ガスからIHに変えると、今まで使用していたフライパンや鍋が一気に全部使えなくなる場合があります。まだまだ使えるフライパンなのに、捨ててしまうは、もったいない気がしますよね。
また、フライパンを買ったりもらったりしても、いざ使ってみたら重すぎたり小さすぎたりして使わなくなったものもあるでしょう。
フライパンは捨てる時に何ゴミになるのでしょう?鉄だけでなく、持つ所が木だったりプラスチックだったりして、捨てる時の区分に悩みますよね。新しいフライパンや、まだ使えるフライパンは、ゴミとして出す以外に処分方法は無いものでしょうか?
ここでは、フライパンの処分方法と、テフロンのフライパンを復活させる再フッ素加工について調べてみました。
フライパンの処分方法5つ
フライパンの処分方法は以下の5つです。
- リサイクルショップで売って処分
- オークションで販売
- 新生活を始める人に譲る
- 不用品回収業者による回収
- ゴミとして処分
フライパンのメーカーや状態に合わせて処分方法を選びましょう。
フライパンの処分方法|その1
①リサイクルショップに買取ってもらう
フライパンに詳しい中古買取りショップ
神奈川県の大和に本社がある「アシスト」は、家電やバイク、車やパソコンなど様々なものを買取っていますが、フライパンにも詳しい買取りショップです。
町田市や横浜市、相模原市など、神奈川県内での出張買取も行っており、全国からの宅配買取も受け付けています。状態によっては中古のフライパンも買取ってもらえますので、買取価格を問い合わせてみましょう。
プロ用の厨房用品買取店は、プロ用の大型のフライパンが大量にある場合のみ受け付けていますので、一般家庭の調理器具のサイズや数であれば、普通の中古品買取ショップに問い合わせてください。
高く買取ってもらえるフライパンのメーカー
ニトリ
ニトリのフライパンは未使用品であれば買取対象になります。
購入価格より高くなることはありませんが、使わずにしまいこまれているフライパンがあったら他の不用品と一緒に買い取ってもらいましょう。
ティファール (T-fal)
ティファールのフライパンを高く売るコツは、なるべくセットで買取ってもらうことです。インジニオ・ネオシリーズのように、セット販売しているものを1点だけ売るよりも、まとめて買取ってもらったほうが高値になります。
ストウブ (Staub)
ストウブは両手鍋がよく知られていますが、2万円前後のフライパンも販売しています。名品ですが鉄が分厚くて重いため、買ってはみたものの体力的に持ちきれないので手放す方もいます。
鉄のフライパンなので、メンテナンスをきちんとしているものや、新品のものであれば買取価格も高額が望めそうです。
ル・クルーゼ (LE CREUSET)
ル・クルーゼは煮込み用の鍋が有名ですが、フライパンも販売しています。深いタイプのディープや、浅いタイプのシャロー、エナメル加工がしてあり見た目にも美しいスキレットなどのシリーズがありますが、どれも未使用であれば買取ってもらえます。
ル・クルーゼは美しい色も魅力の1つなので、少しでも使用してしまっていると傷や焦げがついて価格がつかない場合がありますので注意してください。
ターク (Tunk)
ドイツのタークのフライパンは、100年でも持つと言われている名品です。現在タークのフライパンを作ることができる食品はたった3人なので、新品のフライパンは1万円前後の価格で販売されています。一年間で8,000個しか販売されていないので、1個だけでも買取ってもらえるショップがほとんどです。
買取担当のスタッフが、タークを知らないようでしたら別のショップで買取ってもらったほうが良いかもしれません。
錦見鋳造(にしきみちゅうぞう) 魔法のフライパン
注文してから1年待ちという位、人気のフライパンが錦見鋳造の魔法のフライパンです。一生もののフライパンを探している人が最後に行き着く一品とも言われており、厚さ1.5ミリで火のまわりも速いのが特徴です。
中古でも新品とあまり変わらない値段で取引されていることもあり、手入れ次第ですが中古の状態でも買取ってもらえます。
山下工芸
山下工芸は大分に会社があり、天然素材を大切にした日用品とキッチングッズのメーカーです。無印良品やサントリーなどともコラボ企画をしており、日本だけでなく海外にも注目されています。
山下工芸のフライパンは1つ1万円から3万円近くする高級フライパンですが、取っ手の角度や持ちやすさ、使いやすさで定評があります。
中古品の場合は使用程度の浅いものであれば、買取ってもらえる可能性もあります。
フライパンの処分方法|その2
②フライパンをネットのオークションアプリで売る
フライパンを買取ってくれる店が近くに無かったり、査定額に満足できないようであれば、Yahoo!オークションなどのネットオークションやメルカリ・Yahoo!フリマなどのフリマアプリでフライパンを自分で売るのも1つの方法です。
例えば、ル・クルーゼの26センチのフライパンで使用感があまり無い中古品であれば、5,500円程度で落札されていますし、特にメーカーの無いテフロンのフライパンでも、大中小3個セットであれば500円で落札されています。
捨てるのはいつでもできるので、一度オークションやフリマに出してみてはいかがでしょう。
自分でPR文の準備や発送などを行うため手間ありますが、匿名で遠方の人とやり取りできますし、思わぬ高値がつくことがあります。
オークションでフライパンを高く売るコツ
新品のフライパンであれば、箱やタグ、袋なども写真に撮影しておきましょう。また、フライパンの使用感は火が当たる底の部分に出るので、写真を掲載する時には必ず底の写真も忘れないようにしてください。
傷や凹みがある場合には、黙っていては後で落札者とのトラブルの元になってしまいます。必ず商品説明の部分に傷や凹みのことを書いて、可能な範囲でダメージ部分の写真も掲載します。
傷があると落札者がいなくなってしまうと思いがちですが、はっきり書いて明示したほうが、「これ位の傷だったら問題ない」と思って落札してくれる人が出てくるのです。
写真だけでは落札者に伝わらないこともあるので、できるだけ言葉で説明するようにしましょう。
フライパンの処分方法|その3
③新生活を始める人に譲る
まだ使えるフライパンであれば、転職や入学で引っ越す人にプレゼントするのも良いでしょう。引越しは何かとお金がかかるものなので、フライパン1つでも出費が減ると有り難いものです。フライパンをあげる時には、引越し先がIHクッキングヒーターなのか、ガスなのか、よく聞いてからにしましょう。
IHで使えるフライパンの見分け方
誰かにフライパンをあげるにしても、相手がIHクッキングヒーターなのにIH非対応のフライパンをあげてしまったら大変迷惑ですよね。
IHは (誘電加熱、induction heating)という電磁調理器で、電気の力で加熱します。ガスも火も使わず、コイルに流れる電流で加熱するので、磁石がくっつくフライパンであれば使用できます。
「オールメタル対応IH」というクッキングヒーターもあり、こちらであれば鉄やステンレス、アルミの鍋やフライパンでも使用することが可能です。
フライパンの処分方法|その4
④不用品回収業者に引き取ってもらう
いらなくなったフライパンを、不用品回収業者に持っていってもらうのも1つの方法です。
フライパン以外にも捨てたいものが山ほどあって、処分に急いでいる場合には、電話一本ですぐに駆けつけて持っていってくれる不用品回収業者が便利です。軽トラック積み放題で1万円から2万円、2トントラック積み放題で3万円から4万円が相場となっています。
郵便受けに不用品回収業者のチラシが入っていると、すぐに電話して持っていってもらいたくなりますが、いくつか注意点があります。悪徳業者につかまって思わぬ高額請求をされないためにも、免許があるか等の事前チェックを行いようにしましょう。
不用品回収業者になるためには、「一般廃棄物収集運搬業」「産業廃棄物収集運搬業」「古物商」の3つの免許が必要です。
「一般廃棄物収集運搬業」は不用品を集める時に必要な免許で、「産業廃棄物収集運搬業」は会社など法人からのゴミを集める時の免許です。「古物商」は集めた不用品を売り買いする時のための免許です。
このうち「産業廃棄物収集運搬業」、会社から集める事業系ゴミのための免許なので、一般家庭だけを相手にする業者には無くても良いのですが、他の2つの免許は無いと違法業者になります。
免許がある業者であれば、チラシやホームページに免許について明示しますので、チェックするようにしてください。
フライパンは住んでいる場所の自治体で、ゴミとして無料で処分することができます。フライパン1個だけならゴミとして出したほうが簡単です。万が一、不用品回収業者が高額料金を要求してきたら、断って自分でゴミとして出したほうがお金がかからずに済みますよ。
フライパンの処分方法|その5
⑤ゴミとして捨てる
フライパンをゴミとして処分する場合、「燃えないゴミ」や「小さな金属類」という区分になる自治体が多く見られます。取っ手以外の部分が30センチ以上の大きなものは「粗大ごみ」として捨てなくてはいけない地域もあります。代表的な都市を見てみましょう。
北海道札幌市でフライパンをゴミとして出す場合
札幌市でフライパンをゴミとして出す場合は、「燃やせないゴミ」として分別して出します。必ず札幌市指定のゴミ袋に入れて捨てましょう。
ゴミ袋は、5リットル用で10枚100円、10リットル用で10枚200円、20リットル用で10枚400円、40リットル用で5枚400円になっています。
町内会や学校で行っている「集団資源回収」や、「地区リサイクルセンター」に出せば無料になりますので、札幌市のホームページで検索してみましょう。
東京都23区でフライパンをゴミとして出す場合
東京都23区内でフライパンをゴミとして出す場合は、月に2回の「金属・陶器・ガラスごみ」の日に出します。中身が見える透明のビニール袋か、ポリバケツのような蓋付き容器に入れて、決められた日にゴミ収集所に置いておきましょう。
横浜市でフライパンをゴミとして出す場合
横浜市でフライパンを捨てる場合は、フライパンの取っ手以外の場所が30センチ以下であれば「小さな金属類」という区分の日にゴミとして出します。袋などには入れずに、そのまま剥き出しで出すようにしましょう。30センチ以上の場合は粗大ゴミとして1個につき200円の手数料が必要になります。
福岡市でフライパンをゴミとして出す場合
福岡市の場合は、フライパンは「燃えないゴミ」として出します。必ず福岡市指定の燃えないごみ用ゴミ袋に入れて出すようにしましょう。45リットル入る大きいサイズのゴミ袋は1枚45円、30リットル入る中くらいのサイズのゴミ袋は30円、15リットル入る小さなゴミ袋は15円なっています。
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再フッ素加工でフライパンをよみがえらせる裏技
フライパンの再フッ素加工を業者に依頼する
テフロンのフライパンは、一年程度使用しているとどうしても焦げ付きやすくなってしまいます。表面に加工されていたフッ素が、毎日フライパンを使うことで取れてしまうからです。フッ素さえ元通りになったら、まだまだ使えるフライパンも多いはず。
ここでは、フッ素再加工をしてくれるメーカーをご紹介します。
センテック
センテックは、30年ほどフッ素加工に携わっている大阪の会社です。大きめの28センチのフライパンであれば1,800円で、26センチのフアリパンでも1,700円でフッ素再加工をしてくれます。
注意しなくてはいけない点は、取っ手が取れない場合は、取っ手の脱着費用が500円から1,500円かかるということです。ネジが劣化しているものや、樹脂が割れそうなものは取っ手の脱着費用が高くなります。
アルファ技研
20年ほどフッ素加工を続けている、岐阜の業者です。ここでは、取っ手が取れるフライパンであれば、フッ素再加工を行っています。
直径が22センチであれば1,600円、24センチであれば1,700円、26センチであれば1,800円、28センチであれば1,900円で加工します。アルファ技研ではフライパンの他にも、鍋やホットプレート、たこ焼き器などのフッ素再加工も行っています。送料は送る時も受け取る時も、注文した側の負担になります。
アサヒ軽金属
圧力鍋とフライパンを中心に調理器具を販売しているアサヒ軽金属では、自社製品の対象製品であればフッ素の再加工と、外側の底のクリーニングをしてくれます。
対象となるのは、アサヒ軽金属製造のオールパンゼロ、ローストパンゼロ、オールパン、ローストパン、ディナーパン、ワイドオーブンの本体、ダブルパンの本体などです。料金はサイズに関わらず税込5,400円となります。
アサヒ軽金属のオールパンは、オールパンゼロ26センチタイプで16,900円になるので、買い換えるよりもフッ素再加工をしてもらったほうが安くて済みます。他社のフライパンについては、フッ素再加工はしていませんので注意してください。
自分でフライパンの再フッ素加工をする
本格的なフッ素再加工は、強い圧力をかけたり高温で処理したりと、プロの業者でないとできないものです。業者にやってもらう程ではないけれど、焦げ付きをどうにかしたいという時もありますよね。
そのような時は、「フッ素革命11」のようなフッ素の液体をを表面にスプレーするだけでも、料理のこびりつき具合はかなり違ってきます。もちろん、高温高圧力でフライパンにフッ素を加工させたものよりも、フッ素の持ちは短くなりますが、手軽にできる方法として覚えておくと良いですよ。
まとめ
今回は、フライパンの処分方法と、テフロン加工を元のように焦げなくする再フッ素加工について調査しました。
ゴミとして捨てる以外にも、買取ってもらったり、オークションに出品したりとお金にする方法があることがわかりました。特に有名ブランドのフライパンであれば、中古でも高値がつく可能性も十分にあります。
ゴミとして捨てる場合は、燃えないごみとして捨てる自治体や、金属類という区分の日に捨てる自治体などさまざまな区分方法がありました。自治体によっては紙袋や中側が見えないビニール袋などに入れて捨ててしまうと、持っていってもらえない可能性もありますので注意してください。
まだ使えるけれども、どうも焦げ付きが気になるという場合は、フライパンのテフロンを再フッ素加工してもらえるサービスもあります。金額的には1800円前後なので、フライパンによっては買い換えるより安く済むでしょう。
フライパンは正しく捨てれば基本的に無料で処分できます。取っ手が木だからと言って、本体と取っ手を別々に分解する必要もありませんので、自治体の処分方法に従って捨てるようにして下さい。
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