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バチの当たらない正しいお守りの処分方法6つ

バチの当たらない正しいお守りの処分方法6つ

お守りは捨てにくいものですが、正しい処分をすれば失礼に当たりません。お寺や神社、どんど焼きなどで処分する方法や、自分で燃やしたり捨てたりする方法、また、遠くのお寺や神社のお守りの処分方法についても解説しています。


■はじめに
この記事では便宜上ではお守りを『買う』と記述していますが、本来お守りは『神様から授かる』ものとされています。また同様にお守りは『処分』するのではなく、正しくは『お納め』するものです。

お守りとは「御守」や「守礼(まもりふだ)」とも呼ばれるもので、お寺や神社の境内で販売されているものです。袋状になっていて、上をヒモで結んであるものが多く見られますが縁起物を全て「お守り」と呼ぶこともあります

お正月や旅先で神社やお寺に行った時に、記念としてお守りを買うことがありますよね。また、合格祈願や交通安全、安産祈願など、お願い事があってお守りを買いに行くこともあります。

もし、お願い事が叶ったり、だいぶ時間が経ってしまったお守りが家の中にある場合、どうしたら良いのでしょうか?さすがに、普通にゴミとして捨てるのは縁起が悪そうですよね。

ここでは、正しいお守りの処分方法について調べてみました。

お守りを処分する時期

お守りに有効期限ってあるの?

お守りにも、ご利益がある有効期限があります。多くは1年で、長くても3年と言われています

きっちり一年間というわけではないので、お正月にもらってきたお守りであれば、次の年のお正月のいずれかの日にちを目安として買い換えるのが良いとされています。また、安産祈願や合格祈願のお守りなどは、一年経過していなくても願いが叶った後にお返しするものです

家族で旅行に行った先でお守りをいただいて、「また家族でお参りに行きたいね」と考えていたのであれば、1年以上経っていてもかまいません。そのお守りをいただいた時に、どのような気持ちだったかを考えると、お戻しする日にちも決めやすくなりますよ。

例えば、毎年11月の酉の日に「お酉さま」(酉の市)がありますが、この時には去年購入した熊手を神社にお返しして再び新しい熊手を購入します。そのため、お酉さまの熊手のご利益は1年間になります。

また、お正月のしめ飾りや門松などは、もっと期間が短くて約1ヶ月になります。飾って良いとされている12月13日から、1月7日まで(関西の一部では1月15日)までです。これ以上長く飾っていると、近所からもだらしないと思われてしまいます。

このように、御札やお飾り、門松などと同じく、お守りもご利益がある期間が限られています。もう一年以上経っているお守りがあったら、感謝の気持ちを込めて新しいお守りを頂きに再びお寺や神社にお参りに行くと良いでしょう。

お守りは必ず処分しなくてはいけない?

お守りに託したお願い事が叶っても叶わなくても、入手した一年後には感謝をしながら処分をするのが通例です

ですが「どうしても取っておきたいお守り」や、「思い出の品」であれば、無理に処分する必要はありません。その場合、そのお守りを授かったお寺や神社にお礼としてお賽銭を気持ちとして入れるとなおよいようです。

お守りを神社やお寺に返しに行って、再び新しいお守りをいただいて帰ってくるなど、一年を1つのけじめとして考えると良いでしょう。

お守りを処分するのは有料?

お守りを購入したお寺や神社にお戻ししたり、郵送でお守りをお返しする場合でも、特に費用は発生しません年末年始のシーズンでしたら、お寺や神社に専用のコーナーが設けられていたり、箱が置かれています

最近、インターネットで「お守りの処分を代行します」といって、いくらかお金を取る業者が見られますが、自分で郵送すれば無料でできます。代行業者に頼む時は、どのようなメリットがあるのか、よく調べてから頼むようにしましょう。

また基本的には無料ではありますが、守っていただいた感謝の気持ちをお賽銭として入れるとより良いでしょう。お賽銭の金額ですが、お守りを買った時に支払った金額と同じくらいの金額を目安にすると良いようです。

お守りを処分する6つの方法

1 お寺でお守りの処分をする

お守りの処分をする時には、お寺でいただいたものはお寺に、神社でいただいたものは神社にお戻ししなくてはいけません。お守りの後ろを見て、「~寺」や「~寺院」と書いてあればお寺でいただいたものになります

旅行先で買ったお守りなどは、わざわざそのお寺に戻しに行くのは大変なので、近所のお寺にお戻しすることで処分ができますこの時に注意しなくてはいけないのが、宗派が違うお寺には戻せないという点です。違うものを神様にお戻しするのですから、大変な失礼に当たります。

宗派の違うお寺に戻さないよう、気をつけてください。

2 神社でお守りの処分をする場合

お守りの裏に「~大社」「~神宮」と書かれている場合、それは神社でいただいたお守りになります。神社の「古神札納め所」と書かれている所に置いて戻したり、「お焚上げ」をしていただいて戻しましょう。

「古神札納め所」は12月から1月にかけて、神社の境内に設置されます。小さな神社の場合は、特に納め所は設けない場合もありますので、問い合わせてみましょう。

お納めする場合の注意ですが、神社によっては、御札やお守り、しめ縄やお正月飾り以外のものを受け付けない所もあります。例えば、爆発したりはじけたりする危険性があるので、ダルマや熊手は受け付けない神社もあります。また、人形も受け付けずに持ち帰るようお願いしている所もあります。

処分をお願いする神社の決まりをホームページなどでよく調べてから、お戻しするようにしてください

3 遠方のお寺や神社のお守りの処分をする場合

旅先や引っ越す前の家の近所の神社やお寺など、遠い場所で買ったお守りは「郵送」で処分ができる場合もあります。伊勢神宮では封筒に「お焚き上げ希望」と書いてお守りを送れば、他のものと一緒にお焚上げをしてくれ、料金はかかりません。また一年中いつでも受付けています。

ただし、お寺や神社によっては受け付けていない所もありますので送り先に電話で確認をとってから送りましょう

何も聞かずに処分できないものを送ると、受け取れないものはそのまま返送される場合がありますので気をつけましょう。

4 自宅の安全な場所でお守りを焼却する

自宅で火を焚くことができる庭がある場合は、自宅でお守りを焼却できます。目安としては、花火ができる広さの庭であれば、焼却可能です。

庭の広さから判断して「お隣やお向かいのお宅に迷惑になる可能性がある場合」は庭でお守りを燃すのは止めましょう。また、家の中やベランダでは大変危険なので、焼却作業は行わないでください。

火にお守りを入れる時には、直にそのまま入れるのではなく、一つまみの塩と一緒に半紙にくるんで火に入れます。火に入れる時には、願いが叶っても叶わなくても、お守りに感謝の気持ちでお礼を言うのを忘れないようにしてください。

また、自宅で燃やす場合には、花火をする時と同じように、バケツに水をくんで火事にならないように気をつけながら行います

5 可燃ゴミとしてお守りを処分

ちょっと気が引けるかもしれませんが、お守りは正しくお清めを行えば可燃ゴミとして捨てる事もできます

<お清めのやり方>
家庭でお守りを清めて処分する場合ですが、まず机や床に白い半紙や和紙を広げます。この紙は後からまく塩が、机や床に落ちると片付ける時に大変なので敷くものです。和紙でなくても、燃えるゴミとして処分できるのであれば、半紙などの白紙でかまいません。

白い紙の上にお守りを置いて、塩を左に一回、右に一回、最後に再び左に一回かけます。かける量は一つまみ程でかまいません。そして最後に白い紙でお守りを包んで、燃えるゴミとして処分します。

白い紙がどうしても無い場合は、白い封筒や新聞紙でもかまいませんが、必ずお守りに感謝の気持ちを込めてから捨てるようにしてください。

6 どんど焼きでお守りを処分

「どんど焼き」とは、お正月のしめ縄やお飾り、書き初めなどを燃やす行事のことです。それぞれが持ち寄ったものを山にして燃やすことで、お正月様、歳神様を天にお送りするのです。

多くの地域では、松の内が過ぎた1月8日に行っており、場所によっては、お守りやダルマ、人形なども受け付けています。当日に参加できない人のために、数日前から境内にお納め所を作っている所もあります

お守りを持っていく時の注意点ですが、ビニールやプラスチック類で、外せるものは全て外しましょう。ダイオキシンなどの有害ガスが出る可能性があるからです。
また、服やアクセサリー、小物など「自分にとってはお守り同然だった物」は持ち込めない場合がほとんどです。

持ち込むものが大丈夫かどうか不安な場合は、お寺や神社に前もって問い合わせましょう。

東京の例

・新宿区 花園神社
新宿の花園神社では、毎年(湯花祭)もしくは(湯の花神事)という行事名で、どんど焼きを行っています。毎年1月8日頃に行われていますので、花園神社でお守りを処分したいと考えている方は、12月頃から花園神社のホームページをチェックするようにしてください。
花園神社は都会の真ん中にあるので、紙や布、木といった可燃性のもの以外は受け付けていません。自分が持参したいと思っているお守りの素材に不安がある場合は、直接花園神社に問い合わせてみてください。

・台東区 鳥越神社
JR総武線の浅草橋液から歩いてすぐの所に鳥越神社があります。こちらでは毎年1月8日の午後1時から境内で「どんど焼神事」を行っています。鳥越神社はホームページ以外にもフェイスブックで、ほぼ毎日のように情報を発信しています。
前年の「どんど焼神事」の様子も写真で見ることができますので、鳥越神社でお守りを処分したいと思っている方はチェックしてみましょう。産経新聞のYouTubeで、生中継する年もありますよ。

埼玉の例

・川口市 氷川神社
埼玉県の氷川神社は、毎年1月15日に「祈願串焼納祭」としてどんど焼きを行っています。火をつけるのは夜7時からなので、その前にお守りをお返ししておきましょう。同じ日に、干支の焼印がついた縁起の良い「福豆付き干支枡」という演技のいいマスも500円で頒布しています

・越谷 越谷香取神社
埼玉の越谷香取神社では、平成10年から「どんと焼き」を行っています。毎年、1月上旬から中旬にかけてのいずれかの日に行われますので、越谷香取神社でお守りを処分したいと考えている場合には、ホームページをチェックするか問い合わせをしてください。
「どんと焼き」のお焚上げの炎で焼いた紅白の餅や、けんちん汁なども配られるので、心も体も温まりますよ

神奈川の例

・川崎市 丸子山王日枝神社
丸子山王日枝神社では、毎年1月の第2日曜日に「丸子どんど焼き」を行っています。場所は、神社から近くの丸子橋にある多摩川第一広場で行います。天候によっては中止になりますので、雨や雪などで不安な日は問い合わせてみましょう。

・海の公園 横浜市金沢区
毎年、1月15日に近い土曜日に、海の公園でどんど焼きが行われています。こちらは神社やお寺ではなく、横浜金沢観光協会が主催していて、子供会ではゲームなども行っています。お守りや燃やしたいものの持ち込みについては、横浜金沢観光協会に問い合わせてください。

・平塚市 平塚八幡宮
平塚の平塚八幡宮では、どんど焼きのことを「左義長(さぎちょう)神事」と言って毎年1月に行っています。左義長とは、小正月の火祭りのことです。日にちについては電話で問い合わせてください。

・大磯町 大磯左義長(おおいそさぎちょう)
大磯では、1月上旬から中旬にかけてのいずれかの日に「大磯左義長」を開催しています。夕方6時30分頃に日をつけて燃やしはじめます。場所は大磯北浜海岸です。開催の日にちについては、大磯町産業環境部産業観光課観光推進係に問い合わせてください。
「大磯左義長」という名前の大磯限定の、縁起がいい清酒も販売されています

自宅でお守りを処分する時に必要なもの

清めの塩

<ご注意>
お清め用の塩には乾燥剤が含まれており、食用としてはご利用頂けません。清め塩や粗塩は、塩自体を袋に入れてお守りとして持ち歩いている人もいるほど、厄除けや魔除け、浄化のパワーがあります。お葬式から帰った時に、家に入る前に塩で身を清めるのも、清めの塩に邪気を払う力があるからです。

お守りを自分で処分する時にも「塩」を使います。自宅で燃やして処分する場合には、白い半紙にお守りを包んで、塩をかけた後に燃やします。捨てる場合には、白い半紙にお守りと一緒にひとつまみの塩を入れて包み、ゴミとして捨てます。

どちらも家庭用の粗塩でかまいませんが、一般に売られている塩はお清め用ではないので、さまざまな人の手から手に渡っているため邪気が入り込んでしまっていると言われています。きちんと処分したい場合には、神社で50円や100円程度で販売されている「清めの塩」を買うか、通販などでお清め用の塩を買うと良いでしょう。

白い紙

自分でお守りを焼いたり、ゴミとして処分する場合には、そのままむき出しではなく(白い半紙)に包みます。白い紙は、できれば自然にもどりやすい和紙のようなものがベストです。紙に漂白剤や蛍光剤が入っていると、自然界に戻る時に他の生き物に迷惑をかけてしまいます。
しかし、自然からできた添加物の入ってない和紙であれば、環境に迷惑をかけずに自然の一部に戻るからです。

まとめ

お守りの処分方法についてまとめましたが、いかがでしたか?

お守りの効力は約一年なので、それ以上古くなったお守りは処分するようにしましょう。購入したお寺や神社にお戻しするのが一番ですが、宗派が同じであれば違うお寺や神社に返せることもわかりました。

また、日本古来からの年中行事である「どんど焼き」「左義長(さぎちょう)」でも、お守りを焼いてもらえます。火の中に入れる時には、プラスチックやビニールなど、ダイオキシンを出すようなものは全て取り除くのも忘れないようにしましょう

一人で誰にも知られずにお守りを処分したい場合や、お寺や神社が遠いばあいは、いただいたお寺や神社に郵送で戻すのがおすすめです。料金はかかりません。

どの方法で処分する場合も、お守りに感謝しながら処分するという点は共通です。お願い事が叶っても、叶わなくても、ありがとうの気持ちで処分しましょう

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