汚部屋を自分で掃除する方法は?業者に頼む目安・選び方も

汚部屋は害虫やカビが大量発生する前でしたら自分で片付けることができます。本記事では、自分でできる片付け方法や業者に頼む目安、選び方を解説しています。場所別のお手入れの方法も紹介しているので、掃除が苦手な方にお勧めの記事になっています。

汚部屋は害虫やカビが大量発生する前でしたら自分で片付けることができます。本記事では、自分でできる片付け方法や業者に頼む目安、選び方を解説しています。場所別のお手入れの方法も紹介しているので、掃除が苦手な方にお勧めの記事になっています。

目次

汚部屋の掃除は自分でできる?


汚部屋の掃除を自分でやりたいと考えた時は、汚れの種類と害虫の有無を確認しましょう。

生ごみの放置・カビ・家財の腐敗が無く、害虫が大量に発生する前であれば自力で対処が可能です。

詳しい基準や具体例は下記の表をご覧ください。

自分で掃除可能レベル1:ゴミが床面積の50%
放置されているゴミが空き箱や空の袋などの乾いたゴミならば、汚部屋状態でもまだ簡単に対処できます。生ゴミを放置してしまう前に片づけましょう。
自力・あるいは清掃業者レベル2:生ゴミの放置がある
生ゴミなどの腐るものが放置されて悪臭が発生するレベルになると、片付けがやや難しくなります。衣類や生活用品もゴミの中にあるので、生活もしづらいです。ゴキブリなどが出る前に対処しましょう。
要・害虫駆除業者レベル3:床がゴミで埋まる・探さなくとも害虫が見つかる
床のほとんどがゴミで埋まり、いたるところでゴキブリやハエが発生している状態になると、自力では対処できません。特殊清掃を呼ぶか、ハウスクリーニングを呼んだ後の害虫駆除業者が必要です。目に見えないところにも、シロアリなど家にダメージを与える害虫が発生しているリスクもあります。

要・特殊清掃業者
レベル4:床・壁・家具がカビている
床が見えない状態で放置すると、部屋や家具がカビが発生してしまいます。このレベルになると、害虫のほかにネズミも発生している可能性が高いので、必ず業者を呼びましょう。片付け・害虫駆除・カビた部分のリフォームを請け負ってくれる特殊清掃業者がおすすめです。

自分で掃除ができるレベルのお部屋は、散らかっている理由が紙類などの乾いたゴミや衣服である場合。この場合はゴミを片付け、散らばったものの定位置を決めればOKです。

生ごみの放置がある場合は、生ごみの放置時間や季節で業者が必要になるか変わります。探さなくともゴキブリやハエが目に入るレベル異臭がするお部屋であれば、少なくともハウスクリーニング業者が必要です。

この段階に自分でできることは、生ごみだけでも回収すること。紙類を使って水気をとり、ゴミ袋に詰めて密閉できればベストです。一か所にまとめ、ビニール袋にまとめて密閉するだけでも効果があります。

それ以上の汚部屋の場合は、状況に合わせた業者が必要です。事例別のおすすめ業者は、下記の記事をご覧ください。

特殊清掃業者汚部屋・ゴミ屋敷・ペット屋敷に困っている。
例:台所・浴室・トイレがゴミであふれ、本来の使い方ができなくなっている
ハウスクリーニング・家事代行行者生ごみなど腐るものは放置していないが、整理整頓ができない。
ゴミの分別方法がわからず、すべて同じ袋にまとめてしまっている。
例:洋服や書類が散乱して困っている

業者の種類はお部屋の状態によって変わります。後述の「汚部屋の掃除におすすめの代行業者」で詳しく解説しているので、自分では片づけきれなかった場合はご覧ください。

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ゴミを片付けてキレイにしても、生ごみ由来の異臭が残るとゴキブリなどの害虫が何度でも寄ってきます。もし異臭が染みついてしまった場合は特殊清掃業者が必要なので、こちらの記事をご覧ください。

汚部屋の掃除を自分で行う手順

汚部屋の掃除を自分でやるのであれば、場所別に対処法が変わるもの。ここでは、その各場所の掃除のコツを解説していきます。1日一か所の掃除を目標にすれば、やる気をキープさせやすいのでおすすめです。断捨離の方法・注意点について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

玄関

玄関を掃除したい時は、一度玄関に置いてある靴、傘立てやゴミなどを全て撤去をします。次はハンディ掃除機などでゴミを吸い取り、細かい砂利などを撤去しましょう。

それでも黒ずみやゴミによるシミが残っているようであれば、デッキブラシを濡らしてこすり落とします

濡らしてこすっても落ちない時や嫌な臭いが残っている場合は、ハウスクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。他の場所も汚部屋化して、家全体に悪臭がするレベルであれば、特殊清掃の方がいいでしょう。

台所

台所は清掃箇所が多く、放置しがちな場所。毎日手入れする場所と数カ月に1度手入れする場所に分けて、無理のない範囲で掃除していきましょう。

シンクは毎日軽くスポンジで掃除できればベストです。排水溝や三角コーナーの生ごみだけでもゴミ回収日の日に撤去する習慣をつけましょう。

コンロもマメに掃除した方が楽になる部分です。キッチンペーパーやコンロ用のウェットティッシュで汚れた箇所を拭き掃除する習慣をつけると重症化を防げます。こびりついてしまった油汚れは、専用の洗剤で汚れを落としていきましょう。コンロの説明書を見て適切な洗剤を選ぶことが大切です。

換気扇は100均でも購入できる換気扇カバーをつけて、汚れがつくのを防ぎます。それでも付着する汚れは、月に1回つけおき洗いをすると重症化することはありません。「細かすぎて無理」だと思うのであれば、年に1~2回でも効果はあります。

とはいえ、もし汚部屋の放置時間が長いと、シンクや換気扇は素人には手に負えない状態になりやすい箇所です。掃除をしてもヌメリや悪臭が残るようでしたら、ハウスクリーニングか特殊清掃への依頼を検討しましょう。

お風呂

お風呂は毎日簡単な掃除をすることで汚れがこびりつくのを防げます。すでに汚れているのであれば、汚れの種類によって洗剤を使い分けましょう

水垢やせっけんカスはアルカリ性の汚れなので、酸性の洗剤を使います。皮脂の汚れはお風呂用の中性洗剤、カビ類はお風呂のカビ用洗剤が適切です。

この時注意したいのは、違う種類の洗剤を一緒に使わないこと。同時に使うと有毒物質が発生するので、違う日に掃除をしましょう。

市販の洗剤では落としきれない汚れがある場合は、業者を呼んで対処してもらうと安心です。放置時間が短ければハウスクリーニング業者で十分ですが、悪臭も発生しているようであれば特殊清掃の方が確実です。

一度汚れを落とした後は、毎日の掃除を習慣化することが大切。入浴後、お風呂全体が温かいうちであれば、せっけんカスや皮脂汚れが落としやすいです。

入浴後、温かい間に壁や床、浴槽にシャワーのお湯をかけ、汚れを流します。シャンプーボトルの底や鏡の周りなど、ぬめりが発生しやすい部分も洗い流すと安心です。シャワーで汚れを流したら、乾燥機能や換気でお風呂全体を乾かしてカビを防止しましょう。カビが生えやすい場所だけでも布で拭き取る習慣を作ることがベストです。

トイレ

トイレにこびりついてしまった汚れは、専用の洗剤で落とします。落としきれない時は、業者に依頼する必要があります。

一度キレイにした後には、毎日の掃除が大切。便座のフタと便座・トイレタンク・便器の内側と外側を掃除していきましょう。

便座のフタや便座は専用シートで拭き取り掃除をします。トイレタンクも掃除用のシートで拭き取ればOKです。

便座の内側は、トイレ用洗剤とブラシで掃除します。スタンプ型のクリーナーを便座内部に設置しておけば、毎日水を流すだけで掃除の代わりになるのでおすすめです。

便座の外側は、内側を掃除した後に専用シートで拭き取りましょう。内側を掃除する前に拭き掃除をすると、内側の掃除で出た水しぶきに対応できないので、最後がおすすめです。

リビング

リビングの床の汚れは、モップや雑巾で拭き取りましょう。ウェットタイプのシートを設置するモップを使えば、細かいホコリや食べカスをしっかりと吸着してくれます。拭き掃除では落ちない床の汚れや、壁に黄ばみや臭いがある場合は、業者に頼んで対処してもらう必要があります。

テーブルの汚れは、ウェットティッシュやスプレー剤で落とします。食事の度に拭き取るのがベストですが、一日一度でも構いません。

部屋全体やテーブルがキレイになった後には、椅子やソファ、テレビなどはハンディモップで週に1度程度掃除する習慣をつけましょう。そうして細かい場所からホコリを落とした後、掃除機で部屋全体を掃除します。

掃除の他にも、毎日カーテンを開けることは大切です。窓を開けると人目を意識しますし、風通しがよくなり汚部屋防止の役にも立ちます。

ロボット掃除機を導入するのも汚部屋防止には効果的。床にものを置くとロボット型掃除機は掃除しにくいので、自然と床に物を置かない習慣がつきますよ。”

寝室・ベッド周辺

寝室が汚部屋化してしまっている場合は、高確率で布団や枕がカビているリスクがあります。寝具類は汗を吸い込むので、カビや悪臭が発生しやすいためです。

もしカビてしまった寝具があるなら、一度粗大ゴミに出してしまいましょう。カビが生えた家具をおいたままでいると、悪臭やカビの胞子が部屋に残ってしまうので、掃除をしても汚部屋に戻ってしまう可能性があります。

一度キレイにした後ならば、寝室もリビング同様、モップや雑巾で拭き掃除をしたり、掃除機をかけるのがおすすめ。リビングほどマメに掃除する必要はないでしょう。ベッドの下はホコリがたまりやすいので、丁寧に掃除すると安心です。

シーツや布団、枕は汗を吸い込みやすいので、定期的に洗濯をしたり、日干ししておくと悪臭の防止になります。髪の毛やホコリはハンディタイプの掃除機や粘着タイプのモップで取り除くことがおすすめです。

廊下&階段

廊下や階段まで物が溢れてしまっているレベルの汚部屋であれば、まずは物を捨てて床が見える状態にするのが最優先。

物を取り除いた後で床や壁がカビてしまったり、市販のクリーナーで落とせないシミがついてしまっているようであれば特殊清掃を呼びましょう。解体・リフォームで根本的に対処する必要があります。

一度キレイにした後ならば、定期的な掃除を習慣付けることが大切です。毎日掃除できればベストですが、週に1~2回掃除する明けでも構いません。

普段の掃除ではモップや掃除機を使い、ホコリやゴミを取り除きましょう。年に1~2回は床のミゾなど細かい場所も拭き掃除をしておけば安心です。

汚部屋化を防ぐためだけなら、通販を受け取ったり、新聞の集金を頼むという方法もあります。定期的に人目に触れる機会があれば、重度の汚部屋化は防げます。

ベランダ

ベランダまで物やゴミがあふれてしまっているようであれば、自力での対処は困難です。

ゴミや家具が下に落ちてしまったら大事故の可能性がありますし、作業中に転落事故が起きる危険もあります。最初から無理をせずに特殊清掃業者に依頼しましょう。ゴミの放置時間が短ければ、ハウスクリーニング業者でも対応できる可能性があります。

一度キレイにした後は、基本的に物を置かない習慣をつけることが大切です。ベランダで育てるプランターや洗濯に使うアイテムなど、必要なもの以外は決して置かないことを意識づけましょう。

掃除に関しては、月に1~2度でもOKです。ホウキとチリトリで土・砂・ホコリを取り除きます。うまく取れない場合は、水分をg含ませて細かくちぎった新聞紙をバラまた後に掃き掃除をするのがおすすめです。

もしも鳥のフンが落ちてしまった場合は、酸性の洗剤で対処します。安全のためにゴム手袋・マスクで作業をしましょう。排気ガスなどによる油汚れがある場合には、アルカリ性の洗剤で対処します。落ちづらい場合は水で薄めたアルカリ性洗剤をぬっておき、後で拭き掃除をするとスッキリと落とせますよ。

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汚部屋の掃除を業者に頼むメリット

汚部屋の掃除を業者に頼むと、害虫・悪臭を完全に除去してもらえます。

床下や天井に潜む害虫の他、見えずらい場所に生えたカビや腐敗部分にも対応してくれるので「掃除をしたけれど害虫が出る」と悩むことがありません。

時間も短時間で済むので「退去までに時間がない人」や「人を呼ぶ約束をしてしまった」という方におすすめです。近隣にバレないように時間帯や作業人数の相談にも乗ってもらえます。

汚部屋の掃除のための業者と費用は、汚れの種類や汚部屋であった期間で変わります。状況にあった業者の選び方はこちらの記事で解説しているので、ぜひごらんください。

一度完璧にキレイになったお部屋をみると、汚部屋に逆戻りするのは止めようという目標にもなるので、重度の汚部屋の場合は依頼をおすすめします。

中には状態の良い不用品を買い取ってくれる業者もあるので、コレクションが多い人は買取に強い業者を探してみましょう。

汚部屋の掃除におすすめの代行業者

汚部屋の片付けには、状況にあった業者が必要です。ここでは、それぞれの代行業者の得意分野を解説していきます。

特殊清掃業者

汚部屋の中でも、害虫が大量に発生している段階であれば特殊清掃業者がおすすめ。

害虫が大量にいるということは、ゴミの放置時間が長すぎたことが予想されます。そうなってしまうと、家具が腐ってしまったり、どこかで溶けた生ごみが床や壁にしみこみ、解体・リフォームが必要になる可能性があります。

ペットの糞尿を放置してしまった場合も、特殊清掃がおすすめ。犬や猫の糞尿は独特のフェロモン臭があり、通常の清掃業者では対処しきれません。

トイレや浴室までゴミ類が積み重なってしまっているような重度の汚部屋の場合も、特殊清掃がおすすめです。通常のリフォーム業者ではゴミ独特の臭いを消臭しきれないケースがあります。

まとめると、生活スペースがゴミに侵食されていたり、長年放置してしまったゴミがある場合は特殊清掃業者を頼りましょう。費用相場などの詳細はこちらの記事で解説しています。

どんなケースにおすすめ?

  • ゴミの放置時間が長い
  • 害虫が大量に発生している
  • 犬や猫の糞尿・傷跡による被害が深刻
  • トイレや浴室が使えない状態になっている

家事代行・ハウスクリーニング業者

特殊清掃を呼ぶレベルではなくとも、自分での掃除が大変だったり、誰かに手伝ってほしいと感じた時は家事代行業者やハウスクリーニング業者がおすすめ。

業者と依頼主が一緒に掃除をしている最中に、収納術についての相談を聞いてくれる業者も多いです。

特殊清掃にしか扱えないのは、腐敗した家財や床・壁、ペットの糞尿被害、異臭などがある重度な汚部屋です。そこに該当しないのであれば、家事代行業者やハウスクリーニング業者に相談してみましょう。

どんなケースにおすすめ?

  • 放置されたゴミに腐敗・カビは無い
  • 害虫がいない
  • 犬や猫の糞尿・傷跡は無い

不用品回収業者

「自分で片付けができたけれど、不用品が多くて困っている」という方は不用品回収業者に依頼をしましょう。家具・家電などの大型の不用品が多いのであれば、自力で処分するよりも簡単に処分できます。どんな種類のゴミも分別無しで引き取ってくれるので、時間も大幅に短縮できますよ。

自分では運搬しづらい重たい家具・家電も持ち出してくれるので、アパートなどで共用スペースがある場合も安心です。しっかり養生をして持ち出すので、家を傷つける心配がありません。

不用品を持ち出す前に中身を改めるサービスは無いので「引き出しの中に鍵を入れたまま回収されてしまった」などのトラブルにだけ気をつけましょう。

不用品回収業者の費用相場などの詳細は、こちらの記事で解説しています。

どんなケースにおすすめ?

  • 掃除自体は終わっている
  • 害虫がいない
  • 犬や猫の糞尿・傷跡は無い

汚部屋の掃除を業者に頼む費用相場

汚部屋掃除のための費用は、呼ぶ業者の種類によって大きく変わります。

掃除を手伝ってもらうために家事代行業者・ハウスクリーニングを呼ぶだけならば、作業時間によって費用が変わります。害虫が出ていなければ、目安は3万円だとおもっていいでしょう。

害虫がいたり、長期間汚部屋だった場合には特殊清掃が必要です。

特殊清掃は最低5万円から見積もりがスタートし、作業の数によって費用が変わっていきます。

落としづらい汚れ・長期間の汚れがあるほど費用が高くなり、掃除だけでは除去しきれない汚れ・臭いがある場合はリフォームが必要です。そのため、なるべく部屋の状態を正確に伝え、見積もりをとらなければ費用の相場もわからないということになります。

もし見積もりが高額になったとしても「こんなに高いなら安さで業者を選ぼう」と決めるのは危険です。臭いや汚れを落としきらなければ、何度でもゴキブリなどの害虫が発生するため、一度徹底的に掃除を頼んだ方が安くつく可能性が高いです。

汚部屋の掃除を頼む業者の選び方

汚部屋掃除を依頼する際は、まず依頼する業者の種類を決めます。そのためには、部屋の汚れの種類を把握していきましょう。

STEP
汚部屋のレベルに合わせて業者を選ぶ

汚部屋を掃除する際は、まず害虫の有無を確認します。ゴキブリやシロアリは自力での対処が困難です。ゴミの放置時間も悪臭を落とせるかどうかに関係するので、業者に相談する際には正直に申告しましょう。

特殊清掃業者汚部屋・ゴミ屋敷・ペット屋敷に困っている。
例:台所・浴室・トイレがゴミであふれ、本来の使い方ができなくなっている。
ハウスクリーニング・家事代行生ごみなど腐るものは放置していないが、整理整頓ができない。
ゴミの分別方法がわからず、すべて同じ袋にまとめてしまっている。
例:洋服や書類が散乱して困っている

生ごみを放置したまま腐らせてしまったり、悪臭が発生している場合は、見えない部分にもシロアリやネズミが発生しているかもしれません。腐敗臭が家にしみつき、その臭いで害虫が寄ってきてしまうことも問題です。

このため「害虫が発生したり、ゴミが腐って嫌な臭いがしているレベルならば特殊清掃」という考え方が安心です。

その他、ためこんだゴミが地層のよう固く積もってしまったり、部屋の一つが物置化してしまっていたり、トイレや浴室にこびりついて落ちない汚れがあるようなケースも、特殊清掃がいいでしょう。

自力でも対応できるレベルの汚れやゴミの量であれば、家事代行業者・ハウスクリーニングでもOKです。

掃除を手伝ってほしいならハウスクリーニング・家事代行業者」で「市販の洗剤では落ちない汚れなら特殊清掃業者」と考えるのも分かりやすいです。

STEP
相見積もりをとって相場を把握する

業者の種類を決めたら、相見積もりをとって相場を把握するのが大切。

汚部屋の掃除は作業量が多いので、WEBサイトなどで提示されている料金表のみでは合計費用が分かりにくい傾向があります。業者に部屋の状態を伝え、見積もりを作成してもらうことで相場が分かってきます。無料見積もりに対応している業者に依頼していきましょう。

見積もりを取る際に確認したいポイントは、下記の通りです。

【汚部屋の掃除のための見積書チェックポイント】

  • 解体・ゴミ処理のための専門資格があるか
  • 料金体系が明確
  • サイトに汚部屋の実績が掲載されているか
  • 大家・管理会社と依頼人の連絡をサポートしてくれるか

汚部屋で出たゴミを処理するためには一般廃棄物収集運搬許可証が必須。それを持っていることを確認したら、解体のために必要な解体工事登録があるか確認します。汚部屋の悪臭・汚れを落としきれない際には、解体とリフォームで対応する場合があるためです。重度の汚部屋ほど必要になるので、持っている業者を選べば安心です。

必要な資格があることを確認した後は、料金体系をチェックしていきます。

もし作業内容を掲載せずに、極端に安い合計金額だけを提示してくる業者は要注意。契約を交わした後に見積書になかった作業を追加し、高額費用を請求する悪徳業者である可能性が高いです。「実際にどんな作業をするのか」を納得できるまで質問しておきましょう。

タスくん

特殊清掃業者の料金相場は、こちらの記事でも解説しています。本記事より詳細なので、特殊清掃への依頼を考えている方はご覧ください。

料金体系を確認した後は、汚部屋を清掃した経験が豊富かを確認しましょう。WEBサイトにご自分の状況と近い事例を載せている業者ならば、より安心できます。

汚部屋に逆戻りしないための習慣

汚部屋に逆戻りしないためには、掃除の頻度を決めて定期的にゴミを出すのが大切。リビングやキッチンなど、毎日使う場所は週に1度を目安に掃除機やモップをかけると安心です。

水回りのゴミだけでも、ゴミの回収日にまとめる習慣があると、害虫の発生を抑制できます。

定期的に人を呼ぶ習慣をつけ、人目を意識することも効果的。新聞の集金や通販の受け取りだけでもOKです。

人を呼ぶのが嫌なのであれば、毎日窓を開ける習慣をつけましょう。一か所でも外につながると人目を意識できますし、風通し・日当たりがよくなれば汚部屋の防止になります。

汚部屋に逆戻りしないための収納術

汚部屋に逆戻りしないためには、物を増やしすぎないことが重要になります。部屋に置く収納家具を決め、そこに収まるように物を管理していきましょう。

「収納家具を増やせばいいから」と物を増やすのは危険です。家具が多すぎると、部屋が収納家具であふれてしまいます。

コレクション品が多い人は、そのアイテムをキレイに飾る習慣をつけましょう。常に見える状態にしておけば、気分も上がります。

本・雑誌・漫画が多い人は、レンタルや電子書籍に切り替え、どうしても流行の服やコスメが欲しいという人は、サブスク契約がおすすめです。

自分で汚部屋掃除をする際によくある質問

汚部屋は自分で掃除できる?

害虫やカビが大量に発生している段階でなければ、自力での掃除が可能です。

長く放置したゴミが床・壁にシミを作ってしまっていたり、腐っているようであれば業者の方がいいでしょう。片付け方法の詳細については、こちらの記事で解説しています。

汚部屋になりやすいのはどんな人?

掃除の習慣がない人や物をためこむ癖がある人は汚部屋になりやすく、注意が必要。買い物依存症になっている場合もあるので、物が多すぎる時は一度カウンセリングを受けるのもおすすめです。

夜勤のある仕事や接客業など、ゴミの収集日を逃がしやすい職業の人もゴミをためこんでしまいやすい傾向があります。

ストレスが多い人は掃除を後回しにしがちですし「ゴミをため込んでしまうなんて恥ずかしい」と人に相談できないことが多く、重症化するリスクが高いです。

なぜ汚部屋になってしまうの?

掃除が苦手だったり、買い物や通販が多い人は汚部屋になってしまうことが多いです。特に、生ゴミをためてしまったり、段ボールなど紙類のゴミが多い人は要注意。物の定位置を決め、ゴミをためない習慣をつけましょう。

どんな人も汚部屋になってしまう可能性はあるので、はやめに対処することが大切です。

汚部屋掃除にかかる費用を安くするためにできることは?

自力で掃除をすれば、ゴミ処理にかかる費用だけでOKです。家具・家電などの大型のゴミが多い時は不用品回収業者の方が安くゴミを処理できる可能性もあるので、一度見積もりをとるのもいいでしょう。

もし自力で掃除しきれなかったとしても、一度自分で掃除ができたのであれば、作業にかかる費用が安くなります。

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