「どこから始める?」初心者さんでもできる断捨離のやり方と失敗しない簡単なコツ3つ

断捨離のやり方を調べたものの

  • なんだかハードルが高い
  • 結局どこから始めたらいい?
  • そもそもまず何をしたらいいんだろう?

こんな風に思っている方に向けて、断捨離初心者さんでも迷わずできる断捨離のやり方と失敗しない簡単なコツをお伝えします。

また断捨離したい場所として人気の高い

  • クローゼット
  • キッチン
  • 玄関

それぞれの場所での初心者さんの断捨離のやり方も具体的に紹介。

「しまってる物を全部広げるスペースがない!」「断捨離はしたいけど、どこから・何から始めたらいいかわからない。」こんな方でも理想のお部屋にどんどん近づくことができますよ。

目次

復習|断捨離とは?意味と3つのメリット

断捨離の意味は「人生を身軽にすること」

断捨離とは2011年に出版された『不思議なくらい心がスーッとする断捨離』の著者である、やましたひでこさんが造った言葉。

「モノを捨て片付けることで心のガラクタも整理して人生を好転させる」という生活術のことです。

元々はヨガの「断行」「捨行」「離行」という心の執着を手放す教えに由来。それぞれの頭文字が次のように意味付けられて「断捨離」という言葉になっています。

入ってくる要らない物を断つ。

家にはびこるガラクタを捨てる。

モノへの執着から離れ、ゆとりある”自在”の空間にいる私。

不要な物を捨てることを通して心の執着を取り去り人生を身軽に変えていくための方法の1つとして、断捨離は物の溢れた現代に浸透しています。

断捨離のメリット①気持ちを開放する

断捨離の最大のメリットは、不要な物を手放すことで得られる開放感です。

不用品を処分するために部屋の押し入れや収納などを整理することで見た目にもすっきりし、単純に「ここも片付けないと」というストレスとも無縁に。

どんどん断捨離が進んでいくと今まで片付けに消費されていた時間を自由に使えるため、自然と気持ちに余裕も生まれます。

断捨離のメリット②思わぬ節約効果

断捨離で物の適正量が把握できると思わぬ節約効果が生まれることもあります。

  • 買いだめによる賞味期限切れなどの食品ロス
  • 安売りで買ったけれどタグも切っていない洋服
  • 買ったことを忘れていた調味料

断捨離をする事で上記のような過去の無駄遣いに気づくため、本来必要のない「衝動買い」のような買い物をしなくなるのです。

また新品未使用の物は捨てるのではなくリサイクルショップやフリマアプリで売ることができるため、思わぬ臨時収入につながることも珍しくありません。

断捨離のメリット③人間関係も好転

断捨離を進めていくと取捨選択のスキルが向上します。

そのため下記のような「本当は自分が必要としていない人間関係」も整理することが可能なのです。

  • 行きたくないけれど断りづらい集まり
  • 「何となく」で続けている年賀状のやり取り

一見冷たい人のように思ってしまうかもしれません。しかし本当に大切にしたい人たちは残ります。

タスくん

断捨離で自分の軸を持てるようになると「距離を置きたい人」もハッキリとわかるため、今後の人間関係も好転していきます。

初心者さんはこのやり方!断捨離前の準備物も

実際に断捨離を行う前に、初心者さんが必ず用意するべきものがあります。それは下記の2つ。

  • 段ボールや紙袋
  • ホコリ取りワイパーや雑巾

断捨離というと「クローゼットや引き出しなど片付けたい場所の中の物を一旦全部広げて、そこから不要な物と必要な物を決めていく」ことだと思っていませんか?

ある程度断捨離に慣れている人のやり方としては正しいですが、実は初心者さんはその方法では失敗しがち。なぜなら初めて断捨離するという人は

  • 全ての物を広げられるスペースがない
  • 元々捨てられなかった物が多いため捨てる決断がしづらい

ということが起こりがちだからです。

そのため断捨離初心者さんのやり方としては

  1. 断捨離したい場所の中でも、できるだけ小さい範囲で断捨離する所を決める
  2. 段ボールや紙袋に断捨離したい場所の物を全て入れる
  3. 空になった断捨離したい場所をホコリ取りや雑巾で綺麗に掃除する

上記のような流れがおすすめです。

「掃除はあとで良くない?」と思うかもしれませんが、一箇所でもピカピカになると驚くほどその後の作業がスムーズになります。

初心者さんこそ小さな場所からで良いので「まず何もない空間を掃除してから取捨選択」という流れで断捨離してみてください。

断捨離といっても「汚部屋の断捨離」の場合は非常に時間もかかり大変です。下記の記事で詳しく解説しているので、汚部屋を断捨離したい方はぜひご覧ください。

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これならできる!初心者さんが押さえるべき断捨離の簡単なコツ

断捨離慣れしているミニマリストのような人たちが知らず知らずやっている、簡単な断捨離のコツは次の3つ。

  • なりたいお部屋や生活をハッキリと思い描く
  • 断捨離エリアはできるだけ狭くする
  • 授かり効果(endowment effect)を知る

順番に詳しく解説します。

なりたいお部屋や生活をハッキリ思い描く

「断捨離してスッキリした部屋で暮らしたい!」と思っても、お手本となるものがないと何から始めればいいか分かりづらいもの。

断捨離したいと思ったらやみくもに始めるのではなく、ネットやSNSで理想のお部屋を探してみましょう。「ミニマリスト 部屋」のようなワードで検索するとヒットしやすいです。

  • この部屋のこんな部分を真似したい
  • スッキリした空間に友達を招きたい

こんな風に、具体的にどんな部屋にしたいのかや自分がそこでどんな暮らしをするのかをしっかりイメージしましょう。

人間は想像できた事は必ず実現できると言われています。断捨離前にスッキリした理想の自分の部屋を想像しておくという簡単なことですが、意外に重要なコツです。

断捨離エリアはできるだけ狭くする

例えばクローゼットを断捨離したい思ったとき、断捨離するのはハンガーにかかっている服だけでしょうか?それとも引き出しに入っている服も?

「クローゼットの断捨離」と初心者さんが断捨離エリアを大きくしすぎると、ハンガーにかかっている服・引き出しに入っている服・棚の上のカバンや小物など、クローゼットの中の全ての物と向き合わなければいけません。

タスくん

想像するだけで大変そう…

まずはクローゼットの断捨離と大きなエリアで考えるのではなく「クローゼットのこの引き出し」など断捨離エリアを小さくして始めましょう。

リビングや玄関などの断捨離も同様です。

  • リビングの棚1段を断捨離
  • 玄関の靴箱の1列のみを断捨離

というように、初心者さんこそ断捨離を始めるエリアを小さくすることが断捨離に失敗しない簡単なコツなのです。

授かり効果(endowment effect)

物を捨てるというのは人間にとって実は非常に難しい行為ということをご存知でしょうか?心理学の世界では授かり効果(endowment effect)という理論があります。

授かり効果(endowment effect)とは 人間は何かを所有すると、自分の物になったその瞬間からその物により価値があると感じる特性のこと。

特に家の中にある物はお金を支払って自分の物にしているので、上記の授かり効果も強くなります。

つまり断捨離とは人間本来の「自分の物には価値があるから手放したくない」と感じる特性と向き合い・乗り越えていく行為。

「あまり着てない服だけどなぜか捨てられない」というのは人間として当然の心理なのです。

しかしこの事実を知らないと、使ってない物なのに捨てる決断ができない自分は断捨離に向いてないと間違った解釈をしてしまいます

物を捨てる・断捨離は人間にとって難しいことという事実を知っているかどうか?とても簡単なコツですが、知らないと断捨離に失敗してしまう大きな原因となってしまいます。

初心者さんにおすすめ|最初の断捨離のやり方3パターン

それでは実際に、初心者さんはどのように断捨離すると良いのか?

断捨離したい場所として人気なクローゼット・キッチン・玄関の断捨離のやり方を見ていきましょう!

パターン①初心者さんがクローゼットを断捨離するやり方

STEP
クローゼット内をエリア分け

例:ハンガーに吊るしてある服、引き出しの1段目、小物が置いてある棚 など。

STEP
エリアの中で断捨離する箇所を決める

「クローゼットの中で一番目に付く」「毎日使う所だからスッキリさせたい」などの基準で選ぶと良いです。

STEP
断捨離するエリアの物をいったん段ボールや紙袋の中に全て入れる

このとき「絶対これは残す」という物だけは別にしておきましょう。

STEP
空になった断捨離エリアをホコリ取りワイパーや雑巾で掃除する
STEP
段ボールや紙袋の中の「絶対必要」と思わなかった物を仕分ける

使用頻度や思い出の有無で「必要」「迷う」「捨てる」と仕分け。

詳しくは【アイテム別】捨てるか迷うを解決!断捨離初心者さんでも判断できる簡単なコツで紹介します。

STEP
残った「絶対必要」「必要」な物を掃除した場所に収納する

上記の方法で、1つのエリアが終わったら別のエリアという風に少しずつクローゼット内の断捨離を進めていきましょう。

仕分けた「迷う」ゾーンの物は段ボールや紙袋に入れたままにしてクローゼットの隅などで2~3ヶ月保管します。

その間に取り出して使った場合は必要ということなので、引き出しなどに再度収納してOK。

逆に保管していることを忘れたり、2,3ヶ月一度も使っていなかった場合、執着心が薄れて意外にも捨てる判断が簡単にできるようになります。

パターン②初心者さんがキッチンを断捨離するやり方

STEP
キッチン内をエリア分け

例:引き出しの1段目、食器棚の見える部分、お鍋が置いてあるゾーン など。

STEP
エリア内で断捨離する箇所を決める

キッチンは「ここは毎日使ってる」という場所から断捨離を始めると家事がラクになります。

STEP
断捨離エリアの物をいったん段ボールや紙袋の中に全て入れる

このとき「絶対これは残す」という物だけは別にしておきます。

STEP
空になった断捨離エリアを掃除する
STEP
段ボールや紙袋の中の物を仕分ける

「必要」「迷う」「捨てる」のカテゴリで仕分けましょう。

キッチンの場合は使用頻度のみを基準にしてOK。1回も使っていない調味料などは捨てましょう。

STEP
残った「絶対必要」「必要」な物を収納する

使い勝手を重視したいキッチンなので「断捨離ついでにカトラリーや調理器具の場所も変えたい」と思うかもしれません。

しかし、まずは必要な物といらない物を判断する断捨離に集中しましょう。

キッチン内全てのエリアで断捨離が終わるとかなり物も少なくなるため、食器や調理器具の入れ替えもラクに行えます。

パターン③初心者さんが玄関を断捨離するやり方

STEP
玄関をエリア分け

例:靴箱の上、傘立て、靴箱の1段目 など。

STEP
エリア内の断捨離する箇所を決める

玄関の場合、靴箱の中は処分に迷った靴が大量にある可能性大。

靴箱内の断捨離はハードルが高いので、目につきやすい靴箱の上や傘立てから断捨離するのが初心者さんにはおすすめです。

STEP
断捨離エリアの物をいったん段ボールや紙袋の中に全て入れる

このとき「絶対これは残す」という物だけは別にしておきます。

また請求書など、玄関に置きがちな捨ててはいけない郵便物も別で仕分けておくとラクです。

STEP
空になった断捨離エリアを掃除する
STEP
段ボールや紙袋の中の物を仕分ける

「必要(請求書など)」「迷う」「捨てる」のカテゴリで仕分けます。

STEP
残った「絶対必要」「必要」な物を収納する

家の顔である玄関は、入ってきたときのスッキリ感を重視した方が効率が良いです。

注意したいのが、靴箱の上に郵便物を一時保管するスペースを作ってしまうと不要なハガキなども残してしまいがち。

靴箱の上などは何もないか、お気に入りの季節アイテムを少し置く程度がスッキリ感を維持しやすいですよ。

断捨離初心者さんがハマりがち!注意点3つ

断捨離初心者さんがやりやすい失敗をまとめました。断捨離して「失敗した!」とならないよう、断捨離前に読んでおきましょう。

捨てるとヤバい物を知っておく

断捨離の失敗で最も多いのが「必要な物なのに間違えて捨ててしまう」ということ。

  • 家電の説明書や保証書
  • 保険の証書
  • 物件の契約書(賃貸物件の場合)

普段触ることが少ないだけに、クローゼットや棚の奥にしまい込んでしまっている可能性大。上記の書類が出てきたときは、迷わず「絶対必要」のカテゴリーに区分しておく方が安心です。

色々な場所に書類を置いてるという方は、仕分けのときに「書類」の段ボールや紙袋を作り、そこに書類をまとめるやり方もおすすめできます。

数に縛られない

ミニマリストの中には「洋服は年間で10着」「靴は3足」「鞄は2つ」といったような、極端に持ち物が少ない方もいます。

しかし人それぞれ好きなことや興味のあることが違いますよね。洋服やおしゃれが好きな方が「服は◯着までにしないと」と断捨離してしまうと、自分の好きなことを楽しめなくなります

また趣味で集めている物があるのなら、無理に断捨離する必要はありません。

断捨離初心者さんのうちは持ち物の数にとらわれすぎないように注意しましょう。

1日で終わらせようとしない

初心者さんの断捨離方法を見てお気づきになったかもしれませんが、断捨離エリアを細かくわけると全ての場所の断捨離を終わらせるのに時間がかかります。

しかし【授かり効果(endowment effect)】の章でもお伝えしたように、物を捨てるのは人間にとって本来非常に難しい行為。

断捨離初心者さんの場合、引き出し1段程度の断捨離に思いのほか時間がかかるということは珍しくありません。

「この週末で全部スッキリさせるぞ!」と意気込んだものの、お昼を過ぎても半分も進んでない。やっぱり断捨離は向いてない…。

こんな失敗をしないためにも、1カ所ずつスッキリした場所を増やしていくという感覚で断捨離を進めていきましょう

【アイテム別】捨てるか迷うを解決!断捨離初心者さんでも判断できる簡単なコツ

初心者さん向けの断捨離のやり方がわかったら、アイテム別の簡単な断捨離のコツを見ていきましょう。

特に断捨離で挫折することの多い「服」や「本」などの断捨離のコツは必見です。

初心者向け【服の断捨離】簡単なコツ3つ

【服の断捨離】簡単なコツ1|ルールを決める

服を断捨離するためのルールを決めます。

服の断捨離で一般的な基準となるルールは「サイズがあっていない物や壊れている服などを断捨離の対象にする」ということです。

また好みのデザインでない服などもこの機会に断捨離すると良いでしょう。

【服の断捨離】簡単なコツ2|種類ごとに選別

アウターやインナー・トップスやボトムなど種類ごとで断捨離すると、捨てすぎてしまってバランスが悪くなるというようなことも起こりにくくなります。

全体のバランスや季節ものなど、過度の断捨離をして服を買い直すようになってしまうと本末転倒

失敗を防ぐためにも服は種類ごとに断捨離しましょう。

【服の断捨離】簡単なコツ3|着ていない服はまず着てみる

着た回数があまりに少ない服や一度も袖を通していない服などは一度来てみてから断捨離するかどうか判断すると良いでしょう。

この機会に着てみたら気に入ってしまうなんてこともあります。まずは一度袖を通しましょう。

それでもやはり今後着ないだろうと感じたら断捨離をするべきタイミングです。

初心者向け【本・書類の断捨離】簡単なコツ3つ

【本・書類の断捨離】簡単なコツ1|ゴールを決める

本の断捨離でもゴールを決めることは重要です。

「今持っている本棚に収まる量だけ残してあとは捨てる」というゴール設定がおすすめ。

明確なゴールがあればあいまいな気持ちで残す本が減るため、作業効率も上がります。

【本・書類の断捨離】簡単なコツ2|電子書籍がある本は捨てる

近頃は本を電子書籍で読む人が増えているため、電子書籍でも多数の本が出版されています。

断捨離で捨てた本をまた読みたくなったとしても電子書籍で購入可能。収納スペースも取らないからとっても便利です。

しかし作者の意向などで電子書籍化がされない本もまだあるため、必ず確認してから断捨離するようにしましょう。

【本・書類の断捨離】簡単なコツ3|読みかけや未読の本は捨てる

読みかけでしばらく放置している本を最後まで読み終わるということはあまり多くありません。

楽しいと思う本は続きが気になって、時間を作ってでも読み切ってしまうもの。

人から無理やり勧められて購入したけど興味がわかなくて読んでいない本というのも、やはり断捨離の対象にすると良いでしょう。

初心者向け【キッチン・おもちゃの断捨離】簡単なコツ3つ

【キッチン・おもちゃの断捨離】簡単なコツ1|収納場所ごとに行う

キッチンやおもちゃなどを収納している場所は実はとても断捨離しやすいスペース。

というのもクローゼットや押し入れなどとは違い、ほとんどの場合キッチンアイテムだけやおもちゃだけという収納の仕方だからです。

一か所の収納スペースにしまわれている量はたいして多くないので隙間時間で作業を進められます。

【キッチン・おもちゃの断捨離】簡単なコツ2|収納グッズはサイズの変えられる物を

キッチン用品やおもちゃなどは一個一個の大きさや形がバラバラなことも多いですよね。

決まった大きさの引き出しを上手に活用するには、サイズの変えられる収納グッズを使うのもコツの1つ。

高さを変えられる不織布ケースや幅を変えられる仕切りなど、収納の自由度を高めてくれるアイテムを使えばゴチャゴチャしずらい収納スペースを作ることができます。

【キッチン・おもちゃの断捨離】簡単なコツ3|代用できる物は捨てる

色々な量を測れる軽量スプーンのセットなど、同じ用途のアイテムをいくつも持っているということはありませんか?

確かに便利ではあるのですが、大体の家庭料理は大さじと小さじの軽量スプーンが1つずつあれば作ることが可能。

大さじ1杯は小さじ3杯にあたるので、最低でも小さじ1が測れる軽量スプーンがあれば大丈夫だったりします。

ミニマルに暮らしている人は「代用できる物は代用する」ことがとても上手。

特にキッチン用品は「これがないと絶対に料理が作れない」という物も少ないので、使っていない便利グッズはこの機会に手放しましょう。

初心者向け【その他の断捨離】簡単なコツ3つ

【その他の断捨離】簡単なコツ1|しばらく使っていない家電は思い切って処分

家電は小さくともそれなりの価格の物が多いため、つい買ってから一度も使っていない物でもとっておいてしまいます。

しかし一度も使っていない家電は今後も使用する確率は極めて少ないので、思い切って処分すると良いでしょう。

【その他の断捨離】簡単なコツ2|お風呂の付属品を考える

お風呂場には生活を便利にする付属品が多くあります。

しかし湯船の蓋やシャンプーなどを乗せる棚など、改めて確認すると実は使っていないという物が意外とあるのではないでしょうか?

実際には、むしろ無いほうが掃除が行き届き清潔を保てるケースも多いです。

今まで考えたこともなかった付属品の断捨離もこの機会に検討してみましょう。

【その他の断捨離】簡単なコツ3|思い出の品はデータで残す

持っているだけで普段全く手に取らない思い出の品の1つや2つ、誰もが持っていますよね。

一生手に取らなくても困らないと分かっているのですが、どうしても捨てられない。

そんなときはデータとして写真や動画で残す断捨離のやり方がおすすめです。そうすれば現物を処分する気持ちに切り替えられますよ。

【脱・初心者】基本の断捨離のやり方4ステップ

初心者向けの断捨離のやり方に慣れてきたら、いよいよ【脱・初心者】のやり方で断捨離を進めます。

とはいえ初心者向けのやり方をしっかり習得していれば、基本の断捨離でも難なく進められるでしょう。

STEP
押し入れなど収納スペースにある者を全て出す

初心者向けの断捨離に慣れてきたら断捨離の基本に沿ってまずは断捨離を行う収納スペースなどからすべての物を出しましょう。順序などは気にせずに広いスペースなどに一度出すことが大切です。

広いスペースに広げることで、かなり選別しやすくなります。断捨離を始める場所はキッチンや玄関など物のカテゴリーが少ない場所がおすすめです。

STEP
必要な物と不要な物にわける

このステップで一番重要なことは100%必要な物とその他で分けることです。必要な物はまずは一括りにしておきましょう。

そのあと、その他の物から「完全に不要」と呼べる物をさらに除外します。こちらはすぐに廃棄用のごみ袋などにまとめてしまって問題ありません。

ここまで終われば残っている物は半分以下になっていることでしょう。

STEP
何%くらい残すかを明確にする

現在残っているものから何パーセント残して置くかを決めましょう。半分は捨てると決めてしまえば重要度の高い物から選んでいき、半分まで仕分けしたら残った半分は思い切って捨てましょう。

細かく選別をすると心残りに思えて捨てきれないこともあるので、決めた分を残したらあとはすぐに廃棄するのがポイントです。

STEP
必要なものを収納する

捨てる分を分けたら驚くほど物が減っていることに気づくでしょう。残すと決めた物を整頓しながら収納していけばこれで終了です。

必要な物を収納していく中でやはり必要無いと感じたらそれは思い切って捨てることもできます。

以上の4ステップに沿った断捨離のやり方なら、どのような収納スペースもスッキリさせることができるでしょう。

一人暮らし3万円程度
4人家族5万円程度
4人以上の人数10万円程度
断捨離を業者に依頼する場合の費用相場

一人暮らしの場合

一人暮らしの部屋を断捨離する場合は作業員一人と軽トラックを手配してもらい、大体2時間程度の作業で3万円程度が相場になります。ある程度自分で断捨離の準備をしておき、主に不用品の処分や片づけを手伝ってもらいます。

4人家族の場合

4人暮らし程度の家で断捨離する場合は作業員一人とトラックを手配してもらい、大体3時間程度で5万円程の相場になります。処分する物が多い場合、追加で1万円程度支払えば作業員を増やしてもらえるでしょう。家全体を断捨離してから引っ越しなどを行えば物が少なくなるので、結果的に引っ越し費用が大幅に安くなるでしょう。

4人以上の人数

4人暮らし以上の規模を断捨離する場合、作業員2名以上と2トントラック1台の手配程度であれば10万円前後で依頼することができます。集団生活を送っているような施設や大家族の場合はこの規模の作業をする必要があります。

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