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壊れたパソコンを安全に処分する8つの方法

壊れたパソコンを安全に処分する8つの方法

壊れたパソコンを安全に、そしてお得に処分する方法を解説しています。自分で処理する方法や、無料で回収してもらう方法、スーパーなどに置いてある回収ボックスを利用する方法など、ポイントを8つに絞ってお伝えします。


電源を入れても、スイッチを押しても、全く動かなくなってしまったパソコンは、どうやったら安全に捨てられるのでしょうか?
電源が入らなくても、モニターに何も表示されなくても、パソコンの中のハードディスクにはさまざまな情報が入っています。
電源も入らないし、モニターが壊れてるから、拾った人だって中の情報は取り出せないと思っているかもしれません。
しかし、中からハードディスクさえ取り出してしまえば、パソコンを使用していた人のメールや作成した文書、写真など、さまざまな情報を引き出すことができます。
万が一、自分が捨てたパソコンが知らないうちに犯罪に利用されないためにも、壊れたパソコンを安全に処分する方法を調べてみました。

1 故障したパソコンも個人情報の宝庫

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故障したパソコンを捨てるのに、わざわざ拾って何かする人なんているのだろうか?と思うかもしれません。
しかし、犯罪者にとっては、故障したパソコンこそ宝の山なのです。
最近は、個人情報の流出についての知識が一般にも普及したため、故障していない普通の中古パソコンは、初期化してあったり、中のデータを見られないように専用のソフトで上書きしてあったりします。
犯罪者からすると、中のデータが取り出しにくいものよりも取り出しやすい状態のもののほうが、楽に手をつけられます。
そのため、電源が入らなくなっただけ、ディスプレイが見えなくなっただけのパソコンは、少し手を加えるだけでデータがそのまま生きているので犯罪に利用しやすいのです。

犯罪に利用される情報の例

ネットで買い物をしたりオークションをしたりと、便利に買い物をしている人も多いと思いますが、自分の住所や電話番号、メールアドレスはもちろん、クレジットカード情報もブラウザに覚えさせていないでしょうか。
クレジットカード情報は狙われやすい情報の一つですので、気をつけなくてはいけません。

また、インターネットバンキングで銀行のやり取りをパソコンでしている場合も注意が必要です。
エクセルなどで家計簿をつけている場合、捨てたパソコンから、あなたの口座情報が流失しないとも限りません。

ブラウザでGメールやYahoo!メールを利用している場合、ブラウザにアカウントやパスワードを自動で表示できるようにしていると、メールの内容を誰かに覗き見られてしまいます。
自分のフリーメールだけでなく、スマートフォンのメールや自宅や会社のメールも突き止められてしまうので、誰かがあなたになりすまして犯罪用のメールを送ることも考えられます。

文字情報だけでなく、画像や画像に埋め込まれている「Exif(イグジフ)情報」(Exchangeable image file format)」も重要な個人情報です。
Exif情報は、写真を撮影した場所や日付が記録されているので、写真に写っている人と自分がいつ一緒にいたのかもすぐにわかってしまいます。
顔写真だけでも、勝手に出会い系サイトのプロフィール写真として使われてしまう可能性もあります。

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2 物理的にハードディスクを破壊する

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自分のパソコンが犯罪に利用されないためにも、ハードディスクを物理的に破壊するのも一つの方法です。
パソコンに電源が入って、ディスプレイが見られる状態であれば、専用の上書きソフトを使用すれば良いのですが、電源が入らなかったりディスプレイが見られなかったりという状態では、ハードディスクを壊すしかありません。

ハードディスクの取り出し方

自分が使用しているパソコンの、どこにハードディスクが入っているのかを、メーカーのホームページなどで確認しておきましょう。
いきなり開けても、どれがハードディスクか判断がつけられないと、どれを壊したら良いかわからないからです。
ハードディスクの場所がわかったら、パソコンのコンセントを抜いておきます。
ノートパソコンの場合は、バッテリーも外して電気が通らない状態にしておきましょう。
裏蓋を外して、ハードディスクを外します。
そして、再び裏蓋をして元通りに戻します。
この、ハードディスクの無い状態でも、リネットジャパンなどの小型家電リサイクル認定事業者に回収してもらうことは可能です。

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電動ドリルで穴をあける

ハードディスクに電動ドリルで8箇所程度、穴をあけましょう。
しっかりと、向こう側まで貫通させるのがポイントです。
ハードディスクの中の、どこの位置にディスクがあるかわからない場合には、まんべんなく全体に何箇所も穴をあけると良いでしょう。
電動ドリルの刃は、金属用、木材用、石材用、鉄工用などがあります。
ハードディスクを破壊する場合には、鉄工用を用意してください。
パソコンショップのソフマップが行っている物理的破壊方法も、ドリルで数か所穴を開ける方法ですので、数カ所穴を貫通させれば情報を取り出すことは不可能になります。

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自分でハードディスクを壊す時の注意

よく個人で破壊したハードディスクを見ると、肝心のディスクの部分が破壊できていないものがあります。
ハードディスクの外側だけを開けたり、へこませたりしても、ディスクが破壊されていないと情報は取り出せます。
確実にドリルで穴を貫通させることと、全体的にまんべんなく穴をあけること、8箇所程度は開けることを心がけてください。

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ソフマップにハードディスクを破壊してもらう

自分でハードディスクにドリルで穴をあける以外にも、ソフマップではハードディスク破壊サービスを行っています。
1台あたり930円(税抜)と、手軽な値段で破壊してくれるので、自宅でドリルで穴をあけるのはちょっと、という場合はお願いしてみましょう。
パソコン本体からハードディスクが自分で取り出せない場合は、別途480円(税抜)で取り出すサービスも行っています。

3 製造メーカーで壊れたパソコンを処分する

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捨てたいパソコンに「PCリサイクルマーク」がついていれば、壊れていても無料で回収してもらえます。
平成15年(2003年)10月1日以降に販売されたパソコンは、「PCリサイクルマーク」がついています。
それ以前のパソコンや、自作のパソコンは、メーカーでは無償回収しません。
自社メーカーの古いパソコンであれば、「PCリサイクルマーク」がついていないものであれば、有料で回収してくれるメーカーもあります。
メーカーが廃業してしまったり、自作のパソコンの場合は、PCリサイクル業者に回収を依頼することになります。

製造メーカーをチェック

説明書があれば、メーカーも型番号もすぐにわかりますが、もし説明書は保証書が見当たらない場合は、パソコンの裏を見てみましょう。
シールなどが貼られていて、小さな文字で型番号が書かれています。

「PCリサイクルマーク」があるかどうかチェック

「PCリサイクルマーク」だけ単体でシールになって貼られていることもありますが、パソコンの型番号が書かれているシールの中に、一緒に「PCリサイクルマーク」も印刷されている場合もあります。
特にノートパソコンの場合は、マークが小さいので注意して探すようにしてください。

4 パソコン3R推進協会で壊れたパソコンを処分する

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パソコン3R推進協会は、パソコンを製造や販売しているメーカーと一緒になって、環境のためにパソコンの3Rを推進させるための協会です。
3Rとは、
リデュース(Reduce):環境のために、必要以上の資源を使用しないように抑制すること。
リユース(Reuse):そのまま、あるいは部品の一部を再利用すること。
リサイクル(Recycle):不要なものを再資源化して新しい製品として利用すること。
の頭文字の3つを合わせたものです。

製造メーカーが倒産などでなくなってしまったり、事業撤退してしまった場合は、パソコン3R推進協会に回収してもらえます。
壊れていても回収してもらえます。
申込方法は、パソコン3R推進協会のウェブサイトもしくは郵便かFAXで行っています。
電話による申し込みは行っていないので注意してください。
申し込みが完了すると、料金の支払い用紙が送られてきます。

料金は以下のようになっています。
・デスコトップパソコン 1台 4,000円(税抜)
・ノートブックパソコン 1台 4,000円(税抜)
・液晶ディスプレイ 1台 4,000円(税抜)
・液晶ディスプレイ一体型パソコン 1台 4,000円(税抜)
・CRTディスプレイ 1台 5,000円(税抜)
・CRTディスプレイ一体型パソコン 1台 5,000円(税抜)

支払いが完了すると、「エコゆうパック伝票」が送られてくるので、ダンボールなどにパソコンを入れて発送します。
送料はかかりません。
郵便局に取りに来てもらうこともできますし、自分で郵便局に持ち込むこともできます。

5 小型家電回収ボックスで壊れたパソコンを処分する

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自治体によっては、「小型家電回収ボックス」でパソコンを回収しているところもあります。

横浜市の場合

小型家電回収ボックスの投入口に入るパソコンとディスプレイであれば回収可能です。
投入口のサイズは30cm×15cmで、長さが30センチ未満のものが対象になります。
横浜市の場合、小型家電回収ボックスは、各地区センターや、区役所、資源循環局の事務所、そしてなん店舗かのスーパーに設置されています。

福岡市の場合

市内約60箇所に小型家電回収ボックスが設置されています。
イオンモールや、サニー、マックスバリューなど、福岡市内の多くのスーパーにボックスを設置しているので、買い物のついでに処分できるのが魅力です。
回収ボックスの投入口のサイズは25cm×8.5cmと、横浜市よりも少し小ぶりになりますが、携帯電話やゲーム機、音楽プレーヤーやラジオなども回収しています。

6 小型家電リサイクル認定事業者で壊れたパソコンを処分する

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小型家電リサイクル認定事業者は、環境省が認めるリサイクル業者です。
平成29年6月現在、日本全国で52社が認定されています。
業者によって、収集地域が決められていて、一つの県だけ認定されている業者もあれば、数県について認定されている業者もあります。
また、宅配便でパソコンを無料で回収してくれる「リネットジャパン」は、全国での活動が認められています。

リネットジャパン

環境省が唯一認定している宅配便での全国規模のパソコン回収サービスです。
通常であれば1箱につき1,500円の料金がいるところを、現在は離島以外は無料で回収しているので、とても利用しやすいサービスです。

申し込みはとても簡単で、リネットジャパンのウェブサイトにアクセスして申し込むだけです。
そして、ダンボールに詰めて送るだけなので、自分がどこかに申し込みに行ったり、振込みに行ったりする手間もありません。ダンボールが家に無い場合は、オプションとして1箱398円でダンボールも販売しています。
このように、家にいながら無料で壊れたパソコンを処分できるのが、リネットジャパンの大きな魅力です。

リネットジャパンのサービスの一つとして、壊れているパソコンのデータ消去を1台につき3,000円で行ってくれます。
また、データのバックアップも1台につき15,800円で行ってもらえます。

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7 オークションで壊れたパソコンを処分する

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壊れたパソコンがお金になるわけない、と思いがちですが、何でも売れてしまうのがオークションの面白いところです。
パソコンの電源がつかなくても、モニターがつかなくても、きちんとその旨を明記さえしておけば、オークションで売れる可能性があります。
出す時のコツとしては「ジャンク」「欠品」といった情報を、商品情報の中に明記することです。
マイナス要因を書いてしまうと、オークションで売れないのではと考えがちですが、正確に品物の状況を伝えないと後からトラブルの元になってしまいます。
壊れているパソコンでも部品取りのために購入する人もいるので、ジャンクでも売れるのです。
壊れているパソコンは高額にはなりませんし、最悪数百円といった落札額になるかもしれません。
あまり高望みができませんが、お金を出して処分するよりも、お金をもらってオークションに出したほうが良いという方向けの処分方法です。

壊れたパソコンを出品する場合は、落札者に自分の情報を見られる覚悟で出品しなくてはいけません。
オークションは取引する相手の住所はわかりますが、それ以上の相手がどのような人なのかはわかりません。
売る時には十分注意をして出品するようにしてください。

8 不用品回収業者で壊れたパソコンを処分する

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パソコン回収業者で有名な所をいくつかあげてみましょう。

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パソコンファーム

クロネコヤマトの着払いで送るだけで、壊れたパソコンが処分できます。
パソコンと一緒に他の不要家電を入れてもかまいません。
必要なのは、パソコンを送る送料だけで、他の手数料や処分費用は全くかかりません。
送るパソコンは、古くても、壊れていても、自作パソコンでも回収してもらえます。

また、パソコンファームが指定する商品がダンボールの中に入っている場合は、送料が無料になります。
2017年6月現在は、パソコンやディスプレイの他、楽器やゲーム機、プロジェクターなどが対象になっています。

また、有料オプションとして、ハードディスクの中身を、USB接続できる小型ハードディスクに移行してくれるサービスも行っています。
こちらは1台につき7,560円かかりますが、ハードディスクもついてこの値段なので、かなり格安の価格と言えるでしょう。
そして、データを移行させた後のパソコンは、他のパソコンと同様に処分してもらえます。

パソコンファームは、プライバシーマーク認定を受けている会社なので、データの消去については責任を持って行っています。

パソコンダスト

こちらは、佐川急便もしくはゆうパックの着払いで送るだけで、壊れたパソコンが処分できる業者です。
こちらも、パソコンやスマートフォン、ゲーム機など、パソコンダストが指定する同梱商品がダンボールの中に一つでも入っていれば、送料が無料になります。
東京都の場合は、着払いで送るだけでなく、出張で回収にも来てもらえます。
梱包するのが面倒という場合は、電話1本で済むので便利ですよね。
回収されたパソコンは、ハードディスクが取り出され、物理的に穴を空けてデータを取り出せないようにしたり、ランダムなデータを上書きさせて中のデータが読み取れないようにします。
パソコンの中の個人情報の流出が不安な場合も、回収業者が処理してくれるので安心ですよね。
希望者には、有料で消去証明書が発行してもらえます。

パソコン回収.com

梱包して、クロネコヤマトの着払いで送るだけの簡単システムです。
送料を支払う必要もありません。
送ることができる大きさは、1箱につき、タテ+ヨコ+高サの合計が160センチ以内で、重さが25キロ以内のものです。
また、注意が必要なのが、ハードディスクを取り外したものは回収してもらえますが、ハードディスク以外の部分が壊れているものは回収してもらえません。
例えば、ハードディスクを取ろうと思って分解したけれども、元に戻せなくなってしまったものについては回収の対象になりません。
そして、古くなっているものは回収してもらえますが、大きなキズがついていたり、凹んでいたりするものも回収の対象になりません。
どの程度こわれていたら回収してもらえないのか、不安な場合はパソコン回収.comに相談してみましょう。
場合によっては、回収する宅配便の送料だけ負担すれば、パソコンは回収してもらえるケースもあります。

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まとめ

壊れているパソコンでも、さまざまな方法で処分できるのがわかりました。
また、お金をかけずに無料回収してくれる所も多くあります。
すぐ捨ててしまいたいからといって、あせって何千円も支払って回収してもらうのでなく、他にもよく調べれば無料でお得にパソコンを回収できる方法があるので、何通りかの方法をチェックしてみましょう。

情報流出で一番危険なのが、家具も家電も全部まとめて回収する不用品回収業者にパソコンの回収もお願いしてしまうことです。
不用品回収業者によっては、回収する顧客からは回収料金を徴収して、後で不法投棄する業者もいます。
また、不法投棄だけでなくパソコンを他の業者に横流しして、収入を得ている業者もあります。
そういった場合、中に入っているデータは、知らないうちに犯罪に使用される危険性が高まりますので注意が必要です。
パソコンは椅子や電子レンジなどとは違い、個人情報が詰まっているものです。
パソコンはパソコン専門業者で、中のデータを消去して回収してもらうのがオススメです。
また、どうしても自分の目でデータが再利用されないか確認したいという場合は、ソフマップなどで物理的にハードディスクを破壊してもらいましょう。

近年、個人情報の流出が問題になってから、JIS規格でプライバシーに関するマークやシステムを扱うようになりました。
個人情報や会社の顧客情報、開発商品のデータなど、厳重にセキュリティで守らなくてはいけない情報を扱っている会社では最近「Pマーク(プライバシーマーク)」や「ISO27001/ISMS」というものを取得しています。
これらの明記やマークが表示してあれば、その会社の個人情報を扱うシステムは、JIS(日本工業規格)に合格しています。
パソコンを処分してもらう業者を探す時に、これらのマークや表示があれば、個人情報の流失についてはきちんとクリアできていると考えられます。
一つの目安にすると良いでしょう。

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