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古い携帯電話の安全な処分方法4つを徹底解説!データ消去もしてもらえる?

古い携帯電話の安全な処分方法4つを徹底解説!データ消去もしてもらえる?

ガラケー(フィーチャーフォン、ケータイ)の安全な処分方法や、ゴミとしての区分について解説しています。また、ドコモやau、ソフトバンクの通信キャリアのうち、どこでデータ消去してもらうのが良いかも比較しています。


昔使用していた携帯電話、現在はどうしていますか?押入れにしまったままでしょうか。それともデータを吸い取り、きちんと処分しているでしょうか。

1999年頃からスマートフォンが登場するまでの、いわゆる昔の携帯電話は、フィーチャーフォン(特色がある電話)やガラケー(ガラパゴス携帯)、あるいは単にケータイなどと最近では呼ばれています。2014年9月には、フィーチャーフォンよりもスマートフォンの契約者数が多くなり、現在ではフィーチャーフォンを使う人の方が珍しくなりました。

家のタンスや引き出しの中に、使わなくなったフィーチャーフォン本体、また、充電コードやバッテリー、スタンドなどのアクセサリー類がある家庭も多いことでしょう。このまま使わないで何年もタンスの肥やしにするよりは、処分してしまおうと思うことがあるのではないでしょうか。

しかし、いざ処分しようとすると携帯電話は普通にゴミとして出せるか、普通に捨てると中の個人情報を悪用されてしまうことは無いか、などの気になる点が出てくると思います。

ここでは、フィーチャーフォンやガラケー、ケータイなどと呼ばれている携帯電話の処分方法について調べてみました。

1 通信キャリア各社で携帯電話を処分してもらう

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DOCOMOで携帯電話を処分

DOCOMOは、DOCOMOショップや、イベントなどでフィーチャーフォン(ガラケー、ケータイ)を回収し、データが入っている部分を目の前で破砕してくれるサービスを行っています。自分が見ている前で、ケータイパンチやスマホパンチといった専門の携帯電話破砕工具を使って破砕してくれるのは通信キャリア3社の中でもDOCOMOだけです。

粉砕方法は、全体をバリバリと壊すのではなく、データーが入っている部分にだけドリルで穴を開けるようになっています。

粉砕作業に料金はかかりません。DOCOMO以外の携帯電話やPHSであっても同じように目の前で破砕処理してくれますし、どの機種であっても無料です。IDOやツーカーセルラー、アステルといった、今となってはどこに持っていったら良いのかわからないフィーチャーフォンも処分できます。

auで携帯電話を処分

auショップも、フィーチャーフォンの回収を行っています。au以外の携帯電話も回収してくれますし料金も無料です。しかし、auではDOCOMOのように目の前では破壊してくれません。後日、まとめて処分しているそうです。

中に入っているデータが漏れるのが不安であれば、DOCOMOショップで処分し、目の前で破砕処理をしてもらったほうが安心です。

ソフトバンクで携帯電話を処分

ソフトバンクのショップでも、フィーチャーフォンを回収して処分してくれます。ソフトバンク以外の携帯電話も回収してくれますし、料金も無料ですが、auと同様に目の前では破壊してくれません。

こちらも個人情報の漏洩が不安であれば、DOCOMOショップで破砕処理をしてもらったほうが安心です。

2 ゴミとして携帯電話を捨てる

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かつては燃えるゴミとして収集されていた携帯電話ですが、今は貴重な資源として回収されています。

使用済みの電子機器に入っている金や銀、銅、プラチナといった貴金属や、パラジウムなどは貴重な資源として注目されています。これらのレアメタルは都市鉱山とも呼ばれており、埋め立て処理ではなく資源として活用します。各地自体が「小型家電回収ボックス」等で回収を行っています。

・東京都の場合
東京都では、フィーチャーフォンやデジタルカメラ、電子辞書、電卓などの小型家電を、黄色い回収ボックスで回収しています。大田区には42箇所、中野区には19箇所、港区には13箇所回収場所があり、このように各地の区役所や活動センター、図書館、区民センターといった場所にボックスが設置されています。

・福岡市の場合
福岡市の場合も、使用済み小型電子機器回収ボックスというグリーンの箱が福岡市内約60箇所に設置されています。携帯電話の他にも、25センチ×6.5センチの投入口に入る電子機器であればボックスに入れることができるので、携帯電話を充電していたアダプター等も処分可能です。

回収ボックスに入れる時の注意ですが、中のリチウムなどの電池類は取り外し、電池として別に処分する必要があります。また、個人情報は必ず自分で消去して、ミニSDカードなどの記憶媒体は取り除いておきましょう。

3 携帯電話をオークションで売る

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自分ではもう使わないのでゴミだと思っているフィーチャーフォン(ガラケー)も、欲しい人にとってはもう店頭で販売していないので大変レアなお宝です。オークションに出してみると、予想外の高値で売れるかもしれません。

例えばDOCOMOの「SH-03H NW」は、まだ動くもので傷などがあまりついていなければ、5万円ほどで落札されます。傷がついているものであっても、2万円以上で落札されることがあるので、出品する価値があるかもしれません。

ファイナルファンタジーⅦとタイアップした、DOCOMOの「P900iv」であれば、傷がついていても2万円で落札されていますし、auのデザインが話題となった「iida G11」やソフトバンクの「ZTE SoftBank 301Z」などは、4,000円前後で取引されています。フィーチャーフォンを捨てる前に、自分の機種のオークション相場を調べると、悔しい思いをせずに済むかもしれません。


オークションに出品する時には、くれぐれもデータの消去を行ってから出品するようにしてください。落札した相手の住所がわかるからといって、必ずしも安全とは限りません。情報漏えいには十分気をつけてオークションに出すようにしましょう。

4 携帯電話を中古ショップに売る

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スマートフォン全盛時代の今でも、フィーチャーフォンを買い求める人は珍しくありません。
例えば、「価格コム」でフィーチャーフォンの中古価格を見てみると、「京セラ TORQUE X01 レッド」は3万円台で販売されていますし、「シャープ ヱヴァンゲリヲンケータイ SH-06A NERV」は傷が多くついているものでも2万円台で販売されています。

機種によっては確実に需要があるので、フィーチャーフォンは捨てるのではなく売ることも一つの方法かもしれません。

イオシス買取

東京、大阪、名古屋に店舗を持つ「イオシス買取」では、フィーチャーフォンの買い取りを行っています。「イオシス買取」では、店舗に直接持ち込むほかに、宅配でも買い取りを行ってくれます。

例えば、DOCOMOの「FUJITSU らくらくホン F-02J」は、全く使用していない新品は15,000円で買い取ってくれます。値段は使用感があるかどうかで決まるので、もし目立つ傷があるようでしたら買い取り額は4,000円になります。同じDOCOMOでも、「NEC FOMA N902iS」は、新品であれば2,000円で買い取られますが、使用してある中古のものは買い取ってもらえません。
新品かどうかによっても価格が違いますし、説明書や付属品を一緒に持参したり、同じものが数台あると査定額がアップすることもあります。

また、フィーチャーフォンを買い取りしてもらう場合にも、中のデータは必ず消去するようにしてください。

リネット

パソコンや小型家電の宅配便回収を行っている「リネット」では、「1携帯電話1ワクチンプログラム」を行っています。自分がいらなくなった携帯電話で人助けをすることができます。

「リネット」では、1台の携帯電話につき1ワクチンを「NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」を通じて世界の子どもたちに届けます。「リネット」ホームページで申し込み、ダンボールに不要なフィーチャーフォンを入れ、「リネット」に送るだけという簡単な手続きです。世界の恵まれない子どもたちの命を救うために、機会があったら協力しましょう。

この場合も、フィーチャーフォンのデータ消去を必ず行いましょう。

携帯電話の付属品の処分方法

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ACアダプタ(充電器)

ACアダプタは、かつては「不燃ごみ」の区分でしたが、現在は「小型家電製品」として回収されています。小型家電とは、長さが約30センチ以内の家電製品で、ドライヤーやデジタルカメラ、電子辞書、電卓なども含まれます。

また、捨てるのではなく売る方法もあります。DOCOMO、au、ソフトバンクなど、昔の携帯電話、フィーチャーフォンの充電器は、新品の場合ヤフオクで600円から1,000円程度で取引されています。

SDカードやミニSDカード

SDカードやミニSDカードは、フィーチャーフォン以外にも使用できますので、捨てずに取っておくのがオススメですが、処分する場合には燃えるゴミか、小型家電回収ボックスに出しましょう。この場合も中のデータの消去を忘れないようにしてください。

SDカードやミニSDカードは、携帯電話から取り外したら、なるべく早くデータのバックアップを取りましょう。SDカードやミニSDカード自体は、小さい上に丈夫なものではありません。SDカードやミニSDカードは保存用ではなく、道具として使うものなので、バックアップはハードディスクやCD、DVDにするようにしましょう。

SIMカード

SIMカードは中に個人情報が入っていて、個人では中の情報を消去できないので、必ずハサミでカットしてから捨てるようにして下さい。SIMカードもSDカードと同様、燃えるゴミとして捨てるか、小型家電回収ボックスに出すことで処分できます。

古い携帯電話を処分するときに気をつけること

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ミニSDカードで中のデータが吸い出せるタイプのフィーチャーフォンであれば、データをまとめて消去できますが、それよりも昔の機種になると一つ一つ手作業でデータを消去する必要があります。また、バッテリーが消耗してしまい、電源がつかない携帯電話の場合は、データの消を自分で行えません。

もし中のデータが自分で消去できない場合は、データ復旧業者にデータの吸い出しを依頼するか、DOCOMOのように目の前で携帯電話を粉砕してくれる所での処分をするようにしましょう。

もし、データを残したまま携帯電話を捨てた場合、中のデータが犯罪などに悪用される可能性があります。悪用しようとする犯罪者にとって、バッテリーを入れ替えて携帯電話を起動できるようにすること位は何でもありません。
携帯電話を使っていた自分でも忘れているようなメールの本文や、撮影した写真、メールアドレスなどが悪用される可能性があるのです。

昔の携帯電話でも、中に入っている情報は大切な個人情報です。電源が入らないものでも、見えないだけで中には情報が入っていますので、扱いには十分気をつけてください。

フィーチャーフォンのデータバックアップと復元について

古い携帯電話でも、充電をして動くようになれば中からデータを取り出せる場合があります。ご自分の通信キャリアのサイトを参考にしてください。

・DOCOMO
DOCOMOのホームページの中の「過去に発売された機種のバックアップ、復元方法」に「バックアップナビ」や「バックアップデータ復元ナビ」があります。

・au
auのホームページの中に「データ移行・バックアップについて」というページがあります。auケータイからスマートフォンへの移行についてもナビしてくれます。

・ソフトバンク
ソフトバンクのホームページの中に、「データの移行・保存(バックアップ)方法」というページがあります。

もし、現在入っているバッテリーで起動しなくても、互換バッテリーを入れれば立ち上がる場合もあります。互換バッテリーは、フィーチャーフォンの型番や中のバッテリーの型番で、ネット検索すると出てきます。

データ復旧業者に依頼する

中にどうしても欲しいデータがある場合自分ではデータが取り出せない場合には、データ復旧業者に頼んでみましょう。

例えば、東京の有限会社タウンネットは、携帯電話のメモリーデータ復旧のパイオニアで、警察の捜査に協力するほど業界でも信頼されています。郵送でも浅草橋の店舗への持ち込みでも、ほとんど当日に復旧してくれるという仕事の速さも人気の業者です。最近では「相棒」などのテレビドラマにも協力しています。

また、大阪市東淀川区の「GLC DATA TECHNOLOGY」では、郵送や持ち込む前に電話でオペレーターがデータ復旧についてアドバイスしてくれますし、銀座と代々木、大阪と滋賀に店舗がある「スマートまっくす」でも、データ復旧や買取などの相談に応じてくれます。

東京と大阪に事務所がある「ガラケー修理王」は、起動しないフィーチャーフォンや、水没や二つ折り携帯の本体折れ、画面割れ、バッテリー不良等どのような症状でも全て一律25,000円という料金設定でデータ復旧を行っています。

全国に60店舗ある「パソコンドック24」では、パソコンだけでなくフィーチャーフォンのデータ救出サービスも行っています。基本料金は、作業料金とデータを保存するメディアを合わせて14,000円からになっています。

どのデータ復旧業者に頼む時も、最初に電話してからの依頼になるので、復旧したいフィーチャーフォンの型番や、バッテリーの型番などを、あらかじめメモして控えておくとスムーズに相談ができます。

まとめ

今回は、携帯電話(ガラケー、フィーチャーフォン)の処分方法について調査しました。iモード、EZweb、J-スカイ、などの単語を聞くだけで懐かしいです。

昔の携帯電話でも、現在のスマートフォンでも、中に入っているバッテリーの寿命は約2年と言われています。そのため、押入れから昔使っていた電話が出てきても、電源が入らない場合があります。そのような場合も、画面で見えないだけで中には大切な個人情報が入っているので、そのまま捨てるのではなくDOCOMOショップなどで破砕してもらうか、データ復旧会社に相談しましょう。

また、データを自分で消去できたフィーチャーフォン、ガラケーは、少し前までは燃えるゴミとして収集されて土に埋め立てられていましたが、今は「小型家電回収ボックス」で回収されています。携帯電話などの小型家電の中に入っている貴金属やレアメタルは、今や大切な資源なのです。

また、昔の携帯電話はオークションや中古買取などで、思いがけず高値がつくことがあります。ですがこの場合にも、データの消去は忘れないように気をつけましょう。

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家電ごみ

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