ベランダに人工芝を敷くと、簡単におしゃれで安全な空間に。本記事では、その方法やお手入れ方法を解説しています。
・ベランダに人工芝を敷くメリット・デメリット(ベランダの人工芝のメリット・デメリット・注意点)
・人工芝の種類と特徴(ジョイントタイプ・ロールタイプの特徴)
・ベランダに敷く人工芝の選び方
・ベランダに人工芝を敷く手順(準備とキレイに敷くコツ)
・ベランダの人工芝の手入れ方法(お手入れ方法・害虫対策)
通販で買える人気商品も紹介しているので、ぜひご覧ください。
ベランダに人工芝を敷くとどうなる? ベランダに人工芝を敷くメリット・デメリット
ベランダに人工芝を敷くと、どんな効果や注意点があるのかを解説していきます。
ベランダに人工芝を敷くとどうなる?1 ■ベランダの人工芝のメリット
ベランダに人工芝があれば、庭のような雰囲気を味わえます。
クッション性のあるフカフカの人工芝を選べば、素足で歩いても安心です。
本物の芝よりも設置が簡単で、掃除機や拭き掃除で手入れすることもできる、便利なアイテムです。
ベランダに人工芝を敷くとどうなる?2 ■ベランダの人工芝のメリットと注意点
ベランダに人工芝を敷くとき注意したいのは、水はけを意識しないとカビが生える可能性があること。
風でめくれたり、飛んだりすることもあるので、適切なサイズや重量を選びましょう。
熱をためやすいタイプを選んだ場合は、素足で歩くのは危険です。経年劣化が起こるので、5~10年を目安に取り換えましょう。
ベランダに向いている人口芝は? 人工芝の種類と特徴
人工芝は設置方法で呼び方が変わります。それぞれの特徴を知り、自分に合ったものを選びましょう。
人工芝の種類と特徴1 ■ジョイントタイプの特徴
ベランダが狭いのであれば。ジョイントタイプがおすすめ。1つ1つを繋げて設置するので、レンガと組み合わせたり、好きなサイズに調整できます。
継ぎ目はそこそこ目立つので、広い場所には向いていません。
人工芝の種類と特徴2 ■ロールタイプの特徴
ベランダが広いのであれば、ロールタイプの方がおすすめ。希望の長さにカットして使います。
敷いた後に人工芝が浮きやすいので、ピンなどでしっかりと固定する必要があります。自信がなければ施行会社に依頼するのもおすすめです。
ベランダに合った人工芝を選ぶ方法 ベランダに敷く人工芝の選び方
ベランダに敷く人工芝は、サイズや特徴をよく調べてから決めましょう。ここでは、そのコツを紹介していきます。
ベランダに敷く人工芝の選び方1 ■水はけのいい人工芝を選ぶ
人工芝で大切なのは、水はけ。下地がコンクリートなので、水はけのいい芝や防水加工をされた芝を選びましょう。
裏面に水抜きようの穴があれば安心です。ない場合は、傾斜を作って人工芝を敷くことで解決できます。
ベランダに敷く人工芝の選び方2 ■目的別に選ぶ
人工芝は芝草部分をパイルと呼びます。目的によってパイルの長さを選びましょう。
【ショートパイル】
激しい運動をしないのであれば、ショートパイルがおすすめ。10㎜ほどの短いパイルなので、メンテナンスがしやすく、熱がこもりにくいのがメリット。設置もしやすいです。
クッション性はロングパイルの方が優れています。
【ロングパイル】
芝生の長さが20㎜以上あるロングパイルは、クッション性があるのがメリットです。転んでも安心なので、お子さんがいる家庭におすすめです。
芝生に熱がこもりやすいので、夏場に素足で歩くのには不向き。価格もやや高くなっています。
ベランダに敷く人工芝の選び方3 ■耐久性で選ぶ
耐久性は素材と芝生の密度で変わります。密度が高ければ高いほど、耐久性が上がります。
素材の耐久性はポリエチレン>ポリプロピレン>ナイロンの順で高いです。
ポリエチレンは柔軟性と摩擦耐性があるので、経年劣化が起こりにくいです。UVカット加工がされていればより長持ちします。
ポリプロピレンは耐久性が劣りますが、ポリエチレンより安く設置できます。
ナイロンは紫外線に弱いので、ベランダにはおすすめしません。
ベランダに人工芝を敷く方法 ベランダに人工芝を敷く手順
ベランダに人工芝を敷く時は、準備が大切。準備ができたらテープで設置するのがおすすめです。
ベランダに人工芝を敷く手順1 ■ベランダに人工芝を敷く準備
賃貸の場合は、ベランダに人工芝を敷く前に両面テープを使ってもよいか確認しましょう。人工芝専用のテープは強力なので、剥がした跡が残るリスクがあります。
確認がとれたら、ベランダを掃除しておきましょう。ゴミがあるとテープの接着力が弱ります。
準備ができたら、人工芝を仮置きしていきます。ベランダのサイズを図り、適切なサイズに芝をカットします。芝目を合わせて置くと見た目がキレイになりますよ。
ベランダに人工芝を敷く手順2 ■ベランダに人工芝を敷く方法
人工芝の準備ができたら、床に両面テープを貼っていきます。両側だけではなく真ん中にも貼るとしっかりと固定できます。
両面テープを貼ったら、ベランダの端から人工芝を貼っていきます。ロールタイプならば少しずつ広げていくとシワができにくいです。
ベランダの人工芝を長持ちさせるポイント ベランダの人工芝のお手入れ方法
ベランダに人工芝を敷いた時は、適切なお手入れが必要。長く、安全に使う方法を解説していきます。
ベランダの人工芝の手入れ方法1 ■基本的なお手入れ方法
人工芝の基本的なお手入れは掃除機をかけるだけでOK。人工芝の下の床は、年に1度の水洗いがおすすめです。
ゴミや葉っぱがついている時は、竹ぼうきやデッキブラシで取り除きましょう。
飲み物や食べ物をこぼしてしまった時は、雑巾やモップでの水拭きがおすすめ。それでは足りない時は、ジョウロやホースで洗い流しましょう。
鳥のフンなどの落ちにくい汚れは、中性洗剤で落とせます。洗剤を使った後は水でしっかりと洗い流す必要があります。
また、人工芝が寝てきた時には、芝を起こすことが大切。手やデッキブラシで芝を起こしましょう。
ベランダの人工芝の手入れ方法2 ■害虫対策の方法
人工芝はプラスチックでできているので、ムカデやゴキブリが寄ってくる心配がありません。
ただ、水はけ対策が不十分だと害虫が沸いてしまいます。
日々の掃除をしない場合も、落ち葉やほこりが芝に積もって害虫の住み家になってしまいます。
水はけ対策と日々の掃除さえすれば、コンクリートとプラスチックしかない人工芝に虫がつくことはありません。
ベランダにおすすめの商品を紹介 ベランダにおすすめの人工芝6選
ここでは、ネットで評価が高いベランダにおすすめの人工芝を紹介していきます。
ベランダにおすすめの人工芝1 ■おすすめのジョイントタイプ3選
ジョイントマットのメリットは、狭いベランダでもOKなこと。他のジョイントマットと組み合わせることもできます。
ベランダにおすすめのジョイントタイプの人工芝1 タンスのゲン リアル人工芝ジョイント式
軽量で水抜き穴が多い使いやすい商品です。パネル自体をノコギリで切ることもできます。
ベランダにおすすめのジョイントタイプの人工芝2 ぼん家具 人工芝
凹凸に合わせて組み合わせるだけで設置できる人工芝です。他のジョイントマットと組み合わせることもできます。
ベランダにおすすめのジョイントタイプの人工芝3 VAIIGO ジョイント式 人工芝生
ジョイント部分を重ね合わせることで連結できる人工芝です。無毒・耐磨耗・耐火に優れた商品ですよ。
ベランダにおすすめの人工芝2 ■おすすめのロールタイプ3選
ロールタイプのメリットは、広いベランダに向いていること。自分で施行する自信がなければ、業者に依頼しましょう。
ベランダにおすすめのロールタイプの人工芝1 アイリスオーヤマ リアル人工芝 IP-30210
カッターで簡単にカットできるロールタイプの人工芝です。UVカット仕様なので、長持ちします。
ベランダにおすすめのロールタイプの人工芝2 モダンデコ リアル人工芝
高密度でへたりにくい人工芝です。素足でも快適に遊べます。
ベランダにおすすめのロールタイプの人工芝3 山善 リアル人工芝
ズレ防止用のピン付きで設置しやすい人工芝です。5000時間のUV試験を終えても劣化しない、耐久力の強い商品です。