プリンターを廃棄する3つの方法!処分にかかる経費や注意点をまとめてみた

家では大学生の子供がパソコンでレポートや論文の準備、お父さんが仕事の残りや企画を家で仕上げて、奥様はカラープリントで写真を楽しんだりとプリンタの需要も高い現在、古くなったプリンターは処分に悩むことがあります。

状態が良い場合であれば売ることもできるものの、状態が悪い場合にはどのように処分すると良いのでしょう。プリンターはパソコンと同様にリサイクルできるのでしょうか。

目次

プリンターを処分する6つの方法

プリンターの種類は、写真やハガキ作成等の専用のものからパソコンで作った文書をコピーできるもの、クラウド(ネット上)に保存できるものまで様々です。

コピー機はその場で印刷したい紙をセットして印刷するだけの、比較的単純なものであれば問題は少ないです。しかし、近年使用者が多いデータを保持するタイプやコンビニでよく使用するような多機能のプリンターの場合は情報漏洩にも気を付けなければなりません。

そのためプリンターの処分の前には「忘れがちな個人情報の処分方法」を参考にして確実にデータを消去できるようにしましょう。

・状態ごとの処分

プリンターは需要の多い商品です。そのため状態が良い場合には売って必要としている人に使ってもらった方がエコにも繋がります。また、金額は比較的安いものの自分の利益にもなるのでおすすめです。処分費用も必要ありません。

一方、状態が悪く、使用できないようなプリンターの処分では一般ごみや不燃ごみ、粗大ごみとして処分しますが、リサイクルショップ等ではジャンク品としてほぼ0円で引き取ってくれることもあります。

リサイクルショップで買い取ってもらう場合

リサイクルショップでの買取では、多少状態が悪い場合や作動もしない場合もジャンク品として引き取ってくれることがあります。

※ジャンク品とは、故障等で本来の機能が使えないものを言います。修理や使えるところを再利用する部品取りも可能です。

また状態が良く、問題なく使用できる場合にはインクの入ったカートリッジがついていることで多少買取価格を上げることができます。リサイクルショップでは買取金額は期待できないものの、その日の内に買い取ってくれるので早く処分したい人にはおすすめの方法です。

・買い取り前には

1円でも買取金額を上げたいときには、プリンターを購入時に近い状態まで綺麗にします。また綺麗な方が買取、または引き取りのハードルも下がるので必ず掃除をしてから売りましょう。プリンター上のほこりや隙間の汚れ等、無理をしない程度に掃除をします。

ただしその買取の店舗やプリンターの状態によっては引き取ってもらえないことも多いので、そのときの対策もとっておきましょう。店舗によっては処分として引き取ってくれる場合も1000円程お金がかかります。このとき自治体でのごみよりも処分費用が高くなります。

・特に買い取り可能なプリンター

中古のプリンターでは発売後5年未満、特に国内の有名メーカーの高機能のプリンターであれば高く買い取ってもらえることがあります。年数も発売から5年以内のOSが搭載されているものです。

一方、毎日使うほど使い込んでいない場合のプリンターは10年程使用できるため、使っていないパソコンであれば新品同様に扱われる

でも、付属品や箱がそろっていないと高値はつきにくいです。
なお、遠方にプリンターを郵送する場合は、輸送中に壊れないように梱包(こんぽう)を厳重にしておきましょう。

オークション・フリーマーケットサイトで販売

プリンターが比較的高価でモデルも新しい場合にはオークション・フリーマーケットサイトで販売することで販売価格を上げることができます。

大きすぎないプリンターであれば送料も着払いにして出費を抑えます。また配達上のトラブルによる動作不良等に関しては責任が持てないことも記載しましょう。梱包にも気を使い、プチプチや購入時に段ボールに入っていた発泡スチロール等で厳重に梱包します。

多くの人の目に留まるオークション・フリーマーケットサイトでの販売は、プリンターを必要としている人に適正価格で販売できる一方で、購入希望者が見つかるまで時間がかかることがあります。

・出品の前には

オークション・フリーマーケットサイトでの販売では、実物を見たり触ったり、動作や機能を確認することができません。そのためそのプリンターがどのメーカーの何の機種であるのか、状態はどの程度なのか、何の機能があるのか等を詳しく書く必要があります。

またプリンターの写真を載せたとしても、部屋の明るさやカメラのフラッシュの具合によっては印象が異なります。動作の具合や機能も詳しく載せた方が、購入を考えている人にも優しいです。

他にも、詳細にたくさん情報を載せれば検索エンジンからヒットもしやすくなります。購入にあたっては評価が良い人を限定とした出品で安心して取引できるようにしましょう。

買い替えで処分する

プリンターを新しく買い替えるときには、その購入店舗や購入金額によっては引き取ってくれる場合もあります。また処分料を払えば引き取ってもらえることもありますが、自治体のゴミとして処分するよりも高くなります。※場合によっては回収費用もかかります。

買い替えの際には予め古いプリンターを引き取ってもらえるか、処分料金はいくらなのかを聞いておきましょう。買い替えの際には何らかの形でサービスしてもらえることもあります。

カートリッジも家電量販店では回収ポストを設置しているところが多いです。使い切ったものやインクが出ない場合には回収ポストに入れてリサイクルしましょう。

メーカーで回収してもらう場合

基本的にメーカーではプリンターの引き取り義務がありません。そのため、もし引き取ってもらえたとしても家電リサイクルの時のようにメーカーに処分料と回収費用等を払う必要があります。

メーカーにはわざわざ予約をして比較的高価な処分料金を支払うのであれば、身近なリサイクルショップに売ったり回収業者に委託したほうが手速く処分できるのでおすすめです。

自治体のゴミとして処分する場合

状態が悪くリサイクルショップでも引き取ってもらえないには自治体でのごみとして処分します。各自治体ではプリンターは分解して可燃ごみや不燃ゴミになるのか、粗大ごみとして処分するのかは異なります。一般的には粗大ごみとして処分します。

粗大ごみとして廃棄処分する場合には粗大ごみ対策課等に電話して予約し、その後スーパーやコンビニ等でゴミ処理券を購入します。購入したシールはプリンターに貼り付けて、廃棄予約した日に決められた場所に置いておきます。後は回収してもらえば処分完了です。

自治体のごみとして処分する場合は費用も数百円で済むので安心です。

自治体の処分方法についてはホームページ等でも確認できることが多いです。インターネットでお住まいの「市町村名 プリンター ごみ」で検索します。

・クリーンセンターに持ち込む場合

時間に余裕のあるときや処分したいものがたくさんあるとき、すぐに処分したいときにはクリーンセンターに直接持っていくのもおすすめです。クリーンセンターに持っていくときもデータは必ず消去してから廃棄します。

回収業者から引き取ってもらう

時間の無いときやすぐに処分したいとき、引っ越しに伴い大量に処分するときにおすすめの処分方法です。料金は自治体としてではなく、会社の仕事として引き取りに来て処分してもらうので費用は高くなります。

一方で、回収業者ではリサイクルできる部品をリサイクル業者に販売することでお金を得るため、無料で引き取ってもらえる場合もあります。そのため持ちこみや遠方の人のために郵送でプリンターを受け付けることもあります。

処分の前には料金と回収方法も必ず確認しましょう。

・回収無料にも注意

リサイクル業者への転売とは別に「無料で引き取る」という宣伝では「見積もりのみが無料」なのか「回収料金は無料で、処分費用がかかる」のかを予め聞く必要があります。

回収業者を探す時には、チラシの他にもインターネットで「市町村名と回収業者、プリンター」の3つを打ち込んで、信用と実績のある業者に頼みましょう。ネットにある口コミも目安にします。

不当な金額も請求されないように信頼と評価の高い回収業者に依頼しましょう。

物資の支援

発展途上国や物資の足りない世界の団体や家庭に寄付をする方法では、プリンターも受け付けていることが多いです。パソコンであれば2000年モデル以降のものを受け付けていて、プリンターも需要があることから、ただ処分するのであれば支援団体に寄付するのも良いでしょう。

送料は不要なのでリサイクルショップで買取価格がつかない時には、支援団体に送って必要としている団体や家庭で使ってもらえれば物資の貧困状態の緩和にも繋がります。

・料金

物資の支援には、再利用料を支払って必要としている人に送り使用してもらいます。ただ捨てるのであれば、処分料を再利用料に代えてみるのもいかがでしょうか。

料金には発展途上国への物資の輸送、保育所や学校・障害児施設への送料の他、仕分け、トラック等への積み込みと荷下ろし、 その他運営に付随するコールセンターやホームページ運営・メール対応等の人件費、倉庫の費用、光熱費も含まれています。

プリンター処分の基礎知識

・小型家電リサイクル法

パソコンであれば平成25年4月から「小型家電リサイクル法」によりメーカーで回収、リサイクルされますが、パソコンと一緒に使用するプリンターについては適用されません。

つまりプリンターの処分では自治体のごみや不燃ごみ、粗大ごみとして処分する必要がるのです。処分方法や費用、回収料金については各自治体の方法に従って適切に処分しましょう。

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処分方法別、廃棄時の注意点

粗大ごみの処分方法では、朝早くからプリンターを外に出しておくことで持ち去りや情報漏洩、プリンターが作動しない場合には不法投棄されることも考えられます。

一方、回収業者での処分でも知らない間にリサイクルされていたり、悪徳な不用品回収会社が処分料金のみを受け取って不法投棄したりすることも考えられます。

情報の詰まったプリンターの処分には私達の生活が脅かされずに環境にも優しい方法で処分し、あらゆる面からの情報漏洩にも気を付けましょう。

忘れがちな個人情報の処分方法

個人情報には名前、生年月日、住所、会社、学校、画像等の本人を特定できるものや、会社での仕事内容・企画も当てはまります。

これらが漏洩して友人知人、その他の人物の名誉を傷付けたり、会社に損害等を与えた場合には「個人情報保護法」により処罰の対象になったり、損害賠償請求や社会的信用の失墜にも繋がります。

良好な人間関係を保ち、学校や会社での責任からもデータの抹消はきちんと行いましょう。

・データの復活

近年では携帯のデータを初期化しても簡単に復活させることができる人がいるように、データの取り扱いには注意しなければなりません。ハードディスクも同様に「データを削除した」と思っていてもすぐに復元されてしまうのです。

自分達や身の周り人、赤の他人や企業の個人情報が悪用されないためにも、ハードディスクはしっかりとデータを削除しましょう。

ハードディスクの消去方法

ハードディスクの廃棄には、まずデータを削除することから始めましょう。こちらも携帯やパソコンでの消去方法と同様に、初期化したデータに他の不必要なデータを上書きすることで個人情報を復活できないようにします。

パソコンやハードディスクが壊れていないときの消去方法で、家電量販店で購入できるデータ消去用に推奨されているソフトウェアを使ってハードディスクに複数回ランダムに上書き、セキュリティレベルを上げていきましょう。

データは不必要なデータしか復活できないようにします。必要なデータに関しては消去・上書きの前に必ずバックアップを取っておきましょう。

・ソフトを読み込めない場合

ハードディスクが壊れて消去ソフトを読み込めないときには「消磁装置」という強力な磁力でハードディスクのデータを破壊します。

しかし、この機械は業務用のもので非常に高価なことからも個人で手に入れるのは難しいです。ソフトによるハードディスクのデータの破壊が不可能なときには、この機械を持っている専門の業者に依頼して破壊してもらいましょう。

ハードディスクの破壊

専用の機械では、消去後のかすかな磁気を読み取ることでデータを復活できる場合があります。廃棄するプリンターであれば外側も忘れずに破壊することが大切です。

ハードディスクは分解してドリルで数か所穴を開けるだけでも、機械でデータを読み込むことが不可能な状態となります。ただし、自分でハードディスクを破壊する場合には怪我をする恐れがあるので、専門業者にお願いすることをおすすめします。

・専門の業者

専門の業者では分解や切断の他、細かく粉砕、焼いたり、溶かしたり、砂をまいたり、化学処理も行う等、様々な方法で破壊しようとします。この方法のみではデータの破壊には繋がらないものの、データの読み込みができないことで復活できないようにします。

これらの作業には認可を受けた人のみが公認の施設で行います。ハードディスクの破壊に当たっては証明書の発行を行っているところであれば安心してお願いできるでしょう。

ハードディスクの破壊の前には、自分でもできるところまでデータを削除しておきましょう。

まとめ

プリンターの処分では「売る」か「捨てる」か「譲る」かに大きく分けられます。そしてどの方法でも一番気になることは情報の漏洩です。

情報の漏洩は自分だけの問題ではなく社会も巻き込み、その影響はずっと続きます。そして私達が安心して毎日を過ごすためにも一人ひとりがしっかりとデータの消去を行って確実に処分できるようにしましょう。

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