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植木の処分を自分で?業者の費用相場|処分費用を浮かす業者以外の処分方法3つ!

庭にうっそうと茂る植木を処分したいと思っても、業者の処分費用を考えると依頼を迷います。とはいえ植木の処分は想像以上に時間も体力も使うので、やはり業者にたのむのがおすすめ。そこで本記事では植木の処分費用の相場や、自分で処分する以外の費用を浮かす処分方法もご紹介。処分したい植木の量や状況に合った、最もリーズナブルに処分できる方法が見つかります。

日々の暮らしに、癒しや活力を与えてくれる植物。観葉植物や庭に植えた木などの植物を育て、観賞を楽しんでいる方も多いでしょう。

ですが、年齢とともにお世話が難しくなってきたり大きく育ちすぎて管理ができなくなってしまうといったことも。そのような色々な理由によって、手放す選択をする際に役立つ情報をお伝えします。

まずは植木・庭木処分の際の気になる費用や知っておきたいトラブル・注意点を解説。それから状況に応じた処分方法を紹介します。

  • お金をかけない処分方法:自分で伐採しゴミで回収
  • 時間や手間をかけない処分方法:業者に依頼
  • 費用を抑えた処分方法:シルバー人材派遣に依頼
  • お金に換える処分方法:フリマサイトを利用
  • 伐採せずに手放す方法:引き取りサービスを利用

植木・庭木の処分方法は上記5つの方法がおすすめです。

大切に育て思い入れのある植木をやむを得ず処分しなければならないときの救済的方法もあるので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

目次

植木・庭木はそもそも何ゴミ?

植木・庭木のゴミ種別は「木・土・鉢」で違ってきます。

  • 木(幹・枝・葉・根):可燃ごみ
  • 土:ゴミとして処分不可(自治体によって違う)
  • 鉢:可燃ごみか不燃ゴミ(素材によって変わる)

ゴミとして捨てる場合、木にあたる部分は可燃ごみとして捨てることができますが、鉢植えに植えている植物の土は、自治体のゴミ回収では処分不可の場合が。植木鉢の処分については、使われている素材に合わせて可燃ゴミか不燃ゴミとして出しましょう。

詳しい捨て方はお住いの自治体に確認し、ルールに従って処分してくださいね。

植木・庭木の処分方法と費用比較一覧!

【植木・庭木の処分方法と費用比較一覧表

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シーン

自分で伐採・ゴミ処分 業者に依頼 シルバー人材センターに依頼 フリマサイトを利用 植木の里親を利用

費用・価格相場

自分で伐採ゴミ処分:約3000円程度(費用) 業者に依頼:【伐採】1本約3000円~30000円【抜根】1本約10000~80000円(費用) シルバー人材センターに依頼:【伐採・処分】約12000円~16000円(費用) フリマサイト利用:約2000~10000円(販売価格) 植木の里親を利用:約30000円~(費用)

詳細

植木・庭木を処分する際のトラブル・注意点

植木・庭木を処分する場合はシロアリ被害のトラブルや、土の処分・木の供養などに注意しましょう。どのようなポイントに気を付ければいいかひとつずつ解説しますね。

トラブル・注意点①シロアリ被害
シロアリは伐採後の切株に発生する

伐採後の切株を放置していると、朽ちた木などを食料とするシロアリが発生してしまうリスクがあります。

切り株を食べつくした後食料がなくなると、次は地中にある巣から餌を求めて家に侵入してくることも。防蟻処理がされていない場合などは、大がかりな駆除が必要になります。

万が一シロアリの侵入に気づけなければ、家が倒壊してしまう恐れもあるでしょう。倒壊すれば、隣家への被害でトラブルに発展してしまう可能性も否定できません。

そうならないようにできることなら、植木・庭木を伐採処分する場合は切り株を残さないよう抜根まですることをおすすめします。

トラブル・注意点②土の処分
鉢植えの植木・庭木は土の処分方法も考えておく

庭に直に植えた植木・庭木なら土を元に戻せば問題ありませんが、鉢植えの植木を処分する場合は土の処分のことも考えておきましょう。土は自治体のゴミ回収で対応していない場合が多いので、注意が必要です。

とは言え方法がないわけではありません。土の処分は庭があれば戻したり、業者に依頼することで対応することができますよ。

トラブル・注意点③植木・庭木の供養
古い木は心配であれば供養をしておく

日本古来の考えでは、木には木霊と呼ばれる神様や精霊が宿っていると言われます。古い木やその家に長年受け継がれてきているような木は特に、伐採の際は供養をしておかなければならないと考えられることが多いでしょう。

気持ちの問題かもしれませんが、何か起きたときに木の伐採が原因だと心配になるようであれば、植木の供養をおすすめします。

お神酒や塩を使って自分で行う方法もあれば、神社の神主さんに依頼する方法も。また業者に伐採を依頼する際に、供養をしてくれる神社などを紹介してくれる場合もあるので確認してみましょう。

地域や宗派などによって方法が異なる場合があるので、自分で行う場合は神主さんなど詳しい人に確認してからにしてくださいね。ではここからは、処分方法を紹介していきます。

【植木・庭木をお金をかけずに処分】伐採してゴミ処分

植木・庭木をお金をかけずに処分したい場合は、自分で伐採しゴミとして自治体の回収日に出しましょう。スコップを持っていない場合やゴミ袋代が必要な自治体で、約3000円程の費用がかかります。

あまりに大きい木を伐採するのは専門的な技術や道具が必要になってきます。また大きな木の伐採は危険を伴うので業者に依頼してください。ちなみに大きさは、高さ約3m以下・幹の太さが約20cm以下の木なら、自分で伐採や抜根ができる可能性がありますよ。

【植木・庭木を自分で伐採・抜根する方法】

  1. 不用な枝を切り幹だけにする
  2. 肩くらいまで幹を伐採する
  3. 木の周りを掘っていく
  4. 太い根っこは切る
  5. 一周掘れたら幹を揺らして抜いていく

伐採・抜根の際は、安全に行えるよう木を倒す向きなどにも注意してくださいね。動画で紹介されている方法がとても分かりやすいので詳しいやり方はそちらを参考にしてみてください。

ゴミに出すときは指定の袋などに入るよう伐採した木をさらに短く切ってまとめるなど、各自治体のルールに従いましょう。

回収日を待てないときは、直接ゴミ処理施設に持ち込むという方法もあります。状況に合わせて検討してくださいね。

【植木・庭木を手間や時間をかけずに処分】業者に依頼

植木・庭木の処分に手間や時間をかけたくない場合は、業者に依頼するのがおすすめです。大きすぎる木も、業者にお願いしてください。

費用は3m・直径30cm程度までの木で1本約3000円から大きな木では1本約30000円となってくるでしょう。また抜根の方が費用が大きくなる傾向が。サイズが大きい場合は1本約80000円程かかる場合もありコストはかかります。

ですが専門知識がある分、スピーディに美しく仕上げてくれるでしょう。また即日対応してくれる場合もありますし、中にはゴミとして捨てることのできない土の処分・伐採後の木の処分などに対応してくれる業者もあります。

業者選びでは、価格・スピード感・作業内容などが気になる部分。優良な業者を選ぶために、専門知識のある業者や比較見積もりができる業者のサービスを利用するのがおすすめです。

見積もり比較業者:ミツモア
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対応地域
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見積もり比較業者:暮らしのマーケット
高い木OKや処分費込など優良業者が見つけやすい

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見積もり比較業者:伐採110番
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【植木・庭木を費用を抑えて処分】シルバー人材センターに依頼

市区町村に設置されているシルバー人材センターに、植木・庭木の処分を依頼することも可能。定年退職を迎えた方たちが活躍されています。伐採と処分で相場が約12000円から16000円と、専門業者と比べると安い費用で請け負ってもらうことも可能です。

ですが伐採や抜根といった作業は経験のある方に依頼する形となるため、多くの予約で待ち時間が発生することも。また、危険な作業になるかもしれない高い木の伐採は断られる場合があります。

植木処分の日程に余裕がある場合や小さめの木の伐採を検討している場合は、一度見積もりをお願いしてみるといいでしょう。

【植木・庭木をお金に換えて処分】フリマサイトに出品

伐採した木や剪定した枝、観葉植物などはメルカリやラクマといったフリマサイトに出品することができます。

伐採時に出た枝などは、主に小動物のためのかじり木や工作材料として出品されており、おおよそ700円から1000円程の価格です。観葉植物などの植木は、大きさや状態で価格が変動しますが約3000円~10000円ほどの価格帯で取引されています。

注意点は、梱包が難しかったりサイズが大きくなることです。送料・手数料がかかることや個人間取引でのトラブルなどに気を付けましょう。

また、植木・植木の枝・苗木・苗木の茎などには、育成者の権利を守るため著作権と似たような法律があります。品種改良されている植物を増やして売るといったことは、この法律に違反してしまう可能性が。フリマサイトを利用する際は、必ずチェックしてから出品しましょう。

ちなみに買取業者では、希少種の植木などでは買取り可能なことも。ですが多くの場合断られる傾向にあります。

【植木・庭木を伐採せずに手放す】里親サービスを利用

思い入れのある植木・庭木を手放す際は、伐採などをせず新たな持ち主を探す引き取りサービス「植木の里親」を探すこともできます。「植木の里親プロジェクト」を行っているのは、東京都にある造園業者「やましたグリーン」。それから庭木の里親マッチングサービスtreesというプロジェクトもあります。

費用相場を山下グリーンさんで紹介すると、約30000円程の「掘り出し・運搬費」の費用を支払えば、利用可能。遠方の場合や重機が必要な場合は、数十万の費用がかかることもあるとの記載があるので確認してみましょう。

植木の里親サービス:やましたグリーン
多くの植木を救いたい思いで始まったサービス

おすすめポイント
  • 植物自体は無料
  • かかるのは掘り出し・運搬費用のみ
  • マッチングするまでもらえる植物園で管理
  • もらえる植物園は自由に散策OK

使用方法
まずは電話・LINE・メールで相談

対応地域
要確認

公式サイト詳細はこちら

植木の里親サービス:trees
樹木の命をつなぐマッチングサイト

おすすめポイント
  • 庭木の掲載は無料
  • 樹木の譲渡に条件はなし
  • 施工日などは相談可能
  • お庭の造成も依頼可能

使用方法
  1. 庭木の掲載申請を出す
  2. 電話確認や現地調査
  3. 掲載審査
  4. 掲載スタート
  5. マッチング成立後移植施工

対応地域
要確認

公式サイト詳細はこちら

植木・庭木処分についてのよくある質問

植木や庭木の処分について、よくある質問をピックアップしました。

いらない植木・庭木処分は自分でできる?

植木・庭木の処分にかかる費用は?

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