防鳥ネットは、ベランダで家庭菜園や洗濯物を干している方の強い味方です。貼るのは大変ですが、確実に害鳥の侵入を防いでくれます。ハトやカラス、コウモリなどがベランダに来てフンをしたり巣を作っているのであれば、今すぐ防鳥ネットを張りましょう。
ここでは、人気の防鳥ネットについてご紹介していきます。
防鳥ネットの選び方のポイント
防鳥ネットの選び方のポイントは6つあります。
①鳥や鳥のクチバシが入り込まない網目のサイズ
せっかく防鳥ネットを張るのですから、家にやって来る害獣のおおよそのサイズは調べておきましょう。
多くの防鳥ネットの網目は、2センチから3センチ程度です。正しく張れば小鳥でも入ってこれないサイズですが、クチバシだけを網の中に入れて家庭菜園の実を食い散らかしてしまう場合もあるので要注意です。
スズメやムクドリが来るベランダの場合は、目の細かい防鳥ネットが効果的です。ハトは5センチ角目の場合は、ギリギリで入ってきてしまう場合もあるようです。
②部屋が暗くならない防鳥ネットの色
防鳥ネットは細くて薄いものなので、外が見えなくなってしまうことがもちろんありませんが、多少部屋の中が暗くなります。
また、網の色によっては、自分が檻の中に入れられているような圧迫感もあります。どの色にするか、よく考えてから購入するようにしましょう。
③風の抵抗を受けにくい防鳥ネットの網目
防虫ネットは目が細かいほど、風で飛ばされやすくなります。風を抜くためには何箇所かに空気穴を開けることになりますが、そうすると空気穴から鳥が入ってくる危険性があります。
ベランダの風の通り具合を考慮して、防鳥ネットを選びましょう。
④張りやすい防鳥ネットか
自分で加工しやすいように単なる網目だけの防鳥ネットと、買ってすぐに設置できるようにネットの隅にフックやヒモがつけてある防鳥ネットと2つのタイプがあります。
ベランダで栽培しているブルーベリーや果樹を守るだけであれば、木の上からネットをかぶせるだけでも効果的ですので、わざわざベランダ全体にネットを張る必要も無いかもしれません。自分のベランダの被害具合を考えて、防鳥ネットの張り方を考えましょう。
⑤1枚の防鳥ネットでカバーするか複数枚の防鳥ネットでカバーするか
1枚の防鳥ネットでぐるっとベランダを囲うことができれば、見栄えも良く鳥が入り込む心配も少なくなります。
2枚以上の防鳥ネットを使用する場合は、ネットとネットの継ぎ目から鳥が入ってこないような仕組みを作りましょう。
⑥火災に対応した防鳥ネットか
防鳥ネットをつけると、火事の時にベランダから逃げにくくなります。いざという時のことも考えて、防鳥ネットの張り方に工夫してください。また、防鳥ネット自体に難燃剤が使用されていれば、火事でも燃えにくいのでおすすめです。
防鳥ネットのおすすすめ人気ランキング10選
透明でベランダが暗くならない防鳥ネット 網が透明なので、ベランダにネットをかけても部屋が暗くならないタイプの防鳥ネットです。網目がタテもヨコも同じ寸法の角目で作られているので、ネットの上下を気にすることなく広げることが可能。ネットのあまった部分をカットする時も、別のネットをつなげる時も、角目だと綺麗に処理できます。 ネットの四隅に設置のためのロープもあらかじめついているので、購入した日から気軽にすぐ設置することができます。鳥以外にも、猫よけにも使用可能です。
鳥だけでなく落ち葉やゴミよけにも 色はグレーですが、白いフェンスや壁に取り付けても目立たない、暗すぎない落ち着いた灰色のネットです。鳥だけでなく、犬や猫、蛇などの動物や、枯れ葉やゴミの侵入防止に使われています。透明なネットだと、キラキラして部屋の中にいても気が散ってしまうという方に、おすすめのカラーです。 風が吹いてもネットの下に隙間ができないように、下に20センチ程度余分に垂らすのが設置するコツです。上の部分にリングを取り付けて、カーテンのようにして使うと開け閉めが簡単にできるようになります。
スズメや小鳥もシャットアウトする防鳥ネット 無色透明でベランダに設置しても目立たないので、部屋の中にいても圧迫感の無い防鳥ネットです。網目はタテ9mm、ヨコ9mmと細かいので、小鳥はもちろんコウモリや大きめの昆虫や枯れ葉などからも守ってくれます。 鳥がベランダにやってくるのが一時的な場合は、全面に固定するのではなく、一部分だけ覆っても効果があります。ブルーベリーなど、ベランダ栽培している植物が鳥に食べられてしまう場合は、果樹の上からすっぽりとネットをかぶせてしまうやり方もおすすめです。
家庭菜園の必需品!1円玉程度の網目の防鳥ネット ベランダは、カラスや鳩、ツバメやスズメといった鳥のほかに、コウモリや猫、犬といった動物が侵入してしまう心配があります。 超音波グッズや、強力マグネット、鳥の目バルーンなど、いくつも試したけれども効果が感じられなくてあきらめている方におすすめなのが、ベランダ防鳥ネットです。 こちらの鳥よけネットは、網目がタテ2.5cm、ヨコ2.5cmなので、1年玉程度の大きさで、害鳥を寄せ付けません。丈夫なナイロンで作られた野外用なので頑丈なので、交換も5年ごとで十分です。
50メートルのたっぷりサイズの防鳥ネット 梱包やパッキング用製品の専門会社、日本マタイ株式会社が製造している防鳥防獣ネットです。カラスや鳩、ツバメやムクドリといった鳥だけでなく、鹿や猿、イタチ、タヌキ、イノシシといった害獣にも悩まされている地域の方におすすめのネットです。 サイズはタテ1メートル、ヨコ50メートルとたっぷりサイズ。網のカラーは、果樹や植え込みの周辺に張り巡らしても色が目立たないダークグリーンです。普通のハサミでカットできるので、ベランダのサイズにあわせてカットしてください
結束バンド40本ついてくる!すぐ設置可能なネット 防鳥ネットと一緒にポールや物干し竿に固定できる結束バンドが40本一緒についてくるので、買ってすぐに設置できるベランダ用の防鳥ネットです。色は無色透明なので、ベランダに設置しても部屋の中が暗くなってしまう心配もありません。 ベランダをカラスやハト、ムクドリなどの鳥から守ってくれるほか、コウモリや猫なども侵入させません。極太のテグスを使用し、テグスとテグスの接点も止められているので雨風にさらされても長持ちします。
コスパ抜群の防鳥ネットのロングセラー ダイオ化成株式会社の防鳥ネットは、安くて丈夫でコスパが良いのが特徴です。ダイオ化成は防鳥だけでなく、防虫用品や砂よけフェンス、遮光グッズなどを専門に開発している会社で、ゴミ置き場に使われている黄色いカラスよけネットで知られています。 この他にも、ドーム形に広げられる「トンネル防鳥ネット」や、黄色い「カラスネット」、木や水槽を丸ごと包む「丸ごとつつみネット」なども開発製造しています。網目は普及タイプの45mm角目、果樹園にも使用される30mm角目、極細20mm角目があります。
カラスが嫌いな黄色の防鳥ネット 鳥の中でもカラスの被害がひどいという場所に最適なのが、イエローネットです。黄色はカラスが嫌いな色なので、カラスにベランダのブルーベリーやトマトなど家庭菜園をやられてしまっている方におすすめの防鳥ネットです。 泰東は網やネット、ロープの専門会社です。防鳥ネットはもちろん、網戸や防風ネットなどを20年に渡って研究しているので、実績も十分。漁網の技術からヒントを得て作ったネットなので、大変丈夫に作られています。
繰り返し使える軽くて透明な防鳥ネット 透明でベランダ全体に張り巡らしても、経済的に負担にならない防鳥ネットです。ベランダで育てている花や果物が、毎年カラスやハト、ムクドリなど鳥にやられてしまう場合にも、木の上からネットをふわっとかけるだけで効果を発揮します。 品物が到着してすぐに使用できるように、結束バンドが20個も同梱されているので、突っ張り棒や洗濯物干しなどに結びつけると良いでしょう。丈夫なナイロンでできているので、何年も繰り返し使用できます。
鳥だけでなく蝶がベランダに卵を生むのも防止 マルソルは防鳥ネットのほか、ブルーシートや除草シート、無農薬野菜のための防虫シートなどを開発しているネットやシート専門の会社です。 網目が1センチ角なので、小鳥が入ってくることもありません。また、目が細かいのでカラスのクチバシも入ってこないため、いつもブルーベリーや果樹、花がカラスにつつかれてしまう心配もなくなります。 商品名が「ふわっと蝶鳥」とつけられているように、蝶々がベランダの木や草花、野菜に卵を産み付けてしまうのも防止してくれます。
伸縮性があり使いやすい防鳥ネット マンションでは一度ハトが来てしまうと、排除するのが大変ですよね。超音波装置や、フクロウなどのダミー人形、ハト目の風船など、色々試したけれども、あまり効果がなかったという方に試してほしいのが防鳥ネットです。 こちらの防鳥ネットは、1円玉程度しかない細かい目の網なので、鳥はもちろんコウモリや枯れ葉などがベランダに侵入するのも防いでくれます。透明なので圧迫感も無く、ハサミで簡単にカットできるので綺麗に加工可能です。ポリプロピレンなので、サビたり腐ってしまうこともありません。
上下に取り付け用ロープが入った防鳥ネット ダイオ化成は、網戸や防虫ネット、動物よけネットを専門に製造している会社なので、防鳥ネットにも自信があります。こちらの防鳥ネットは地味なグレーなので、外観で自分の家だけ目立ってしまうこともありません。 カラスやハト、ムクドリだけでなく、ツバメやスズメ、オナガといった小型の鳥の侵入も防ぎます。カラスのクチバシが中に入る心配もありません。上下に吊り下げるための取り付け用ロープがあるので、物干し竿や突っ張り棒に引っ掛けて使用してください。
自分でDIYする方に便利な防鳥ネット 市販されている防鳥ネットは、四隅や上下に取り付けるためのロープやフックがついているものが多く見られますが、こちらの防鳥ネットは自分で加工したい方のために、シンプルなネット状になっています。 色は防鳥ネットでは珍しいブラック。工夫次第でどのような形も作れるので、自分でリングをつけてカーテンのようにしたり、針金や突っ張り棒などで加工してブルーベリーやベランダ菜園にだけ覆いかぶせるネットのようにすることもできます。
鳥にオレンジの防鳥ネットを気づかせて寄せ付けない 東京戸張は各種ネットを製造販売している会社で、防鳥ネットのほかにも、害獣ネットや農業用ネットなどを販売しています。 ポリエチレン防鳥網は、こちらのオレンジのほか、ホワイトとブラックもあります。オレンジは目立つ色なので鳥や小動物の被害がひどい場合、鳥や動物に前もってネットがあることを知らせて予防する役目も果たします。 また、こちらの防鳥網よりも倍以上の強さのブルーの強力防鳥ネットもありますので、クチバシの強いカラスや、風や雨で痛みがちな場所に使用する場合には強力タイプのほうが良いでしょう。
伸縮性がありぐんぐん伸びる防鳥ネット 格安の中国製防鳥ネットです。ブルーベリーなどの家庭菜園の果樹の上にふわっとかけるだけでも効果を発揮します。 色は緑色なので、家庭菜園の上にかぶせても違和感がありません。また、緑色のネットはベランダ全体にネットを張って部屋の中から外を見ても、息詰まるような閉塞感が無いので落ちついて過ごせます。 Amazonの口コミによると、時々違う寸法の防鳥ネットが来てしまうミスがあるようですので、到着したらすぐに中をチェックするようにしてください。
比較一覧表
まとめ
防鳥ネットは、透明や黄色、グリーンや黒、ブルーなどさまざまな色があります。ベランダの外から見て違和感の無い色を選ぶことも必要ですし、部屋の中から外を見た時に、暗くならないように工夫したいですね。