枕の分別は燃えるごみ?例外あり!素材別正しい捨て方と出し方|ごみにしない活用術も

枕を捨てるときは何ごみに分別されるのか、少し迷いますよね。

分別を間違えて「回収されなかった!」となると最悪です。基本的に枕は燃えるごみとして回収の自治体が多いのですが、大きさや中身の素材で分別が変わることもあります。

本記事では枕のごみ分別や正しい捨て方、迷惑をかけない枕ごみの出し方を解説。また枕をごみにしない活用術を知れば、思わぬ節約につながるかもしれません。

目次

枕は基本的に燃えるごみに出してOK!ただし例外あり

枕は、多くの自治体で燃えるごみに分類されています。いつもと同じように、枕をごみ袋に入れて処分して問題ありません。

しかし、一般ごみの規定サイズを超える大きな枕は、粗大ごみや資源ごみに分類される場合もあるので、注意が必要です。また、枕の素材ごとに分別方法が変わるケースもあります。

枕の大きさ・素材別のごみ捨て方法

枕の大きさや素材ごとの分別方法、捨て方の手順を詳しくご紹介します。

ごみ袋に入らない大きな枕|分解して捨てる

ごみ袋に入らないような大きな枕は、一般ごみの規定サイズを超えているので、そのまま捨てることはできません。人と同じくらいのサイズの抱き枕も同様です。大きな枕の捨て方は、下記の2つです。

  1. そのまま粗大ごみとして出す。
  2. 分解して一般ごみとして出す。

粗大ごみに出す場合、申し込みの手間や回収日を待つ煩わしさがあり、数百円程度ですが処分費用もかかります。何も手を加えずそのまま捨てられるのが利点ですが、小さく分解して一般ごみとして捨てる方が早くてお得です。

分解する場合、枕カバーを外し、中身を取り出します。細かくちぎったりカットしたりすれば、ごみ袋に入るサイズになり、いつも通り捨てることができますよ。

中身がビーズの枕|ビーズを適切に分別する

ビーズ入りの枕は、分別が必要です。カバーを外して、中身を取り出しましょう。

カバー

燃えるごみ

ビーズ

プラスチックごみ、不燃ごみ

低反発・高反発の枕|ウレタンの分別がポイント

低反発・高反発の枕に使われているのは「ウレタン」という素材です。ウレタンは基本的には燃えるごみですが、自治体によって分別方法が異なります。捨てる際は、自治体の分別方法を確認しましょう。

ウレタンの分別基準がわかったら、後は枕カバーを外してそれぞれ処分すれば大丈夫です。ウレタンが燃えるごみに該当しており、かつごみ袋に入るサイズであれば、そのまま捨てても構いません。

分別方法が合っているのか分からず心配な時は、自治体のごみ回収担当に問い合わせることをおすすめします。

中身がそば殻の枕|燃えるごみ

そば殻入りの枕は、燃えるごみとしてそのまま捨てられます。ただし、一般ごみの規定サイズを超えていないか注意しましょう。規定サイズより大きかった場合は、中身を出して小さくすればまとめて燃えるごみに捨てられます。

中身が羽毛の枕|燃えるごみ!リメイクもおすすめ

羽毛は燃えるごみに該当します。そば殻の枕と同じく、一般ごみの規定サイズにおさまらなかった場合は分解して捨てましょう。

気軽に捨てられる枕ですが、羽毛は肌触りがとてもいいので、クッションとして使うのもおすすめです。枕の再利用アイデアについて、後半でご紹介しています。

中身が小豆の枕|燃えるごみ

小豆も燃えるごみに該当します。枕自体が一般ごみの規定サイズより大きかった場合は、小豆を取り出して体積を減らし、燃えるごみに捨てましょう。

竹枕|粗大ごみに出すのが安全

竹枕も一般ごみの規定サイズにおさまれば、燃えるごみとして捨てられます。ゴミ袋に入らない場合は分解が必要ですが、竹枕はかたいので分解が難しく、あまりおすすめできる方法ではありません。

力づくでカットしようとすると、ケガをする恐れもあります。安全のために、粗大ごみに出す方がいいでしょう。

氷枕|分解する必必要はないが中身の取り扱いに注意

冷凍庫で冷やして使う氷枕(アイス枕)は、ほとんどの自治体で燃えるごみに分類されています。しかし、自治体によっては、中身のゲル袋は不燃ごみに指定されていることがあるので注意が必要です。

また、ゲルをトイレや排水溝に流すと、詰まる可能性があるので絶対にやめましょう。

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使用済み枕の買取・売却は難しい!再利用するのもアリ

枕は使用感が出やすいので、再販することは難しいです。高級枕の場合は売りたい気持ちもあると思いますが、あきらめて潔く処分した方がいいでしょう。

捨てるのがもったいないと感じるなら、再利用してはいかがでしょうか。おすすめの枕の再利用方法を3つご紹介します。

枕をごみにしない再利用方法|その1
1.クッションとして使う

枕とクッションは、形といい弾力といい、ほぼ同じようなもの。ソファや車に置けば、そのままクッションとして使えます。 お気に入りの枕のデザインや肌触りをそのまま活かせるのがいいですね。

枕をごみにしない再利用方法|その2
2.針坊主にする

針坊主とは、針さしのこと。縫い針や待ち針を差しておける、お裁縫に必須のアイテムです。

枕のボリュームが少なく、クッションにするほどでもない場合、枕の中綿のみ取り出して針坊主を作ってみましょう。不要になったシーツや洋服で中綿を包んで縫い合わせます。もちろん、枕カバーを利用しても大丈夫です。

枕をごみにしない再利用方法|その3
3.ペット用のクッションとして使う

そのままペット用のクッションにするのもおすすめです。飼い主の匂いがする枕は、ペットにとって安心できる場所になるでしょう。

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