実は失敗しにくい!グレーインテリア成功のコツ5つ
洗練されたグレーインテリアは上級者向けと思われがちですが、無彩色であるグレーは実は失敗しにくい万能カラーなのです。
無彩色とは具体的には
「白」
「黒」
「白と黒を混ぜた様々な明るさのグレー」
のことで、色味を持たないためどんな色とでも合うという特徴を持ちます。
そんな万能カラーであるグレーを使ったインテリアを成功させるコツは以下の5つ。
1.使う色は白、黒、グレーを除いて3色以内
2.木製家具は床の色と近い色をチョイス
3.部屋の大きさも考慮してグレーの明るさを選ぶ
4.なりたい部屋イメージは差し色で実現させる
5.クールな雰囲気は植物で優しげに
上記のコツをしっかり取り入れている、おしゃれなグレーインテリア実例を見ていきましょう。
グレーインテリア実例 モノトーンでまとめる王道スタイル5選
グレーインテリアで人気のモノトーンスタイル。使うのは白・黒・グレーの無彩色のみなので、難しいカラーバランスを考えなくてもOK。初心者さんにもおすすめのインテリアスタイルです。
グレーのモノトーンインテリア ■生活感を感じさせないおしゃれな雰囲気
ダークグレーのアクセントクロスには白のインテリア小物がピッタリ。ホテルライクなお部屋の完成です。
白とライトグレーの割合を多くすれば、ダークグレーを使っても圧迫感のないリビングが作れますね。
グレーのモノトーンインテリア ■ライトグレーで広々としたお部屋に
コンパクトなお部屋でぜひ参考にしてほしいグレーインテリア実例。
全体を白に近いライトグレーでまとめると、広々としたモダンなお部屋が完成します。
グレーのモノトーンインテリア ■デザイン住宅のようなリビングダイニング
暗めのグレーを多く使うなら、写真のように開放的なリビングダイニングで取り入れるのがおすすめです。
まるでデザイン住宅のようにおしゃれなモノトーンインテリアが完成していますよね。
グレーのモノトーンインテリア ■大振りなグリーンで優しい雰囲気に
アイテムごとにグレーの色味を変えた大人なキッチンスペース。
大振りなグリーンを主役に配置すれば、グレーの割合が多くても優しげのあるモダンなインテリアになっています。
グレーのモノトーンインテリア ■黒をアクセントにしてまとまりを
カーテンやラグ・ソファをライトグレーでまとめて、黒がアクセントになっているインテリア実例。
壁に飾った写真のフレームも黒に合わせることで、お部屋全体がまとまったインテリアになりますね。
グレーインテリア実例 床の色を活かすナチュラルスタイル7選
ベージュや茶色の床なら、木製家具を床の色味に近づけてまとまり感を生むグレーインテリアがおすすめです。床の色が決まっている賃貸住宅でも取り入れやすいお部屋づくりのアイデアを紹介します。
床の色を活かすグレーインテリア ■ライトグレー×ベージュで温かみのあるインテリア
ライトグレーとベージュを合わせると、温もりあふれるナチュラルな空間になります。
クッションや額縁でもさり気なくベージュを取り入れているアイデアも真似したいですよね。
床の色を活かすグレーインテリア ■グレーで作るポップなお部屋
床のベージュと家具の色を合わせ、ファブリック類や植木鉢をグレーで統一したインテリア実例。
ポイントはなんと言っても柄物のクッションカバー。遊び心のあるグレーインテリアを目指したい方におすすめのアイデアです。
床の色を活かすグレーインテリア ■大人な雰囲気のくつろぎスペース
グレーに濃い茶色を合わせるとグッと大人顔になる実例です。タイル風のアクセントクロスもとてもおしゃれ。
深いグリーンの観葉植物をレイアウトすることで、より落ち着いたインテリアになっていますね。
床の色を活かすグレーインテリア ■ドライフラワーを飾って優しい雰囲気をプラス
茶色の床+白の壁という一般的な配色をグレーインテリアでおしゃれにまとめたコーディネート実例。
黒のインテリアが多くても、グレーの家具とドライフラワーでクールになりすぎないお部屋に仕上がっていますよね。
床の色を活かすグレーインテリア ■ラグでグレーの面積を増やすアイデア
グレーのアクセントクロスが茶色の床と家具にしっかりマッチしているカラーコーディネート。
グラデーションのラグでお部屋にグレーの面積を足しているのも、モダンな雰囲気を作るアイデアです。
床の色を活かすグレーインテリア ■木の色を多くしてグレーをアクセントに
グレーがアクセントカラーにもなることを教えてくれるインテリア実例。
ブラインドにも木材を取り入れてお部屋のベースカラーを木の色にすれば、グレーのソファが印象的なお部屋になっていますよね。
床の色を活かすグレーインテリア ■清潔感あふれる空間にもグレーはピッタリ
ベージュや白の割合が多くなると、よりナチュラルな印象のインテリアになります。
大振りのグリーンを数か所に置くことで、清潔感あふれるさわやかな空間を作り上げることができますね。
グレーインテリア実例 グレー+ピンクの大人可愛いスタイル5選
グレーインテリアを可愛らしく仕上げるなら、差し色はだんぜんピンクがおすすめです。グレー+ピンクの組み合わせで甘すぎない大人なお部屋を目指しましょう。
グレー+ピンクのインテリア ■アクセントクロスでこなれたお部屋に
可愛らしいピンクでもどこかこなれた雰囲気を作れるのがグレーの魅力です。
アクセントクロスにピンクと水玉模様のグレーを選んだカラーコーディネートで、可愛さとおしゃれが両立していますよね。
グレー+ピンクのインテリア ■素材感で大人可愛さをプラス
ラグの素材感とピンクのクッションが相性バツグンの可愛らしいグレーインテリア。
スモーキーピンクを選ぶことでさり気なく可愛らしさを取り入れることができます。
グレー+ピンクのインテリア ■クッションとポスターをリンクさせるアイデア
白とグレーを基調としたダイニングに、ピンクのクッションとポスターで差し色をプラス。
テーブルのお花はあえて白をチョイスすることで、全体がまとまったインテリアになっていますよね。
グレー+ピンクのインテリア ■ピンクは少量でも可愛さバツグン
お部屋は全体的にグレーのグラデーションでまとめ、アクセントカラーはテーブル上のピンクのお花に限定。
少量でも可愛さが生まれるのがピンクの魅力。お花のボリューム感と相まって大人可愛いインテリアが完成しています。
グレー+ピンクのインテリア ■深いグレーでも可愛らしい雰囲気に
お部屋の一角にグレー+ピンクを取り入れておしゃれなインテリアにしている実例。
深めのグレーと合わせることでピンクの可愛さがより印象的になっています。フラミンゴの置物でピンクを取り入れるアイデアもとても可愛いですよね。
グレーインテリア実例 グレー+ブルーで爽やかなスタイル4選
爽やかなお部屋を目指すなら、グレーインテリアにブルーを組み合わせるのがおすすめ。ブルーの色味を変えればクールな印象にも優しげな印象にもなります。
グレー+ブルーのインテリア ■小さなアイテムでブルーを取り入れてもOK
クッションと花瓶・お花でブルーを取り入れたインテリア。おしゃれな形のスツールもポイントです。
お部屋をグレーでまとめていれば、小さな差し色アイテムでもお部屋の印象がグッと変わりますよね。
グレー+ブルーのインテリア ■ブルーをグラデーションさせてもおしゃれ
ベッドのグレーを基調に、クッションや椅子だけでなく壁の写真でもさり気なくブルーを取り入れています。
2枚目の写真のように、椅子でブルーをグラデーションさせてインテリアを楽しむのも良いですよね。
グレー+ブルーのインテリア ■柄物を入れて遊び心もプラス
取り入れる面積は少なくても、やはりブルーがあるとお部屋が爽やかになります。
柄物のラグもプラスすれば、より遊び心のあるグレーインテリアになりますね。
グレー+ブルーのインテリア ■ペールブルーで優しい空間に
ペールブルーを差し色にすれば、ふんわりと優しげのあるインテリアに。
ライトグレーで全体をまとめているから、柄物のマットと差し色のペールブルーがしっかりマッチしていますよね。
グレーインテリア実例 グレー+黄色の北欧風スタイル4選
グレーと黄色を合わせればおしゃれな北欧風のインテリアが完成。温もりのあるお部屋を目指す方におすすめのスタイルです。
グレー+黄色のインテリア ■温もりのある北欧風ファブリック
ベージュとも相性の良い黄色で、ほっこりした北欧風のグレーインテリアになります。
壁のドライフラワーやニットプフでも柔らかさを加えて、ほっと安らぐリビングになっていますよね。
グレー+黄色のインテリア ■木の色と近づけてまとめる
黄色味の強い木材を使っているお部屋でぜひ真似したいインテリア。
ファブリック全体をグレーでまとめることで、黄色いクッションが良いアクセントになっています。
グレー+黄色のインテリア ■大胆に壁紙で差し色を入れる
思い切って壁の一部を黄色にしても派手じゃないのはグレーのおかげですね。
壁紙のスモーキーな黄色とミドルグレーで、落ち着いた大人な雰囲気の寝室インテリアになっています。
グレー+黄色のインテリア ■色数を絞ればまとまる
ソファで黄色を取り入れるなら、ぜひお手本にしたいインテリア。
グレー・茶色・黄色とお部屋の色数を絞ることで、黄色のソファが馴染むおしゃれ度バツグンのお部屋になっていますよね。
グレーインテリアのまとめ
インテリア初心者さんや賃貸物件に住んでいても挑戦できる、グレーインテリア成功のポイントと差し色を使ったインテリア実例を紹介しました。
グレーインテリアに挑戦するのは、少し勇気がいるのも事実です。なぜならグレーインテリアでは大型の家具をグレーにする必要があるから。例えばソファやカーテンなどの買い替えとなると「明日気軽に挑戦しよう!」とはなりにくいですよね。
しかしグレーインテリアを成功させる5つのポイントをしっかり守れば、どんな差し色を使ってもチグハグにならないグレーインテリアのお部屋づくりができるでしょう。
気に入ったお部屋だと自然に暮らしが充実します。「どんな雰囲気のお部屋なら、自分は嬉しいか?」をしっかり考えて、本記事が毎日を楽しくできるお部屋づくりの参考になれば嬉しいです。