自作パソコンいじりが趣味だけれども、ケースだけいらなくなったという場合、どう処分すれば良いのでしょうか。ケースだけなら金属ゴミとしてだせるかと思いきや、パソコンケースは金属以外にも細かい部分でプラスチックを使っていることも。普通ゴミや粗大ごみとして簡単に捨てられないのでしょうか?
資源の有効な利用の促進に関する法律、通称リサイクル法が2003年4月7日からパソコンにも義務付けられました。そのため、パソコンは粗大ごみとしては捨てられなくなり、基本的には製造したメーカーが無料で回収することになっています。
それでは、パソコンの外側のケースだけの場合は、どのように捨てれば良いのでしょうか。デスクトップ型のパソコンを自作していると、ケースだけあまってしまうことがありますが、一番安く捨てるにはどうすれば良いのでしょう。ここでは、パソコンのケースの処分方法について調べてみました。
パソコンのケースとは、どの部分?

パソコンケースとは、ハードディスクやDVDを読み込む部分といったパソコンの中身の部分が入っている入れ物のことです。普段はあまり意識しない部分ですが、パソコンを自分で組み立てている人には馴染み深いものになります。
パソコンのケースがあるのは、デスクトップのパソコンだけです。モニターとパソコン本体が別個になっていたら、本体を入れている外側の部分がケースになっています。ノートブック型のパソコンや、モニターと一体型のパソコンには、ケースは存在しません。
ケースの中には、マザーボードやCPU、CPUクーラー、メモリー、ハードディスク、グラフィックボード、電源などが入っています。それらの中身を全部出した外側がケースと呼ばれています。
【まとめ】パソコンのケースとは?
基本的にはデスクトップPCから『マザーボード』『CPU』『CPUクーラー』『メモリー』『ハードディスク』『グラフィックボード』『電源』『ケーブル類』を取り外した外装部分を指します。
1 リサイクルショップで買取してもらう
うまくいけば最もお得にパソコンケースを処分できるのがリサイクルショップで買取してもらう方法。
粗大ゴミや回収での処分だと安くても1,000円~の費用となりパソコンケースを処分するためにお金を払う必要があります。
しかしリサイクルショップで買取となれば、お金をもらってパソコンケースを処分することができるのです。浮いたお金でちょっとランクの高いパソコンケースを新たに買うことができるかもしれませんよね。
■幅広い商品ジャンルの買取実績「GoodDeal(グッドディール)」
とくにオススメなのが幅広い商品ジャンルを買取している「Good Deal(グッドディール)」。
Good Dealはリユース品の宅配・出張買取業者で「こんな物でも買い取ってくれるの?」と驚くようなアイテムの買取実績もあります。
またリユース業者専用のオークションも主催。主催者だからこその知識と経験で幅広いジャンルの商品を買取します。運営元はリユース業界で圧倒的な買取実績をほこるハッピープライスで、知る人ぞ知る買取業者なのです。
Good Dealの大きな特徴は査定の前に無料で相談が出来るところ。たとえばほかのサービスの場合「これも買ってもらえるのかな?」と気になるアイテムでも先に査定が必要となり、査定額を確認してから買取してもらうかを決めるのが一般的。
一方Good Dealの場合は先に相談できるので査定の前に相談して疑問点を解決してから査定に出すかどうかを決めることができます。

ブランド品・不用品の出張買取グッドディール【GoodDeal】
送料・出張料・査定料などの手数料は全て無料!査定額に納得できない場合でもキャンセル料はかかりません。
ブランド・ノーブランドに関わらず幅広い商品ジャンルを取り扱っているため、ほかにも不用品があれば査定前の無料相談で買取可能か一緒に質問してみると良いでしょう。
捨てようと思っていたパソコンケースや不用品を買い取ってもらえたら嬉しい臨時収入です。まずは以下のリンクからお気軽に相談してみてはいかがでしょう?
2 自治体が推奨する団体、業者へ送付する

■国認定事業者リネットジャパンへ送付する
リネットジャパンというのは国が唯一認定している小型家電回収業者で愛知県に本社があります。宅配便で家庭から出た小型家電を回収する仕組みで注目されており、400以上の市町村が小型家電の回収先として推奨。
パソコン以外に使わなくなった小型家電なども一緒に無料で回収してもらえますよ。

【国認定】パソコン無料回収・処分・廃棄【リネットジャパン】
リネットジャパンなら自作パソコンもダンボール1箱分無料で回収!HDDを外していてもOKです。ただしパソコンケースだけの回収は行っていないので、マザーボードやCPUなどを分解せず処分したい場合とてもお得に利用できます。
ダンボールは1箱につき3辺の合計140cmで、重さは20kg以内。このサイズに入ればパソコン以外に周辺機器や小型家電も何点でも回収してくれます。
申し込み方法もとても簡単。リネットジャパンのウェブサイトにアクセスして申し込むだけでOKです。その後ダンボールに詰めて集荷希望日を選ぶだけなので自分がどこかに申し込みや振込みに行く手間もありません。
自宅にいながら気軽に自作パソコンや周辺機器を処分できるおすすめのサービスです。
■パソコン3R推進協会へ送付する
パソコンのメーカーがわかっているものは、各メーカーに回収を依頼できます。PCリサイクルマークがついていれば、送料も手数料もかからず無料で回収してくれます。しかし、自作のパソコンや、パソコン業者が廃業してしまった場合は、パソコン3R推進協会に送付すると処理してくれます。
回収方法としては、パソコン3R推進協会のホームページにアクセスして、専用ページから申し込みができます。その他には、FAXや郵送での申し込みも可能ですが、電話での申し込みは行っていません。申し込みが終わると、数日後に料金の請求用紙が送られてきます。
■パソコン3R推進協会の回収料金
デスクトップパソコン 1台につき4,000円(税抜)
ノートパソコン 1台につき4,000円(税抜)
となっています。ケースだけの料金体系はありませんので要注意です。
4,000円も支払うのであれば、自治体で粗大ごみに出せるところは数百円で済みますので、そちらのほうがお金がかからずに済みそうですね。パソコン3R推進協会にお願いする時は、製造メーカーがわからなかったり自作だったりするパソコンで、ケースだけでなく本体まるごと処分したいという場合に利用したほうが良さそうです。
お金を支払うと、エコゆうパック伝票が送られてきますので、ダンボールにパソコンを入れて送ります。
3 自治体に燃えないゴミとしてパソコンケースを出す

パソコンは「PCリサイクル法」で、普通ゴミや燃えないゴミ、資源ごみ、粗大ごみとしては出せないことになっています。しかし、パソコンの入れもの、ケースとなると話は別です。自治体によっては、燃えないゴミとして、あるいは大きいものは粗大ゴミとして捨てることができます。
燃えないゴミとして出せる時は無料ですが、粗大ゴミとして出す時には有料になります。有料になる金額も自治体によって異なりますが、数百円程度が一般的です。パソコンケースは、自治体が出しているゴミの捨て方ガイドの小冊子や、ホームページには、書かれていないことが多いので、不明な場合は直接自治体のゴミ回収の部署に問い合わせてみましょう。
例えば横浜市の場合、金属でできたパソコンケースは、「小さな金属類」として無料で出すことができます。横浜市の「小さな金属類」の回収は、「缶・びん・ペットボトル」の収集日と同じ週一日となっています。しかし、ケースの大きさが30センチ以上の場合は粗大ゴミとして扱われます。一番長い部分が30センチ以上であれば、横浜市の場合は粗大ゴミになります。
注意点としては、ケースの中に何か残っていると、パソコンとして扱われてしまうので、自治体の不燃ごみや粗大ごみとして出せなくなってしまうので注意してください。
【まとめ】『燃えないゴミ』としてパソコンケースは出せる?
自治体によっては可能だが、多くの場合規定がある。