衣類の処分方法6つ|買取やリサイクルで無料よりお得に処分!持ち込み・粗大ごみ・寄付もあり?

いつかは着ると思いながら最近は全然着ていない洋服はありませんか?自分はもう着ないけれど、まだ着られるしもったいない、と押入れの中に保存してある洋服がたまっていないでしょうか?毎日生活するのに必要な服は、実は、んなに数は多くありません。

いずれ着るからと思ってたくさん買った下着のシャツも、上のほうの数枚は洗濯して毎回着ているけれども、下の方は全く着ていないなんてこともあるでしょう。また、高かったから捨てられないという服もあるでしょう。そしてお気に入りの服だったけれど、今の流行とは違うから暫くしたら着ようとしている服もあるでしょう。

「いつか着るかもしれない」、そう思っていると着ない服がどんどんたまってしまうのです。衣替えの時期や大掃除のタイミングで、思い切ってクローゼットや押入れを整理してみませんか?ここでは着なくなった洋服の処分方法と、服を処分することで感じられるメリットについて解説します。

目次

着なくなった衣類の処分方法6つ

洋服の処分と言えば、ゴミの日に袋に詰めて捨てることだけ考えがちですが、実はお金に変わることだってあるのです。部屋が綺麗になって収納スペースができ、その上お小遣いまでできたら良い事ずくめですよね。あなたが不要だと思っている服の、一番良い処分方法を見つけましょう。

着なくなった衣類の処分方法|その1
①ゴミとして処分

洋服をゴミとして捨てる場合には、自治体の区分に沿って処分しなくてはいけません。多くの自治体では、洋服は「可燃ごみ」として扱われていますが、中には横浜市のように「資源ごみ」として扱っている自治体もあります。「資源ごみ」として扱っている自治体では、他のゴミの日に出すと回収してもらえませんので注意してください。

衣類をゴミとして処分1
東京都23区の場合

東京都23区の場合、服は「可燃ごみ」として出すことになっています。生ゴミなどと一緒に出せるので、粗大ゴミのように特に料金は必要ありません。服だけでなくカバンや靴、長靴、ベルトなども出すことができます。出し方は、蓋付きのポリバケツのような容器か、透明か半透明のビニール袋に入れて出しましょう。

衣類をゴミとして処分2
北海道札幌市の場合

北海道札幌市の場合、衣類は「燃やせるゴミ」として出すことができます。服だけでなく、タオルやシーツ、靴やカバンも出せます。まだ着られる状態の衣類は、札幌市の約100ヶ所で「古着リサイクル」として回収もしています。家庭のタンスにしまえる状態の服であることが条件で、中身の見える袋に入れて回収拠点に提出してください。

衣類をゴミとして処分3
神奈川県横浜市の場合

神奈川県横浜市の場合、服は「資源集団回収」として、資源ごみとして出します。燃えるゴミとしては出せませんので注意しましょう。出し方は、透明か半透明の袋に入れて、資源ごみの日に出します。紙袋に入れると中身が見えなくなってしまいますので注意してください。また、雨の日には回収を行わないので、天気予報を良く見て出すようにしてください。

衣類をゴミとして処分4
福岡県福岡市の場合

福岡県福岡市の場合、まだ使える服は他の人に譲って「リユース」するよう働きかけをしています。「リユース」の方法は(臨海3Rステーション)か、(西部3Rステーション)のホームページで紹介しています。
また、破れたりして他の人には譲れないような服、「リユース」できない服は、福岡市の場合は処理工場で再加工し、車の内装材にしています。(まもるーむ福岡)か(城南市民センター)、(博多市民センター)、(南市民センター)で回収しています。

衣類をゴミとして処分5
家で焚き火をするのは法律違反?

洋服が「可燃ごみ」や「燃えるゴミ」として回収されるのであれば、焚き火で焼いてしまえば良いと考える方もいるかもしれません。日本国内では、毎年年に4,000件以上もの焚き火が原因となった火災が発生しています。

昔と違って、今はどこでも自由に焚き火をして良いわけではありません。「廃棄物の処理と清掃に関する法律」では、雑則第16条の2に廃棄物は燃やしてはいけないということが書かれています。もし燃やしてしまうと、「五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金」という罰則もありますので、いらなくなった洋服を焚き火として燃やすのは止めましょう。

着なくなった衣類の処分方法|その2
②フリーマーケットで売る

いらない洋服がダンボールに何箱もたまってしまったり、もう子どもが大きくなっていらなくなった子供服が山ほどあれば、洋服や衣料品をフリーマーケットで売るのも1つの方法です。

フリーマーケットに参加する時には、主催側に連絡して出店料金を支払う必要があります。自宅の近所でいつ、どこでフリーマーケットを開催するのかを調べるには、リサイクル運動市民の会「フリーマーケット情報」というサイトや、「フリーマーケットへ行こう!」というサイトを参考にすると良いでしょう。

出店料金は多くの場合、1,000円程度から数千円となっています。大規模な会場になるほど1ブースの料金が高くなりますが、それだけ来場者も多くなるのでよく売れます。フリーマーケットで売ったけれども、かえって損してしまったということが無いように、販売するものと出店料金をよく見極めてから会場の申込をしてください。

着なくなった衣類の処分方法|その3
③リサイクルショップに買取ってもらう

リサイクルショップに服を高値で買取ってもらうには、春夏物は冬に、秋冬ものは夏に売るのがコツです。また、買ってから3年以内の服や人気ブランドであれば、値段も高くなります。一方で、服からタバコなどのニオイがしたり、穴やホツレがあるなどダメージが有る場合は、査定額も低くなりますので注意してください。

セカンドストリート

セカンドストリートは北海道から沖縄まで全国に店舗を展開する、リユース品の買取・販売専門店。処分したい衣類の中に「SHIPS」や「ZARA」「ユナイテッドアローズ」、「NIKE」などのブランドがあればWeb(宅配)買取を利用しましょう。

梱包は自宅にある紙袋やビニール袋(敗れやすい袋は除く)など段ボールでなくても良いので、「今日しか梱包できない」と忙しい方でも利用しやすいです。

セカンドストリートのWeb(宅配)買取は衣類のほかにもBluetooth対応のイヤホンやブランド雑貨、アウトドアアイテムなども買取り対象。「売ろうと思っていたけど時間がなくて出品できない」という物がある方にはとてもおすすめです。

「フリマサイトで自分で売った方が良い」と思うかもしれませんが、リユース品は製造や購入から時間が経つほど買取り価格が下がっていきます。家に寝かしておいて買取価格が下がることを考えると、買取業者に今すぐ査定してもらう方が結果として手にできるお金は多くなるかもしれません。

衣類をリサイクルショップの買取で処分③
DonDonDown on Wednesday(ドンドンダウン・オン・ウェンズデイ)

関東を中心に、北海道や東北などに店舗がある古着デパートメントストアの「DonDonDown on Wednesday(ドンドンダウン・オン・ウェンズデイ)」では、古着の買い取りを行っています。ブランド等のメーカーは問わず、大人用、子ども用の服から、帽子や靴、バッグなどの雑貨も受け付けていますが、買取りは持ち込みのみ受け付けていて、宅配での送付や輸送などは行っていませんので注意してください。

毎週月曜日と木曜日は買取り価格がアップするサービスや、買取強化アイテムを期間によって設定するなど、買取価格が高くなる工夫を行っている>ので、近所に店舗がある場合は見に行ってみると良いでしょう。

衣類をリサイクルショップの買取で処分④
ZOZOTOWN

ZOZOTOWNは、服だけでなくバッグやスニーカー、靴なども買取ってくれるブランド古着リサイクル店です。ホームページから買取りを申し込んだら、ZOZOTOWNから袋が送られてきますので、その中に不要になった服を入れて送り返すというものです。ブランド服の買取店のため、ユニクロやギャップ、無印良品といった衣料品の量販店で購入した服はほとんど値段がつきません。3,000円以下の定価の服の場合は、10円程度の買取額と考えましょう。

衣類をリサイクルショップの買取で処分⑤
URUURU(ウルウル)

URUURU(ウルウル)もブランド服の買取専門店です。宅配便で古着を送って金額を査定してもらえるので、全国どこからでも買取りを申し込むことができます。服だけでなく、靴やバッグ、財布なども買取ってもらえるので、タンスの中を一気に綺麗にしたい時にオススメです。ブランド服買取専門なので、ブランド以外の服は買取ってもらえない場合がありますので注意してください。

衣類をリサイクルショップの買取で処分⑥
ブランディア

ブランディアはCMでおなじみの、宅配ブランド服買取店です。ブランディアのサイトから買取りを申し込んだら、専用の発送用キットが送られてきます。その中にいらなくなった服と、本人確認書類のコピーを入れるだけ。後は集荷を頼んで持っていってもらえば完了です。後日、査定額がメールで送られてきます。もしも、金額に納得がいかない場合は、返却も可能です。

着なくなった衣類の処分方法|その4
④シェアリングサービスや物々交換サービスを利用する

服のシェアや、物々交換サービスは、洋服を捨てずに活用できる場として人気があります。「xChante(エクスチェンジ)」はエピソードカードをつけて衣料を交換する、新しいコミュニケーションとも言えます。また、2015年6月から2017年には、子供服のシェアリングサービス「mycle(マイクル)」が大変人気でしたが、今はサイトは停止中となっています。

xChange(エクスチェンジ)

「xChange(エクスチェンジ)」は、新しいスタイルの物々交換会です。「xChange」のサイトで、場所や日時、取り扱いアイテムを確認したら、自分で会場に持っていき、自分でディスプレイします。ディスプレイが終わったら、今度は自分がもらう番です。会場で自分が欲しい服やグッズを探して、点数を申告して持ち帰るという仕組みです。

「xChange」の特徴は、出品する時に自分のエピソードを添えることと、持ち帰るものにありがとうのメッセージを書くことです。お金ではなく、思いや気持ちをやりとりする交換会になっていますので、必ずエピソードを書くようになっています。

着なくなった衣類の処分方法|その5
⑤販売店の回収ボックスで処分もしくは下取り

全国に店舗がある大型の衣料品メーカーや、有名デパートでは、洋服をリサイクルのために回収していたり、下取りしてくれたりします。一年中、いつでも回収してくれる店舗もあれば、決められた期間だけ開催している所もありますので、ホームページをチェックしてみましょう。

無印良品

無印良品は2010年から、服のリサイクルに取り組んでいます。繊維製品を回収してバイオエタノール燃料にしたり、染め直したり新たに加工したりして「ReMUJI」という無印良品の新ブランドとして再販売しているのです。

回収してくれるのは下着以外の無印良品の衣料品で、服だけでなくタオルやシーツ、カバーなども取り扱っています。嬉しいことに、回収対象になる衣類を各無印良品の店舗に持っていけば、MUJI passport会員であればその場で1,000マイルがプレゼントされます。無印良品で買い物する時に、いらない服を持っていって、ポイントになればお得ですよね。

持っていく時の注意ですが、効率よくリサイクルできるように洗濯してから持参するようにしてください。回収は期限の定めは無く、年中いつでも対応しています。無印良品の各店舗で受け付けていますが、西友やファミリーマート、サークルKサンクスの無印良品コーナーなど一部店舗では実施していませんので注意してください。

無印良品のこの取組は、2010年当初は「FUKU-FUKU(ふくふく)プロジェクト」という名前でしたが、2017年からは「BRING」というプロジェクトに名称が変更されています。

ユニクロとGU(ジーユー)

ユニクロとGU(ジーユー)は、販売した全ての商品についてリサイクル活動をおこなっています。全国のユニクロとGU(ジーユー)各店で回収しており、営業時間内であればいつでも対応しています。

ユニクロでは2001年からフリースのリサイクル活動を行っており、2006年からはフリースだけでなく全ての商品をリサイクルの対象としました。回収したユニクロやGU(ジーユー)の製品は、世界中の難民や貧しい人々に届けられています。その数は約2,000万点以上にものぼり、支援の輪はこれからも増え続ける予定です。

回収する時の注意点ですが、貴重品などが入ったままになっていないかチェックしてから持っていきましょう。また、リサイクルのエチケットとして、効率よく再利用できるように洗濯してから持ち込んでください。ユニクロのこれまでの服のリサイクル活動については、各店舗で配布される「服のチカラ」という冊子や、ホームページでレポートされています。

H&M

H&Mでは、2013年から古着の回収を行っています。回収は全店舗で行っており、持参した衣料は「Rewear(リウェア)」「Reuse(リユース)」「Recycle(リサイクル)」「Energy(エネルギー)」といった方法で再利用されます。

「Rewear(リウェア)」は、そのまま古着として世界各地で売られます。「Reuse(リユース)」は、掃除用の布や、カットして他の製品の一部に利用される布です。服としては傷みがひどく着ることはできないけれど、布としては使用できるものが該当します。 「Recycle(リサイクル)」は、服としても布としても使用できないもので、繊維として糸になったり断熱材になったりします。 「Energy(エネルギー)」は、服にも布にも繊維としても使えないもので、燃料として使われます。

回収した衣料品の約1パーセントが「Energy(エネルギー)」として燃料になりますが、それ以外の99パーセントは服や布、繊維として再利用されています。

スーツの青木

スーツの青木は、1996年からリサイクルプロジェクトを立ち上げています。着なくなったスーツを持っていくと、下取り商品クーポンがもらえるというもので、1回につき5着まで持ち込み可能です。スーツやジャケットなどのウール製品であれば、青木でなく他社製品でも受け付けてもらえるのが嬉しいですね。

回収されたスーツなどのウール製品は、裁断されてフェルトになったり、繊維として糸になったり、フラワーポットの資材になったりします。その他にも、自動車の吸音材や、モップ、オイル吸着マットに加工されて再利用されているので、知らないうちに目にしているかもしれません。

青木のリサイクル活動は、2015年までに約330万着回収しており、現在もその数は伸びています。

丸井(マルイグループ)

マルイの各店舗では、衣料品や婦人靴、紳士靴の下取りを行っています。1点につき200円割引券が発行され、翌月末まで有効期限があります。200円割引券は買い物2,000円ごとに1枚使えるので大変お得ですよね。

回収するものと時期は決められており、2月から7月は春夏物、8月から1月は秋冬物を回収します。また、店舗によって「衣類品の下取り」だけを行っている場合や、「婦人靴の下取り」だけを行っている場合もあります。その都度マルイのホームページの「マルイの下取り」というページに日時が掲載されますのでチェックしてください。

ルミネ

ルミネでも、各店舗でリサイクル活動を行っています。

例えば、2017年10月にルミネ大宮店で開催された「洋服下取り3Days」は、土日祝日の連続する3日間のうち、不要になった春夏物の衣料を持っていくと衣料1点につきルミネ大宮店で使える500円分のお買い物券がプレゼントされました。
最大3点までの下取りが可能で、ルミネカードを提示すると4点まで下取りしてくれたので、最高で2,000円分ものお買い物券がもらえたことになります。

不要になった衣料を回収する時期は、ルミネ各店舗によって不定期なため、こまめにルミネ各店舗のホームページをチェックしていないと見過ごしてしまいます。1ヶ月ほど前にはサイトにお知らせが出る傾向がありますので、気になる方は注意して見るようにしてください。

着なくなった衣類の処分方法|その6
⑥洋服の寄付をする

捨てればただのゴミですが、まだ十分に着られる服であれば寄付をすることも可能です。寄付には、いらなくなった衣料品に加えて、募金と送料が必要なものから、いらなくなった衣料品だけで送料も必要無い所など、団体によってさまざまです。

洋服を洋服のまま活用する団体もあれば、洋服を古着として販売してワクチンに変える団体もあります。また、服としての利用だけでなく「服育」といって教育現場の教材にするグループもあるので、自分の好きな方法を選んで寄付ができますね。

古着でワクチン

「古着でワクチン」というサイトがあるのをご存知でしょうか。今まで1280万着以上の不要になった衣料や靴、生活雑貨を再利用することで、約150万本ものポリオワクチンを世界に届けているという企画です。この企画は、リクルートのゼクシィBabyや、日本リユースシステム株式会社、認定NPO法人世界の子どもにワクチンをの日本委員会との共同で行われています。

寄付の仕方は簡単で、まずはホームページから不要になった衣類を送るための専用キットを申し込みます。専用キットは1口3,000円となっており、専用キットの封入は障がい者の方々が働く福祉作業所から送られます。送られた専用キットにいらなくなった服や靴、カバンなどを詰めて送ると、一口につき5人分のワクチンが寄付されるという仕組みです。送った古着は開発途上国に日本から輸出されて、売上の一部でワクチンが購入されるのです。

古着を選別する作業で途上国の雇用を作り出すことができるのも、この活動の魅力の1つと言えます。

LOOB(ロオブ)

LOOB(ロオブ)は、2001年にフィリピンから始まったボランティア団体です。不要になった衣類だけでなく、靴や文房具、いらなくなったぬいぐるみや楽器、血圧計などを特に募集しています。
ボランティアのエチケットとして、寄付する前に服やぬいぐるみなど洗濯できるものは必ず洗ってから送るようにしてください。

送り方ですが、まずはホームページからLOOB事務局に送る側の名前とメールアドレス、電話番号、発送予定日、おおよその中身と重さをメールします。次に、いらなくなった衣料や雑貨などを包んで国際小包で「LOOB事務局ドネーション係」まで送ります。送料は送る側が支払うことになりますので注意してください。おおよその料金として、郵便局で船便で送った場合、5キロで2,500円、7キロで3,000円、10キロで3,750円になります。

南国のフィリピンで使用するものなので、コートやセーターといった冬物衣料や、スーツや背広は受け付けていませんので注意しましょう。

わかちあいプロジェクト

「わかちあいプロジェクト」は、1992年からスタートした難民支援活動です。難民古着支援として、年に一度、開発途上国に衣類を送る活動をしています。2017年度は、合計約6,000箱の衣類が集まり、タンザニアの難民キャンプに送られました。

わかちあいプロジェクトでは、ダンボール1箱につき1,500円の募金を送り手側にお願いしています。衣類だけの寄付は受け付けていないので、注意してください。

日本リ・ファッション協会

一般社団法人「日本リ・ファッション協会」では、いらなくなった衣料品を回収して、「服育」活動のワークショップの教材にしたり、障害者福祉施設の手仕事支援をしたりしています。

送り方は、いらなくなった衣料品をまとめて、宅配便元払いで埼玉の事務所に送ります。ぬいぐるみや寝具、単なる布などは受け付けていませんので注意してください。季節ごとに、特に必要になる衣料が変わりますので、詳しくは「日本リ・ファッション協会」のホームページをチェックしてください、

フクサポ

「フクサポ」は、(あなたの服を送って世界をサポート)をキャッチフレーズに活動しているNPO法人です。申込方法はネットで「フクサポ」のサイトから回収申込をして、ダンボールにいらなくなった衣料を詰めます。指定日に集荷に来るので、不用品が入ったダンボールを渡すだけという手軽さです。

不要になった衣料品を1箱起こってもらうことで、カンボジアやラオスでは約1平米の地雷除去作業ができますし、ウガンダでは子どもの給食2食分になります。送料も無料ですし、決まった金額を寄付する必要もありません。

服以外にも、カバンや靴、ハンカチ、アクセサリー、ベルトなどもダンボールに入れることが可能です。制服やぬいぐるみ、カーテンなどは受け付けていませんので注意してください。

衣類を処分するタイミングと基準6つ

衣類を処分するタイミングと基準|その1
①2年着なかった洋服は捨てる

まだ着られる服だと処分するかどうか迷ってしまいますが、思い切って「2年間」着なかった洋服は処分してしまいましょう。ゴミとして捨てなくても、まだ新品同様のものや高かったブランドの服などは買取ってもらってお金になる可能性だってあります。
何となく取っておいたのでは、タンスやクローゼットのスペースのほうがもったいないですよ。

衣類を処分するタイミングと基準|その2
②誰がいつ着るか明確な衣類だけ取っておく

もったいないから取っておくという場合は、「誰が」「いつ」着るのか、ハッキリと考えられる洋服だけにしておきましょう。まだ綺麗だから、買った時に高かったからという理由だけでは、この先も着る可能性は低いものです。

お正月に姪が来るからあげるといった、渡す人が具体的に思いつく場合や、今度の大掃除で着たら捨てようなど、具体的な予定が立つものだけ取っておきましょう。いつか痩せた時に着ようとか、またこの色が流行した時に着ようといった、日時のはっきりしない未来しか浮かばなかった場合は、処分したほうが良いでしょう。

衣類を処分するタイミングと基準|その3
③新しく収納ボックスやケースは買わない

タンスやクローゼットに服が満杯になってきたら、新しく収納ボックスやケースは買ってはいけません。いつか処分する習慣をつけないと、永遠に整理棚を書い続けなくてはならないからです。家のスペースも限られていますし、自分の身体は1つしかありません。
収納スペースを作るのではなく、自分の中で必要なものと必要でないものを判断するクセを作りましょう。

衣類を処分するタイミングと基準|その4
④似たような洋服は1着に絞る

インナーなどは同じデザインのものが何枚あってもかまいませんが、ジャケットやよそ行きのスカート、シャツなどは、似たような服があると、どうしても好きな方だけ着がちです。似たような服を、次々交代で着ている場合はかまいませんが、同じものだけ着て、他の似たデザインのものは着ないのであれば他の似た服は思い切って処分してしまいましょう。

衣類を処分するタイミングと基準|その5
⑤現在着られない衣類は捨てる

サイズが現在の体型と違ってしまったり、流行遅れになってしまたものは、いくら気に入っていても、どんなに新品でも処分してしまいましょう。「今」着られない洋服は、今が処分するタイミングです。

特に材料に「ポリウレタン」が入っているものは、2年から3年で加水分解してしまい、劣化します。丁寧に扱っていても、ポリウレタンは空気中の水分に反応して、劣化してしまうのです。コーティング剤としてのポリウレタンは、メーカーによる任意表示なので、材料に「ポリエステル」とだけ書かれていて、ポリウレタンは書かれていない場合もあります。
そのため、色が変わってきたと感じたり褪せてきたと思ったら、これ以上保存しても状態は劣化していくだけなので処分したほうが良いでしょう。

衣類を処分するタイミングと基準|その6
⑥着たくならない衣類は捨てる

服を着る時は、誰でも多少はオシャレ心が動くものです。こんな服があったんだ!と、発見して嬉しくなる服は次に着ることもあります。見た時に気持ちが動かされない服は、この先取っておいても着る機会はほとんどありません。昔買ってしまったけど、この色がどうも好きではない、とういように着たくならない洋服は処分してしまいましょう。

また、服にまつわる嫌な思い出がある場合も、この機会に思い切って処分することをおすすめします。買ってくれた人のことや、着た時に起こった出来事など、自分にとって好ましくない思い出は服と一緒に処分して、気持ちを切り替えるのも1つの方法です。

衣類を処分するタイミングと基準|その7
⑦ダメージのある洋服は捨てる

「1カ所ボタンが取れてしまって、同じボタンさえ見つかれば着られる。」あるいは、「ちょっと釘にひっかけてしまって、そこさえ修繕すれば着られる。」など、ダメージがあるので着られない服もあるでしょう。

まだ新しい服や高額な服などは、洋服直し店で直してもらえる場合もあります。ちょっとした穴を直す「かけはぎ」(かけつぎ)は、1ヶ所につき数千円するので、新しく服を購入したほうが安上がりな場合もあります。

洋服直し専門店

「洋服直し専門店 直し家」は、東京都内に数か所店舗がある洋服直しの専門店です。郵送で直してもらえるので、遠方でも申し込むことができます。タバコや虫で開いてしまった穴をふさいでくれたり、ダウンなどのコートの破れなども修繕してくれます。

同じく東京にある「コーダ洋服工房」も、紳士服と婦人服を直してくれます。破れたり穴が空いたものの他に、寸法直しもしてもらえます。

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衣類を処分する7つのメリット

衣類を処分するメリット|その1
①考え方が前向きになる

服を捨てると、今までせっかく買った財産を捨ててしまったように思うかもしれません。しかし、服を捨てることで前向きになった自分を手に入れられるのです。部屋が汚いと、どうしても性格まで暗くなりがちです。しかし、部屋を整理しようと思うことで、考え方が前向きになるのです。

本当に必要な服と、いらないけれども無駄遣いで買ってしまった服を整理して処分することで、心まで明るくなれます。

衣類を処分するメリット|その2
②捜し物がすぐ見つかる

家のあちこちに山となっていた服を処分することで、捜していた物がすぐに見つかるようになります。紙袋に入った服や、ビニール袋に入っていた服は、自分では整理しているように思っていても次第に山が崩れ、どこに何があるかわからなくなってしまいます。タンスやクローゼットに服が入らなくなってしまった時点で、服の整理をするよう心がけると良いでしょう。

衣類を処分するメリット|その3
③同じものを二つ買わなくなる

服を整理すると、どこに何があるかわかるようになるので、同じものを二つ買わなくなります。これは服だけでなく、本や食品などにも言えます。いつも部屋を整理していないと、大切と思うものは誰でも繰り返し買ってしまうものです。同じような服ばっかり増えて、いつか着るだろうと思っていたら1着もあれば十分だったということがあります。

服を整理する時は、春夏用と秋冬用に大きく分け、その上で色や素材で分けるようにしましょう。収納するスペースができるだけで、だいぶヤル気が出てきますよ。

衣類を処分するメリット|その4
④お金が貯まる

「断捨離」ブームで要らないものを捨てると、無駄なものは買わないようにしようと反省します。片付けをすると、ほとんど着ない服を勢いだけで買ってしまったり、同じような服を何着も買ってしまったりと、お金の無駄遣いをしたことが悔やまれます。このように反省をすることで「もう無駄遣いは止めよう」と思うのであ、服を片付けるとお金が貯まるようになりますよ。

衣類を処分するメリット|その5
⑤清潔になる

部屋に洋服が散乱していて、収納場所が無いので床に山のように積んであったら、部屋も衛生的ではなくなってしまいます。一番下に置いてあるものは、いつ洗濯したものか覚えているでしょうか。山となった服の間に、お菓子の袋などが紛れ込んでいないでしょうか。

とりあえず床が見える状態ではなかったら、虫がタマゴを産んだりしてしまう前に、服の処分に取り掛かりましょう。虫が食った穴が空く前に売ったほうが、洋服も高く売れますよ。

衣類を処分するメリット|その6
⑥友達を部屋に呼べるようになる

汚部屋かそうでないかを判断する基準に、「友達を呼べるかどうか」があります。友達に見られたら恥ずかしいくらい服が散乱していたら、危険信号です。

友達を部屋に呼んでホームパーティーをしたり、一緒に休みの日にゆっくりしたりできたら、人生も前向きになるのではないでしょうか。友達を呼べる部屋を目指して、いらなくなった服は処分してしまいましょう。

衣類を処分するメリット|その7
⑦無駄な時間を過ごさないで済む

服が部屋の中で山のように積もっていると、どこに何があるかわからなくなって、年中探しものをしていることになります。これは部屋が狭いからなのではなく、本当に必要なものと必要でないものが整理できていないからです。

右の山を調べるために、左に山を作り、捜し物が無かったから違う場所を探しているうちに、山が崩れていくといった悪循環は、もう終わりにしませんか?服の中に車の鍵や、持っていく大切な書類があったら大変ですよね。

着ない服を処分すれば、そんな無駄な時間を過ごさないで済みます。思い切って、ごっそり買取ってもらったり、処分したりしてしまいましょう。探している時間のほうがもったいないですよ。

まとめ

今回は服の処分方法について調べてみました。もったいないと思った服は、捨てるのではなく「売る」もしくは「下取り」に出すという選択肢もあります。まだ着られるけれども自分では着ない服は、誰かに着てもらえるならば無駄にもなりません。

引越しなどですぐに服を処分しなくてはいけない場合は、自治体のゴミの捨て方に沿って片付けましょう。ほとんどの自治体では、服を「可燃ごみ」「燃えるゴミ」として扱っていますが、地域によっては「資源ごみ」として回収している所もあります。「可燃ごみ」であっても、「資源ごみ」であっても、自治体で無料で処分してくれますのでお金はかかりません。

45リットルのビニール袋に4袋以上を一度に捨てる場合は、かなり大量のゴミになりますので業者と間違えられてゴミとして回収してもらえないケースもあります。大量に服を捨てる場合には、自治体のごみ処理担当の部署に相談してから出すようにしてください。

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