故人が大切にしていた遺品を捨てるのは気が引ける、もし大事に使ってくれるのであれば誰かに譲りたいと考えている人はいませんか?自分には不要なものでも世の中には必要としている人がいる場合もあります。この記事では遺品を寄付する際に最適な団体を種類ごとに詳しく紹介します。この記事を参考に遺品を困っている人たちのために寄付しましょう。
遺品の寄付というのは聞いたことあるけど、実際にどうすればよいのでしょうか。寄付を受け付けている団体や施設は数多くありますが、それぞれ扱っているものは違うので気をつけなくてはいけません。
この記事では遺品をカテゴリごとに分け、どこに寄付すればよいかを分かりやすくまとめました。この記事を参考に、処分したい遺品を世の中の困っている人のために寄付しましょう。
寄付と寄贈
寄付と寄贈ってどのような意味の違いがあるのでしょうか。まずは寄付と寄贈の言葉の意味を確認しましょう。
【寄付】
寄付はお金や物品を無償で提供する行為のことをいいます。一般的に寄付は慈善活動や社会貢献のためにおこなわれることが多いです。
寄付をする側は自発的に資金や物品を提供し、寄付を受け取った受け取り手側では、税制上の優遇措置を受けることもあります。
【寄贈】
寄贈は贈り物や寄贈物を提供する行為全般を指します。物品を贈り与えることは全て寄贈になるため寄付も寄贈内の行為の一つとなります。
とはいえ、一般的には教育機関や医療機関に対して為される「価値のある物品を贈る行為」に対して寄贈という言葉を使う傾向があります。
上記のように寄付と寄贈の言葉はシチュエーションによって使い分けられていますが、寄付と寄贈はほぼ同じ意味合いと理解しても良いでしょう。
遺品を寄付することは可能
遺品を寄付することは可能ですが、どの遺品をどこに寄付すべきかなどの事前準備は必ず必要です。特定の物だけを受け付けている場合もあるので自分の寄付したい遺品がどんなもので、どこに寄付できるかを必ず確認しましょう。
一般的に寄付を受け付けているのはチャリティー団体や教育機関などです。これらの団体に実際に問い合わせて、寄付を受け付けている要件などがあるかどうかは事前に確認しておきましょう。
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寄付が可能な遺品の種類とその寄付先
衣類や家具
衣類や家具は需要もあるため多くの団体で寄付を受け付けていますが、寄付が可能かどうかは事前にチェックしておきましょう。
また、寄付をする前に衣類の状態に問題がないか、寄付する前に一度洗濯をして受け取った人がそのまま着られるように配慮することも重要です。
家具も衣類と同じように、受け取った人が気持ちよく使える状態のものを寄付することが大切です。故障したもの基本的にNGです。故障していれば、受け取っても処分しなくてはいけなくなります。
もし簡単な修繕で済む故障であれば、寄付する前に直しておきましょう。受け取り団体によってはジャンク品も受け付けている場合もあるので、まずは寄付先に問い合わせをすると良いでしょう。
衣類や家具の寄付を受け付けている団体
- チャリティ団体
- リサイクルセンター
- 社会福祉施設
- 難民支援団体
- ホームレスシェルター
- 孤児院や児童養護施設
- 地域のフリーマーケット
書籍や学習資料
書籍や学習資料を寄付することで、それらは図書館や児童養護施設などの蔵書となり、子どもたちの読書や学生の学習や資料集めの助けとなるでしょう。
娯楽誌や学習に無関係なものは寄付品として受け付けられないことがあります。そのため遺品の中にある書籍を一通り確認したあと、寄付先に問い合わせて受け取ってくれる種類を確認しましょう。
価値のある書籍の場合多少傷んでいても受け取ってくれることはありますが、あまりにも状態の悪い書籍は寄付しないようにしましょうね。
書籍や学習資料の寄付を受け付けている団体
- チャリティ団体
- 学校
- 教育支援団体
- 学習センター
- 孤児院
- 児童養護施設
家電製品
家電製品は購入すると高価な場合が多いため、家電製品の寄付は歓迎される場合が多いです。
自分で不要な家電製品を廃棄するのはコストも掛かりますし、廃棄せずにリサイクル・リユースに回すのであれば、環境にもやさしい手段といえます。
ただし、家電製品の寄付をおこなう際には、他のものと同じように動作確認や清掃をしてから寄付しましょう。
家電製品の寄付を受け付けている団体
- チャリティ団体
- ホームレスシェルター
- 福祉施設
- 高齢者施設
- 教育機関
- 医療機関:
- 地域のフリーマーケット
車などやバイク
あまりイメージがない車やバイクの寄付ですが、使われなくなった車両を地域貢献や災害時に有効活用するための団体があります。そのためもし故人の遺した車やバイクがある場合は寄付も検討してみてもいいでしょう。
ただし、動かなくなった車両や、動くけどエンジンなどに致命的な欠陥があるもの、動作に欠陥があるものは寄付できない可能性もあります。寄付する前にしっかり車両の点検をしましょう。
車などやバイクの寄付を受け付けている団体
- チャリティ団体
- 日本カーシェアリング協会
- 慈善団体
- 福祉施設
- 高齢者施設
芸術作品やコレクション品
芸術や価値のあるコレクション品はそのままゴミとして処分してしまうのはもったいないですよね。例えば歴史的・文化的に価値のあるものであれば、博物館などに提供することでその価値が失われずに後世に伝えていくことができます。
歴史的、文化的に価値のあるものはそれを必要としている人、まだその存在を知らない人が必ずいます。歴史的・文化的価値をのちの時代に伝えるためにも寄付を検討しましょう。遺品の価値が不明瞭な場合、そういった品を鑑定するサービスもあるのでぜひ活用すると良いですね。
芸術作品やコレクション品の寄付を受け付けている団体
- チャリティ団体
- 美術館
- 博物館
- 大学や学術機関
- 図書館
- 文化団体
遺品を寄付・寄贈する際の注意点
寄付先を調べる
遺品を寄付する前にどこに寄付するかを決めましょう。大切なのは寄付したい遺品がその場所でどのように使われるかを考えることです。
芸術品なら美術館や博物館、物資なら慈善団体や福祉施設などが適切ですよね。インターネットや電話でその場所の情報を調べ、おこなっている活動や目的に共感できる場所を寄付先に選びましょう。
また本当にその団体が必要としている物品かどうかというのも重要な点です。相手が必要としていないものを送りつけたら迷惑になるため事前調査はしっかりしましょう。
利用者を調べる
自分が寄付した物品がどのような人に使われるかも事前に確認するべき点の一つです。特に自分の親族の遺品を寄付するため、寄付したら故人が喜んでくれるかなということも考えた方が良いですよね。
インターネットで見られる口コミなどを参考にし、実際に寄付をした人がどのような印象を受けているかなどを確認するのも重要です。有名な団体や地域で評判の良い場所を選ぶと安心ですよね。
遺族の合意を得る
遺品を寄付する前に遺族や故人の関係者と話し合いましょう。遺品が家族にとって特別な思い出を持つ場合、その気持ちを大切にすることがもっとも重要です。
寄付の意向や理由を伝え、家族の合意を得ることで円満な寄付ができます。こうすることで、故人を思いつつ、遺族・関係者で協力して遺品を新しい場所、必要としてくれる人へ送ることができるでしょう。
寄付品を確認する
上述したように、寄付したい遺品が問題なく使える状態かどうか確認しましょう。もし状態が良くない場合、修理やきれいに掃除をしてから寄付する必要があります。
寄付した品物が寄付先でも問題なく使える、気持ちよく使ってもらえることで、初めて寄付は人の役に立ちます。
遺品の寄付を業者に委託する方法
仕事が忙しく思うように時間が作れないなど、遺品の寄付自体を自分でするのが難しいと感じる人もいるでしょう。
そういった場合、遺品の取り扱いに関しては遺品整理業者に任せるのがおすすめです。遺品整理業者によっては、遺品を処分する代わりに然るべき団体へ寄付してくれるサービスをおこなっている場合があります。
遺品の数が多かったり、遺品を寄付するための時間がないという人はぜひ遺品整理業者に依頼しましょう。
バザーに出品するのもおすすめ
学校や公民館などを使って催される地域のバザーは、その売上を地域の子供達や困っている人を助ける目的で開催されます。そのため地域主催のバザーに出品することで、結果的に困っている人を助けることに繋がるでしょう。
故人の思いが詰まった遺品が地域の困っている人々のためになるのであれば、バザーに出品してみても良いですね。
遺品を海外に寄付したい
遺品は日本だけでなく、海外でも引き取ってくれることがあります。動作はするものの、若干状態が悪い自動車や家具、家電製品は日本国内で需要がなくても、発展途上国などでは需要がある場合があります。
国内で寄付できなかったものは、視野を広げて海外の寄付先を探してみてもいいでしょう。
遺品の寄付に関してよくある質問
- 寄付先に遺品を送る際の手配にコストはかかりますか?
-
寄付先に遺品を寄付する際、基本的にそのコストは寄付する側で負担することになります。しかし遺品整理業者に委託することでそれらの費用もまとめて管理してくれるのでおすすめです。
- 遺品の寄付をキャンセルすることは可能ですか?
-
遺品を寄付した後、その所有権は受け取り側に移ります。そのため受け取り団体の規則に沿って対応することになるでしょう。基本的には返還できないことが多いです。
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遺品整理を考えている方の中にはこんな不安を持つ方も多くいらっしゃいます。
確かに、周りに利用した事がある人も少ないサービスだけに「ぼったくられないかな?そもそも相場がわからないんだけど」と思ってしまうもの。
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また遺品整理を考えるときには「不用品回収業者じゃだめなの?」という疑問もよく上がってきます。
まずは不用品回収業者ではなく遺品整理業者に依頼しなければ損してしまう可能性について解説するので参考にしてください。
遺品整理業者ではなく不用品回収業者だと損をする可能性
実は遺品整理では家具の中などから現金が見つからないことの方が多いという事実があります。
タンスの中など分かりやすい場所だけでなく、ソファの中から3000万円の現金が見つかったという事例もあるのです。
実績の多い遺品整理業者はこの事実を知っているので、遺品の中の違和感に即座に気づくことができます。
しかし不用品回収業者は遺品整理のプロではないので、現金が入ったままの家具や家電でも気づかず回収してしまう可能性が高いです。
故人が大切に貯めた資産を間違えて捨ててしまわないためにも、遺品整理は不用品回収業者ではなく遺品整理業者に依頼するのが最適なのです。
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遺品整理士という資格をご存知でしょうか?
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例えば上記のように「遺品の中から現金が見つかった」というようなケース。
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