※はじめに
本記事では便宜上お守りを「買う」と記述していますが、本来お守りは神様から「授かる」ものとされています。同様に、正しくはお守りは「お納めする」ものですが便宜上「処分する」と記述しています。
お正月や旅先で神社やお寺に行った時に、記念としてお守りを買うことがありますよね。また合格祈願や交通安全・安産祈願など、お願い事があってお守りを買いに行くこともあります。
お願い事が叶ったり、買ってから時間が経ったお守りを家の中で見つけると処分方法に迷うもの。そのままゴミ箱に入れるのはバチ当たりですが、実は自宅でお清めをして処分することも可能です。
正しいお守りの処分方法を知って適切に処分し、来年も神仏の恩恵に授かれるようにしましょう。
お守りの処分|有効期限は長くて3年
お守りにも、ご利益がある有効期限があるのをご存じでしょうか?多くは1年で、長くても3年と言われています。
お正月にもらってきたお守りであれば、次の年のお正月のいずれかの日にちを目安として買い換えるのが通例。また安産祈願や合格祈願のお守りなどは、一年経過していなくても願いが叶った後にお返しするものです。
ほかにも、家族で旅行に行った先でお守りをいただいて「また家族でお参りに行きたいね」と考えていたのであれば1年以上経っていてもかまいません。そのお守りをいただいた時にどのような気持ちだったかを考えると、お戻しする日にちも決めやすくなりますよ。
また、お正月のしめ飾りや門松などはもっと期間が短く、ご利益の有効期限は約1週間です。飾って良いとされている12月13日から、1月7日まで(関西の一部では1月15日)まで。これ以上長く飾っていると、近所からもだらしないと思われてしまいます。
御札やお飾り・門松などと同じく、お守りもご利益がある期間が限られています。
買ってから一年以上経っているお守りがあったら、感謝の気持ちを込めて新しいお守りを頂きにお寺や神社にお参りに行きましょう。
お守り処分|お守りは保管しないのが通例
お守りに託したお願い事が叶っても叶わなくても、お守りを手にした一年後には感謝しながら処分をするのが通例です。
しかし「どうしても取っておきたいお守り」や「思い出の品」となっているお守りであれば、無理に処分する必要はありません。
その場合、そのお守りを授かったお寺や神社にお礼としてお賽銭を気持ちとして入れると、尚良いようです。
お守りを神社やお寺に返しに行って再び新しいお守りをいただいて帰ってくるなど、一年を1つのけじめとして考えると良いでしょう。
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お守り処分|費用はほぼ無料
お守りを購入したお寺や神社にお戻ししたり郵送でお守りをお返しする場合でも、お守りの処分で特に費用は発生しません。
年末年始のシーズンでしたらお寺や神社に専用のコーナーが設けられていたり、箱が置かれています。
インターネットで「お守りの処分を代行します」といっていくらかお金を取る業者が見られます。しかし自分で郵送すれば、必要なのは切手や封筒代だけです。
代行業者に頼む時はどのようなメリットがあるのか、よく調べてから頼むようにしましょう。
また基本的にはお守りの処分は無料ですが、守っていただいた感謝の気持ちをお賽銭として入れるとより良いです。お賽銭の金額は、お守り買った時の金額と同じくらいを目安にしましょう。
お守りの処分方法5つ
バチの当たらないお守りの処分方法は以下の5つです。
- お寺でお守りを処分
- 神社でお守りを処分
- 郵送してお守りを処分
- お清めして可燃ゴミとして処分
- どんど焼きで処分
「すぐに処分したいかどうか?」や「購入したお寺や神社へ郵送可能か?」など、あなたの状況に合う処分方法を選びましょう。
お守りの処分方法|その1
①お寺でお守りの処分をする
お守りの処分をする時に気をつけなければならないのは、お寺でいただいたものはお寺に、神社でいただいたものは神社にお戻ししなくてはいけないということ。お守りの後ろを見て、「~寺」や「~寺院」と書いてあればお寺でいただいたものになります。
旅行先で買ったお守りなどは近所のお寺にお戻しすることで処分可能です。しかし宗派が違うお寺には戻せないため注意してください。違うものを神様にお戻しすることになり、大変な失礼に当たります。
お守りを購入したお寺の宗派と、お戻しさせてもらうお寺の宗派をよく確認してからお戻ししましょう。
お守りの処分方法|その2
②神社でお守りの処分をする場合
お守りの裏に「~大社」「~神宮」と書かれている場合、神社でいただいたお守りです。神社の「古神札納め所」と書かれている所に置いて戻したり、「お焚上げ」をしていただいて戻しましょう。
「古神札納め所」は12月から1月にかけて、神社の境内に設置されます。小さな神社の場合は特に納め所は設けない場合もありますので、問い合わせてみましょう。
お納めする場合の注意ですが、神社によっては御札やお守り・しめ縄やお正月飾り以外のものを受け付けない所もあります。例えば、爆発したりはじけたりする危険性があるので、ダルマや熊手は受け付けない神社もあります。また、人形も受け付けずに持ち帰るようお願いしている所もあります。
処分をお願いする神社の決まりをホームページなどでよく調べてから、お戻しするようにしてください。
お守りの処分方法|その3
③郵送してお守りを処分
旅先や引っ越す前など、遠い場所で買ったお守りは「郵送」で処分できる場合もあります。
例えば伊勢神宮では封筒に「お焚き上げ希望」と書いてお守りを送れば、他のものと一緒にお焚上げしてもらうことが可能。受付も1年中です。
ただし、お寺や神社によっては郵送によるお守りのお戻しを受け付けていない所もあります。郵送でお守りを処分する場合、送り先に受付しているかきちんと確認をとってから送りましょう。
何も聞かずに処分できないものを送ると、受け取れないものはそのまま返送される場合があります。
お守りの処分方法|その4
④可燃ゴミとしてお守りを処分
気が引けるかもしれませんが、お守りは正しくお清めを行えば可燃ゴミとして捨てる事も可能です。
【お守りのお清め方法】
- 机や床に白い半紙や和紙などの白い紙を広げる。
- 紙の上にお守りを置き、「左→右→左」の順でお守りの横に1つまみ程度の塩をかける。
- 紙でお守りを包んで終了
白い紙がどうしても無い場合は白い封筒や新聞紙でもかまいませんが、必ずお守りに感謝の気持ちを込めてから捨てるようにしましょう。
お守りの処分方法|その5
⑤どんど焼きでお守りを処分
「どんど焼き」とは、お正月のしめ縄やお飾り、書き初めなどを燃やす行事のことです。それぞれが持ち寄ったものを山にして燃やすことで、お正月様、歳神様を天にお送りします。
多くの地域では松の内が過ぎた1月8日に行っており、場所によってはお守りやダルマ、人形などの受け付けも可能。
当日に参加できない人のために、数日前から境内にお納め所を作っている所もあります。
お守りを持っていく時の注意点ですが、ビニールやプラスチック類で、外せるものは全て外しましょう。ダイオキシンなどの有害ガスが出る可能性があるからです。
また、服やアクセサリー・小物など「自分にとってはお守り同然だった物」は持ち込めない場合がほとんどです。
持ち込むものが大丈夫かどうか不安な場合は、お寺や神社に前もって問い合わせましょう。
また近年は密集を避けるため、どんど焼きを中止している所も多いです。「お住まいの地域名 どんど焼き」で検索すると市町村による公式情報などが見れるため、検索してみましょう。
自宅でお守りを処分する時に必要なもの
自宅でのお守りの処分に必要なもの|その1
①清めの塩
お清め用の塩には乾燥剤が含まれており、食用としてはご利用頂けません。
清め塩や粗塩は、それ自体を袋に入れてお守りとして持ち歩いている人もいるほど。厄除けや魔除け・浄化のパワーがあります。
お葬式から帰った時に、家に入る前に塩で身を清めるのも、清めの塩に邪気を払う力があるからです。
一般に売られている塩はお清め用ではないので、さまざまな人の手から手に渡っているため邪気が入り込んでしまっていると言われています。
きちんと処分したい場合には神社で50円や100円程度で販売されている「清めの塩」を買うか、通販でお清め用の塩を買って常備しておくと良いでしょう。
盛り塩 開運 招福 パワースポット なるとのうずしお 清め塩 1kg
自宅でのお守りの処分に必要なもの|その2
②白い紙
お守りを可燃ゴミとして処分する場合、むき出しではなく白い紙に包みます。できれば自然にもどりやすい和紙のようなものがベストです。
紙に漂白剤や蛍光剤が入っていると、自然界に戻る時に他の生き物に迷惑をかけてしまいます。
自然からできた添加物の入ってない和紙であれば、環境に迷惑をかけずに自然の一部に戻るので使いやすいですよね。
墨運堂 和紙 板締和紙
まとめ
お守りの効力は約一年なので、それ以上古くなったお守りは処分するようにしましょう。購入したお寺や神社にお戻しするのが一番ですが、宗派が同じであれば違うお寺や神社に返すことができます。
また、日本古来からの年中行事である「どんど焼き」でもお守りを焼いてもらえます。火の中に入れる時にはプラスチックやビニールなど、ダイオキシンを出すようなものは全て取り除くのも忘れないようにしましょう。
一人で誰にも知られずにお守りを処分したい場合やお寺や神社が遠い場合、いただいたお寺や神社に郵送で戻すのがおすすめです。料金はかかりません。
どの方法で処分する場合も、お守りに感謝しながら処分するという点は共通です。お願い事が叶っても叶わなくても、ありがとうの気持ちで処分しましょう
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