遺品整理で個人情報をどこまで処分する?情報整理のコツやアドバイス5選

個人情報の取り扱いについて専門知識が無いから分からないと思っている人も多くいるのではないでしょうか。個人情報は正しく取り扱わなくてはトラブルに発展してしまう可能性もありますよね。

この記事では遺品整理中にどのように個人情報を処分すれば良いかを詳しく紹介しています。ぜひ最後まで読んで正しい遺品整理の取り扱い方法を確認しましょう。

目次

遺品整理時の個人情報の取り扱いのコツ5選

個人情報の種類を把握する

個人情報には重要度の高いものと低いものがあり、重要度の高い個人情報は特に慎重に処分する必要があります。個人情報の重要度を判断する際は、個人情報の種類と利用目的を把握することから始めましょう。

個人情報は個人を特定したり、個人の生活に影響を与えたりする可能性があります。その他には商品やサービスのマーケティングなどを目的として不正に利用される危険性があるでしょう。

以下の個人情報は特に重要とされているので、注意を強化して対応することが必要です。

  • マイナンバー
  • クレジットカード番号
  • 銀行口座番号
  • パスワード
  • 印鑑

上記のような個人情報は不正に利用されてしまうと金銭的な被害を被る可能性があります。場合によっては故人の遺族がその代償を負わなくてはいけないこともあるので注意しましょう。

個人情報の処分方法を決める

個人情報の重要性を把握したら、それぞれの個人情報を正しい方法で処分することが重要です。

シュレッダーで裁断する

シュレッダーで裁断することで個人情報を完全に破棄することができます。シュレッダーは個人情報の処分方法として最も一般的ですよね。

シュレッダーには細断度合いの異なるものがいくつかあります。個人情報の種類や処分する量に合わせて適切なシュレッダーを選ぶようにしましょう。

クレジットカードなどもシュレッダーで裁断することも可能ですが、解約手続きが済んでいない場合は年会費がかかってしまうこともあるので注意が必要です。

シュレッダーで裁断することのできる個人情報は以下をご覧ください。

  • クレジットカード
  • 支払い明細書
  • 個人情報が記載されている書類
  • 古い運転免許証

焼却する

焼却することで多くの個人情報をまとめて破棄することができます。焼却はシュレッダーがない場合や、紙類の個人情報を一度に多く処分する場合に有効な方法です。

焼却する際には個人情報が完全に燃え尽きるまで、十分に注意しましょう。焼却破棄することのできる個人情報は以下をご覧ください。

  • 大量の個人情報が記載されている書類
  • 診察券
  • ポイントカードなど

磁気メディアを消去する

磁気メディアを消去するには専用の消去ソフトを使用する必要があります。専用の消去ソフトはインターネットでダウンロードすることが可能です。

専用の消去ソフトは磁気メディアに記録されているデータを上書きして消去します。上書きするデータはランダムなデータや特定のパターンのデータを繰り返し使用するのが一般的です。

専用の消去ソフトを使用すると磁気メディアに記録されているデータを完全に消去することができます。そのため個人情報や機密情報を保護する目的で専用の消去ソフトを使用することがおすすめです。

  • HDD
  • SSD
  • フロッピーディスク

自分で処分できない個人情報の処分方法

上述した方法でそれぞれの個人情報は適切に処分しましょう。個人情報の処分を実行する際は一人でおこなわず、必ず複数人で実行すると良いでしょう。

自分で処分できない公的書類などについてはその発行元に返却するのが最適です。

公的書類返却窓口
運転免許証警察署
保険証市町村の役場
マイナンバーカード市町村の役場
印鑑登録証明書市町村の役場
パスポートパスポートセンター

個人情報の処分記録を残す

個人情報を誰がどのように処分したか、処分した記録を残しておくと後々何かがあったときに役立つでしょう。最低でも数年はその記録を保管しておくと安心ですね。

また個人情報を悪用したトラブルなどに巻き込まれないためにも、誰が取り扱ったかどうかを明らかにしておくことは重要です。

個人情報を処分しない場合のリスク

なりすましや詐欺に利用されるリスク

故人の個人情報が悪意ある第三者の手に渡るなどしてなりすましや詐欺に利用されるリスクがあります。

例えば氏名や住所、電話番号などが悪意ある第三者の手に渡ると、クレジットカードやローンの不正利用などの犯罪に利用される可能性があるでしょう。また故人の個人情報を使い、故人になりすまして詐欺をおこなうことも考えられます。

遺産相続に支障をきたすリスク

故人の個人情報が適切に処理されていないために、遺産相続に支障をきたす場合があります。例えば故人の口座の解約手続きが終わっていない場合、遺族は故人の預金を相続することができません。

遺産相続の手続きをスムーズに進めるためには、故人の個人情報を適切に処理することが重要です。遺産相続の手続きをおこなう際には、個人情報の取り扱いについて弁護士や税理士に相談すると良いでしょう。

有料サービスの課金が続いてしまうリスク

映画や音楽が楽しめる有料サービスや毎月自動引き落としで契約しているオンライン新聞購読サービスなどは、正しい方法で解約しなければ課金が続いてしまうことがあります。

リスクを回避するためには故人がどのような有料サービスを契約しているか、細かく確認しなくてはいけません。スマホアプリからしか解約できない場合もあるので注意しましょう。

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個人情報の処理は専門業者に任せよう

遺品整理業者に個人情報の処理を依頼することはメリットがいくつもあります。遺品整理は専門業者なので信頼して任せられることができ、その間遺族は遺品整理に集中することができるでしょう。

また専門的に個人情報を処理する業者であれば、全ての個人情報を適切に処分可能です。専門的な機材などを持ち込んでくれるので自分で用意する手間が省けます。

しかし専門業者に依頼することはメリットだけではありません。悪質な専門業者に依頼してしまうと個人情報を悪用されてしまうというリスクがありますよね。

また自分で処理をするのとは違い、費用が発生するので金銭的な余裕がないと難しい場合があります。

個人情報について生前にできること

有料サービスのアカウントとパスワードを共有

有料サービスのアカウントとパスワードを共有することで、遺族が遺品整理をおこなう際に手間をかけずにアカウントを解約することができます。またアカウントを解約する際に個人情報漏洩のリスクを減らすことも可能です。

アカウントとパスワードを共有する際には、相手を選んで誰もが目につくところには放置しないようにしましょう。また共有したパスワードなどは定期的に変更し、個人情報の漏洩を防ぐことを忘れてはいけません。

不要な個人情報はあらかじめ処分

不要な個人情報を処分することで情報漏洩のリスクを減らすことができます。不要な個人情報を処分する際には、シュレッダーで細かく裁断するか焼却するなどの方法で破棄しましょう。

不要な個人情報は不要な診察券や過去の給与明細などです。今後使用する予定のない個人情報は可能な限り処分すると良いですね。

SNSの退会

SNSに登録したアカウントを退会することで個人情報の漏洩を防ぐことができます。SNSの退会方法はそれぞれのSNSによって違うので注意しましょう。

SNSの退会手続きをおこなう際にはアカウントとパスワードが必ず必要なのでしっかりと準備する必要があります。また退会したアカウントを復旧することはできませんので、退会前にアカウントに残っている個人情報を削除することも忘れてはいけません。

デジタル遺品の取り扱いについて

デジタル遺品とは故人が使用していたパソコン、スマートフォン、タブレットなどのデジタル機器に保存されているデータのことです。デジタル遺品には故人の個人情報やプライベートな情報が含まれている場合があります。

そのため遺品整理をおこなう際には、デジタル遺品の取り扱いについて十分に注意する必要があるでしょう。デジタル遺品の中には故人の思い出も含まれていることもあるので丁重に取り扱う必要があります。

遺品整理の個人情報取り扱いに関してよくある質問

遺品整理で個人情報を処分する際に気をつける法律は?

個人情報は法律で守られているということもあるため、取り扱いには十分な注意が必要です。特に個人情報保護法やマイナンバー法などは個人情報の漏洩やマイナンバーの不正利用などを防ぐための法律なので、しっかり確認しておく必要があります。

生前にデジタル遺品のパスワードを確認しておく必要はある?

知り合いの連絡先をデジタル機器に保存しているという人は多くいますよね。故人の残したデジタル遺品のポスワードが分からないと故人の訃報を友人などに知らせることができなくなります。

「遺品整理業者って何となく不安」と思うならタスクルへ!

遺品整理を頼みたいけど選び方もわからないし、ちゃんとした業者っているの?

遺品整理を考えている方の中にはこんな不安を持つ方も多くいらっしゃいます。

確かに、周りに利用した事がある人も少ないサービスだけに「ぼったくられないかな?そもそも相場がわからないんだけど」と思ってしまうもの。

タスクルではきちんとした遺品整理業者とお客様をつなぐために、以下の取り組みを行っています。

  • 有資格者在籍の業者を紹介
  • 明確な料金設定の業者を厳選
  • チャットでのやり取りで記録を残す

また遺品整理を考えるときには「不用品回収業者じゃだめなの?」という疑問もよく上がってきます。

まずは不用品回収業者ではなく遺品整理業者に依頼しなければ損してしまう可能性について解説するので参考にしてください。

遺品整理業者ではなく不用品回収業者だと損をする可能性

実は遺品整理では家具の中などから現金が見つからないことの方が多いという事実があります。

タンスの中など分かりやすい場所だけでなく、ソファの中から3000万円の現金が見つかったという事例もあるのです。

故人が現金至上主義だった場合、空き巣被害を避けるため思いもよらない場所に現金を隠していた可能性があります。

実績の多い遺品整理業者はこの事実を知っているので、遺品の中の違和感に即座に気づくことができます。

しかし不用品回収業者は遺品整理のプロではないので、現金が入ったままの家具や家電でも気づかず回収してしまう可能性が高いです。

故人が大切に貯めた資産を間違えて捨ててしまわないためにも、遺品整理は不用品回収業者ではなく遺品整理業者に依頼するのが最適なのです。

タスクルは有資格者在籍の業者を紹介

遺品整理士という資格をご存知でしょうか?

一般財団法人 遺品整理士認定協会が認定している正式な資格で、モラルはもちろん遺品整理に関する法規制についても学んでいます。

例えば上記のように「遺品の中から現金が見つかった」というようなケース。

法規制や遺品整理のルールを何も知らない人が大量の現金を発見した場合と、遺品整理士の資格を持ち実績も多数ある人が発見した場合とでは現場の状況が変わってくると思いませんか?

タスクルでは遺品整理士の有資格者が在籍している業者を厳選して5社紹介いたします。

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葬儀や初七日などめまぐるしい日々が続く中でも、信頼できる遺品整理業者を簡単に探していただけます。

タスクルは明確な料金設定の業者を厳選

利用したことがないサービスだけに、遺品整理は相場や料金設定がわかりにくいという声も多いです。

タスクルでは遺品整理士の有資格者在籍業者を厳選すると同時に、料金設定を明確にしている業者も厳選いたします。

そもそもタスクルはどのような業者とでも提携しているわけではありません。

実績や資格の有無など弊社独自の厳しい基準で業者をジャッジし、お客様に安心してご紹介できる業者とのみ提携。

そんな選りすぐりの提携業者の中から最大5社、無料見積もりで料金を比較してご納得できる業者を選んでいただけます。

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分かりにくい見積もりや使途不明金などを請求するような業者とは提携しておりません。

タスクルはチャットでのやり取りで記録に残す

チャットはよく分からないし不安。

こんな声もあるかもしれませんがタスクルではあえて、原則チャットでやり取りのシステムを構築しております。

なぜならチャットでのやり取りは全て記録に残るため、万が一業者とのトラブルが発生した際「言った言わない」の水掛け論を防止できるからです。

トラブルの起きない優良業者のご紹介を第一にしておりますが、仮にトラブルが起きた際もチャットの記録でお客様を守ることができます。

またチャットを使用していただくことで、正式に遺品整理を依頼するまでお電話番号などの個人情報が業者に公開されない仕組みとなっております。

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お客様の個人情報を守り、やり取りの記録が残るタスクルのシステムをぜひご利用ください。

もちろんお電話で対応している業者も多数ございます。チャットができないという方でもご利用いただけますのでご安心ください。

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