長さがある傘はごみに出そうと思ってもどのように出せばいいか迷いますよね。本記事では傘のごみの出し方を解説。ゴミ袋からはみ出るときの方法やそのまま出していいのか?折るのが正解なのか?など、傘を捨てるときの疑問を丸っと解決しましょう。
余った傘をどのように処分したら良いか分からないという人も多くいるのではないでしょうか。余っている傘の中にもまだ使える物があったり、ごみとして捨ててしまうのは気が引けてしまいますよね。
今回紹介する内容は
- 傘の処分方法を紹介
- ビニール傘を使い捨てると環境破壊につながる
- 壊れにくい傘を選んで環境保全に努めよう
- 傘のゴミとしての処分方法に関するよくある質問
以上となります。この記事を参考に傘の正しい処分方法を確認しましょう。
傘の処分方法を紹介

傘の処分方法その1:そのまま不燃ごみとして出す
多くの自治体では不燃ごみとして扱われる
自治体で傘をごみとして回収する場合不燃ごみとすることが多くあります。地域によっては指定のごみ袋に大量に入れて不燃ごみとして出すこともできるようです。
傘をガラスごみとして回収する自治体もあるので、迷ったら自分の住む自治体のホームページを確認すると良いですね。傘の大きさが50センチを超える場合は粗大ゴミに分類されることもあります。
傘の処分方法その2:分解して捨てる
傘を素材ごとに分解して捨てる
傘は主にビニール、骨組み、柄に分けることができます。素材ごとに分解してから捨てることを推奨している自治体などもあるので分解のやり方を知っておくと良いでしょう。
まず傘先端部分のビニールをハサミなどで骨組みから切り離します。次に骨組みとプラスティック部品などを分けて完了です。
軽さを重視した傘の場合骨組みにグラスファイバーという素材を使用している場合があります。解体時に折れて手に刺さるなどの怪我をしないよう軍手などをつけましょう。
傘の処分方法その3:不用品回収に出す
大量に壊れた傘がある場合は不用品回収がおすすめ
費用は掛かりますが不用品回収業者に依頼すれば自分の好きな時間に回収に来てもらえます。梱包や清掃なども必要ないのでもっともカンタンな処分方法といえるでしょう。
大量にある傘以外にも回収してもらえる不用品があれば相談してみましょう。まとめて依頼するとその分お得になります。
靴の処分方法をお探しの方はこちらの記事をご覧ください。

ビニール傘を使い捨てると環境破壊につながる
どこでも手に入って使い勝手が良いビニール傘は、国内だけで年間6,000万本以上も使用されています。雨の後など街中で捨てられるビニール傘をみたことがあるという人も多くいますよね。
コンビニや居酒屋などの傘立てにはたくさんの忘れられたビニール傘があります。それらの持ち主はビニール傘を取りには戻らないでしょう。
塩化ビニールなどでできたビニール傘は燃やされず埋め立てられることがほとんどです。そのため捨てられたビニール傘も環境問題として扱われます。
傘はリサイクルが可能
傘は分解が難しいためリサイクルしている業者は多くありません。環境問題を考えても利益が出なくてはビジネスとして成り立たないからです。
そんな中環境問題に配慮しつつ世の中の人の意識も変えようという企業があります。PLASTICITYという企業は家庭で不要になった傘を送ってもらい、一枚ごとに100円分の商品ポイントと交換するプロジェクトを実施中です。
寄せられたビニール傘は自社製品へ再利用されるため環境問題に配慮しているすてきなプロジェクトですよね。
プラスチック資源循環促進法
2022年4月1日に施行された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」によると、3R+Renewableを大原則としプラスティックの資源循環を推進しています。
3R+Renewableとは
- Reduce(減らす)
- Reuse(再び使う)
- Recycle(再生利用)
- Renewable(再生可能)
のことで、プラスティックの使用は必要最低限にし再生可能資源を用いた製品に切り替えていこうという意味があります。この法律によって日本はこれから一部のプラスティック製品の使用中止を進めていくことになるでしょう。
海外に寄付する方法を紹介
海外の特に発展途上国では使用済み傘でも必要な施設や団体が数多くあります。そんな世界中の傘を必要としている人々に傘を届ける活動をしているNPO法人がワールドギフトです。
日本国内どこでも集荷をしており、傘だけでなく衣類や生活用品も海外へ寄付する活動をしています。不要になった自分の傘が世界のどこかで必要としている人々に使われるなんて嬉しい限りですよね。
壊れにくい傘を選んで環境保全に努めよう
壊れにくい傘その1:Muslish 傘
アマゾン限定ブランドでコスパ良し

本体重量555グラムと少し重めなので成人男性向きの大きめな傘ですね。傘の骨は16本と多いため頑丈で壊れにくくできています。
豪雨に強い傘をコンセプトに作られているので、台風の季節でも安心して使えますね。また撥水効果も高く持続性がるので大雨にも強い傘といえるでしょう。
壊れにくい傘その2:にじいろアンブレラ
登下校のある子供用にもぴったり

折れにくく錆びにくいグラスファイバーでできている傘なので、子供が使っても壊れにくいでしょう。カラフルな色合いで目立つので登下校のある子供にもぴったりですね。
名前をかけるネームタグが付いているので、学校でなくなる心配もないでしょう。開閉がスムーズにできる手開け式傘なので意図せず開いて怪我をする心配も少ないですね。
壊れにくい傘その3:折りたたみ傘
シンプルな見た目で男女共に使えるデザイン

ポリエステル100%の素材でできた生地は撥水力が高いので安心です。また高い技術力を持って薄く改良されているため軽量で持ち運びに最適の折りたたみ傘でしょう。
骨部分にはカーボンファイバーも使われており軽い上に丈夫さも兼ね揃えています。シンプルな見た目も相まって男女どちらも使えるおしゃれな折りたたみ傘ですね。
傘のゴミとしての処分方法に関するよくある質問
- ビニール傘と環境問題の関係は?
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塩化ビニールなどでできたビニール傘は燃やされず埋め立てられることがほとんどです。そのため捨てられたビニール傘も環境問題として扱われます。 詳しくはこちらをご覧ください。
- プラスチック資源循環促進法とは?
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2022年4月1日に施行された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」で、3R+Renewableを大原則としプラスティックの資源循環を推進している法律です。
- ビニール傘を海外に寄付することはできる?
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海外の特に発展途上国では使用済み傘でも必要な施設や団体が数多くあります。そんな世界中の傘を必要としている人々に傘を届ける活動をしているNPO法人がワールドギフトです。