6畳子供部屋を2人で使うレイアウト9選！男女で配慮したいポイントも解説！

お子さんがいる家庭は、子供部屋に関する悩みを抱えている親御さんもいるでしょう。

「子供部屋は二人一緒にする予定だけど大丈夫？」
「6畳の子供部屋を二人で使う場合のレイアウトがわからない！」
こんな悩みが尽きませんよね。

子供部屋は広いに越したことないですが、日本の子供部屋は海外に比べると狭いのが現状です。日本の子供部屋の畳数は4.5畳や6畳が多く、家族構成や部屋数などの問題でお子さん二人が子供部屋を一緒に使うことも珍しくありません。

本記事では
・6畳子供部屋を二人で仕切るレイアウト3選
・二人で6畳の子供部屋を使う場合のレイアウト
・二人で6畳の子供部屋を使う場合の注意点
を徹底紹介！

二人のお子さんがいる家庭は本記事を読めば子供部屋に関する悩みがスッキリ解決しますよ。

二人お子さんがいて子供部屋を一緒に使う場合、何畳くらいがいいのか？何畳ならベストなのか？わからない親御さんもいるでしょう。子供部屋に必要な畳数は『お子さん一人につき6畳が目安』と言われています。

お子さん一人で6畳の子供部屋を使うならスペースは十分です。ベッド・勉強机・本棚・収納棚など、子供部屋に必要な家具を置いたレイアウトにしてもスペースが残ります。

ただ、家の間取りなどの関係で、二人のお子さんが6畳の子供部屋を一緒に使う家庭もあるでしょう。二人のお子さんが6畳の子供部屋を一緒に使うとなれば、家具も二人分になりスペースをとるのは確かです。

スペースが少ない子供部屋はお子さんが窮屈に感じるだけでなく、友達を呼ぶこともできません。二人のお子さんが6畳の子供部屋に一緒に使う場合は、できるだけスペースを作ってあげましょう。ゆとりのある子供部屋にするためには家具の種類やサイズ選び・レイアウトが重要です。

6畳の子供部屋に二人が過ごす場合、二人の間に仕切りを作るべきなのか悩みませんか？結論から言うと仕切り板はあった方がいいです。仕切り板を設けたレイアウトにする目安の時期は、『思春期を迎える頃』と思いましょう。

二人が思春期を迎える前までは6畳の子供部屋で一緒に過ごしていても、お互いの存在は気になりません。二人のどちらかが思春期を迎えると子供部屋で一緒に過ごすことがうっとしくなったり、イラつくこともあります。

思春期を迎えても仕切りがない子供部屋のままにしていると勉強にも支障をきたすため、時期を見計らって仕切りを作りましょう。6畳の子供部屋に仕切りを作るレイアウトはいくつかあります。次のものを使って仕切りを作りましょう。

・カーテン
・アコーディオンカーテン
・ロールスクリーン
・パーテーション（間仕切り）
・引き戸
・収納棚

※コストを抑えるならカーテン・パーテーション（間仕切り）・収納棚がおすすめです。

まずは6畳の子供部屋を2人それぞれの空間に仕切るレイアウトアイデアをご紹介！紹介するお部屋自体は6畳ではないものもありますが、取り入れやすいアイデアばかりです。

カーテンを使った仕切りなら賃貸でも狭い6畳でもスペースを気にすることなく簡単に2人の空間を仕切ることが可能！

普通のカーテンではなく分厚い防音カーテンを吊るしてあげることで、お互いの生活音も多少軽減することができますよ。カーテンはベージュや白などの膨張色を選んで、圧迫感も軽減してあげましょう。

部屋の真ん中に間仕切り収納を置いて子供部屋に仕切りを作るアイデア。子供部屋を仕切りつつ収納も増設できるので、これから荷物が多くなる子供たちも大満足ですね。

天井まである高さの間仕切り収納を選べば目線を完全にシャットアウトできるので、男女の6畳二人部屋でもしっかりとした仕切りを簡単に作ることができます。

とても立派な壁ですが、枠を作り杉板を枠に入れ込むといったシンプルな作り！完全に6畳の子供部屋を二人用に仕切ることができ、お互いに「ほとんど一人部屋」といった空間を与えてあげることができます。

小学生高学年～中学生くらいの子供同士であれば、設計から作業まで親が手伝いつつ自分達でやってみるのも良い体験になりそうです。

6畳の子供部屋に二人のベッドや勉強机を置いたレイアウトを考えるのは、悩ましい問題ではないでしょうか？6畳の子供部屋のスペースを一番とるベッドや勉強机のレイアウトをご紹介します。6畳の子供部屋のレイアウトが決まらない親御さんは参考にしましょう。

いびつな形の6畳の子供部屋を上手にレイアウトしたパターンです。子供部屋の入口近くにイスやシングルベッドを二つ並べて、奥の空間は二人が並んで勉強できるように長方形の机を置いています。

ベッドや勉強机は窓際に寄せることで、子供部屋の入口～奥までの動線をしっかり確保できているレイアウトです。窓が多い6畳の子供部屋は家具を窓際に寄せるレイアウトにすると開放感があり、二人分のシングルベッドや勉強机を置いても圧迫感がほとんどありません。

いびつな形の6畳の子供部屋のレイアウトは工夫しないと、スペースをつぶして部屋が狭くなります。家具のレイアウトはサイズが大きい順番に考えましょう（ベッド→勉強机→棚の順番）。

シングルベッドのメリットは二つのベッドをくっつけたり離したりできることです。二つのシングルベッドをくっつけたレイアウトは思春期がくる前までで、思春期を迎えたら二つ並んでいるシングルベッドを離しましょう。

シングルベッドを離した時のレイアウトは入口近くの壁に一つ・勉強机がある窓際に一つ置きます。勉強机はもう一つ足して、子供部屋の奥にある窓際へ一つ・入口近くの窓際に一つ置いたレイアウトにしましょう。

長方形タイプの6畳の子供部屋で、壁が長い方にツインデスク・壁が短い方にスライドベッドを置いたL字型のレイアウトです。基本的に長方形タイプの子供部屋は壁が長い方に家具を並べて部屋を広く使います。

ただ、ツインデスクとスライドベッドのサイズによっては横並びのレイアウトが難しく、L字型のレイアウトがベストになることもあるでしょう。

長方形タイプの6畳の子供部屋の中には、窓が大きく数も多い部屋もあります。窓を生かすためには家具の高さを考えたレイアウトにしないといけません。

ツインデスクによっては二人の間に壁を作るために、縦長の棚が天井に向かってのびているタイプもあります。おうとつのあるツインデスクを置くと窓の一部をつぶしてしまう場合は、フラットタイプを選びましょう。

ベッドはスライドベッドが理想的です。スライドベッドは高さが低いですが、二段ベッド風でシングルベッドよりもスペースをとりません。

スライドベッドは二人がそれぞれの段で寝てもお互いの距離が近いため、使えるのは思春期前までです。思春期を迎えたらシングルベッドかスライドベッドを一つ足して、ツインデスクの左右にベッドを置いたレイアウトにしましょう。

シンプルな勉強机・収納棚・二段ベッドを置いた6畳の子供部屋です。一つ前でご紹介したレイアウトと似ていますが窓の数が全然違います。同じ6畳の子供部屋でも窓の数が少なく、勉強机・ベッド・収納棚の高さをあまり気にする必要はありません。

勉強机は一人用タイプを使っていて、収納棚の左右に一つずつを置いているレイアウトです。収納棚は仕切り板の代わりで、二人で一緒に勉強していも集中しやすい環境を作っています。

二段ベッドは移動させるのが大変でレイアウト変更するのは難しいですが、一人用の勉強机や収納棚のレイアウトを変えるのは簡単です。一人用の勉強机は二人の成長に合わせてレイアウト変更してもいいでしょう。

例えば右側の勉強机を二段ベッドの前にある壁側に移動させて、二段ベッドに背を向けて勉強できるレイアウトにします。レイアウトを変えても壁に向かって勉強するスタイルは変わりませんが、二人が並んで勉強しない分さらに集中しやすい環境になるでしょう。

”6畳の子供部屋に二人一緒にいるけど、パーソナルスペースを作ってあげたい！”と思っている親御さん向けのレイアウトです。6畳の子供部屋に二人で過ごしていても一人でいるような場所を作るなら、ロフトベッドを置いたレイアウトにしましょう。

ロフトベッドのメリットは下の空間を利用できることで、勉強机や収納棚などを置いたレイアウトができます。6畳の子供部屋に二人のロフトベッドを置いているため、パーソナルスペースは狭いですが二人にとっては居心地のいい空間になるでしょう。

レイアウトは窓際に二人のロフトベッドを置いたL字スタイルで、ロフトベッドの対面に収納棚を置いています。ロフトベッドが窓にかぶっていますが、6畳の子供部屋に二人分置くなら仕方ありません。

ロフトベッドが窓にかぶっていても勉強机や収納棚が窓にかぶらないレイアウトにすれば、日差しをさえぎることもなく明るい子供部屋になります。

長方形タイプの6畳の子供部屋にシステムベッドを横並びに置いたレイアウトです。壁が長い方にシステムベッドを横並びに置いて、6畳の子供部屋のスペースを広く使った基本的なレイアウトスタイルに仕上げています。

システムベッドは勉強机と収納棚がセットになった家具で、二人で6畳の子供部屋を使う場合は便利です。勉強机にキャスターが付いているため移動がスムーズで、出し入れが自由にできます。勉強しない時はシステムベッドの下に勉強机を収納しましょう。

二人で6畳の子供部屋を使うとスペースをとられますが、システムベッドなら空間を生かしたレイアウトができるためおすすめです。

壁が短い方は本棚やおもちゃを置いたレイアウトに仕上げています。二人が小さいうちはおもちゃを置くスペースとして使い、二人の成長に合わせて本棚を増やしたり収納棚を置いたレイアウトにしてもいいでしょう。

一つの窓につき一人用タイプの勉強机を置いたレイアウトです。窓際の壁に勉強机を寄せて、二人が顔を合わせないように勉強机同士をくっつけたレイアウトにしています。ポイントは窓から差し込む光をさえぎらないように勉強机を窓際の壁に寄せていることです。

6畳の子供部屋が開放的な空間になり、窓際の壁に勉強机を寄せることで子供部屋の真ん中にスペースも確保できます。子供部屋の真ん中にスペースができれば、窓へ行く動線ができたり6畳の子供部屋を広く使えるのもメリットです。

一人用の勉強机を合わせたレイアウトは6畳の子供部屋に二人が一緒に勉強していても、集中できる環境にしたい親御さんに向いています。このレイアウトなら勉強中に顔を上げても視線が合うことはないので、集中力は高まるでしょう。

二人が男の子同士の場合、”男の子だから子供部屋のレイアウトは深く考えていない”と回答する親御さんはいませんか？確かに男の子同士の場合は女の子と違い、子供部屋のレイアウトは簡単に考えてしまう親御さんは多いかもしれません。

男の子同士の子供部屋であっても二人のことを考えた空間にしてあげましょう。男の子でも神経質なお子さんやデリケートな性格のお子さんもいます。二人が一緒に過ごしていても窮屈に感じないレイアウトや、6畳の子供部屋で一緒に過ごしていてもプライバシーがあるレイアウトにしましょう。

性別が違う二人が6畳の子供部屋を一緒に使う場合が、一番注意する必要かあるもしれません。一番のネックは思春期の時です。二人とも血がつながっているとは言え、男の子と女の子が6畳の子供部屋で一緒に過ごすとなると色々な問題点が浮上してきます。

解決策は6畳の子供部屋に二人をさえぎる仕切りを作ることです。仕切りがあれば6畳の子供部屋でも個々のプライバシーを守ることができるため、親御さんの不安も解消されるでしょう。

仕切りはカーテンやパーテーション（間仕切り）などではなく、できれば引き戸や壁がおすすめです。カーテンやパーテーション（間仕切り）は簡易的で素材の薄さが気になりますが、引き戸や壁ならある程度厚みがあり頑丈で音漏れリスクも軽減します。

6畳の子供部屋に壁を作るとプチリフォームになりコストがかかりますが、二人のプライバシーを尊重する空間になるのは確かです。コストが気になるなら引き戸にしましょう。

二人とも女の子の同士の場合は防犯対策を考えた子供部屋にしないといけません。女の子二人が使う子供部屋の窓にベランダがある場合は、窓の外にセンサーライトを設置するといいでしょう。子供部屋の窓にベランダがあるとベランダから不審者が侵入する可能性があります。

センサーライト以外の防犯対策は、家具や雑貨をできるだけ女の子テイストにしないことです。外から見た時に、女の子の子供部屋とわからないようにすれば防犯対策につながります。

女の子の子供部屋は可愛らしい雰囲気にすることが多いですが、色やデザインに配慮したものを選びましょう。例えば、窓際には可愛らしいぬいぐるみなどは飾らないようにしたり、女の子の子供部屋とだとわかるピンク色やフリルのカーテンは避けます。

6畳の子供部屋はお子さん一人で使うのが理想的ですが、二人で使う家庭も少なくありません。二人で6畳の子供部屋を使う場合は家具選びやレイアウト次第で、子供が過ごしやすい環境になったり広く使えることもあります。

二人で6畳の子供部屋を使う家庭は、部屋の形状・窓の大きさ・窓の数に合わせて家具を選んでレイアウトを考えることです。お子さんが二人いる家庭は、ぜひ参考にして居心地のいい子供部屋を作ってあげましょう。