本棚の処分方法は模様替えや引っ越しなどのタイミングで困ってしまうポイントのひとつ。
そこで今回は、本棚処分について手間やコストに分けて7つの最適な方法を解説!さらに本棚処分の際にいらなくなった本も一緒に処分できるおすすめの業者を4つ紹介します。
また、売れない本棚の活用アイデアも実例を交えてお伝えするので参考にしてください。
【手間をかけない】本棚の処分方法①不用品回収業者に依頼する
手間をかけない本棚の処分方法としておすすめするのは、不用品回収業者に依頼する方法。
不用品回収業者に依頼する場合は、回収費用がかかりますが手間なく処分することが可能です。
特に本棚のような大きくて重い家具の処分は、運び出しに手間と時間がかかってしまいます。手間や労力をかけずに、本棚の処分をしたいならぴったりの方法でしょう。
本棚を不用品回収に出すときの注意点とコスト相場
サービス内容を確認してから依頼する
不用品回収業者に本棚の処分を依頼する場合の料金の相場は、おおよそ5000円~20000円くらい。業者によって、設定されている料金や対応点数が違うので利用する前に料金を確認すると安心です。
注意するポイントを挙げました。
- 優良業者かどうか
- 見積もり費用の有無
- 回収費用の有無
- 運び出しも可能か
- 保証があるか
本棚処分を不用品回収業者に依頼する場合は、まずその業者が優良かどうかをチェックしましょう。例えば一般廃棄物の運搬や収集ができる「一般廃棄物収集運搬許可」や古物の売買ができる「古物商許可」などを持っている業者は安心感があります。
また、見積もりや回収費用が無料かや家の中から運び出しが可能も確認しておくといいでしょう。
運び出しの際など、壁や床に傷がついた場合の保証までしてくれる業者を選ぶとさらに安心感が増します。
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【コストをかけない】本棚の処分方法②粗大ごみに出す
コストを抑えて本棚の処分をしたい場合は、粗大ごみに出してしまうのもひとつの手です。
大きい本棚を運び出す場合は、回収場所まで2人以上の手が必要になるかもしれません。
ですが、自治体によっては無料やそれほど高くない料金で回収してくれる場合があります。コストを抑えたい場合は有効な方法と言えるでしょう。
本棚を粗大ごみに出すときの注意点と料金相場
事前に準備しておくと回収日当日がスムーズ
本棚を粗大ごみとして出す場合、おおよそ0円~2000円が相場と言えるでしょう。ただし、各自治体によって設定されている料金が違うので、お住いの地区のルールを確認してみてくださいね。
注意する点についてです。
- 回収日を確認する
- 費用を確認する
- 経路の確保をする
- 壁や床を傷つけないようにする
まず、回収日と料金について確認しましょう。それから運び出せるように物をどけたり経路の確保をします。回収日当日は、運び出す際に壁や床を傷つけないように注意してくださいね。
【コストをかけない】本棚の処分方法③解体してゴミに出す
粗大ごみに出す他にもそれほど大きくない場合や組み立て式の本棚なら解体して可燃・不燃ごみに出す方法もあります。こちらも各自治体のルールに従いましょう。
解体には手間と時間がかかりますが、不燃・可燃ごみの回収日は、粗大ごみと比べても多く設けられています。コストを抑えながらスピーディに処分できる方法です。
本棚を解体してゴミに出すときの注意点と料金相場
ケガに気を付けて作業する
解体してゴミに出すときの料金相場は、おおよそ0円~200円といった感じでしょう。自治体によってゴミ袋を購入しなければならない地域があるため可燃・不燃のゴミ袋を4枚程度使った場合で換算してみました。
そして、注意点は4つ。
- 大きさを小さくする
- 不燃・可燃に分ける
- 時間に余裕を持って行う
- ケガに気を付ける
まず、解体する際は指定のゴミ袋に収まるように小さく解体します。木製の本棚の場合などは必要に応じて、のこぎりなどの工具を使ってカットしてくださいね。
また金属の部分が出てきた場合やスチール製の本棚の場合は、自治体のルールに従い不燃ごみに出します。そのため可燃・不燃の分別が必要なこともあります。
焦ると失敗やケガの元です。解体してゴミに出すときは時間にも余裕を持ってケガに気を付けて作業してくださいね。
【コストをかけない】本棚の処分方法④欲しい人に譲る
本棚を欲しい人に譲るのもコストをかけない処分方法。友人など知り合いに譲る方法もあれば、サイトに掲載して引き取りに来てもらうといった方法もあります。
必要な人に再び使ってもらえるので、エコでサスティナブルな処分の仕方ですね。
本棚を欲しい人に譲るときの注意点と料金相場
運搬の方法と経路は事前に考えておく
本棚を欲しい人に譲る際の料金相場は、0円です。ほしい人が見つかりさえすれば、特に料金がかかることもなく手放すことができます。
その際注意したいの点は下記の4つ。
- 掃除をしておく
- 傷や汚れの有無を伝えておく
- 運び出し方法を考えておく
- 運搬方法を考えておく
まず前もって掃除をして整えておきましょう。その際、傷や汚れがないか確認をしておき相手に伝えておくとお互いに気持ちよくやり取りができます。
それから、譲る場合はどのように相手に渡すかも決めておくことが大切です。
自分で運ぶ場合は手伝いが必要かや、運び出す経路などを考えておきましょう。
【コストをかけない】本棚の処分方法⑤リサイクルショップで売る
本棚は、リサイクルショップでもコストをかけず処分できます。リサイクルショップでは、さまざまな品物が買取可能。もちろん本棚の買取りも可能です。
出張買取などを行っているショップもありますが、店頭に持っていき査定してもらうところも多いので確認をしてみましょう。
本棚をリサイクルショップで売るときの注意点と料金相場
事前の準備で高価買取を狙う
リサイクルショップで本棚の買取をしてもらった場合の料金相場は、0円~20000円までといった印象です。本棚の状態や人気のあるブランド家具であるかなど条件によって買取価格は変わってきますよ。
また、状態があまりに悪い場合は買取をしてもらえない場合も。事前に色々確認しておくといいでしょう。
- 出張買取できるかを確認する
- 運び出して持って行けるか考えておく
- 掃除をしてきれいにしておく
- セット売りができないか確認する
リサイクルショップの中にも出張買取可能なショップはあるので、まずはその部分を確認するといいでしょう。
出張買取が難しい場合は、運び出しの方法を考えます。また本棚は大きいので運んでいる最中、心配になってしまうかもしれません。できるだけ近くのショップを選ぶと安心できますね。
高価買取を狙う場合は、きれいにメンテナンスしておいたり、セットで売れるものがないかもチェックしてみると良いですよ。
【コストをかけない】本棚の処分方法⑥フリマ・オークションサイトを使って売る
本棚はフリマ・オークションに出品することで、コストをかけないばかりか高値で売れる可能性もあります。
例えば、人気のブランド家具・デザイン性の高い本棚・アンティークデザインなどは高値での取引を狙えるかもしれませんよ。
ただ、出品から配送まで自分ですべて行うので手間はかかってしまうかもしれません。
フリマ・オークションサイトを使って売るときの注意点と料金相場
送料や手数料を差し引いた価格設定をする
フリマやオークションサイトに出品した場合の料金相場は、おおよそ3000円~25000円。アンティーク調・シンプル・デザイン性のあるスタイリッシュデザインなどの本棚が良く売れている印象です。
フリマ・オークションサイトに出品する際の注意点もチェックしておきましょう。
- トラブルに注意する
- 送料や手数料を考えて料金設定する
- 梱包方法を考えておく
サイト上での出品なので、取引でのトラブルを避けるため付属品の有無や傷・汚れなどをきちんと明記しておきましょう。
価格の設定は送料や手数料を差し引いた金額に設定してください。大きな本棚の場合は、梱包の方法も考えておく必要がありますよ。
【手間もコストをかけない】本棚の処分方法⑦買取業者に依頼する
本棚の処分は、買取業者に依頼する方法もあります。手間もコストもかからず手放すことができるので非常におすすめです。
査定を依頼し、買取ってもらうという流れ。自宅にいながら査定から回収までを完結できる業者もたくさんありますよ。
買取業者に依頼するときの注意点と料金相場
買取業者の選定はサービス内容と料金をチェック
本棚を買取業者に買取依頼をしたときの料金相場は、おおよそ500円~70000円といったところ。リサイクルショップを利用する場合と同じく人気メーカー・デザインが良い・部屋に違和感なくなじむといった本棚は高額買取の可能性が高くなります。
依頼するときの注意点は下記のとおり。
- サービスの有料・無料を確認しておく
- 回収方法の選択肢を確認しておく
- 安心できる業者を選ぶ
- 相場を調べておく
買取業者を選ぶ際は査定・回収・キャンセル・梱包資材の配布などが無料か有料かを事前に確認しておきましょう。
回収方法についても選択肢をチェックしておくことをおすすめします。大きな本棚の場合は特に、出張買取がある業者を選ぶと自宅で完結できるので便利です。
それから安心できる業者を選ぶことも大切。例えば、一般廃棄物収集運搬業許可や古物商許可証などを取得していると安心材料となります。
さらに、売りたい本棚のおおよその買取相場も調べておくと安心感につながるでしょう。
本棚と本を一緒に!
おすすめ買取・回収業者5選
本棚を処分する際には、並べていた本の断捨離も一緒にするとすっきりします。今回は、本棚と一緒に本も買取・回収してくれる業者を4つ集めてみました。
無料で対応してくれる項目や回収方法、許可証の有無など気になる部分も紹介します。
【買取】本棚処分におすすめの業者①おいくら
買取実績も確認できる

「おいくら」では必要な情報を入力していくだけで、本棚や本の買取に最適な業者を買取価格などで比較検討できます。買取実績も見れるので参考になるでしょう。
またメールアドレスなどの個人情報は、査定見積もりの段階ではショップ側に提示されません。条件などに納得できるショップが見つかったら自分から連絡を入れるので安心感があります。
【買取】本棚処分におすすめの業者②買取屋さんグループ
スピード感と買取品目の多さが魅力

買取屋さんグループは、本棚・本どちらも買取可能。簡単に査定が依頼できて最短30分で査定可能というスピード感が魅力です。
査定料・手数料・送料・キャンセル料が無料で初めての方でも安心感があります。入金までもスピーディなので早く現金化したい人にもぴったりです。
【回収】本棚処分におすすめ業者③タスクル
ユーザーファーストなサービスが満載

タスクルでは面談の上、優良な不用品回収業者を厳選して掲載しています。そのため安心感を持って依頼することができます。
また見積もり金額などに不安がある場合は、サイト内でAIにチャット相談ができるサービスや返金制度などもありユーザーファーストです。
【回収】本棚処分におすすめ業者④片付け堂
無料の出張見積もりで追加料金の心配なし

片付け堂は一般廃棄物収集運搬業の許可を取得している安心の不用品回収業者です。
また、現物を見て査定を行う出張見積もりに対応しているので、当日追加料金が発生する心配も少なく安心できます。
見積もり料やキャンセル料もかからないので、売れない本棚や本があるなら問い合わせてみるといいでしょう。
売れない本棚の活用アイデア4つ
買取やフリマ・オークションサイトで売れなかった本棚は処分に困ってしまいます。ここでは、売れない本棚を活用してうまく活用されているアイデアを4つ紹介します。
捨てるにはもったいないな…と思ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
売れない本棚の活用アイデア①
テレビ台として使う
本棚をテレビラックにリメイクDIYされました。背板を付けてコンセントも隠せる仕様。
いらなくなった本棚を解体している途中で、出てきた板も使っているそうです。
売れない本棚の活用アイデア②
クローゼットとして使う
本棚をクローゼットにリメイクされた実例です。吊るす収納と畳んでしまう収納とに分かれていて使い勝手が良さそう。
娘さんも自分で洋服を選べるようになったそうですよ。
売れない本棚の活用アイデア③
大型収納として使う
引き出しなどを作ってアンティーク大型収納棚にリメイクされた実例です。
もともと収納力がある大きな本棚が、さらに細かく物に合わせた収納ができる収納棚に変身しましたね。
売れない本棚の活用アイデア④
おままごとキッチンとして使う
お子さんのために本棚をリメイク!奥さんが小さいころに使っていた本棚をおままごとキッチンとしてDIYされました。
お子さんにも物を大切にする心が伝わる実例。2代にわたって使えるとは、感慨深いですよね。
本棚処分についてのよくある質問
本棚処分についてのよくある質問を紹介します。
- 手間もコストもかからない本棚の処分方法はある?
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手間もコストもかからない本棚の処分方法は、買取業者に依頼する方法です。見積もりや出張費などが無料で各種許可証を取得している業者を選ぶと安心でしょう。
- 本棚と一緒に本も買取・回収できる?
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本棚と一緒に本も買取や回収をしてくれる業者があります。分からなことがあれば、問い合わせをしてみるといいでしょう。
- 売れない本棚に使い道はある?
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値段の付かない本棚をリメイクして活用する方法があります。実例を紹介しているのでチェックしてみてください。