- 普通の洗濯で落ちにくいワキガ臭も落とせる
- 部屋干しで気になる雑巾臭が消せる
- カビの臭いも気にならなくなる
オスバンSを使えば洗濯物の気になる臭い悩みを一気に解決できます。
「服を洗濯してもワキガの臭いが取れない」など、服の臭いで悩んでいる方もいるでしょう。特に服に付いたワキガの臭いは強く、繊維の奥まで浸透していると通常の洗濯で落とすのは難しいです。漂白剤を使って洗濯をしても、完全に臭いを取るのは難しいでしょう。
また、服に付く臭いと言えば、雑巾のような臭いやカビの臭いもよくあります。雑巾臭は室内干しをすると発生しやすく、カビの臭いは長期保管していた服に見られるケースです。
服の臭いを解消するならオスバンSで洗濯をしましょう。オスバンSは知る人ぞ知る商品で、「悩ましい服の臭いが取れる!」と注目されています。そこで今回は、オスバンSを使った洗濯方法などを見ていきましょう。
オスバンSとは?
【第3類医薬品】オスバンS
「オスバンS」を初めて耳にした方もいるのではないでしょうか?オスバンSは逆性石鹸液で様々なものに使うことができる商品です。成分、効果、用途などをまとめました。
【オスバンSは逆性石鹸液】
オスバンSは第3類医薬品の逆性石鹸液で、成分はベンザルコニウム塩化物です。逆性石鹸液はあまり聞き慣れていない方もいるでしょう。逆性石鹸液と言っても通常の石鹸と違い、洗浄力はなく臭いもほとんどありません。
なお、逆性石鹸液は陽イオンの界面活性剤で、私たちが使っているリンスや柔軟剤にも含まれている身近な存在です。
【効果は殺菌や消毒】
オスバンSは殺菌や消毒効果があります。カビ(多細胞:アオカビなど)、細菌(単細胞:大腸菌やサルモネラ菌など)の細胞に入り込んで、死滅させるのが特徴です。
例えば、ワキガの臭いは、アポクリン腺から出る汗が細菌に分解されると臭います。ワキガの臭いを気にしている方は、オスバンSを使うと解消することができるでしょう。ただし、殺菌や消毒に長けているオスバンSでも、ウイルスを死滅させることはできません。
【用途】
オスバンSは消毒や殺菌効果があることから洗濯に使うことができます。例えば、ワキガ臭やカビの臭いが染み付いた服、生乾き臭がする服など、カビや細菌による臭いを取ることが可能です。
洗濯以外にも、様々なものを消毒や殺菌することが可能で、食器、調理器具、家具、床、畳、ごみ箱、トイレなどにも使うことができます。
オスバンSの使い方・洗濯方法
服に染み付いたワキガ臭や生乾き臭などに困っていませんか?服から放つ不快な臭いはオスバンを使って臭いを落としましょう。浸け置きや洗濯機で洗う方法をご紹介します。
【浸け置きする場合】
1.)洗面器などの容器に水とオスバンSを入れて500倍に希釈しましょう。水1LでオスバンSを希釈する量はキャップ1杯(5ml)、水2LでオスバンSを希釈する量はキャップ2杯(10ml)です。希釈は浸け置きする服の量や、容器の大きさなどに合わせて調整してください。
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2.)オスバン液が入っている容器に臭いがある服を入れてます。服を手で押しながらオスバン液を全体的に浸透させて、1時間~6時間くらい浸け置きしましょう。素材によって臭いが取れるまでの時間が違い、綿や麻などの天然素材は約1時間、ポリエステルなどの化繊は約6時間です。
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3.)時間が経ったら服を水やぬるま湯でよくすすぎます。次に、すすいだ服を洗濯機に入れて脱水してから干します。もしくは、いつも通り洗濯機で洗ってから干してもかまいません。
【最初から洗濯機を使う場合】
1.)最初から洗濯機でオスバンSを使う時は、柔軟剤投入口にオスバンSを入れます。オスバンSの希釈量は500倍になるようにしましょう。オスバンSキャップ1杯の量は5mlのため、例えば、水20Lの場合は8杯(オスバンS40ml)入れます。
なお、衣類用洗剤とオスバンSを一緒に使うのはやめましょう。衣類用洗剤とオスバンSは性質が違い、洗浄、殺菌、消毒の効果が相殺するため意味がありません。
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2.)洗濯機のコースは標準を選び、洗い、すすぎ、脱水まで行います。洗濯が終ったら服を干して乾かしましょう。
オスバンSを使用する際の注意点
オスバンSは使い方を間違えると十分な効果を発揮することができません。オスバンSの効果を実感するために、洗濯をする際の注意点を3つをまとめました。これからオスバンSで洗濯をする方、過去にオスバンSで洗濯をして効果がイマイチだった方は、注意点を理解してからオスバンSを使いましょう。
■ドラム式洗濯機はつけおきがおすすめ
ドラム式洗濯機にオスバンを使いたい方もいるのではないでしょうか?しかし、ドラム式洗濯機の形状や構造などの観点から、オスバンの使用に疑問や不安を抱く方もいるでしょう。結論から言うと、ドラム式洗濯機でもオスバンを使うことはできますが、浸け置きすることおすすめします。
【浸け置きをおすすめする理由】
ドラム式洗濯機で浸け置きをおすすめする理由は、服の臭いを落とすと同時に洗濯槽のカビも落とすことができるからです。
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりも掃除が必要なパーツが多く(乾燥フィルターやドアのパッキン)、構造上、定期的なお手入れが欠かせません。手入れをしないと汚れはどんどん蓄積されていき、汚れはカビのエサになります。
カビが洗濯機内(洗濯槽など)で増殖すると、ドアを開けた時にカビ臭いニオイがすることもあるでしょう。洗濯機内(洗濯槽など)にカビがある状態で洗うのは、服にカビを移すようなものです。
しかし、ドラム式洗濯機に服を入れながらオスバンで浸け置きすると、洗濯機ごと消毒や殺菌をすることができます。さらに、臭いが気になる服も一緒に入れて浸け置きすれば、服に付着している細菌も死滅させることも可能です。
■濃度が濃いと色落ちの可能性も
オスバンSは必ず水で希釈する必要があるため、原液のまま洗濯に使うのはやめましょう。原液のままオスバンSを使って洗濯をすると、濃度が濃いため色落ちの原因になります。
また、オスバンSは水で希釈しても色物や柄物は色落ちする可能性があり、濃度が濃い状態で洗濯をすると色落ちは避けられません。
オスバンSで洗濯する時の希釈濃度の基本は500倍ですが、濃度の濃さは中間くらいです。オスバンSによる色落ちが心配な方は、500倍以上に希釈して浸け置きや洗濯機で洗うのもいいでしょう。オスバンSの詳しい希釈濃度や希釈量を参考にしてください。
【水1Lでオスバンを希釈する場合】
・100倍~200倍の希釈濃度:オスバンのキャップ2杯(10ml)~1杯(5ml)
・200倍~500倍の希釈濃度:オスバンSのキャップ1杯(5ml)~2/5杯(2ml)
・400倍~1000倍の希釈濃度:オスバンSのキャップ1/2杯(2.5ml)~1/5杯(1ml)
【水2LでオスバンSを希釈する場合】
・100倍~200倍の希釈濃度:オスバンSのキャップ4杯(20ml)~2杯(10ml)
・200倍~500倍の希釈濃度:オスバンSのキャップ2杯(10ml)~4/5杯(4ml)
・400倍~1000倍の希釈濃度:オスバンSのキャップ1杯(5ml)~2/5杯(2ml)
■柔軟剤としては適さない
オスバンSの効果は殺菌と消毒で柔軟剤としての機能はありません。オスバンSが柔軟剤としての役目を果たさない理由は、柔軟剤に必要な成分が含まれていないからです。
オスバンSには柔軟剤の成分であるベンザルコニウム塩化物が含まれています。しかし、柔軟剤の機能を果たすシリコン、塩化水素、香料などは配合されていません。オスバンSで洗濯した後に、香りやふんわり感が欲しい場合は市販の柔軟剤を使いましょう。
ただし、柔軟剤を使う際はオスバンSと一緒に使ってはいけません。柔軟剤とオスバンSの性質は異なり、一緒に使うとお互いの効果が中和されるため必ず別々で使いましょう。なお、柔軟剤とオスバンSを同時に使うと、消臭や殺菌効果、香りやふんわり感を得ることができなくなります。
まとめ
オスバンSはドラッグストアやネット通販などで購入可能で、価格も数百円とコスパもいいです。洗濯をしても今まで消し去ることができなかった臭いも、オスバンなら落とすことができます。服から放つ生乾き臭やワキガの臭い、服や洗濯槽から漂うカビ臭などを無臭にしましょう。