家が散らかっている人の中には、自分の家がどのレベルのゴミ屋敷なのか知りたいという人も多くいるのではないでしょうか。
ゴミ屋敷には5つのレベルがありますが、レベル別に片付け方も変わるのでまずは現状を知ることが必須です。
以下の内容も解説
- レベル別のゴミ屋敷片付け方法
- 再びゴミ屋敷にしない方法3つ
- ゴミ屋敷のレベルに関するよくある質問
ご自宅のゴミ屋敷レベルがわかったら、適切な片付け方でゴミ屋敷から脱出しましょう！
ゴミ屋敷のレベルを確認【一覧表あり】
| ゴミ屋敷 レベル | チェック ポイント |
|---|---|
 ゴミ屋敷 レベル1 | 床面積の半分以上がゴミ ゴミの種類は乾いた小さいもの ゴミ袋に自分でまとめて片付けられる |
 ゴミ屋敷 レベル2 | 生ゴミが含まれるので悪臭がする 膝下までゴミが積み上がっている場所も ゴミの山に衣類や生活用品も埋まっている |
 ゴミ屋敷 レベル3 | 床はほとんど見えない ゴミをかき分けないと生活スペースがない ゴキブリなどの害虫をよく見る |
 ゴミ屋敷 レベル4 | カビやネズミの姿が見える ゴミが天井まで積み上がる 窓が開けられず常に悪臭 |
 ゴミ屋敷 レベル5 | ゴミが家から溢れ出している ゴミが重なり家の中を移動できない 近隣住民とのトラブルが発生している |
ゴミ屋敷レベル1｜床面積の50%にゴミが散乱
ゴミ屋敷レベル1の部屋の特徴は、床面積の半分以上にゴミが散らかっていること。大きなゴミは少なくコンビニで買った弁当やペットボトルなどの小さいゴミが散らかっていることが多いです。
ダイレクトメールや飲み終わったペットボトルなどの乾いたゴミが多く、腐ってしまう生ゴミなどはありません。
読み終わった雑誌や空き容器などのゴミが部屋に散らばっている人は注意しましょう。
ゴミ屋敷レベル1：早見表
- 床面積の半分以上がゴミ
- ゴミの種類は乾いた小さいもの
- ゴミ袋に自分でまとめて片付けられる
ゴミ屋敷レベル2：生ごみの放置があって臭い
ゴミ屋敷レベル1に加えて生ごみを放置し始めたらゴミ屋敷レベル2です。
レベル2のゴミ屋敷は数ヶ月にわたって掃除や片付けがされていないので、ゴミから悪臭も発生し始めるでしょう。
膝下までゴミが積み上がっている場所もあるなど基本的に足の踏み場に困り、ゴミの中に生活用品や衣類も埋まっているため毎日なにかを探している状態です。
ゴミ屋敷レベル2：早見表
- ゴミの中に生ゴミが含まれるので悪臭がする
- 足の踏み場がなく膝下までゴミが積み上がっている場所も
- ゴミの中に衣類や生活用品も埋まっている
ゴミ屋敷レベル3：いたる所に害虫が発生
レベル3のゴミ屋敷はほとんど床が見える部分はなく、いたるところで害虫が発生している状態。生ゴミなどをまとめられた大きなゴミ袋なども放置されているので、非常に不衛生です。
ゴミの山には壊れた家具や使えない家電なども含まれていることが多くあります。見えない場所に壊れた家具などがあり転倒などの危険もあるので注意しなければいけません。
ゴミ屋敷レベル3：早見表
- 床はほぼ見えない
- ゴミをかき分けないと生活スペースがない
- ゴキブリなど害虫をよく見る
ゴミ屋敷レベル4：カビやネズミが発生している可能性
部屋の中に数ヶ月間放置された生ゴミによって、床や壁にカビが発生している可能性があります。部屋が部分的に腐敗してしまっている場合もあるので要注意です。
害虫だけでなくネズミが入り込んでいることもあり衛生状態は最悪でしょう。天井付近までゴミが積み上がっている場所もあるため、何かの拍子に崩れる心配もあります。
すぐに清掃業者を呼んで対応する必要があります。
ゴミ屋敷レベル4：早見表
- カビが発生していたりネズミが住み着いている
- ゴミが天井まで積み上がっている
- 窓が開けれず常に悪臭がする
ゴミ屋敷レベル5：賃貸は強制退去の可能性も
レベル5のゴミ屋敷は家の中にゴミが収まりきらなくなり、家から溢れ出してしまうレベルです。
このレベルまで来ると自分で片付けできる段階ではなく業者に依頼しなくてはいけないでしょう。
行政による強制撤去となった場合、撤去費用は自腹になるので数十万円の出費となります。
地震などが起こりゴミが崩れたら自力で脱出できないという事例もあるので、まずは汚部屋片付けの専門業者に相談しましょう。
ゴミ屋敷レベル5：早見表
- ゴミが家から溢れ出している
- ゴミが重なり家の中を移動できない
- 近隣住民とのトラブルが発生
レベル別｜ゴミ屋敷の片付け方法
ゴミ屋敷レベル1の片付け｜目に付くゴミをひたすら捨てる
レベル1のゴミ屋敷は乾いたゴミが散乱しているレベルなので、ひたすらゴミ袋にまとめていけばいつかは終わります。
散乱しているのも燃えるゴミや燃えないゴミだけなので選別もさほど必要ないでしょう。
ゴミの量もそこまで多くない場合がほとんどなので、一人で作業するか友達にお願いして手伝ってもらっても良いですね。
ゴミ袋があればすぐに始められるのでレベル1のゴミ屋敷に住む人はまずゴミ袋を買って始めましょう。
ゴミ屋敷レベル2の片付け｜マスクや軍手が必須
レベル2のゴミ屋敷では大小さまざまなゴミがあり、生ゴミも含まれます。そのため必ずマスクと軍手を用意してから片付けを行いましょう。
必要な準備がない状態で初めてしまうとあとで作業がストップするため非効率的です。
目につく中でゴミは大きいものから捨てていくとスムーズに作業が進みます。一人でやると1日で終わらないこともあるので、友達などにお願いして手伝ってもらいましょう。
生ごみや不燃ゴミなどが混ざり合っている可能性もあるので、分別はしっかりと。
ゴミの収集日もあらかじめ確認して、まとめたゴミをまた放置してしまわないよう注意する必要が必要です。
レベル3のゴミ屋敷の片付け｜業者に依頼を検討
レベル3のゴミ屋敷はゴミの量も多く、さまざまなゴミが混在している状態です。
どこから片付けるか何を基準に捨てるかなど、あらかじめ手順を確認していなくてはなかなか進みません。
床がほぼ見えない状態のゴミ屋敷レベル3からは片付けの難易度がかなり上がるため、業者への依頼を検討してください。
ただレベル4,5のゴミ屋敷よりゴミの量は少ないので、業者を依頼しても数十万円などの高額にはならない可能性が高いです。
ゴミ屋敷レベル4,5の片付け｜自分でやるのは無理
このレベルのゴミ屋敷は自力で片付けるのはほぼ不可能と言っても良いでしょう。
ゴミ屋敷清掃業者に依頼する場合は業者としっかり連携して、捨ててはいけない物などの情報を共有する必要があります。
取っておきたいものを捨てられて困ったというトラブルを避けるために、必ず業者とは話し合いをしましょう。
ゴミ屋敷の片付け・掃除は思っているより大変な作業で時間もかかります。業者に依頼すると作業時間短縮以外にも大きなメリットが。下記の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
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どのレベルでも必読！ゴミ屋敷にリバウンドしない方法3つ
再びゴミ屋敷にしない方法1｜上着やバッグなどは壁にかける
床に物を置き始めると邪魔になって掃除がめんどうになるという人も多くいるのではないでしょうか？
掃除が面倒になると片付ける頻度も減り、徐々にゴミ屋敷に逆戻りしてしまいます。
常に床に物がない状態にしておくことは効果抜群です。
再びゴミ屋敷にしない方法2｜毎日5分の片付けが重要
たった5分でいいので、毎日片付ける習慣をつけましょう。5分の片付け習慣がある人はゴミ屋敷になりにくい傾向があります。
キッチンタイマーなど音の出るタイマーを５分にセットして、毎日どこかのタイミングで片付けしましょう。
タスくん机の上や玄関など一箇所にだけ集中して毎日続けることが大切です。
再びゴミ屋敷にしない方法3｜断捨離期間を決める
定期的な断捨離をすることで家に物が溢れることを防ぎます。物を買う頻度は人によって違うため、自分に合った期間設定をするとストレスなく断捨離ができるでしょう。
3ヶ月や1年など、いつも同じサイクルで使用頻度がない物などを思い切って捨てることでゴミ屋敷化を防げます。
断捨離リストなどを作って友達や家族に相談するのも有効ですね。
ゴミ屋敷のレベルに関するよくある質問
- ゴミ屋敷のレベルってなに？
-
ゴミ屋敷は段階別に5つのレベルがあります。ゴミの量やその種別で大まかに分けられているので自分の部屋がどの程度なのか確認しましょう。
詳しくはこちらをご覧ください。
- レベルの低いゴミ屋敷の片付け方法は？
-
レベルの低いゴミ屋敷を片付ける際には大きなゴミから順番に捨てていくと効率的です。
詳しくはこちらをご覧ください。
- 再びゴミ屋敷にしない方法は？
-
再びゴミ屋敷化させないためには定期的な断捨離や毎日5分片付けをする習慣などが必要です。 詳しくはこちらをご覧ください。
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