「食器って何ゴミなんだろう?」
「使ってないけどゴミに出すのは気が引ける。」
「お食い初めの食器はどう処分すれば…」
数年ぶりに食器棚を整理して大量の食器が出てくると、こんな疑問が浮かびますよね。
欠けたりヒビが入っている食器ならゴミとして捨てるのですが、頂き物で未使用の食器、使っていたときの情景が思い浮かぶ食器をゴミ袋に入れるのは心苦しいものです。
そこで今回は、ゴミとして捨てる以外の食器の処分方法を大特集。本記事を読んでわかることは以下の5つです。
- 食器を捨てるなら何ゴミ?
- 食器をゴミに出すときの素材別注意点
- 捨てる以外の食器の処分方法4つ
- 買取される食器の条件
- 食器の処分にかかる費用
ブランド物の食器は買取になる可能性が高く、ノーブランドでも寄付すれば食器を必要としている場所に届けることができます。
あなたが「まだ使える」と思った食器を誰かが必要としているかも。ぜひ本記事を最後まで読んで、処分に困っている食器もスッキリした気持ちで手放しましょう。
食器の素材別|何ゴミで処分?

割れや欠けのある食器はゴミとして処分するしかないケースも多いため、まずは一般的な食器の捨て方をご紹介。
食器は素材別に以下のゴミ区分となることが多いです。
とはいえ、全ての自治体で上記の区分になるわけではありません。食器をゴミとして処分するときはお住まいの市町村の決まりを必ず確認してください。
例えば大阪市の場合だと、金属製で最も長い部分が30cm以下の食器は資源ゴミという区分になります。
ゴミの区分を間違えると、一度ゴミステーションに置いたものでも自宅へ持ち帰らないといけないことも。
食器をゴミとして処分するときは必ず自治体のホームページを確認してからにしましょう。
食器をゴミで処分するときの注意点3つ
食器をゴミで処分するときは以下の3点にも注意してください。
- 食器は危険物として扱う。
- 一度に大量の食器をゴミに出さない。
- 30cm以上ある食器は区分が変わる。
それぞれの注意点を詳しく解説します。
食器をゴミで処分するときは危険物として扱う
食器はどの自治体でも危険物と分かるようにしてゴミに出す必要があります。
フォークやナイフは先が尖っていますし、素材によっては運搬中に割れてケガの原因になる可能性もあるからです。
そのため基本的に食器は厚紙や新聞紙に包んでからゴミ袋に入れましょう。指定のゴミ袋に食器を入れたら、「キケン」と表示して収集所に置きます。
「キケン」の表示方法はゴミ袋に直接マジックで書く場合や、紙に書いて貼っておくなど自治体で決まっていることも。
食器のゴミ区分を確認するとき、同時に確認しておきましょう。
大量の食器を一度にゴミで処分しない
一つ一つは小さい食器ですが、あまりにも大量になるとゴミ収集に支障をきたすことがあります。
場合によっては普通ゴミとして収集されず粗大ゴミとみなされる可能性も。
粗大ゴミになると収集を予約したり自分でリサイクルセンターに持って行ったりする必要があるほか、規定の費用も必要になります。
自治体によっては普通ゴミでも一度に出せるゴミ袋の数が決まっていることもあるため、気をつけてください。
30cm以上の食器は要注意
30cm以上ある大皿などは食器の素材に関わらず、粗大ゴミで処分となる自治体も多いです。
粗大ゴミの基準は「最も長い部分が30cm以上」という自治体が多いのですが、「20Lのゴミ袋に入らないもの」という基準にしている自治体もあります。
粗大ゴミとして処分する場合予約が必須なので、大物の食器をゴミに出す場合は区分に注意しましょう。
捨てる以外の食器の処分方法4つ
ゴミで捨てる以外の食器の処分方法は以下の4つです。
- リサイクルショップで売る
- フリマアプリに出品
- 寄付
- 不用品回収業者に依頼
買取になる食器の条件や、食器の寄付を受け取ってくれる寄付サービスなども紹介します。
リサイクルショップで売って食器を処分
ブランド物の食器や江戸切子・薩摩切子など高価な食器はリサイクルショップで買取となる可能性があります。
とはいえ、どんな食器でも買取対象となるわけではありません。買取に出す場合、食器の買取条件を満たしているか最初に確認しておくことが重要です。
買取になる食器の条件
どのリサイクルショップでもおおよそ共通する食器買取の条件は以下の5つです。
食器を買取で処分|買取相場一覧
ブランドごとの食器買取相場をご紹介します。
買取するリサイクルショップが食器の取り扱いに強いかどうかでも買取価格は変わるため、査定は複数のリサイクルショップに依頼してみましょう。
1回の入力だけで最大20のリサイクルショップから査定がとどくおすすめサービスも紹介しているので、参考にしてください。
食器買取のおすすめサービス①宅配買取Brandear

ブランド品の買取といえばココ!といえる有名サービス。
エルメス・ティファニー・バカラ・ウェッジウッド・イッタラなど、買取実績も多くブランド査定に強いサービス。
ブランド物の食器を売って処分するならまずは検討したいサービスです。
食器買取のおすすめサービス②おいくら

全国のリサイクルショップと提携している、不用品買取の一括査定サービス。大阪市や渋谷区などの自治体とも連携しSDGsに取り組んでいます。
いわゆる「有名どころ」ではないリサイクルショップとも提携しているのが魅力で、自分では見つけにくいような「食器の買取に精通したリサイクルショップ」から思わぬ高額査定が届くかも!
電話番号や詳細な住所の入力は不要。最大20社からメールで査定結果が届くため、比較のしやすさはピカイチです。
食器買取のおすすめサービス③ブックオフ

古本買取のイメージが強いブックオフですが、本以外にもリユース品の買取を行なっています。
ブランド食器以外にもビジネスバッグやアウトドア用品、スポーツウェアや調理機器など買取ジャンルはとっても豊富!
食器だけでなく、家の中の売れそうな不用品をまとめて査定してもらいたい!という方におすすめです。
フリマアプリで食器を出品して処分
ノーブランドの食器でも売れる可能性があるのがフリマアプリの強み。フリマアプリを利用するならスマホ1台で簡単に出品できるメルカリがおすすめです。
以下のような食器はフリマアプリで売れやすい傾向にあります。
- 「お食い初めセット」などセット商品
- コンビニ限定のキャラクター食器
- キャンペーン特典の食器
1度しか使っておらず新品同様のお食い初め食器は、一式をセットにすることで需要が生まれています。
また期間限定でコンビニでしかゲットできなかったキャラクター物の食器や、「ヤマザキ春のパン祭り」などキャンペーン特典の食器でも買取となっているのがフリマアプリの面白いところ。
リサイクルショップでは買取対象とならない食器でも売れる可能性が高いので、「できればお金に換えたい」と思う食器ならぜひ出品してみましょう。
食器を寄付して処分
食器の寄付ならばブランド品でなくてもOK。
引き取られた食器は東南アジアなどの発展途上国や国内の必要としている場所に送られ、再利用して役立てられます。
「まだまだ使える食器だから捨てるのは気が引ける」こんなお悩みを持っている方におすすめの処分方法です。
食器を寄付する場合は寄付サービスを利用するのがおすすめ。注意点として、宅配回収などの場合送料は送る側の負担となります。
買取とは全くの別物なので、「寄付」という位置付けを忘れないようにしましょう。
食器の寄付サービス①パワーセラー

パワーセラーでは食器類や夏物の衣類、ぬいぐるみなどを無料回収。
埼玉県朝霞市にある店舗では持ち込みにも対応しており、事前予約は不要です。コンビニや各運送業者の営業所から宅配便での発送にも対応。
宅配便の場合でも事前の連絡は不要なので、梱包して準備ができたらすぐに食器や再利用できる不用品を送ることができます。
食器の寄付サービス②ワールドギフト

ワールドギフトは食器やぬいぐるみ以外に、ランドセルなどの寄付も可能。
郵便局と佐川急便による自宅集荷では送料が無料になりますが、段ボール1箱あたり以下の寄付金を送る必要があります。
- 郵便局での集荷:段ボール1箱あたり2,900円
- 佐川急便での集荷:段ボール1箱あたり3,700円
寄付金は発展途上国への支援以外に、国内の障害者・高齢者支援などにも役立てられます。
食器の寄付サービス③セカンドライフ

セカンドライフは「にこっと」という独自の活動の中で、寄付された食器を国内の一般家庭に完全無料でプレゼントするサービスを展開。
寄付先での様子を撮った写真や運営側に届いた文書をホームページで公開し「寄付の見える化」にも積極的に取り組んでいます。
「子どもが大好きなキャラクターの食器。気に入って朝晩使っています。」などのメッセージもあり、食器を手放した側も嬉しい気持ちになれますね。
食器を含む大量の不用品は回収業者で処分
食器以外にも食器棚や大型家具など、大量の不要品がある場合におすすめできるのが不用品回収業者での処分です。
不用品回収業者をお得に利用するのなら「軽トラ1台積み放題」などのパックがおすすめ。おおよそ1万円前後で不用品を積めるだけ回収してもらえます。
「食器だけを処分したい」「不用品はあるけど軽トラが一杯になるほどでは…」このような場合だと割高になる可能性があるため別の処分方法を検討しましょう。
不用品回収業者には悪徳業者もいるのが事実です。「無料で回収」といっておきながら、荷物の積み込み後に運搬費用などの名目で高額請求されるケースも。
不用品回収業者を選ぶなら、何の不安もなく利用できるクリーンな業者を選ぶことが必須条件です。
不用品回収業者を選ぶなら「タスクル」

タスクルでは厳しい基準をクリアした優良業者だけを選別。実際に依頼するまでは業者に個人情報が渡ることもないので、「とりあえず見積もりだけ」という段階でも気軽に利用できます。
食器の処分費用まとめ
本記事で紹介した食器の処分方法の費用をまとめると次のようになります。
不要な食器の処分方法はただ捨てるだけではありません。
ブランドの食器ならリサイクルショップで買取となる可能性も高いですし、ノーブランドでもフリマアプリなら落札されるケースも沢山あります。
また寄付サービスを利用すれば海外支援・社会支援に間接的に関わることが可能です。
食器以外に大型の家具など大量の不用品があれば、不用品回収業者に依頼して一気にスッキリさせることも可能。
あなたが「まだ使えるから捨てるのはもったいない」と思うように、食器には再利用できる処分方法が複数あります。
最も納得できた方法で食器を処分しましょう。

