集めています。

2.身辺整理ノートの目的

1.身辺整理の手順をまとめ、やる気を出す!
身辺整理ノートの目的のひとつとして、どこから手をつけて良いのかわからない身辺整理の作業手順をまとめるということがあげられます。これから自分が身辺整理を行うにあたってするべきことを書き記し、まとめ、そして忘れないようにすることができます。また、このノートを作成しているうちに身辺整理への意欲も湧き、やる気を出すことにもつながります。

2.家族や周囲の人へのメッセージを記しておく
もしあなたが身辺整理をするにあたって、生前整理の意味も込めて家族や周囲にメッセージを伝えておきたい場合は、そのメッセージも記しておきましょう。あなたが若くて健康であっても、わたしたちは明日何が起こるかわかりません。遺言というほどまでに大袈裟ではなくても、家族や周囲の人に何か残しておくのも良いかもしれませんね。

3.家族で共有して整理整頓に役立てる
身辺整理ノートは、家族で共有して整理整頓に役立てるという活用法もあります。家の中を整理整頓する上でのルールをこのノートにまとめ、家族がわかる場所に置いておけば、家族みんなが整理整頓のルールについて同じ認識を持つことができます。

3.身辺整理ノートの書き方

身辺整理ノートの書き方は自由で、決まった方法はありません。今回は身辺整理をスムーズに行うことを目的として作成した場合のノートの書き方について一例を紹介しましょう。

1.自分の所持しているものを一覧にする
あなたは自分の所持しているものを全て把握していますか? たとえば探し物が多かったり、持っているのに同じものをうっかりまた買ってしまうことが多い人は、自分の所持品を把握していないサインです。身辺整理ノートを作成するとき、まず自分の所持しているものを把握するために、ジャンルごと(所持品はもちろん、財産やデジタルなものなど)に種類や数を一覧にして書き出していきます。

2.優先順位ををつける
所持しているものを一覧にしたら、持ち物に優先順位をつけ、必要なものと不要なものに分別していきいます。まずは明らかに必要なものと不要なものに分別しましょう。分別の判断ができないものについてはまずは後回しにして、のちほどそれらの分別基準についても書き出し、仕分けていきます。

3.身辺整理の手順について書く
必要なものと不要なものをしっかりと分別し終えたら、不要なものの処分方法や、必要なものの保管場所などについてまとめていきます。ここまできたらだいぶ頭の中で自分の所持しているものが整理され、すっきりしてきましたね!

4.死後残ったものをどのように処分するのかを記しておく
もし気が向くようであれば、自分が死んだあとに残ってしまったものをどのように処分すべきかについても記しておきましょう。どこに何があって、何をどのように処分して欲しいのか、もしくは誰かに渡してほしいのか、身辺整理ノートを利用して家族に遺しておくのです。遺品の整理とはとても大変な作業です。家族の負担を軽くしてあげましょう。

さあ、これであなたが所持しているものは、あなたの死んだあとの処分方法まで決まったことになりました。きっと頭の中がすっきり整理され、安堵感に満たされ、これから先の人生において必要となるものについてもはっきり見えてくることでしょう。身辺整理ノートは、今後の人生を前向きなものへと導いてくれるのです。

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身辺整理をするべきもの

では、どのようなものを身辺整理するべきなのか、具体的にあげていきましょう。

1.財産の整理

自分の持っている財産については、しっかりと把握しておきましょう。現金や銀行預金、株や借金など、ざっくりでも構わないので明確にしておくことで、自分自身も今後のお金の使い方について考える良いきっかけになります。

そして、処分ができる財産の処分をしておきます。使用していない口座や、期限切れの証書などはややこしくなるだけなので処分をしてしまいましょう。不動産や車などの財産の中で処分ができるものがあれば、今のうちに処分をしておくと、今後の蓄えにもなりますし、老後の負担も減ります。

2.人間関係の整理

身辺整理を行う上で、重要なのにも関わらず見落とされがちなものが、人間関係の整理です。修復が必要な関係については修復し、決別が必要な関係についてはきっぱりと決別しましょう。昔小さなことがきっかけで不仲になってしまった友人との仲を修繕したり、交際相手と結婚、もしくは決別など、今後のあなたの人生で一緒に過ごしていきたい人たちを明確にし、その人たちとの関係を優先できるような環境を築き上げておきます。

3.不用品の整理

あなたの所有物の中で、不要なものとして分別されたものの処分をしていきます。ゴミとして自治体で簡単に捨てることができるものもあるでしょう。大きくて自分で捨てることが困難なものもありますよね。自治体で回収をしてもらえないものもあります。たくさんの不用品があると思いますが、処分方法をきちんと調べ、正しい方法で処分をしましょう。あまりにもたくさんの不用品があったり、重くて持ち運べなかったりする場合には、不用品回収業者を利用するのもひとつの方法です。

4.思い出の品の整理

身辺整理の中で、なかなか進まず、気力を消耗する作業と言えば、思い出の品の整理ではないでしょうか。しかし、過去の自分を捨て、新しい人生をスタートさせることを目的としている身辺整理においては、思い出の品の整理はとても重要です。

思い出の品としてあげられるものは、学生時代の栄光のトロフィーや賞状、コレクションしていたフィギュアやぬいぐるみなど、意外とスペースをとるものが多いです。思い切って処分をすることにより、生活空間も広がります。

捨てることが心苦しい場合は、ものによってはリサイクルを検討してみてはいかがでしょうか。自分では再利用などできないと思ったものでも、意外と需要があったりします。リサイクル業者へ相談してみましょう。

デジタルなものも整理を

近年における身辺整理の特徴として、デジタルなものの身辺整理の必要性があげられます。近年スマートフォンやパソコンがわたしたちの暮らしに急速に普及したことによって、それらに関連するデータやアカウントの整理をする必要性がでてきました。

1.SNSの整理

SNSを整理したいと思った場合は、アカウントを削除するか、もしくは退会する方法が一般的でしょう。アカウントを削除する場合は、該当のアカウントは一時的に使用停止の状態になります。あくまでも停止の状態なので、希望すればまた再開をすることもできます。

一方、アカウントを退会する場合は、SNSのサービスの使用を完全に断つことになります。つまり、後日再開をしたくなっても、再開をすることはできません。アカウント内で登録、使用していたデータをすべて削除することになりますので、退会をする場合はそのことを理解した上で行う必要があります。

2.データの整理

あなたはスマートフォンやパソコンに入ったたくさんのデータを定期的に整理していますか? スマートフォンやパソコンには、記念に撮った写真や、年賀状の住所録、メールなどたくさんの個人情報がつまっています。どんどん溜まっていくデータに辟易し、整理作業に手をつけずに放置してしまっている方も多いのではないでしょうか。

データの整理は、フラッシュメモリーやCD/DVDを利用して、データをジャンルや作成した時期などに分別して保管しておくことがおすすめです。しかし、その保管先にもデータの保存期間がありますので注意が必要です。たとえば、フラッシュメモリーのデータ保存期間は5~10年です。CD/DVDの保存期間は5~20年で、保存状態によって保存期間に大きく差が出ます。データをコピーしたからといって安心をせず、定期的にデータを再保存する必要があります。

最近では、クラウドストレージサービスを利用してデータを保管する方法もあります。お金を銀行に預けるのと同じように、データを専門の業者へ預けるという方法で、この方法が意外と一番安全と言えるのかもしれません。

3.データの消去方法

パソコンのデータを完全に削除したいとき、一見削除したように見えるデータでも、簡単に復元できてしまう可能性があります。ハードディスクを物理的に破壊したり、データ消去ソフトを利用するなどして、確実にデータを消去するようにしましょう。もし自分でデータの消去を行う自信がなければ、信頼できる専門業者にお任せしたほうが安心です。

身辺整理を上手くやるコツ

さて、ここまで身辺整理を行う方法について説明してきましたが、なかなかうまく進まないという場合もあると思います。ここでは身辺整理を上手に行うコツについて説明していきます。

1.捨てるかどうか迷ったものの処分方法

身辺整理をしていると、必ず捨てるかどうか迷ってしまうものがあると思います。「捨てるかどうか判断ができないから取っておこう」と思って取っておいてしまうと、大量のものたちがいつまでも残ってしまいます。これでは身辺整理を行う意味がありませんよね。

捨てるかどうか迷った時のために、捨てるかどうかの判断基準を決めておくのがおすすめです。たとえば、「心が揺さぶられるものは捨てない」や、「いつ誰とどこで使用するのか答えられないものは捨てない」などを判断基準とすると良いでしょう。また、「○年以上使用していないものは捨てる」など具体的に数字を使って判断基準とすると、より判断しやすくなります。

2.思い出の品は最後に処分しましょう

思い出の品を整理するときは、注意が必要です。なぜなら、それらは一度手放してしまったら二度と手に入れることができないものだからです。あなたがこれらの整理をする時、処分をするべきかなかなか判断ができず、とても時間がかかるはずです。ここであまり時間をかけてしまうと、次の作業になかなか進めず、モチベーションも下がってしまいます。そのため、思い出の品の整理は、一番最後に整理しましょう。

3.不用品は大きなものから処分しましょう

大量に出た不用品の処分を手際良く行うために、まず大きな不用品から処分をしてしまいましょう。大きな家具や重い家電などは、お部屋の空間を大きく占有し、作業スペースを狭くしてしまいます。それらの処分をして作業スペースを広げると、その後の作業をスムーズに行うことができます。

4.不用品を仕分けるコツ

不用品を仕分ける際、スムーズに行うためにちょっとしたコツがあります。まず、不用品を「売るもの」と「処分をするもの」に仕分けましょう。そしてさらに、「家庭ゴミ」と「粗大ゴミ」、「リサイクルするもの」の3つに分けます。こうすることで、それぞれの不用品の処分方法が明確になり、ごちゃごちゃにならずに作業をスムーズに進めることができます。

また、不用品の処分をする方法は、「地方自治体による回収」と「リサイクルショップの利用」、「不用品回収会社の利用」の3つの方法があります。地方自治体による回収が最も一般的で、お金がかからない方法です。しかし、不用品の量が多い場合は不用品回収会社を利用すると便利です。出張回収も行ってくれますし、リサイクルショップと違って、価値がないものも引き取ってくれます。

再利用ができそうなものに関しては、リサイクルショップを検討してみましょう。状態が良くまだ使用することができそうなブランド品や、比較的新しい家電や家具などであれば買い取りしてもらえるでしょう。

5.人間関係の整理のし過ぎに注意

人間関係を極端に整理し過ぎてしまうと、それこそ天涯孤独といった状態になってしまう危険があります。人はひとりでは生きてはいけませんよね。いざという時に誰かの助けが必要になるものです。人間関係を続けていくことがこの先の人生において確実に苦痛であると感じた人だけ、整理をするようにしてみましょう。

整理を手伝ってくれる業者

身辺整理をプロの手を借りて行いたい場合、どのような業者がわたしたちのお手伝いをしてくれるのかについて知っておきましょう。

1.身辺整理サービスを取り扱う業者

自分にもしものことがあったときに葬儀の方法や遺品の整理などについて家族と相談する「終活」が注目を集めている中、身辺整理(生前整理)サービスを行う業者が目立つようになりました。身辺整理サービスを専門で取り扱う業者に依頼をすると、今まで歩んできた過去を振り返りながら、あなたの大切な所持品の仕分けや不用品の運搬・回収、お部屋の清掃・整理など、身辺整理に関係するあらゆる作業のお手伝いをしてくれます。身辺整理を短期間で終わらせたい場合や、プロに任せながら安心して作業をしたい場合は、これらの業者を利用するとよいでしょう。

2.不用品回収業者

粗大ゴミは大きく重いことが多いため、運搬についての心配がつきものです。自分で処分をすることが困難な粗大ゴミがある場合は、不用品回収会社へ依頼してみましょう。自治体で回収した場合、粗大ゴミは1点につき300円~2000円の費用がかかります。不用品回収会社であれば、不用品をまとめて回収をしてくれるため、安く回収ができるケースもあります。運搬の負担も軽減され、身辺整理の作業を楽にしてくれます。

3.業者の選び方

業者を選ぶ際のポイントは、信頼のできる業者を選ぶことです。間違って選んでしまうと、不当に高額な料金を請求されてしまったり、大切なものを雑に扱われてしまったり、または紛失されてしまったりと、トラブルの原因になります。

トラブルを回避するためには、見積もりの時点で明確な料金を提示してくれる業者を選ぶ必要があります。口コミなどを参考にして、信頼のできそうな専門の業者を選ぶようにしましょう。無料という言葉を強調してくる業者や、頼んでもいないのに訪問してくる業者は、悪徳業者である可能性が高いため、そのような業者には依頼をしないようにしましょう。

身辺整理についてのQA

身辺整理について誰かに相談したい

身辺整理や生前整理には、専門の知識を持ったアドバイザーがいます。

「生前整理アドバイザー」「生前整理作業技能士」という資格をもつ人たちです。身辺整理で悩んだら、この人たちに相談してみましょう。

また、「一般財団法人 生前整理普及協会」という、幸せなエンディングを迎えるために生前整理を広めることを目的とした協会のホームページもありますので、情報収集をしてみると良いでしょう。

身辺整理ノートではなく遺言として残しておくべきものは?

身辺整理ノートは法的な効力を持ちません。財産相続、不動産相続については、遺言として残しておくべきです。

身辺整理ノートに書いておいても構いませんが、法的な効力を持っていないため、あとで家族が揉めてしまう原因となります。

遺された家族の関係がギスギスしてしまうのを避けるためにも、財産に関することは遺言として残しておくのがベターです。

身辺整理と断捨離、ミニマリストの違いって?

身辺整理と、断捨離・ミニマリストには大きな違いがあります。

それは、身辺整理は単発的に行う作業であるのに対し、断捨離・ミニマリストはその後の生活まで継続的に行う作業であることです。

身辺整理の延長線上に断捨離とミニマリストが存在するというイメージで良いと思います。

ちなみに、断捨離とミニマリストはとても似ているように感じますが、微妙な違いがあります。

断捨離は要らないものを断ち、むやみに新しいものを買わないというもので、自分の必要なものだけを持って生活をすることです。

ミニマリストは最小限主義者を指していて、ものを極限まで減らして生活をする人のことです。

つまり、ミニマリストは、不要なものを断つことが目的なのではなく、必要であっても生活から除くことができるものであれば除くことを目的としています。

死ぬ準備をしている気がしてネガティブになってしまったら?

もしもあなたが身辺整理をしている最中にネガティブな気持ちになってしまい、作業が進まなくなってしまったら、それは身辺整理の方法や方向性を正す必要があるかもしれません。

もしかして、ものを捨て過ぎてしまっていたり、死んだ後のことを考え過ぎてしまってはいませんか?

そんな時は、生前整理アドバイザーに相談をしてみるのも良いかもしれません。

生前整理や身辺整理についての専門的な知識を持ったアドバイザーが、その方法や方向性を親身になって考案し直してくれることでしょう。

まとめ

身辺整理の作業を行うには、不用品の処分やデジタルなものの処分など、処分についての様々な知識、さらにはものを捨てることへの十分な心構えが必要であることがわかりましたね。あなたが身辺整理を行うときは、ぜひ正しい知識を持ち、前向きな気持ちで作業を行うようにしてみてください。身辺整理は決して簡単な作業ではありませんが、作業を終えた時にはきっとすがすがしく快適な生活があなたを待っていることでしょう。

「遺品整理業者って何となく不安」と思うならタスクルへ!

遺品整理を頼みたいけど選び方もわからないし、ちゃんとした業者っているの?

遺品整理を考えている方の中にはこんな不安を持つ方も多くいらっしゃいます。

確かに、周りに利用した事がある人も少ないサービスだけに「ぼったくられないかな?そもそも相場がわからないんだけど」と思ってしまうもの。

タスクルではきちんとした遺品整理業者とお客様をつなぐために、以下の取り組みを行っています。

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また遺品整理を考えるときには「不用品回収業者じゃだめなの?」という疑問もよく上がってきます。

まずは不用品回収業者ではなく遺品整理業者に依頼しなければ損してしまう可能性について解説するので参考にしてください。

遺品整理業者ではなく不用品回収業者だと損をする可能性

実は遺品整理では家具の中などから現金が見つからないことの方が多いという事実があります。

タンスの中など分かりやすい場所だけでなく、ソファの中から3000万円の現金が見つかったという事例もあるのです。

故人が現金至上主義だった場合、空き巣被害を避けるため思いもよらない場所に現金を隠していた可能性があります。

実績の多い遺品整理業者はこの事実を知っているので、遺品の中の違和感に即座に気づくことができます。

しかし不用品回収業者は遺品整理のプロではないので、現金が入ったままの家具や家電でも気づかず回収してしまう可能性が高いです。

故人が大切に貯めた資産を間違えて捨ててしまわないためにも、遺品整理は不用品回収業者ではなく遺品整理業者に依頼するのが最適なのです。

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一般財団法人 遺品整理士認定協会が認定している正式な資格で、モラルはもちろん遺品整理に関する法規制についても学んでいます。

例えば上記のように「遺品の中から現金が見つかった」というようなケース。

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