ゴミ屋敷から引っ越したいけどそのまま引っ越し業者に頼んで良いのかどうか分からないという人も多くいますよね。ゴミ屋敷から引っ越しするときは気をつけなくてはならないことが多くあります。
ゴミ屋敷のレベルによっても対応方法が変わるので、まずは自分の住んでいるゴミ屋敷がどのような状況かをしっかり把握する必要があるでしょう。
この記事ではゴミ屋敷からの引っ越し方法とその流れを詳しく解説します。新居をゴミ屋敷にしないためにはどのようにしたら良いかというアドバイスも詳しく紹介しているのでぜひ最後まで読んでみてください。
ゴミ屋敷から引っ越しする方法を紹介
方法その1:
ゴミ屋敷でも頼める引っ越し屋さんに依頼
ゴミ屋敷を引っ越し業者に依頼した場合対応してもらえるのでしょうか。結論からいうと引っ越し業者によってはゴミ屋敷の引っ越しを引き受けてくれることがあります。
しかしゴミ屋敷の程度によって引っ越し業者では時間がかかりすぎるので、対応不可なことももちろんあるでしょう。
業者によって引っ越し対応が可能かどうかは、まず電話して業者に直接確認すると良いですね。
方法その2:
ゴミ屋敷と引っ越しを別々の業者に依頼
引っ越し業者でゴミ屋敷の引っ越し対応ができない場合、まずゴミ屋敷の片付け業者に依頼しましょう。
ゴミ屋敷業者にある程度片付けをしてもらうことで、引っ越し業者が対応できるようになるためです。
ゴミ屋敷業者の中には引っ越しまで対応してくれる業者もあるでしょう。そのため片付け業務と不用品回収だけなのか、引っ越し業務も対応可能なのかまずは電話で確認が必要です。
方法その3:
自分で片付けや引っ越しをする
片付け業者にゴミ屋敷の片付けを依頼すると費用が発生します。ゴミ屋敷のレベルにもよりますが、自分でおこなえる範囲のゴミ屋敷の場合は自分でやってしまうのも一つの方法です。
ゴミ屋敷の片付けは危険を伴うこともあるので知り合いや家族に手伝ってもらうと良いでしょう。1LDKやワンルームのアパート程度でしたら、自分達で片付けながら引っ越しも可能ですね。
ごみ屋敷になってしまった部屋は床や壁にカビが生えていたり、排水溝内に汚れが溜まっている状態が多くあります。その場合は片付け後にハウスクリーニングを依頼する必要があるので注意しましょう。
ゴミ屋敷から引っ越しをする5つのステップ
引っ越し業者にゴミ屋敷の片付けも一元依頼できるのであれば、引っ越し業者に片付けをしてもらいましょう。しかし、ゴミ屋敷の片付けは片付け専門の業者に依頼するのが一般的です。
ゴミ屋敷でない普通の家の引っ越し準備でも捨てるものが多いためその処理に苦労しますよね。ゴミ屋敷の片付け業者に依頼すればゴミや粗大ゴミの処理、使える不用品は買取まで対応してくれることもあります。
しかし、ゴミ屋敷の片付け業者によってその料金はさまざまですので、複数の業者から相見積もりを取って自分の希望にあった価格の業者を選びましょう。無料で見積もりをしてくれることがほとんどなのでまずは見積もりをしてもらうと良いですね。
なるべく作業に立ち合おう
ゴミ屋敷から引っ越しをする場合、ゴミが山のようになっている中で必要なものと不要なものを仕分ける作業がとても大切です。あらかじめ業者とは打ち合わせで大まかな方針を伝えているはずですが、やはり実際に作業をしていると不明点が出てきます。
そんなとき家主が立ち会っていることで的確な指示を出せます。それによって作業効率が何倍にもなるだけでなく、業者の不注意で必要なものが捨てられてしまうという危険も回避できるでしょう。
ゴミ屋敷の片付けが終わったら引っ越しをするために清掃をおこないましょう。ゴミ屋敷の片付けが済んだ後は床や壁にカビやシミなどがついて汚れていることがあります。
そのままの状態で引越し業者に作業してもらう訳にはいかないので、まずは自分でできる範囲で掃除をしましょう。自分で掃除をするためにあらかじめ掃除用具は準備しておくと良いですね。
害虫がたくさん発生している可能性もあるので、清掃前にくん煙タイプの殺虫剤を使用することをおすすめします。目に見えない場所に潜んでいる害虫を駆除しておくと、家の清掃中に害虫が発生し困らないですね。
まずは引っ越し業者を決めて準備のための梱包資材を受け取る必要がありますよね。
基本的に問題はないですが、引越し業者に見積もりを依頼する際に元々ゴミ屋敷であった件については伝えておきましょう。話が違うと言ってトラブルになることを防ぐために事情を説明しておくと良いですね。
準備はブロックごとにおこなう
引っ越しの準備は家の中のブロックごとに行いましょう。ブロックごとに荷物を梱包することで、引越し業者にも指示を出しやすくなります。
また梱包した段ボールには大きく分かりやすく名称を書くことで、引っ越し後に荷解きするときにも役立つでしょう。
準備が整ったら引っ越し業者に荷物を運搬してもらいましょう。大手の引っ越し業者であれば基本的に全て任せてしまって大丈夫です。
引越し業者が作業中に困ったことなどあれば、こちらから指示を出すこともできるので引っ越しにはなるべく立ち会いましょう。
家族などに代理で立ち会いを頼むこともできますが自分でおこなうのがもっとも安全です。
引っ越し業者との契約書を確認しよう
意外に見落としがちなのが引っ越し作業内容が記載された契約書をしっかりと確認することです。契約書には作業内容やキャンセル料金、保険などが記載されています。 作業前に落ち着いて確認をしてからサインするよう徹底しましょう。
運搬のスケジュールや運搬作業について制限がついていることもあるので業者とのコミュニケーションは必ずおこなうと良いですね。
全ての作業が完了すれば残すは大家さんへの引き渡しのみになります。場合によっては大家さんでなく不動産屋の担当者など代理の人が立ち合いをしてくれることもあるでしょう。
ゴミ屋敷の度合いにもよりますが、特殊清掃でも取りきれない汚れが原因で立ち退き時の清掃費用を請求されることもあります。どの汚れにどれくらいの清掃費用が掛かるのか詳細まで確認しましょう。
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ゴミ屋敷を自分で片付けて引っ越しする方法
方法その1:ゴミ屋敷のレベルを見極める
ゴミ屋敷を自分で片付けて引っ越しをする場合、まずはゴミ屋敷レベルを見極めましょう。ごみ屋敷レベルが1もしくは2程度であれば自分で片付けすることも可能です。
ゴミ屋敷のレベル1は床面積の50%にゴミが散乱している状態で、レベル2は生ごみの放置があって臭いなどの状態のことをいいます。
これくらいの状態であれば清掃用具をしっかり準備しておけば自分で片付けができるでしょう。
方法その2:片付けを手伝ってくれる人を探す
ゴミ屋敷の片付けは一人でやろうと思うと実はかなり時間が掛かってしまいます。自分の想像以上に時間が掛かるため、自分一人でやらずに誰か手伝ってくれる人を探しましょう。
あまり仲良くない人に汚れた自分の部屋の掃除を手伝ってもらうのは恥ずかしいですよね。そのため心許せる仲良い友達か家族が良いでしょう。
方法その3:ゴミや不用品の処分ルートを確保
ゴミ屋敷を自分で片付けする場合、片付け後に出てきたゴミや不用品を処分する方法はあらかじめ確認しておきましょう。大きな家具や家電製品は処分する際に運搬しなくてはいけません。
不用品回収業者が不用品を引き取りに来てくれる場合がありますので、自分で運搬が難しいときは不用品回収業者に依頼しましょう。
新居をごみ屋敷にしないために気をつけるポイント3つ
毎日片付けをする習慣をつける
毎日5分間片付ける習慣をつけるだけでゴミ屋敷にしてしまう確率を下げることができるでしょう。大掛かりな掃除は必要なく、ちょっとした片付けをするだけで大丈夫です。
大切なのは毎日続けることで、習慣化したらいつのまにか家が汚れている状態が気になり始めます。気づいたらキレイ好きになってなっているので片付けの習慣は大切です。
同じ場所にものを置くようにする
生活に必要なものに指定の置く場所を決めることで、整理整頓をしなくてもそもそも散らからない家にすることができます。散らからないので探し物が見つからないということも減り、複数同じものを買ってしまうことも防げますね。
最初は元の場所に毎回戻すのは億劫かもしれませんが、慣れていけば元の場所に戻さないことが気持ち悪くなっていくでしょう。まずは身の回りの生活用品から指定の場所を決めていくと良いですね。
不要なものを買わない
引っ越しを完了した瞬間に持っているものは全て自分に必要なものであると言えますよね。
そのため引っ越し完了時は、自分に必要なものだけに絞る最大のチャンスとなるでしょう。 引っ越し後に新しいものを買うことを抑えられれば家がごみ屋敷化することを防げます。
何か欲しいものがあったときはすぐに買わず、いったん時間を置くことで冷静に自分に必要か考える時間を作りましょう。
ゴミ屋敷の引っ越しに関するよくある質問
- ゴミ屋敷から引っ越しする方法は?
-
ゴミ屋敷から引っ越しをする際はゴミ屋敷の片付け業者と引っ越し業者は別々に頼むのが一般的な方法です。ゴミ屋敷からでも直接引っ越しをしてくれる業者も中にはいるので、引越し業者にゴミ屋敷の対応が可能か確認しましょう。 詳しくはこちらをご覧ください。
- ゴミ屋敷を自分で片付けて引っ越しすることはできる?
-
ゴミ屋敷を自分で片付けて引っ越しすることはできます。しかし一般的なゴミ屋敷レベルが3以上の場合は自分で片付けするのは危険な場合もあるでしょう。 詳しくはこちらをご覧ください。
- 新居をごみ屋敷にしてしまわないためには?
-
新しく引っ越した家を再びゴミ屋敷にしてしまわないためには、片付ける習慣をつけたり不要なものを買わないなどの習慣をつける必要があります。 詳しくはこちらをご覧ください。
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