大量の本の処分方法12個｜宅配買取なら恥ずかしい思いもしない！おすすめ業者も

本を処分する方法は全部で12個

本の処分方法は以下の12個。それぞれ順番に解説します。特に注目したい「本をお金に換える処分方法」は5つ！

処分したい本の量や自分で運べるかどうかなど、あなたの条件にあった処分方法を選びましょう。

【捨てる】ボロボロな本の処分方法3つ

①資源ごみとして本を処分

新聞や段ボールなどの資源ごみ回収日に本を出せば無料で回収処分してくれます。

処分代がかからないのがメリットですが、処分する本が大量にあり家からゴミ捨て場が遠い方は運ぶのに苦労することに。

台車などを用意しておくと何往復もしなくて良いので便利です。

②子供会の廃品回収で本を処分

地域によって違いはありますが、毎月決まった日や数か月に一度家の前の道沿いに処分したい本を出しておくと子どもたちが回収しに来てくれます。

子供会に所属しているお子さんのいるご家庭でしたら、家で眠っている古本が巡り巡ってお子さんに還元されることにもなりますね。

回収はマンションやアパートが除外されることもありますので、地域の子供会にお問い合わせください。

③廃品回収や不用品回収業社で本を処分

部屋を埋め尽くすほどの本で資源ごみに出すのが難しいという場合、廃品回収や不用品回収業社に依頼するのがおすすめ。

自分で本をしばったり分別する手間もなく、普段処分しづらい大型の家具なども同時に処分できます。

注意点として廃品回収や不用品回収はきちんとした業社を選びましょう。搬入する人件費が発生するので基本的に無料でたのむことはできません。

トラックなどで回っている業社は「無料」と言っておきながら、本や不用品を積んだあとに「処分料」などといって法外な金額を請求するケースもあるようです。

一方、多くの優良業者では軽トラック1台に不用品積み放題で1万円前後の相場となります。

無料で処分できる資源ごみと比べると確かに高いので、一部屋丸々スッキリさせたいときなどに利用を検討すると良いですね。

大量の本を処分｜不用品回収なら「タスクル」

【譲る】状態のいい本の処分方法3つ

①状態の良い本は友人に譲って処分

譲る相手が友人であれば、万が一また読みたくなった場合には友人宅で読んだり貸してもらうこともできます。

最も気軽な処分方法ですね。

②絵本は勤務先の飲食店などに譲って処分

勤務先が子供向けの小さなおもちゃや絵本などのキッズスペースを設けている場合、新しい絵本を必要としている可能性が高いです。

よほど状態が悪くなければ喜ばれることが多いので、必要かどうかまずは責任者に聞いてみましょう。

記名されている場合には事前に塗りつぶすなどしておくといいかもしれません。

③図書館や幼稚園・保育園に本を寄付して処分

幼稚園や保育園で本を引き取ってくれるかどうかは状態や内容によるようです。持って行く前に園長先生に確認してみましょう。

図書館ではその地域の郷土史など手に入りにくい貴重な本は引き取ってくれることもあります。しかし本のメンテナンスなどの手間や、蔵書が膨大になってしまうなどの理由から寄付は断っていることも。

図書館の情報課で本の寄付について相談できるようになっているので、寄付したい本がある場合は事前に相談してみましょう。

【お金に換える】本の処分方法5つ

①古本屋の店頭買取で処分

処分したい本が少量の場合や車を持っている方におすすめなのが古本屋の店頭買取。お出かけついでに本を売って処分できます。

店舗によって査定方法は異なり、大手チェーン店では本の状態や人気で査定額が決まります。「古いけど出版数が少なく価値のある本」は、神田の古本店など正しく査定できる店に持っていきましょう。

特に大手チェーンでの査定は「大変な思いをして運んだ割には大した金額にならずがっかり」というケースも多いです。処分ついでにほんの少しでもお金になればラッキーと考えて査定に出すのが良いでしょう。

②本の出張買取で処分

出張買取は自宅で査定・買取をしてくれるので、処分したい本が大量にあり自分で運べない、梱包するのも大変という方におすすめです。

店舗によって30～50冊以上で出張査定費無料などと条件が異なります。

査定額に納得できずキャンセルする場合、店舗やお住まいの地域によっては出張査定費がかかることも。予約前に確認しておきましょう。

また、引越しなどで混み合う時期は査定までに２週間ほどかかることもあります。お急ぎの方は早めに申し込んでおいたほうが良いですね。

③本の宅配買取サービスで処分

本をダンボールにつめて送るだけでいいのが宅配買取サービスのメリット。店頭買取や出張買取と違い顔を見られないので「こんな本持ってるんだと店員さんにバレるのが恥ずかしい」という方にピッタリです。

また重い本や大量の本を処分したいけど車を持っていない方、すぐに本を処分したいけど店頭に行く時間がない方でも気軽に利用できます。

宅配買取での本の処分方法は以下の5ステップです。

1. ネットや電話で集荷日を申し込む（段ボールを一緒に申し込めるサービスもあり）。
2. 段ボールに本や雑誌を詰めて梱包（運搬中の傷みを防ぐため、平積みにして隙間に新聞紙などの緩衝材を詰める）。
3. 指定した集荷日に宅配業社に段ボールを渡す。
4. 査定結果がメールで届く。
5. 査定金額に納得できたら指定口座に金額が振り込まれる。

大体の業社は無料で利用できますが、業社や条件よっては以下の部分にお金がかかることがあります。事前に確認してからサービスを申し込むようにしましょう。

• 送料や買取キャンセル時の返送料
• 振り込み手数料

④レアな本はフリマサイトで処分

店頭ではなかなかお目にかかれないレアな本などは、買取よりもフリマサイトに出品したほうが高額になることが多いようです。

しかし買取とは違いいつ売れるか、本当に売れるかは出品してみないとわかりません。また自分で写真を撮る手間や商品紹介を考える作業も発生します。

フリマサイト側が差し引く出品手数料は必ずかかるので、多くの本を処分したい方やお急ぎの方には不向きかもしれません。

⑤フリーマーケットで本を売って処分

本だけではなく衣類や雑貨などの不用品も数多くある場合、フリーマーケットに出店するという方法もあります。

色々なものが一気に処分できるのはいいのですが出店料はかかります。また売れ残った場合、重い本や衣類などを抱えて帰らなければいけません。

気軽にできる処分方法ではありませんが、本当に必要としている人とやり取りしながら売る楽しさを味わえる処分方法です。

番外編｜捨てにくい本は供養して処分

地域限定ではありますが、金沢市や京都市辺りにお住まいの方は古本供養に出すこともできます。

金沢では石浦神社でお祓い、京都では知恩寺で法要が営まれ古本の供養をしてもらった後に売りに出されるという流れ。

燃やすのではなく、次の読み手に渡っていくことが本の供養になるようです。

本処分の豆知識｜買い取りされやすい本の特徴4つ

本処分の豆知識①発売後間もない本

新しければ新しいほど高値が付くのでもう読み返さない本は少しでも早く買い取ってもらいましょう。

発売から3か月以内であれば定価の30％以上、6か月以内は20％以上、1年以内で10％以上での買い取りを保証している店舗もあります。

本処分の豆知識②手に入りにくい本

人気はあるけど絶版になっているなどの珍しい本は高額で買い取りしてくれる可能性が高いです。

店舗によっては定価を上回ることもあるようですが、大手チェーン店では本の希少価値ではなく本の状態によって査定することが一般的。

ちょっと古いけれど価値のある本は買取業者を選んで買い取りに出したほうがいいようです。

本処分の豆知識③状態が良い本

アニメ化が決まるとそのアニメが始まる前に漫画本の需要が一気に高まります。タイミングよく買取に出すとより高値で買い取ってくれることも。

また１冊ずつ買取に出すよりも全巻そろっていたほうが高額査定に繋がりやすいです。宅配買い取りで段ボールに詰める際には、紐でまとめたり全巻揃っていることをメモ書きにして入れてください。

本処分の豆知識｜買取されやすい本の特徴4
キレイな状態の本

本を売って処分するときの注意点2つ

本処分時の注意点①見積りなど手数料・送料の有無

見積もりや返送の際に手数料がかかると、査定額に納得できなくても仕方なく売ってしまうかもしれません。

査定や宅配の際の送料やキャンセル時の返送料等を無料で行っている業者は多くあります。しっかりと確認してから査定に出しましょう。

本処分時の注意点②正しく査定できる業社か

多くの業者で買取不可である洋書や予備校のテキスト類、一般的には需要の低いであろう専門書・医学書などは専門に取り扱っている業者に買い取ってもらいましょう。

洋書はコレクターがいるので、ものによっては思わぬ高値がつくこともあります。

また書き込みのある参考書や赤本、予備校のテキストなども買い取ってくれる業者がいますので査定に出してみてください。

専門書などの本の買取に強い「専門書アカデミー」

本を買い取りしてくれるサービスまとめ

本を買い取ってくれるサービスは大きく分けて3種類あります。

【①古本屋の店頭に持ち込んで買取】
その場で買い取ってもらえるので処分に時間がかかりません。
ただし、重い本を苦労して運んだ割に査定額が思ったように高くならないケースが多いことも知っておきましょう。

【②出張買取】
自宅で買い取ってもらえるので運ぶ必要がなく、大量の本を処分したい方にもおすすめです。

わざわざ来てもらっていると査定額に納得していなくてもキャンセルしにくいというパターンも。確実に売る場合に申し込んだ方が良さそうです。

【③宅配買取サービス】
自宅から送るだけなので気軽に申し込めますが、申し込みから振り込みまで日数がかかってしまうことも多いようです。

宅配サービスを利用する際には、値段交渉をしてみるのもおすすめ。

返送料や人件費等の分として、３００～５００円程の範囲内で査定額を上げてくれるかもしれません。

まとめ

お持ちの本に合わせたお得な方法で処分してください。「本を読むのは好きだけど処分がこんなに大変なんて」と困ってしまった方は、この機会に電子書籍へ変えてみるのもいいかもしれません。

電子書籍でしたら溜め込みすぎても床が抜けるような心配はありませんが、たまにデータ整理はしてくださいね。