おうち飲みやアウトドアでは、いざビンの飲料を飲もうとしたときに「栓抜きがない!」なんていうこともありますよね。検索するとさまざまな代用品が見つかりますが、結局どれを試せばいいか悩む方も多いでしょう。
そこで、本記事では栓抜きがないときの代用アイデアをおすすめ順にランキング形式でご紹介していきます。上位から順に道具を探せばスムーズに悩みを解決できますよ!
さらに、コルク抜きがない場合の代用方法も解説していきます。ぜひ参考にしてください。
栓抜きがないときの代用アイデアおすすめ1位 1位:力がない女性でも簡単!スプーン
栓抜きがないときの代用アイデアとしていちばんおすすめなのが金属製のスプーンを使って「てこの原理」で開ける方法です。
スプーンはどのおうちにもある身近なアイテム。また、あまり力がいらず女性でも簡単に開けられる方法です。キャンプやBBQなど外出先でスプーンがないという場合でなければまずはスプーンを試してみるといいですよ。
栓抜きがないときの代用品|スプーン① ■やり方
①利き手の反対の手でビンのフタのすぐ下を握る
②利き手にスプーンを持つ
③スプーンのすくう部分を上向きにし、栓のフチに引っかける
④スプーンを下に押し下げ、てこの原理で栓を開ける
栓抜きがないときの代用品|スプーン② ■ポイント&注意点
・フチにひっかけやすい先がとがったスプーンがおすすめ
・割れてしまうことがあるためプラスチックのスプーンは不向き
・曲がったり傷がついたりするおそれがあるため大事なスプーンは使わない
栓抜きがないときの代用アイデアおすすめ2位 2位:缶ビールもあるときに!プルタブと割り箸
栓抜きがないときの代用としてつぎにおすすめしたいのが、缶飲料についているプルタブと割り箸を使う方法です。おうちに缶がないとできないのが難点ですが、力がない女性でも簡単に開けられますよ。
栓抜きがないときの代用品|プルタブと割り箸① ■やり方
①プルタブを缶から外す
②プルタブのふたつの穴のうち、缶とくっついていた部分を栓のフチに引っかける
③プルタブのもう一方の穴に割り箸を通す
④割り箸を押し下げ、てこの原理で栓を抜く
栓抜きがないときの代用品|プルタブと割り箸② ■ポイント&注意点
・割り箸は割らずにくっついた状態で使用する
・プルタブが栓から外れないよう反対の手でしっかり押さえる
・割り箸はスプーンなどでもOK
栓抜きがないときの代用アイデアおすすめ3位 3位:おうちでも外出先でも!ベルトのバックル
ベルトのバックルを栓抜き代わりに使う方法もあります。おうちだけでなく外出先で栓抜きがないときにも使えるので覚えておくといいですよ。
栓抜きがないときの代用品|ベルトのバックル① ■やり方
①ベルトのバックルをビンの首に通す
②バックルを下から栓に引っかけ、栓抜きの要領で押し上げる
栓抜きがないときの代用品|ベルトのバックル② ■ポイント&注意点
・ビンの栓よりも大きいバックルのベルトを使う
・ベルトの穴に通すピンを立ててフタを押し上げる方法もある
・バックルに傷がついたり破損したりするおそれがあるため大事なベルトは使わない
栓抜きがないときの代用アイデアおすすめ4位 4位:アウトドアシーンで便利!カラビナ
カラビナは登山道具のひとつですが、ものを吊り下げるのに便利でアウトドアシーンなどでは手もとにある場合も多いのではないでしょうか。栓抜きがないときにカラビナを使ってビンのフタを開ける方法もあります。
栓抜きがないときの代用品|カラビナ① ■やり方
①カラビナを横にした状態で両手に持つ
②栓のフチにカラビナを引っかける
③手前に押し上げるようにして栓を抜く
栓抜きがないときの代用品|カラビナ② ■ポイント&注意点
・カラビナは両手でしっかりと持ち固定する
・ビンが動かないように両足でしっかり押さえる
栓抜きがないときの代用アイデアおすすめ5位 5位:工具で代用!マイナスドライバー
マイナスドライバーを栓の下にねじ込んで開ける方法もあります。あるていどねじ込むと勝手に開栓するしくみ。ねじ込む際にやや力がいるためどちらかというと男性におすすめの方法です。
栓抜きがないときの代用品|マイナスドライバー① ■やり方
①利き手の反対の手でビンのフタのすぐ下を握る
②利き手にマイナスドライバーを持ち、先端を栓の下に回しながらねじ込む
栓抜きがないときの代用品|マイナスドライバー② ■ポイント&注意点
・うまく開かない場合はハンマーなどを使いドライバーの後端をたたく
栓抜きがないときの代用アイデアおすすめ6位 6位:みんな持ってる!コイン(10円玉)
栓抜きがないときの代用品としてはコインも有名です。コインならたいていの場合手もとにあるので、おうち飲みのときでもアウトドアでも実践しやすいですね。
使うコインは10円玉がベスト。穴が開いた硬貨だと力が加えにくく、500円玉だと大きすぎて力が分散してしまうためです。
栓抜きがないときの代用品|コイン① ■やり方
①利き手と反対の手でビンの栓のすぐ下を握る。
②ビンを握った手の親指とフタのあいだにコインをはさむ
③ビンを握っていないほうの手を使いコインを押し下げる
栓抜きがないときの代用品|コイン② ■ポイント&注意点
・てこの原理で開けるため、コインは下向きに力を加える
・テーブルからコインが少しはみ出るように置き、はみ出た部分に栓を引っかけた状態でビンを押し下げて開栓する方法もある
栓抜きがないときの代用アイデアおすすめ7位 7位:喫煙者におすすめ!100円ライター
タバコを吸う方であれば、手もとにライターがあることが多いですよね。栓抜きがないときにはライターでもビンのフタを開けることができます。
栓抜きがないときの代用品|ライター① ■やり方
①利き手と反対の手でビンの栓のすぐ下を握る
②利き手でライターの火をつける側を持つ
③ライターの底の側面を栓のフチに引っかける
④てこの原理で栓を押し上げる
栓抜きがないときの代用品|ライター② ■ポイント&注意点
・ビンを握っている手のひとさし指が支点の役割を果たすため、しっかりと固定する
栓抜きがないときの代用アイデアおすすめ8位 8位:道具が傷つくのが心配な方に!紙
栓抜きの代わりというと金属などのかたい道具を思い浮かべがちですが、紙だって小さくたたんでかたくすれば即席の栓抜きに早変わり!スプーンやベルトのバックルなどとちがい、道具が傷つくことを気にしないですむのがうれしいですね。
栓抜きがないときの代用品|紙① ■やり方
①A4サイズの紙を縦に5回ほど折り細長い棒状にする
②棒状になった紙を横に半分に折る
③たたんだ紙の折り目部分を栓のフチに引っかける
④栓抜きの要領で栓を押し上げる
栓抜きがないときの代用品|紙② ■ポイント&注意点
・A4ていどの大きさの紙であればチラシでもOK
・紙をしっかりキレイに折ると開けやすい
栓抜きがないときの代用アイデアおすすめ9位 9位:知っておいて損はなし!タオル
栓抜き代わりに使えそうなかたいものがなにもないというときは、タオルを使って開けるやり方もあります。
栓抜きがないときの代用品|タオル① ■やり方
①タオルを少し濡らす
②タオルの一辺をビンの栓に巻きつける
③タオルの反対側(持ち手部分)をねじってかたくする
④片手でビンをしっかり押さえ、反対の手で真上にタオルを引っぱる
栓抜きがないときの代用品|タオル② ■ポイント&注意点
・ビンが倒れないようしっかりと支える
・使うのは長方形のフェイスタオルがおすすめ
・破れるおそれがあるため使い古しのタオルを使用する
栓抜きがないときの代用アイデアおすすめ10位 10位:フタつきのビン2本でも開栓は可能
未開栓のフタつきのビンが2本以上ある場合、ほかの道具なしでも栓を抜くことができます。ただし、ビンが割れて飲めなくなってしまう可能性があることや、中身がこぼれやすいのが難点。参考までに覚えておくといいですね。
栓抜きがないときの代用品|フタつきビン2本① ■やり方
①未開栓のフタつきビンを2本用意
②開けたいビンの栓のフチをもう一本のビンのフタに引っかける
③2本のビンの底をテーブルなどに軽く打ちつける
栓抜きがないときの代用品|フタつきビン2本② ■ポイント&注意点
・衝撃をやわらげるためにテーブルにタオルを敷くのがおすすめ
・強い力で打ちつけるとビンが割れるおそれがあるので注意
・フタをギュッと押し込めば2本目も同じ要領で開栓可能
栓抜きの代用アイデアは探せばいくらでもある! 栓抜きの代用品探し2つのポイント
ビンの飲料をいざ飲もうとして栓抜きがないと焦りますが、以下の2つに当てはまるものであればたいていのものが栓抜きの代用品になります。
【栓抜きの代用品を探す2つのポイント】
1:栓のフチに引っかけられるもの
2:てこの原理が使えるもの
今回は手軽さや開けやすさなどを考慮しておすすめ順に10個の方法をご紹介しましたが、ほかにも以下のような方法を実践している方もいます。なかには破損が心配なものもありますが、代用品探しの参考にしましょう。
【みんなが試している栓抜き代用アイデア】
・ライター
・ホチキス
・はさみ
・鍵
・ビューラー
栓抜きがないときの代用アイデア【番外編】 ワインのコルク抜きがないときはどうする?
瓶ビールの場合は栓抜きを使って開けますが、ワインやブランデーなどコルクで栓がされているお酒の場合はコルク抜きが必要になります。ここからコルク抜きがないときの代用アイデアを見ていきましょう。
栓抜きがないとき|ワインのコルク抜きの代用1 ■おすすめ1位:ネジを使う方法
コルクの栓抜きがないときの代用アイデアとしておすすめなのがネジを使う方法。クギでも構いませんが、コルクに抜けないよう差し込むためにハンマーを使うとビンが割れる心配があるのでネジを使うほうが安全です。
【やり方】
①ドライバーでネジをコルクに差し込む
②ペンチでネジを挟んでコルクごと引き抜く
【ポイント&注意点】
・ペンチがない場合はフォークでもOK
・コルクが古くなっている場合コルク自体が壊れるおそれがあるので注意
栓抜きがないとき|ワインのコルク抜きの代用2 ■おすすめ2位:ナイフを使う方法
コルクの栓抜きがないとき、小さめのナイフを使って開栓する方法もあります。大きなナイフだとビンに当たって十分な長さまで入らなかったり、コルク栓が切れてしまったりするためペティナイフなど小さめのナイフを選びましょう。
【やり方】
①コルクにナイフを突き刺す
②ナイフを回しながらゆっくりと引き抜く
【ポイント&注意点】
・ナイフの経が小さいものを選ぶ
・手を切らないように注意して作業する
栓抜きがないとき|ワインのコルク抜きの代用3 ■おすすめ3位:靴を使う方法
コルク抜きがないときの代用として、靴を使う方法も有名。ワインの本場フランスでも一般的におこなわれています。
これは「空洞現象(キャビンテーション)」と呼ばれる物理現象を利用した方法。ボトルの底に衝撃を加えると液体の流れによる圧力差で短時間に泡の発生と消滅が起き、何度かくり返すうちにゆっくりコルクが上がってくるというものです。
靴はあくまで衝撃吸収のための道具なので、厚手のタオルなどで代用してもかまいません。
【やり方】
①ワインなどのボトルの底を靴のなかに入れる
②靴とボトルをしっかりと持って壁に叩きつける
③数回くり返すと少しずつコルクが抜けてくる
【ポイント&注意点】
・ボトルは壁に対し垂直になるように叩きつける
・ビンが割れないよう力加減に気をつける
栓抜きがないとき|ワインのコルク抜きの代用4 ■おすすめ4位:ライターを使う方法
ビール瓶などの栓抜きとしても代用できるライターは、コルクの栓を抜くのにも利用できます。
空気があたたまると膨張する性質を利用した栓抜きの代用方法で、火を使うため慎重に作業する必要がありますが、困ったときのアイデアのひとつとして覚えておくといいでしょう。
【やり方】
①コルク栓の根元あたりをボトルの外側からライターで1~2分ほどあたためる
【ポイント&注意点】
・プラスチックボトルには使えないので注意
・ヤケドや火事には十分気をつける
栓抜きがないときもこれがあれば安心! たくさん機能がついたマルチツールが便利
栓抜きなしでビンを開ける方法はたくさんありますが、やはり専用の道具があるのがいちばん!栓抜きをたまにしか使わない方の場合は、さまざまな機能がついたマルチツールをひとつ持っておくと便利ですよ。
栓抜きがないときのために持っておきたいおすすめアイテム ■防災グッズとしても人気のマルチツール
VICTORINOX/ビクトリノックス
ハントマン
マルチツールの定番人気、ビクトリノックスの王道モデル「ハントマン」。栓抜きやコルク抜きをはじめ、小さなはさみやのこぎりなどさまざまなツールをバランスよく搭載しています。
あるとうれしい道具をコンパクトに持ち運べるのでキャンプや旅行のときにも便利。また、防災用品としても重宝するため、たまにしか栓抜きを必要としない場合でもこれなら買って損はないでしょう。