処理困難物が遺品整理で出たらどう対処する?処分方法・業者の選び方は?

遺品を整理していると、ゴミ処理場でもクリーンセンターでも処理できない処理困難物が出てくることがあります。本記事では、処理困難物の例と処分方法を紹介しています。業者の選び方も紹介しているので、これから遺品整理を始める方はぜひチェックしてみてください。

目次

遺品整理で出る処理困難物って?

遺品整理をしていると家庭ごみクリーンセンターでは回収できない処理困難物が出てきます。

大きすぎて粉砕しづらいものや、処分の段階で引火のリスク・有害物質発生のリスクがあるものは通常のゴミとして処分できません。

【遺品整理での処理困難物の例】

  • 家電(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・パソコンなど)
  • 小型充電式電池・ボタン電池・バッテリー
  • スプリング入りのマットレス
  • 大型の金庫・ピアノ・オルガン
  • タイヤ・自動車部品・バイク・電動アシスト自転車
  • ガスボンベ
  • 消火器
  • 石・砂・土
  • 塗料・シンナー
  • 農薬
  • ガソリン・軽油・灯油などオイル類

処理困難物の種類は自治体によって多少の違いがあるので、故人が住んでいた自治体に確認しておきましょう。

遺品整理の処理困難物の処分方法

大きすぎるものや、処分の際に引火・有害物質の発生のリスクがあるものは、通常の方法ではゴミに出せない処理困難物です。ここでは、処理困難物の処分方法について紹介していきます。

業者に回収を依頼する

処理困難物を回収するためには一般廃棄物収集運搬業許可を持つ業者への依頼が必要です。産廃業者や、不用品回収業者が該当します。

特に、遺品の回収・処分を頼むのであれば遺品整理業者がおすすめ。遺品の処分だけではなく、整理や買取もやってくれます。

各種販売店・購入店舗に回収してもらう

処理困難物の中には、その品物の販売店・品物を購入したお店で回収してもらえるものもあります。

家電や電池・バッテリーは、家電量販店や販売メーカーに引き取ってもらえます。スプレーなら製造メーカーで引き取ってくれる場合が多いです。

タイヤや自動車部品は、カー用品店やタイや専門店で引き取ってもらえます。ディラーや中古車の販売店、自動車修理や整備工場で引き取ってくれることもあります。

遺品整理で処理困難物が出た場合は、販売店や販売メーカーに問い合わせてみましょう。

消火器や農薬、ペンキなどはホームセンターで回収してくれることもあります。

特定取引所・窓口を利用する

遺品整理でよく見つかる消火器は、全国の特定取引所や特定窓口で回収してもらえます。消火器リサイクル推進センターのWEBサイトを確認してみましょう。

小型電池やバッテリーも、自治体が設置した回収ボックスがあるので持ち込むことができます。

その他、回収場所が決められている処理困難物もあるので、一度自治体の窓口に相談してみるのがおすすめです。

売却する

処理困難物の状態が良かったり、購入から3~5年以内であれば、リサイクルショップやネットのオークション・買取サイトに売りに出すこともできます。

大型のものは出張買取に対応している業者を選びましょう。あるいは、遺品整理業者に整理を依頼すれば、買い取れるものを買い取ってもらえます。

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遺品整理の処理婚物のための業者の選び方

処理困難物の回収を依頼する際、代表的な業者は産廃業者や不用品回収業者。しかし、これらの業者は「遺品の取り扱い・整理」に不慣れです。そのため、タスクルでは遺品の回収・処分に遺品整理業者をおすすめしています。遺品を整理し、その中から処理困難物を見つけて適切に対応してくれます。

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すでに遺品の整理が終わっていて、処理困難物と一般的なゴミに分別ができている状態ならば、産廃業者や不用品回収業者の方が向いています。「処理困難物がありそうだけれど、自分達で整理・持ち出すのが大変」と考えている方には遺品整理業者の方がおすすめです。

遺品整理業者で処理困難物を捨てる際の相場

遺品整理業者に処理困難物や不用品の処分を依頼する際は、処分量によって料金が決まります。

建物の状況や周辺環境によって作業人数も変わるので、見積もりを取るまで相場はわかりづらい側面があります。

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例えば駐車場と依頼あの現場が近ければ、作業時間が減るので安くなります。エレベーターがない現場は上り下りが発生し、作業人数も増えやすいのでその分高額になる傾向があります。

遺品整理業者に処理困難物の整理・運搬・処分を依頼したい場合は、一度相見積もりを作成し、相場を把握していきましょう。

遺品整理業者の料金相場や頼む目安については、こちらの記事でも解説しているので、必要に応じてご覧ください。

処理困難物のための遺品整理業者の選び方

処理困難物の整理・運搬・処分買取のために遺品整理業者を利用する際には、相見積もりを作成して相場を把握するのがおすすめ。

無料見積もりに対応している業者を探して、複数見積もりを依頼しましょう。見積もり依頼を出すことで、業者の対応も確認することができます。

【遺品整理業者に見積もり依頼を出す際の確認事項】

  • 代表者の氏名や会社の連絡先が明確
  • 料金体系が明確か
  • 一般廃棄物収集運搬許可証によるゴミ処理を行っているか
  • 古物商許可証による買取を行っているか
  • サイトに実績を載せているか

処理困難物を回収・処分するためには一般廃棄物収集運搬許可証が必要です。買取を考えている場合は、古物商許可証も持っていることも確認しておきましょう。

代表者氏名や連絡先、必要資格を確認した後は、サイトに掲載されている実績を確認し、ご自分の依頼内容に合っているかを確認してから依頼するのがおすすめです。

見積もりを受け取った後は、料金体系や作業内容が明確であることを確認しておくことも大切です。作業内容が曖昧なまま、不自然に安い費用を提示する業者は、後に高額請求を出す悪徳業者である可能性が高いです。

遺品整理業者とのトラブル事例はこちらの記事で解説しているので、選ぶ際にはご参照ください。

遺品整理の処理困難物に関するよくある質問

処理困難物とは何?

通常のゴミ処理場やクリーンセンターでは処理できない不用品のことです。専門業者に処理してもらうか、販売元・特定の団体に回収してもらうことになります。状態が良ければ、売りに出すことも可能です。

処理困難物の処分におすすめの業者は?

産業廃棄物処理業者を処理できる業者に依頼しましょう。産廃業者・不用品回収業者などが該当します。遺品整理業者なら、遺品整理をした上で不用品を回収・買取してくれるので、おすすめです。

「遺品整理業者って何となく不安」と思うならタスクルへ!

遺品整理を頼みたいけど選び方もわからないし、ちゃんとした業者っているの?

遺品整理を考えている方の中にはこんな不安を持つ方も多くいらっしゃいます。

確かに、周りに利用した事がある人も少ないサービスだけに「ぼったくられないかな?そもそも相場がわからないんだけど」と思ってしまうもの。

タスクルではきちんとした遺品整理業者とお客様をつなぐために、以下の取り組みを行っています。

  • 有資格者在籍の業者を紹介
  • 明確な料金設定の業者を厳選
  • チャットでのやり取りで記録を残す

また遺品整理を考えるときには「不用品回収業者じゃだめなの?」という疑問もよく上がってきます。

まずは不用品回収業者ではなく遺品整理業者に依頼しなければ損してしまう可能性について解説するので参考にしてください。

遺品整理業者ではなく不用品回収業者だと損をする可能性

実は遺品整理では家具の中などから現金が見つからないことの方が多いという事実があります。

タンスの中など分かりやすい場所だけでなく、ソファの中から3000万円の現金が見つかったという事例もあるのです。

故人が現金至上主義だった場合、空き巣被害を避けるため思いもよらない場所に現金を隠していた可能性があります。

実績の多い遺品整理業者はこの事実を知っているので、遺品の中の違和感に即座に気づくことができます。

しかし不用品回収業者は遺品整理のプロではないので、現金が入ったままの家具や家電でも気づかず回収してしまう可能性が高いです。

故人が大切に貯めた資産を間違えて捨ててしまわないためにも、遺品整理は不用品回収業者ではなく遺品整理業者に依頼するのが最適なのです。

タスクルは有資格者在籍の業者を紹介

遺品整理士という資格をご存知でしょうか?

一般財団法人 遺品整理士認定協会が認定している正式な資格で、モラルはもちろん遺品整理に関する法規制についても学んでいます。

例えば上記のように「遺品の中から現金が見つかった」というようなケース。

法規制や遺品整理のルールを何も知らない人が大量の現金を発見した場合と、遺品整理士の資格を持ち実績も多数ある人が発見した場合とでは現場の状況が変わってくると思いませんか?

タスクルでは遺品整理士の有資格者が在籍している業者を厳選して5社紹介いたします。

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葬儀や初七日などめまぐるしい日々が続く中でも、信頼できる遺品整理業者を簡単に探していただけます。

タスクルは明確な料金設定の業者を厳選

利用したことがないサービスだけに、遺品整理は相場や料金設定がわかりにくいという声も多いです。

タスクルでは遺品整理士の有資格者在籍業者を厳選すると同時に、料金設定を明確にしている業者も厳選いたします。

そもそもタスクルはどのような業者とでも提携しているわけではありません。

実績や資格の有無など弊社独自の厳しい基準で業者をジャッジし、お客様に安心してご紹介できる業者とのみ提携。

そんな選りすぐりの提携業者の中から最大5社、無料見積もりで料金を比較してご納得できる業者を選んでいただけます。

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分かりにくい見積もりや使途不明金などを請求するような業者とは提携しておりません。

タスクルはチャットでのやり取りで記録に残す

チャットはよく分からないし不安。

こんな声もあるかもしれませんがタスクルではあえて、原則チャットでやり取りのシステムを構築しております。

なぜならチャットでのやり取りは全て記録に残るため、万が一業者とのトラブルが発生した際「言った言わない」の水掛け論を防止できるからです。

トラブルの起きない優良業者のご紹介を第一にしておりますが、仮にトラブルが起きた際もチャットの記録でお客様を守ることができます。

またチャットを使用していただくことで、正式に遺品整理を依頼するまでお電話番号などの個人情報が業者に公開されない仕組みとなっております。

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お客様の個人情報を守り、やり取りの記録が残るタスクルのシステムをぜひご利用ください。

もちろんお電話で対応している業者も多数ございます。チャットができないという方でもご利用いただけますのでご安心ください。

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