すのこベッドは寝汗がこもりやすい敷布団の湿気を、布団の中に閉じ込めずに外に出してくれるので、湿度や結露、カビやダニで困っている方におすすめのベッドです。木の良い香りで安眠できるほか、簡単に折り畳める仕組みになっているので、布団干しも楽にできます。
ここでは、折りたたみ式すのこベッドについてご紹介します。
すのこベット折りたたみの選び方のポイント
折りたたみ式すのこベッドを選ぶポイントは3つあります。
①折りたたみ式すのこベッドの材質は何か
折りたたみ式すのこベッドの材質は天然木か、人工物のポリプロピレンかに分かれます。天然木のすのこベッドであれば、「檜(ヒノキ)」「桐(キリ)」「杉」「パイン材」などが主な木の種類です。
「檜(ヒノキ)」は折りたたみすのこベッドの中で一番多く見られる種類で、いい香りと防虫機能、防菌機能があります。湿度を含んでも防腐性があるので、腐りにくいのも特徴です。
「桐(キリ)」は重さが軽いのが特徴です。折りたたみベッドは折りたたむ時に力が必要ですが、桐であれば見た目以上に軽いので女性でも一人でらくらく折りたためます。
「パイン材」は松のことで、柔らかい材質で、触るとあたたかみを感じます。
「杉」の折りたたみベッドはあまり見られませんが、安いのが特徴です。人工物のポリプロピレンは、プラスチックなのでカビないのが特徴です。天然木のすのこベッドを使っていたけれどもカビてしまったという方におすすめです。
②折りたたみ式すのこベッドの折りたたみ方法は何か
折りたたみ式すのこベッドのコンパクトにする方法には、いくつかのやり方があります。一番多いのが、「二つ折りすのこベッド」です。
ベッドの中央部分から2つに折れるもので、ベッド下にバネがついていて女性一人でも折りたたみやすくなっているものもあります。他には「四つ折りすのこベッド」もあります。折りたたむ時は山が2つできるので、力が分散するため二つ折りよりも折りたたみやすくなっています。
「ロール式すのこベッド」のものは超ロータイプのベッドで、高さが数センチになっており脚は無く、くるくると丸めることが可能です。
「分割式すのこベッド」は、ベッドがいくつかのベンチの集合体になっているものです。ベッドだけでなくベンチになったり、積み重ねてシェルフになったりします。
「超ロータイプすのこベッド」は、床と敷布団の間に入れるタイプのすのこです。高さが10センチ程度あるものもあります。
③折りたたみ式すのこベッドのサイズは何か
すのこベッドは重くならないように、シングルサイズがメインの販売となっています。セミダブルやダブルを購入した場合、自分の気に入ったタイプの折りたたみ式すのこベッドが、そのサイズを販売しているかどうか調べておきましょう。
すのこベット折りたたみのおすすすめ人気ランキング16選
ヒザや腰が痛くても乗り降りしやすいすのこベッド すのこベッドは高さが低いものが多いのですが、こちらはすのこの面まで34.5センチあるので椅子のような高さでヒザの痛い方でも無理せず使うことができます。 すのこのヒノキは天然木で強度があるため、体重が90キロの方まで使用可能。ベッドから落ちてしまわないように、しっかりつかめるサイドグリップが2個ついています。 ストッパーをかけても下の車輪の移動が気になる場合は、各社からゴム製のキャスター受けが4つで数百円で市販されていますので、ホームセンターや通販で購入可能です。 口コミによると組み立ての時に、手を挟む危険があるので気をつけて作業するようにしましょう。
ロータイプでキャスター付き!2つに折り畳める 高さのあるベッドだと寝ている間に落ちないか不安、という方におすすめなのがロータイプの低いすのこ折りたたみベッドです。 ヒノキは安心の日本製で、香りも良いので癒やされます。ベッドの中央部分の取手を持てば、楽に山型に折り畳める仕組みとなっていますので、毎日の布団の片付けも苦になりません。 また、折りたたんだ時にストッパーがついているので、万が一子どもが折りたたんだベッドで遊んでしまっても、間違って自然に開いてしまうこともありません。 こちらのベッドは到着後に組み立てるタイプで、大人2人で約20分が組立時間の目安となっています。口コミによると身長が高い方でも安心して眠れる折りたたみ式すのこベッドです。
天然木だとカビてしまう方へ!ポリプロピレン製 布団にカビを生やさないために折りたたみ式すのこベッドにしたのに、布団もすのこベッドもカビてしまって困ってしまった方に試してほしいのが、ポリプロピレンのすのこベッドです。 口コミによると木製のすのこベッドよりも大変軽量で、カビることもなく、布団の裏も湿ったり濡れたりすることがありません。 四つ折りになり2つの山型ができるので、その上に布団を干すことも可能です。150キロまで耐荷重があるので、大柄の方でも満足の寝心地です。
毎日手軽に布団干しができる、すのこベッド 腰やヒザが悪くても、らくらく乗り降りができるハイタイプの折りたたみ式すのこベッドベッドです。 すのこベッドの材質は、ヒノキや杉、桐(キリ)、パイン材などがありますが、キリはヒノキよりも重量が軽く、湿気に強いので昔から日本の家具の材料として使われてきました。 組み立てた時に、すのこの下に23センチから34センチの隙間ができるので、ベッド下を収納ボックスを入れるなどのスペースとして使うことも可能です。 口コミによると、組み立てやすい組立部品ではなく組み立てた後もきしみ音が大きくなるものもあるので、到着しておかしいと思ったらすぐに交換返品したほうが良いでしょう。
布団をすのこベッドにのせたまま折りたたみ可能 癒やしの木材でもあるパイン材でできた、通気性の良い折りたたみ式すのこベッドです。 パイン材は針葉樹のマツ科の木材のことで、他の木よりも柔らかさがあるのでぬくもりがあり、リラックスする香りです。 スプリングが入っているので、折りたたみも女性一人でらくらくできます。カラーは焦げ茶色のダークブラウンと、木の素材を生かしたナチュラルがあります。 口コミによると、組み立てはボルトが8本とキャスターだけなのでとても簡単です。
折り畳めてキャスターがついているので移動も楽! 中国地方の山で育てられたヒノキを選りすぐり、広島県府中の家具職人が一つ一つ丁寧に製造した折りたたみ式すのこベッドです。 椅子のように座れるハイタイプなので、通気性の良いのが特徴です。すのこベッドのキャスターが下についているので、布団を敷いたまま折りたたんでの移動も女性ひとりでらくにできます。 口コミによると「エムール 折りたたみ ヒノキすのこベッド ハイタイプ」は、畳の上に置いてもキャスターの跡がつかないので評判が良いベッドです。
ベンチにも棚にも変身する多機能すのこベッド プラッツは、4分割できて便利なすのこベッドです。4分割になったそれぞれに4本の脚がついているので、4つのベンチになったり、積み重ねて4段のシェルフにしたりも可能です。 積み重ねた時にズレないように、丸いくぼみもついています。すのこベッドとして使用しなくなった後も、捨てずに活用できるのでエコですよね。 すのこのヒノキ部分は分厚い25ミリなので、強度も十分。使い方の可能性が広がる、4分割すのこベッドです。口コミによると難しい組み立ても無く、安くて軽いところが人気のようです。
畳の↑に置いても違和感なしの、すのこベッド エムールの「日本製ひのき折りたたみベッド」は、子どもやお年寄りでも不安にならない高さの23.5センチです。 広島の家具職人が製造した、安心の日本製折りたたみひのきベッドです。布団を敷いたまま2つに折り畳めるので、起きてすぐに布団干しが可能に。折りたたむ時は中央部分が上がって山型になり、たたむと厚みは19センチに。 急な来客でも、パタッと折り畳めるので安心です。頭のほうにつけるヘッドボードの寸法を入れても、29センチです。
低ホルムアルデヒドの桐折りたたみベッド 桐の板が31枚ついて、風通しの良い折りたたみベッドです。 ベッド下は25センチあるので、収納スペースも確保可能。ベッドサイドに取り付け可能な「ハイタイプスクエアグリップ」がついているので、お年寄りや子どもがベッドから降りる時に、しっかり握って起き上がることができます。 負荷が100キロまで耐えられる仕様になっているので、大柄な方でも満足の寝心地です。キャスターがついており、360度どの方向にも曲がるので部屋での移動も女性一人で簡単にできます。
脚の取り外しが簡単にできるヒノキすのこベッド 折りたたみではなく脚を簡単に取り外せるタイプの、すのこベッドです。脚をつければ高さ32センチのベッドとして、脚を外すと高さの低い高さ7センチの超ロータイプベッドとして使用可能です。 安心の日本製で、ヒノキなので防虫効果があり、雑菌やカビに対して抗菌性もあります。口コミによると購入した全員が満足する5つ星で、山折りになる折りたたみ式すのこベッドよりも組み立てが簡単で、見た目以上に丈夫なので好評のようです。
ほっとできる高さ28センチのヒノキすのこベッド 日本製ヒノキすのこベッド「ビビ」は、折りたたみではなく脚を簡単に外して使用できるヒノキすのこベッドです。 ベッドの下は23センチあるので、収納ボックスなどを入れて整理することも可能。耐荷重量は何と300キロもあるので、厚めの敷布団を敷いても大柄の方でも不安なく眠れます。 家具の街として有名な広島の府中市で作られているので、安全安心の日本製です。ベッドの他にも、桐箱や3段ベッドなども作っているので、安定感と技術力は確かです。
扱いやすい桐すのこベッド!超軽量タイプ 2018年にグッドデザイン賞を受賞した、桐で作られた高級すのこベッドです。商品が到着した時は二つ折りの状態で、ダンボールから出して広げるとすぐにベッドの状態になります。 高さは24センチあり、ローベッド仕様ですが、たたむとスリムな状態になるので家の中で邪魔になりません。 すのこベッドは番号管理されており、メーカーの3年保証があるので、安心して使えます。口コミによると、丈夫にしっかりと作られているけれども非常に軽量で扱いやすそうです。
創業70年の歴史ある日本の木工所が製造 布団と床の間に敷くタイプの、折りたたみ式ひのきベッドです。女性一人でも簡単に中央部分で2つに折ることができるので、起きてすぐに布団が干せます。 口コミで香りがとても良いと評判の、ヒノキのすのこベッドです。おまけとしてお風呂に入れる、ひのき湯玉が同梱されているなど、気配りも細やか。 ベッドにするヒノキの環境放射能測定も行っており、製品を作る側のこだわりが感じられます。使用環境によっては、乾燥してギシギシときしみ音が出てくる場合もあるようです。
四つ折りになる折りたたみ式すのこベッド 2つ折りにできる折りたたみ式すのこベッドは多く見られますが、こちらは珍しく四つ折りにできるタイプです。 二つ折りは降りたたむ時にコツと力が必要ですが、四つ折りであれば山が2つできるので重さも分散して、折りたたみも楽にできます。 サイズはシングルの他に、セミダブルとダブルもあります。また、こちらは桐ですが、ヒノキタイプもあります。16本の脚ですのこを支えているので、畳に跡もつきにくい構造です。口コミによると湿気の多い家の場合は、こまめに折りたたんで布団を乾燥させないとカビが生えるようです。
簡単に収納できるロール式のすのこベッド 敷布団と畳やフローリングの間に何か敷かないと、寝汗や湿気がたまってしまってカビが生えてしまう、という方におすすめなのがロールタイプのすのこベッドです。 今使っているベッドの上に置いて、その上からマットレスを敷いても良いでしょう。梅雨時や湿度の高いシーズンの敷布団やマットレスは、吸い取った汗や水分の逃げ場が無いので湿った状態になりがちですが、こちらのロールタイプすのこベッドを1枚間に挟むだけでカビやダニを防ぐことができます。
グッドデザイン賞を受賞したオシャレなすのこベッド 足の無い部分タイプの、布団の下にマットのようにして使用する折りたたみ式すのこベッドです。 いつも敷布団を畳や床に敷いて寝ているので、脚があるタイプの折りたたみすのこベッドは、ベッドから落ちそうで不安という方も安心です。 すのこが中央部分で山型に折れるタイプのベッドなので、朝起きたらすぐに布団干しが可能です。すのこの裏面にバネがついているので、持ち上げも苦になりません。 格子は京都の町家に使われている格子戸をヒントに作られているので、大変風通しが良くできています。口コミによると購入して最初のうちは、木くずが出て来るので気をつけてください。
比較一覧表
まとめ
折りたたみ式すのこベッドは、シンプルな作りになっているので一般的なベッドよりも安く、10分から20分程度で簡単に組み立てられるものがほとんどです。すぐに布団が干せるのも魅力ですよね。