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エアコンは自分で取り外せる?ガス抜きするための12ステップ

エアコンは自分で取り外せる?ガス抜きするための12ステップ

エアコンの取り外し方を12ステップでご紹介しています。必要な工具から、取り外す前にチェックするべきポイント、ガス抜きの注意点などもまとめています。また、業者に頼む場合の相場や、外したエアコンを賢く処分する方法も解説しています。


自分でエアコンの取り外しができたら、買い替えの時にお金もかからないし楽ですよね。引っ越す時に、自分でエアコンを取り外せたら、金銭面でもだいぶ助かります。しかし、家の掃除や工事は、何でも自分でできる人も、エアコンの取り外しまではやったことのない人が多いのではないでしょうか。

また、最近何だかエアコンの効きが悪くなったと思ったら、「ガス抜き」をすると調子が復活するという話も耳にします。

しかし結論からいうと、素人が自分でエアコンのガス抜きや取り外しを行うのはやめた方が良いでしょう。専用の工具が必要なだけでなく、手順を間違えると環境を汚染してしまうばかりかエアコンが壊れてしまう可能性もあるからです。

「どうしても自分でエアコンを取り外したい!」という方は本記事でエアコンの仕組みや手順をよく確認し、自己責任で行いましょう。

① エアコンのしくみ

エアコンは室外機と室内機、そして室外機から室内機へのパイプと、室内機から室外機へのパイプでできています。 室外機とパイプの接合部分には、それぞれバルブキャップというものがついています。 エアコンの室外機は、マンションやアパートの場合「団地吊り」といって、ベランダの天井に金具がついていて、その中に吊られていることがあります。

室内機と室外機の間は、配管があります。 この配管の中に冷媒と呼ばれているガスが入っており、かつてはフロンガス(R11、R22、R502という番号のもの)が使われていました。 フロンガスによる大気汚染が世界的に問題になり、現在は代替フロン(R22、R123、R141b)や、アンモニアや二酸化炭素を利用した冷媒(R717、R744)が使用されるようになりました。

室外機の横に、使用されている冷媒ガスの種類が記されていることがありますので、チェックしてみましょう。

② エアコンのガス抜きで必要な道具

■モンキーレンチ
バルブキャップの六角ナットを外すのに必要です。ペンチでは角度的に六角ナットは外せませんので、モンキーレンチを用意したほうが力もしっかり入りますのでオススメです。モンキーレンチは2つあると作業効率が上がります。

■プラスのドライバーとマイナスのドライバー
室外機のカバーを外す時に使用します。ネジよりも小さいドライバーだと、ネジの目がつぶれてしまいかねません。必ずサイズの合うドライバーを用意してください。

■ニッパ
電源のための電線を切るために必要です。ハサミでは力が入らないので、ニッパも用意したほうが良いでしょう。

■六角レンチ
六角ナットの奥にあるバルブを開けたり閉めたりするのに必要です。 六角レンチには、さまざまな大きさがあるので、ホームセンターなどでサイズごとに違った六角レンチがセットになって束になっているものを購入すると良いでしょう。

■ カッターナイフ
室内機の配管などを束ねているテープを切るときに、あると便利です。

■エアコンキャップ
エアコンを外した時に、エアコンの管が通っていた部分の穴をふさぐためのキャップです。 プラスチック製で、室内用と室外用があります。 ホームセンターでも販売しています。

■エアコン配管用パテ
粘土のようなものです。 エアコンの管が入っている部分にエアコンキャップを入れますが、もし壁とエアコンキャップの間に隙間があいてしまった時はエアコン配管用パテを使用します。

■ その他
上記の他には「ペンチ」や「軍手」、その他に「はがしやすいガムテープ」などもあると便利です。また今後も色々な物を自分でメンテナンスをするのであれば、ホームツールセットを購入してしまうのもの良いでしょう。その他、回せなくなってしまっているネジやボルトを回す道具も持っておくといざという時便利です。

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③ エアコンのガスのエアパージ

エアコンの室外機と室内機をつないでいる配管の中に、空気や不純物が入っているとエアコンが正常に作動しません。 そのために、エアコンを取り付ける時には「エアパージ」つまり、空気抜きをします。例えば引っ越しの時ためにエアコンを取り外した場合、ガスを空中に間違って放出してしまうと環境に悪いだけでなく、引っ越した先で全くエアコンが機能しなくなってしまいます。

ここでは、エアコンの取り付け取り外しでよく言われる「エアパージ」とは何か、チェックしておきましょう。

過去に行われていた「フロンガスによるエアパージ」

エアコンの室外機の中に入っているフロンガスを、室内機とつながっている配管に勢い良く流すことで、配管の中に入っている空気や不純物を排出します。 20年位前までは、家庭用のエアコンにはフロンガスでエアパージをしていました。 もう現在では行われていない方法です。

エアコンの室外機と室内機は配管でつながれています。 配管でつながった空間には、冷媒ガスが入っていて、酸素や水分などが混入してしまうとエアコンの調子が悪くなってしまったり、内部がサビたりしてしまいます。 しかし、オゾン層保護のために、1994年頃から各エアコンメーカーではフロンガスによるエアパージを行わないようにしました。

真空引き

真空ポンプを使用して行うエアパージです。 晴れた日では10分程度、雨の日は1時間程度の時間をかけてエアパージを行います。 真空ポンプは通販などで1万円から2万円ほどで入手可能です。
また、真空ポンプだけでなく、マニホールドゲージという高圧ゲージと低圧ゲージという圧力を計るゲージが2つついた物を使用し圧力を計ります。 マニホールドゲージは通販などで数千円で入手可能です。 この他に赤青黄色の三色のチャージングホースなども必要です。

ずっと前から、業務用のエアコンはフロンガスではなく真空ポンプによるエアパージを行っていました。 業務用のエアコンは家庭用のエアコンよりも配管が太く、冷媒も多く必要なため、真空ポンプを昔から使用していたのです。 今日では、家庭用エアコンのエアパージも、真空ポンプによるエアパージが一般的になっています。

④ エアコンの室外機の確認

エアコンを自分で取り外すにしても、業者に取り外してもらうにしても、どちらの場合も室外機の位置を確認しておきましょう。室外機の横で作業を行いますので、室外機のまわりにある物をどけておくようにしましょう。また室外機を家の外に持ち出す場合のルートの確保も必要です。重いので、玄関までに距離がある場合は一旦床に置くためのダンボールなども用意しておきましょう。

家庭用エアコンの室外機は少なくとも30キロから40キロの重さがあります。重い物になると、50キロから60キロにもなります。また、置いて普段使用するものなので、持ち運ぶようにはできていません。そのため重心のバランスが非常に悪く、プロではなく一般のシロウトが扱う場合は二人で持ち運びしないと危険です。

また、ベランダなどの上のほうに室外機が吊られている場合は、下ろす場所の確保や、安全な作業台も準備しなくてはいけません。室外機は見た目よりも非常に重いものであることを、肝に銘じておきましょう。

⑤ エアコンの室外機のカバーを取る

エアコンの室外機のカバーを外します。 側面にネジがあるので、ドライバーで外していきましょう。全部外すのではなく、短いほうの側面に配管が通っていますので、よく見てから外すようにしてください。取ったネジは再び必要になるので、なくしてしまわないようにしてください。カバーを取ると、配管や電気のコードが入っているのが見えます。

⑥ 六角ナットを取り外す

室外機のカバーを外したら次に、配管と室外機がくっついている根本の六角ナットを取り外します。配管が伸びているほうの六角ナットと、キャップのように外に突き出ている六角ナットがありますが、今回は外の飛び出ているほうの六角ナットを取り外します。2個あるので、2個とも六角ナットを外します。外す順番はどちらが先でもかまいません。

⑦ 強制的に冷房運転をする

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