自転車の処分方法8つと費用!防犯登録抹消方法。あさひで処分?

乗らなくなった自転車、錆びたりパンクしたものは処分しようか悩みませんか?また、引っ越しを機に処分しようと思う人もいるでしょう。

自転車は、学生や主婦、自転車通勤のサラリーマンなどに利用されており需要があります。そのため、状態の良いものであれば売ることも可能ですし、友人や知人に無料で譲れば喜んでくれることも多いです。

では、状態の悪い自転車の処分方法はどのようなものがあるのでしょうか?もう1つ、防犯登録がそのままでも問題は無いのでしょうか?

目次

自転車の廃棄処分方法8つと費用

自転車の処分の方法は「捨てる」「人に譲る」かに大きく分けられます。状態が悪く、修理しても直らないような時には粗大ごみや資源ごみとして処分されます。

状態が良い場合はリサイクルショップに持ち込んだり、オークションやフリーマーケットサイトに出品したり、友人や知人に無料で譲る方法もあります。

また、自転車の防犯登録はそのままの状態で人に譲れば、次に使用する人に迷惑がかかることもあります。他人だけではなく、時には自分自身にも被害が及ぶこともあるので、処分する前にも必ず防犯登録の抹消を行うようにしましょう。

① リサイクルショップで買取

リサイクルショップでは、お店へ直接持ち込む方法と自宅まで買い取りに来てもらう方法があります。リサイクルショップではほとんどの場合、自転車は1,000円以上で販売できるものです。そのため、状態が良いものであれば売った方がお店側にも喜んでもらえます。

リサイクルショップへ売る前は、汚れやシールのベタベタ、錆等はできる限り取り除きましょう。パンクもすぐ直せるようであれば、直してから買取できるかどうか見てもらうようにします。

【チェックポイント】
自転車の簡単なチェックポイントには以下のようなものがあります。

・ペダルはスムーズに漕ぐことができるか
・チェーンがきしむことはないか
・ライトは点灯するか
・鈴は鳴るか
・反射板はあるか
・バッテリーが切れていないかどうか等(電動自転車の場合)

最低限の汚れや錆は落として、できる範囲で修理してから万全の状態で買い取ってもらえるようにします。

【リサイクルショップに売る際に必要なもの】
リサイクルショップでの買取には身分証明書(運転免許証等)や防犯登録カードの確認が必要になります。予め買取の際に必要なものを聞いておけば間違いはありません。

自転車の防犯登録は必ず抹消してから買い取ってもらうようにします。お店によっては防犯登録の抹消の代行をしてもらえるところもありますが、自分で手続きをした方が確実です。

防犯登録の抹消は時間があれば簡単にできるので、忙しい時以外は自分で防犯登録の抹消を行ってから買い取ってもらうようにしましょう。

② オークション・フリーマーケットサイトでの販売

オークションやフリーマーケットサイトで売れば、高値で売ることができるかもしれません。少しでも自分の利益を増やしたい人に向いてる処分方法で、不要になった部品も一緒に出品すれば一気に処分することができるでしょう。

ただし、オークションやフリーマーケットサイトへ出品する前に、必ず防犯登録を抹消してください。

購入者へ自転車が届いた後にトラブルが発生する場合もあります。トラブルの原因の多くは商品画像と実物の見た目です。購入者が抱いているイメージとズレがないようにすることが重要で、傷、破損、色落ち、剥がれなども正直に伝えましょう。

③ 友人・知人に譲る

友人や知人に譲る場合も防犯登録の抹消を行います。防犯登録の解除をする時間がない時は、友人や知人に譲渡証明書を渡しておいて、後から登録を抹消してもらう方法もあります。

ちなみに、自転車を譲り受けた人への防犯登録の名義変更はできません。防犯登録が必要であれば、近くの自転車ショップやホームセンター等で以前の登録を解除した後に、500円を払って新規で登録してもらいます。この時、登録番号も引き継ぐことはできません。

友人や知人から「そのままで大丈夫だよ」と言われたとしても、必ず登録の抹消を行ってもらいます。所有権が相手のものにならない限り、自分のトラブルになる場合もあるからです。相手方に迷惑をかけないためにも、防犯登録の抹消は確実に行いましょう。

④ 買い替えで処分する

新しい自転車の購入を考えている人は、約500~1000円で古い自転車を処分することができるかもしれません。ただし、処分することができる台数は限られています。引き取ってもらえる場合は、「お店まで持ち込める場合のみ」と決められていたり店舗によって異なります。

そのため、自転車の買い替えの際は、回収や処分費用の有無についても予め聞いておくと良いでしょう。自転車の下取りをすることで安くなることはほとんどありませんが、自分で処分する手間は省けるという点で好まれています。

⑤ 自治体のゴミ(粗大ごみ)に出す

自転車を自治体のごみ(粗大ごみ)で処分する場合は、2つの方法のいずれかを選びましょう。

【自宅まで回収に来てもらう方法】
自治体に電話して予約する必要があります。その後、お店やコンビニ等で販売されているゴミ処理券を購入して自転車に貼りましょう。

後は、決められた日時に決められた場所に置きます(必ず防犯登録は抹消しておく)。自転車の引き取りまでは約2~3週間要する場合もあるでしょう。

自転車の処分費用は約500円~1000円で、自治体によっては資源物として扱い無料で引き取ってくれるところもあります。

【クリーンセンターに持っていく方法】
車が用意できる場合はクリーンセンターへ持っていくのもいいでしょう。

⑥ 回収業者

回収業者は車がない場合や忙しい人に向いている方法です。費用は約1000~3000円かかりますが、自宅まで引き取りに来てくれて登録の抹消もお願いすることができます。また、費用は高くつきますが依頼した当日でも引き取りが可能です。

【回収業者に引き取りに来てもらう際のポイント】
防犯登録がある場合は抹消を行ってくれるか、引き取り証明書等も発行してもらえのるかを確認しましょう。

防犯登録の協会に加入している回収業者であれば安心ですが、ほとんどの場合は加盟していません。加盟していなくてもしっかりと処分してくれる場合がほとんどです。

しかし、無料で回収してくれる場合は注意が必要で、海外へ輸出して不当な利益を得ている事も考えられます。無料で引き取ってもらえる場合は、自分で防犯登録の抹消を行った方が安全です。

⑦ごみ処理場に自転車を持ち込む

できるだけ自転車の処分費用を抑えるならごみ処理場へ持っていきましょう。ごみ処理場は重量で料金が決まるので数百円で処分できます。自治体のゴミ(粗大ごみ)に出すよりも、安く処分できるかもしれません。

ごみ処理場の受付時間は場所によって違うので、ホームページや電話で確認しましょう。場所によっては予約システムを導入していたり、本人確認が必要な場合もあります。

⑧サイクルベースあさひに持ち込む

自転車ショップのあさひサイクルでも処分可能です。処分のみの場合は1000円(税抜き)で、自転車を購入して処分する場合は500円(税抜き)かかります。ただし、いずれの場合も自分で持ち込むことが条件です。

持ち込む前に店舗へ連絡する必要はなく、基本的に処分することができない自転車はありません。詳しい情報はお近くのあさひサイクルへ確認してください。

放置自転車の処分方法

放置自転車の処分方法は私有地にあるのか、公道にあるのかによって対処法が変わります。

【私有地の場合】
自分で持ち主を探すか警察へ依頼しましょう。自分で持ち主を探す場合は、自転車に張り紙などを貼ったり回覧板や掲示板など利用して探します。持ち主が見つからない場合は警察に防犯登録を確認してもらいましょう。

盗難車であれば持ち主を調べて返却しますが、盗難車でない場合は警察が介入することはありません。警察で解決できない時は放置自転車を専門に回収している業者へ連絡しましょう。地域によって対応は異なりますが回収してくれるケースが多いです。

【公道の場合】
公道の場合はどこに自転車が放置されているのかによって連絡する場所が違います。

国道は国土交通省、県道は県庁、市道は市役所へ連絡しましょう。どこに連絡していいのかわからない時は役所へ電話すれば対応してくれます。

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壊れた・古い自転車の処分方法は?

壊れた自転車や古い自転車を処分する方法は次の通りです。

・中古自転車を扱っているリサイクルショップ
・自治体のゴミ(粗大ごみ)に出す
・回収業者へ依頼する
・ごみ処理場に自転車を持ち込む
・サイクルベースあさひに持ち込む

壊れた自転車や古い自転車をお金に換えて処分したい人は、中古自転車を扱っているリサイクルショップへ相談しましょう。自転車が壊れていたり古くて走行できなくも査定する価値はあります。

中古自転車を扱っているリサイクルショップは修理をして販売するお店もあり、壊れていようが古かろうが関係ありません。フレームだけが壊れている場合は修理に手間がかからないことから、高い値段で買い取ってくれる可能性もあります。

自転車本体を買い取ってくれなくてもパーツだけを買い取ってくれる場合もあるので、査定を依頼して損はないでしょう。

自転車を処分する前に防犯登録を確認

防犯登録シール

今やほとんどの自転車に防犯登録がされています。費用も500円と低価格です。しかし、自転車の購入と共に手軽に防犯登録ができるからこそ、自転車の処分をする際は防犯登録の抹消が煩わしく感じることがあります。

防犯登録の有効期限は、管轄の都道府県によっても異なりますがおよそ7~10年です。だからと言って、期限が過ぎたら自動的に抹消されるというものでもありません。

管轄の都道府県により、すぐに抹消するところと数年間はデータを残しておくところ等様々です。基本的には有効期限が過ぎても、自転車の所有権は登録者にあると思っていたほうが良いでしょう。

防犯登録カード

防犯登録カードには所有者の住所、氏名、電話番号、防犯の登録番号、車体番号が記載されています。防犯登録カードがない場合は自転車の保証書や(車体番号が記載されている)、領収書があれば手続きできることが多いです。

また、自転車の持ち込みによって確認できることもあります。自転車本体には車体番号が記載されているので、身分証明書を提示すれば処理できることが多いです。

ただし。スムーズな手続きにするために、事前に管轄の都道府県に必要書類を聞いておくようにしましょう。自転車本体の持ち込みには防犯登録カードが必須な場合もあります。

通信販売での購入の場合

インターネットでの自転車の購入は、古い自転車を無料で回収するサービスや、手数料を払って防犯登録の抹消手続きの依頼をしたり、運搬や処分までしてくれるサービスもあります。
こちらもお店によって下取りしてくれるかどうかは異なります。購入を検討している場合は予め聞いて確認をとりスムーズな取引になるようにしましょう。
特に通信販売での購入と下取りにあたっては、お店の評価や口コミを確認してから判断するのがいいです。評価や口コミがゼロの場合や数件しかない場合は、お店の信頼性は低いと考えて購入や下取りは検討する必要があります。

防犯登録を抹消する手続きと必要なもの

自転車の防犯登録は購入時に一緒にできるものの、登録の抹消はどこでできるのでしょう。一般的には「自転車防犯登録所」を掲げている自転車屋さんや自転車を販売しているホームセンター、最寄りの警察署でも行うことができます。

※東京の警察署等では解除できないこともあります。

防犯登録の抹消も、購入した店舗での手続きが望ましいですが他店舗での手続きも可能です。防犯登録の抹消には予め必要な書類を持参の上、必要であれば自転車本体(防犯登録シールがついたもの)等も持っていきましょう。防犯登録シールは主に自転車のサドルの下に付いています。


 必要な書類 


基本的には身分証と防犯登録カード、自転車があれば手続きできます。引っ越し後の防犯登録の抹消は管轄が異なるので、最初に防犯登録センターに電話をして聞いてから手続きしましょう。


①登録している人の身分証明書
(例:免許証等)

②防犯登録カード

③委任状
(本人が行けない場合や本人が未成年の場合等)

④譲渡証明書
(知人・友人が登録の抹消を行う場合)

⑤自転車本体
(防犯登録カードが無い場合等)


引っ越しの際も、事前に防犯登録の抹消をしておいた方が処分が早く済みます。

引っ越し先でも管轄が異なるのであれば必要に応じて新規契約しますが、引っ越し先が同じ都道府県内であれば住所変更だけで大丈夫です。所有者情報の変更だけであれば手数料もかかりません。

※防犯登録を解除しなかった場合

防犯登録を抹消しないままの状態で売ったり人に譲った場合には、その自転車を購入した人やもらった人が窃盗の容疑にかけられてしまうことがあります。

例えば、他県で自転車が発見された場合や職務質問を受けた場合は誤解を招くことがあるのです。購入店舗や譲ってくれた人に確認しても、「そんなことあったかな?」と忘れてしまったり、確実な答えが返ってこないこともあります。

自分が防犯登録の抹消を怠ったせいで多くの人に被害が出ないように、手続きはきちんと行いましょう。

※悪質なリサイクルショップや回収業者の場合

悪質なリサイクルショップや回収業者に依頼した場合は、廃棄処分として受け取った自転車をそのまま転売されてしまう事があります。

自転車はお店に置き去りのものや違法注駐車されたもの、不法投棄されたままのものは回収することでお金に変えられるのです。これらは市の入札権を使えば、輸出業者が数百円~1500円程で購入してくれることがあります。

「お店や業者に頼ん=安心」ではなく、そのお店や業者が登録の抹消から処分まで行ってくれるかは不透明であることも多いのです。

防犯登録を抹消しないと自分が困ってしまう事も……

処分が終わると「もう自分の手元からは離れた」と思いがちですが、防犯登録をそのままにしておくと、所有権はあなた自身に残り続けます。

最悪のケースとして、例えば自転車の所有件があなたに帰属したまま、その自転車がひったくりや犯罪に使われた場合はあなたが疑われることもあります。

※防犯登録シールを剥がすだけではダメ

自転車本体には車体番号があり、防犯登録シールをはがしても所有者の確認が可能です。自転車が事件に使用された場合、むしろ剥がしてしまった事で事件への関与の疑いが強くなってしまう可能性があります。

必ず防犯登録の抹消の手続きをしてから自転車を処分しましょう。

まとめ

自転車の処分の前の防犯登録の抹消も大切です。しなかったことで友人知人との間で思いもよらぬトラブルが起こる事も気をつけたい所です。

また、廃棄処分を行ったつもりが悪い業者に転売されてしまう可能性が有ることも念頭におきましょう。

正しい自転車の廃棄処分にこの記事が役に経てば幸いです。

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