六角レンチの代用品7つを簡単に使える順にランキング！ネジがなめたときの対処法も

六角レンチは、ネジの駆動部(ドライバーなどを差し込む部分)が六角形になっていてボルトやネジを回すときに使う工具です。家具や自転車などの組み立てが必要なものに使われることが多く、簡単にネジをしめることができます。

L字型・Ｔ字型・ドライバー状など持ち手の形状はさまざま。用途によって選ぶことができます。

購入した組み立て家具などについていることも多いので、保管していることも多いかもしれません。ですが「付属されていない」「なくしてしまった」「サイズが合わない」といった場合は、すごく困ってしまいますよね。

そこで今回は、六角レンチの代わりに代用できるアイテムを7つ紹介！簡単に使える順にランキング形式でお伝えします。また、六角ネジがなめてしまった(潰れてしまった)場合の対処法も併せて解説するので参考にしてください。

六角レンチの代わりに使えるアイテム第1位は、マイナスドライバー。

マイナスドライバーは身近にあるアイテムで、家に常備されていることも多いため六角レンチがないときにもすぐ使えます。また、ボルトタイプ・皿ネジタイプどちらにも使えるところが1位にランクインしたポイントです。

使い方もドライバーの使用方法と同じなので、代用品として1番使いやすいアイテムではないでしょうか。

ドライバーが空回りしないように、しっかり押さえながら回すことがコツですよ！

六角レンチの代用品、第2位は結束バンドです。六角穴付きボルトに使えます。

結束バンドは、手軽に購入できて大容量タイプも多いのが特徴。余ったものを保管している場合もあり、六角レンチの代わりになるものとしては使い勝手がいいでしょう。

また、代用する際の使い方も難しありません。ネジの締まり加減にもよりますが、力もそれほど入れることなく六角ボルトの締め外しができるはずです。

結束バンドは、しっかり固定できるよう幅が太すぎないものを選びましょう。分かりやすく紹介されている動画があるので参考にしてくださいね。

六角レンチの代用品、第3位はダクトテープです。ダクトテープは、ガムテープなどとは違い粘着力が強いのが特徴です。それでいて、はがすときに粘着が残りにくいので用途の幅が広いアイテム。

六角レンチの代用品としても、簡単に使えて便利です。　

コツもいらないくらいシンプルな方法です。こちらもやり方が詳しく解説されている動画があるので、チェックしてみてください。

六角レンチの代用品、第4位はモンキーレンチです。モンキーレンチはボルトの大きさに合わせて幅を変えることができる工具。

幅広いボルトサイズに対応できるので万能工具と呼ばれることもあり、工具箱に常備していることがあるかもしれません。もしあれば、六角レンチがなくても代わりの工具として使うことができます。　

モンキーレンチを使う際は、破損することがあるので回す方向に気を付けましょう。必ず下あご(調節ネジで動く方)方向に回します。

ただ、丸いボルトでは回りにくかったり、場合によってはネジがつぶれてしまう可能性がある事も覚えておくといいでしょう。

六角レンチの代用品、第5位はペンチです。ペンチも身近な工具のひとつですが、六角レンチの代わりとして使うことができます。

2ステップなので、簡単な方法です。ただし、力を込めて挟み込んでネジを回すので、ネジ頭が破損してしまうことも。ペンチの先が細いタイプがあれば、破損を抑えられることがありますよ。

六角レンチの代用品、第6位はボルトとナットです。ボルトとナットの2つを活用して、工具に見立てて使います。

この方法はヘッドが丸いと、固定が難しい場合があります。ですが、サイズがちょうどよく、うまく挟み込むことができれば回すことができるでしょう。

こちらの動画では、六角ボルトで試されていますが、参考にしてみてください。

六角レンチの代用品、第7位はコインです。この方法は、六角穴付きボルトに使える方法です。

【代用方法】
①ボルト部分を2枚のコインで挟む
②人差し指と中指をまげて2枚のコインを固定する
③サイドから押さえるように力を込めて回す

このアイデアは、誰しもが持っているコイン(硬貨など)を使うので、すぐに試せます。ですがかなり力がいること、またコインの固定にコツがいるところが難点です。

こちらも動画で詳しい方法を解説されています。代用品が何もないときに試してみてください。

六角レンチを代用するのは、今すぐ必要！といったピンチのときにとどめておくのがおすすめです。理由は、代用品を使うと六角ネジが破損してしまうことが多いため。

六角レンチは100均でも購入可能なので、常備しておくと困らないですよ。

ここでは100均で購入できる六角レンチの種類や口コミを紹介します。チェックしてみてくださいね。

100均で六角レンチを購入する際の選び方のポイントは4つです。


・セットになっているものを選ぶ
・使いやすいサイズを選ぶ
・持ち運びしやすいものを選ぶ
・収納しやすいものを選ぶ


色んなサイズの六角ネジに対応できるよう、セットになっているものを選ぶようにしましょう。また、4～8mmサイズが良く使う大きさと言われています。使いやすいサイズがセットになっているかもチェックしてくださいね。

また、持ち運びや収納しやすいタイプを選ぶと便利ですよ。

100均では、ダイソーやセリアの六角レンチが人気を集めているようです。

リングにまとめてセットになっているものや収納のしやすいもの、コンパうとサイズになるタイプなどさまざまなバージョンで販売されています。

ダイソーやセリアの六角レンチの種類や、実際に使った方のリアルな口コミも見てみましょう。

六角レンチの代用でマイナスドライバーなどを使う場合、ネジ穴の駆動部がなめてしまう(ネジ穴の溝がなくなってしまう)ことがあります。

そんなときに使える対処法や便利な工具もお伝えするので、参考にしてみて下さい。

なめた六角ネジを外す方法1つ目は、輪ゴムやチューブを使う方法です。やり方はシンプル。

①輪ゴムやチューブをなめたネジ穴に当てる
②輪ゴムやチューブの上から工具をセットして回す

輪ゴムやチューブは、幅が広いものを使うとしっかり滑り止めになって外しやすくなります。動画で対処法が紹介されているので分かりにくい場合は見ながらトライしてみてください。

なめた六角ネジを外す2つ目の方法は、布製のガムテープを使います。

①ガムテープをネジに合わせてちょうどいい大きさに切る
②何枚かに切って分けて重ねる
③なめたネジ穴に貼る
④上から工具で押さえながら回す

何枚か重ねることで強度も増しネジと工具が滑りにくくなります。摩擦を起こして外す方法ですね。ガムテープは常備していることも多いので試しやすいでしょう。

ネジ滑り止め液を付けることで摩擦を起こします。ポイントは回す力よりも押さえる力にフォーカスすること。こちらの商品は外せなくなってしまったネジも外せたと、口コミでの評価も良いですよ。

ポイントは、ネジ穴よりも少し大きめのトルクスレンチを使うことと、ハンマーで叩いて差し込むこと。

一見六角レンチのようにも見えますが、珍しい形をしています。ですが100均やネットでも購入できる工具なのでなめた六角ネジが外れない場合は1度試してみるといいでしょう。

こちらで紹介しているトルクスレンチは「いじり止め」という分解しにくい形状のネジにも対応しています。

この方法で、取れる場合が多いですよ。ネジの駆動部より小さめのドライバーなどで回してしまうなど、ネジがなめてしまう原因は色々ありますが、ネジバズーカーをひとつ常備しておくと安心ですね。

使い方の動画が解説されていますので参考にしてください。

やり方は上記の3ステップ。緩める際に抜けてしまうのでないかと不安になりますが、ネジモグラは逆ネジになっているため抜けることはありませんよ。注意点は、ネジとネジモグラのサイズが合っているかです。

動画で実際にネジを外している様子が解説されているので、こちらも参考にしてみてくださいね。