ソファーの処分方法5つと処分費用相場を徹底解説

古くなったソファーは、処分したくても部屋の外に移動させるだけで大変です。重くて大きくて丈夫なので、分解するにも一苦労です。

ソファーを限界まで分解して、燃えないゴミや燃えるゴミとして出す方法もありますが、マットを支える鉄パイプや50センチ以上の木材などが中に入っていて、家庭で使用できる工具では難しいかもしれません。

ソファーは状態が良いものであれば、リサイクルショップやオークション、フリーマーケットサイトなどで売ることもできます。

今回はソファーの処分方法と、処分費用についても解説するほか、高く売るための掃除方法もご紹介します。

目次

ソファーを処分する5つの方法

ソファーをリサイクルショップに売る

インテリアにもなるソファーは、掃除して綺麗にすればお金になる可能性が十分にあります。ショップの買取価格は、自分でオークションに出品する場合より安くなりますが、すぐに処分できて手軽です。

ブランドもののソファーは高額買取してくれる


リサイクルショップでも比較的高値で買取できるものはブランドもののソファーになります。有名なソファーのブランドの例は以下の通りです。

・カリモク

・カッシーナ

・Francfranc

・天神家具


ニトリ等の比較的購入しやすい家具や10年前に購入した十数万のソファーでも、ブランドものでなければ数百円にしかならないことが多いです。ブランドもののソファーは購入価格を上げるためにも店頭への持ち込みで少しでも高く売れるようにします。

買取り方法は2通り

買取方法は「店頭への持ち込み」「家まで引き取りに来てもらう」の2つの方法があります。ただしソファーの状態によっては引き取ってもらえないこともありますし、買い取ってもらえたとしても買取価格はそれほど期待できない場合もありますので注意してください。

粗大ごみで捨てるとお金がかかりますが、リサイクルショップなら買取ってもらえます。必要な人に使ってもらえるので、エコにも繋がりますよね。自宅まで買取に来てもらうときには、買い取ってもらえない場合の対策もとっておきましょう。

ソファーをオークション、フリーマーケットサイトで売る

比較的高級なソファ-を、お手頃な価格で手に入れたいと思っている家庭はたくさんあります。作業時間に余裕があるなら、自分でソファーを売ってみましょう。

購入希望者が見つかるまで時間がかかるかもしれないので、すぐに手放せないこともありますが、リサイクルショップよりも売買価格を上げたいときには、オークションやフリーマーケットサイトに出品してみましょう。自分が考えている適正価格で販売したいときにおすすめの方法です。

オークションでソファーを売るコツ

ネットオークションでソファーを高く売るには、写真を何枚も出すことです。正面、横、後ろ、床面など、できる限りあらゆる角度から写真を撮ると、相手にソファーの状態が伝わります。

傷や汚れがある時は、正直に商品説明に書いておきましょう。黙っていると後からトラブルの元になりかねません。傷があっても値段が適正なら、落札する人が必ず出てきます。

自分が売りたいソファーがいくら位の価格で落札されるかは、「オークファン」というサイトで調べることが可能です。

有名ブランドのソファーを数日間で手放したいのなら、思い切って「1円出品」してみましょう。1円で出すと注目度がグッと上がるので、何人もの人に見てもらえます。大抵は「オークファン」で示している程度の価格まで上がって落札されます。

もし誰も入札者がおらず落札金額が1円のまま終わりそうであれば、一度出品を取り消して説明文を詳しく書き加えたりして工夫してみましょう。

ソファーの処分に地域の掲示板を活用する

「ジモティー」のような地元密着型の「あげます・譲ります」サイトを活用すると、近所の人が引き取りに来てくれます。
無料でもらってくれる人を探す方法と、購入価格を提示して買ってもらう方法があるので、他の人がソファーをどれくらいの値段で出しているかチェックしてみましょう。

ソファーの送料

ソファーは普通の宅配便では大きすぎて送れないので、ヤマト運輸なら(家財宅急便)、佐川急便なら(大型家具・家電設置輸送サービス)で送ります。
どちらもソファーのサイズによって数千円から1万円以上かかります。

ソファーは1人掛けのものであれば大きさや重さも比較的気にならないものの、2人掛けソファーになれば50kgを超えることも多いです。大きさも2人掛けのものであれば幅170㎝・奥行き90㎝・高さ80㎝にもなります。

「着払い」にすれば出品者側には費用はかかりませんが、輸送中に傷がつくことも考えて、ソファーを引き取りに来てもらう条件で出品することもできます。

ソファーを下取りしてもらう

新しくソファーを買い替える場合、【下取り】といって、無料もしくは低額で引き取ってもらえる場合があります。キャンペーン期間によっては、粗大ごみに出すよりも安く処分できる場合もあります。

下取りのメリットは新しく買ったソファーが来た時に、古いソファーを持っていってくれるので、ソファーが無くて困る日がないことです。粗大ごみで出すと新しいソファーが来るまで座る椅子がなくなってしまいますが、下取りならそのような心配もありません。

キャンペーンによっては下取りの他に、配送料割引サービスを行っている時もあります。

ソファーを買い換える時期の目安

ソファーの平均寿命は3~10年と言われています。革製のものであればメンテナンスを行うことで10年以上、合皮のソファーは5年程度、一般的には7年経過すると買い換えを考える人が多いようです。

新しいソファーの購入価格については25万円前後が多く、一般的には買い替えに伴ってグレードアップする傾向があります。比較的高価なソファーを購入の際には、古いソファーの処分についても相談してみるのはいかがでしょうか。

ソファーを粗大ごみとして処分する

汚れや大きな傷があるなど、売れないほど状態が悪いソファーは粗大ごみとして処分しましょう。

まず自治体の粗大ごみ対策課に電話して予約、その後コンビニ等でゴミ処理券を購入してソファーに貼ります。後は決められた処分方法に基づき、家の前等の分かりやすい場所に置き持って行ってもらいます。立ち合いの必要もなく、分解はそれほどいらないことが多いです。

粗大ごみは自治体に回収を申し込んでから、役所の指定業者が回収に来てくれるまで2~3週間程かかります。大きさによって400円から大きいものでも1800円程で回収してもらえることが多いです。

関東近郊のソファーの粗大ごみ料金目安

 1人掛け  400~700円
 2人掛け  1000~1800円
 3人掛け  1000~1800円程度

自治体によっては「スプリング(コイル)が入っているものに関しては回収しない」といった場合もあります。捨て方がわからない時は、お住まいの市町村の環境局などごみ処理担当に問い合わせてみてください

外に自力でソファーを移動する必要がある

粗大ごみとして自治体で処分する場合、スタッフは部屋の中には入って来てもらえません。自分で家の外の指定された場所まで持っていかなくてはいけないのです。

比較的軽いソファーであれば、ソファーの足の部分に厚手の布を巻いて引きずると移動できます。

1階にある1人掛けソファーであれば比較的一人でも作業できるものの、大きいものや2階にあるソファーの運び出しには2人以上必要です。ひっかかる危険性のあるカバーは外す等して持ち運びの障害を減らしておきましょう。

家の外に運び出す時は、余裕をもって運べるように運び出しのルート(出口や階段の間口等)を測っておきましょう。窓から吊り下げて1階に降ろす場合は危険を伴うので、プロの手を借りてください。高齢者の単身世帯などは、自治体によってソファーの運び出しを手助けしてくれる場合もあります。

自分でクリーンセンター(ごみ処理場)にソファーを持っていく

時間が無い場合は、自分で車にソファーを乗せてクリーンセンターに直接運ぶことも可能です。センターに持ち込む場合は、いつ行くか必ず連絡してから行かないと、最悪の場合は持って帰ることになりかねませんので注意してください。

自分でクリーンセンターに持って行っても、粗大ごみ料金はかかります。家の前まで取りに来る場合と同じ金額がかかったり、100kg毎に300円かかったりします。

ソファーの処分を回収業者に頼む

電話したらすぐにソファーを処分してくれるのが回収業者です。24時間受け付けていて、真夜中でも引き取りに来てくれる業者もあります。

不用品回収業者は、部屋からの運び出しから処分まで全部一括して行ってくれる点で好まれています。早く処分したい、自分だけでは処分が難しいという人に最適な処分方法です。

回収業者でソファーを処分する費用

不用品回収業者は「トラック一台分」でいくらで値段が決まります。軽トラック1台で数千円から2万円、2トントラック1台で3万円から4万円が相場です。

トラック1台の値段なので、ソファー1台でもソファーの他に不用品を一緒に積み込んでも、トラックの荷台に乗り切れば値段は同じなのです。

悪徳回収業者に引っかからないコツ

回収業者のチラシを見ると、「無料」と謳っている業者もあります。しかし、そのような業者の中には「見積もりのみが無料」で後で高額請求してきたり、「回収する分には無料だが処分費用がかかる」と言ってくる業者もあります。
悪徳業者に引っかからないように、ネットの口コミも目安にしましょう。

不用品回収業者には免許が必要で、各家庭から不用品やごみを集める場合は「一般廃棄物収集運搬」の免許がいります。また、会社や法人からごみを集めるには「産業廃棄物収集運搬」の免許が必要です。そして、集めた不用品を売ったり買ったりするには「古物商」の免許が必要です。
チラシにこれらの免許を取得していることが書かれていれば、優良業者と言えるでしょう。

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ソファーを高く売るためのクリーニング

ソファーはリサイクルショップやオークション・フリーマーケットサイトで売る場合、購入時に近い状態に近いほど高く売れます。反対に、汚れや臭いが酷ければ買い取ってもらえないことが多いです。

布製ソファーのクリーニング

布製のソファーは、ゴミをやわらかい箒やコロコロ、掃除機等で取り除いたら、お湯にタオルを濡らして絞り、汚れを拭き取ります。ソファと背もたれの間のゴミもかき出しましょう。

それでも落ちない時には中性洗剤を薄めて歯ブラシ等で磨きましょう。中性洗剤はカーペット用洗剤やシミ取り用洗剤でも代用できます。このときは乾いたタオルで行いましょう。最後に洗剤が残らないように、お湯で絞ったタオルできちんと拭き取ります。

布製ソファーのシミや頑固な汚れの取り方

食事の食べこぼしの汚れは、食器用洗剤やアルコール・エタノール等で拭き取ります。エタノールは水性・油性の両方に効果がある万能な洗剤に大変身します。

口紅やインク、チョコレート等の油系の汚れにはベンジンがおすすめです。あまり濡らすことなく、汚れをつまみ出すように拭き取ります。

ベンジンは強くこすらずに軽くたたくようにして落として、最後に水武器と乾拭きで仕上げます。最後にソファーの毛はブラシで起こして乾燥しやすい状態にします。

布製ソファーのにおいの取り方

消臭スプレーでも消えない家庭の匂いには酸素系の漂白剤を使用します。家庭でも良く使用される粉末タイプのワイドハイターを使用すれば色・柄物にも使用できます。

ワイドハイターは50度のお湯に30g溶かしてタオルに含ませて汚れと臭いを叩きだします。そして2時間ほど時間を置いたら乾いたタオルで水分を取り除きます。後は水に濡らしたタオルで同じように叩き出して、乾いたタオルで水分をとリ除く作業を繰り返します(徐々に濃度を薄めていく)。

最後に扇風機やドライヤーで、強すぎず熱すぎない風力で乾かします。

革製ソファーのクリーニング

皮は水に弱いので、から拭きで汚れを取り除きます。ソファーの表面についた皮脂汚れは、消毒用エタノールをつけて軽く拭きます。拭いたら乾ききったのを見計らって、食器用洗剤を綿棒で塗布し仕上げに水拭きをします。

革製のソファーの保護や変色した部分には靴用クリーナーが使えます。念のため先にテストを行ってから使用してください。

ソファーをクリーニングする時の注意点

ソファーの掃除の前には必ず洗剤、薬品類を端の目立たない部分で試してから使用します。蛍光剤を含む洗濯用洗剤は変色の元になることもあるので避けましょう。

原因の分からない汚れの場合、ベンジンやシミ取り用洗剤を使うと綺麗になる場合がありますが、それだけ強力なので変色する可能性も十分考えられます。

まとめ

ソファーの処分方法は「粗大ごみとして捨てる」「人に譲る」かに大きく分けられます。

状態が悪くとても人に譲れる状態でない場合は粗大ごみとして処分されることが多く、状態が良い場合にはリサイクルショップに売ったり、オークション・リサイクルショップに出品して必要としている家庭で使ってもらう方法もあります。

ソファーは家具の中でも比較的高級品で需要も高い商品です。まだまだ使用できるようであれば欲しい人にゆずって、環境にもやさしい処分を心掛けましょう。

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