6畳リビングのレイアウト20選！子供スペースやこたつを配置しても広々見える秘訣！

”6畳のリビングがある！”と答える方は、多いのではないでしょうか？6畳のリビングは日本の家では一般的で、狭くもなく広くもない部屋と言えるでしょう。6畳のリビングの広さは人によって感じ方が違い、”レイアウトが難しい！”と思っている方もいるかもしれません。

6畳のリビングはレイアウト次第でおしゃれに見せたり、広く見せることができます。難しいと感じるレイアウトもコツなどがわかれば苦手意識がなくなるでしょう。

今回は6畳のリビングのレイアウトを21個ご紹介します。定番の家具のレイアウト～お子さんがいる家庭のレイアウトなどを見て、参考にしましょう。レイアウトやリビングを広く見せるコツを知りたい方は必見です。

6畳の部屋の広さは地域によって違うことを知っていますか？畳は『1畳＝約1.62平米』が基本ですが、4つのパターンがあります。

【京間】
1畳：約191cm×95cm
6畳：約382cm×286cm

京間は西日本で使われています。京間の特徴は他の地域よりも1畳のサイズが大きく、6畳の部屋でもかなり広いことです。

【中京間】
1畳：約182cm×91cm
6畳：約364cm×273cm

中京間は中部地方や東京など一部の関東地方でも使われています。現在は範囲が広がり東北地方や一部の北陸地方・沖縄まで普及しました。

【江戸間】
1畳：約176cm×88cm
6畳：約352cm×264cm

江戸間のメインは東日本ですが北海道や東北地方でも需要があります。

【団地間】
1畳：約170cm×85cm
6畳：約340cm×255cm

4つのパターンの中で畳のサイズが1番小さいです。団地を含め賃貸物件で使われています。

6畳の部屋の広さは地域によってバラつきがありますが、すごく広い畳数ではありません。6畳のリビングを広く見せるなら、『選ぶ家具』『家具の高さ』『レイアウト』に注目しましょう。

【家具は必要なものだけ】
家具はたくさん置かないで本当に必要なものだけを置くことです。6畳のリビングに家具が色々あるとまとまり感がなくなるのと、レイアウトも難しくなります。

【家具は高さが低いものがベスト】
家具はできるだけ低いものを選ぶことです。6畳のリビングに高さのある家具を置くと圧迫感がでてしまい、部屋が狭く見えます。

どうしても高さのある家具を置きたい時は1つか2つにしましょう。2つ置く場合は高さを揃えると6畳のリビングでもスッキリ見えます。

【家具は壁側に寄せるレイアウトが基本】
6畳のリビングを広く見せるなら、スペースをできるだけ多く作ることです。壁際に家具を寄せるレイアウトは王道でスペースが多くできます。

6畳のリビングにダイニングテーブルをレイアウトする場合、配置に困る方もいるでしょう。ダイニングテーブルの問題点は家族の人数によってサイズが左右されることです。サイズによっては6畳のリビングに圧迫感を与えてしまいますが、スッキリ見えるレイアウト例をご紹介します。

6畳のリビングを広く見せるために高さが低い家具をレイアウトした例です。6畳のリビングにある家具はダイニングテーブルを含め、背の低いもので揃えて上に多くのスペースを作っています。照明はデザイン性のあるタイプを設置して、リビングのアクセントにしているのもポイントです。

6畳のリビングにテレビがある場合、テレビの目の前にダイニングテーブルを置いたレイアウトを考える方もいるでしょう。6畳のリビングを少しでも広く見せるなら、テレビの前にできるだけ多くスペースを作ることです。

テレビの前にスペースを作ったレイアウトは、6畳のリビング広く見えるだけでなくスッキリして見えます。

キッチンカラーカウンターがある6畳のリビングに、ダイニングテーブルをリビングの真ん中あたりに置いたレイアウトです。通常なら6畳のリビングが狭く見えるレイアウトですが、ダイニングテーブルや家具をフローリングの色に合わせることで狭く見えるのを解消しています。

リビングはくつろげる空間のため、ソファーを置きたい方も多いのではないでしょうか？一方で、”6畳のリビングにソファーを置いたレイアウトは部屋が狭く見える”などの意見もあります。

6畳のリビングにソファーを置いても圧迫感のない部屋にするなら、ソファーのレイアウトやサイズなどを考えましょう。

6畳のリビングに3人が余裕で座れるサイズのソファーと、足を置けるソファーも一緒にレイアウトした例です。サイズが大きいと圧迫感がありますが、白と茶系でレイアウトしているのと高い家具がないためスッキリ見えます。

ラグのレイアウトにも注目しましょう。ラグをソファー寄りに敷くことで、フローリングのスペースを広く見せているのがポイントです。おかげで6畳のリビングにソファーを置いたレイアウトにしても圧迫感がありません。

5人掛け用のソファーを6畳のリビングに置いたレイアウトです。”さすがに5人掛け用のソファーを置くと狭いのでは？”と思う方もいるでしょう。5人掛け用のソファーなどかなり大きいソファーでも、レイアウトや家具選びのコツをおさえれば圧迫感はありません。

6畳のリビングの角を使ってソファーはL字に置く・ラグはソファー寄りに敷く・できるだけ家具を置かない・家具を置くなら低いものを置きましょう。

2人掛け用のソファーはリビングのスペースをとらないのがメリットです。6畳のリビングに大きなリビングを置いたレイアウトにこだわりがない方や、1人～2人暮らしの方は2人掛け用のソファーを選びましょう。

6畳のリビングにソファーを置くレイアウトは、壁に付けてスペースを多く作るのが主流ですが2人掛け用のソファーは別です。サイズが小さいソファーならリビングの壁に付けないで、リビングの真ん中あたりに置いたレイアウトでもスペースができます。

あなたは6畳のリビングでテレビを見ることが多いですか?理由はテレビをよく見る派・ほとんど見ない派でレイアウトが変わるからです。6畳のリビングにテレビを置いている方はレイアウトの例を参考にしましょう。

6畳のリビングの壁にテレビを置いて、テレビと対面するようにソファーを置いたレイアウトです。テレビのレイアウトでは王道のスタイルですが、6畳のリビングでゆっくりテレビを見たい方に向いています。テレビのサイズ感もほど良く6畳のリビングが狭く見えることもありません。

リビングではあまりテレビを見ないけど時々見る派の方は、6畳のリビングの角にテレビを斜めに置いたレイアウトがおすすめです。テレビを斜めに置いたレイアウトなら、テレビの前にテーブルやイスを置く必要はないためスペースができます。

テレビの前にスペースができると6畳のリビングが広く見えますが、”テレビは見えるのか？”気になる方もいるでしょう。テレビが斜めになっていることで比較的どの角度からも画面は見えます。

リビングではほとんどテレビを見ない方に向ているレイアウトです。テーブルとイスが対局しない場所にテレビを置いたレイアウトにしましょう。

写真は6畳のリビングの壁にテレビを置いたり、テーブルとイスはキッチンの壁に付けて部屋のスぺースを有効的に使っています。

和室のリビングはホッとする空間が魅力的で、家族だんらんの場所として使っている方もいるでしょう。6畳和室のリビングのレイアウトも6畳洋室のリビングのレイアウトと変わりませんが、和室ならではの雰囲気がイイ感じです。

和と洋をミックスさせた6畳和室のリビングのレイアウトで、高さのある家具を置いています。6畳のリビングに高さがある家具を置くと圧迫感がありますが、本棚と天蓋ソファーの高さを揃えることで圧迫感を抑えているのがポイントです。

他にも、6畳和室のリビングがスッキリ見えるように工夫しているところがあります。1つ目はソファーの前はテーブルを置かないでスペースを作っていること、2つ目はリビング全体をナチュラルカラーで統一していることです。

次も6畳和室のリビングをおしゃれにレイアウトしています。キャンプテイストに仕上げた6畳和室のリビングで、畳とキャンプ用のイスがマッチしているのがポイントです。6畳和室のリビングカラーのべースは茶系ですが、カラフルなキャンプ用のイスを置いて部屋のアクセントにしています。

6畳和室の壁を利用したレイアウトです。6畳和室の壁にL字型のベンチを設置して座るスペースと収納スペースを作っています。機能性もいいレイアウトでありながら、6畳和室のリビングが広く見えるレイアウトの例です。

冬になると恋しくなるのがこたつですが、6畳のリビングを理由にして置くことを諦めていませんか？6畳のリビングでもレイアウト次第でこたつが置けます。レイアウトを工夫して狭く感じないリビングやおしゃれなリビングにしましょう。

6畳のリビングに長方形のこたつを置いたレイアウトです。6畳のリビングを広く見せるならコンパクトタイプのこたつがいいですが、家族が多い場合は長方形のこたつが向いています。

長方形のこたつをおすすめする理由は、リビングの壁～こたつまでのスペースを広く使えるからです。特に長方形かつ丸みをおびた写真のようなタイプを選べば圧迫感が軽減されるのでおすすめですよ。

”6畳のリビングにこたつがあっても部屋がおしゃれ！”と思った方もいるでしょう。6畳のリビングにこたつを置いたレイアウトでもおしゃれに見えるのは、部屋全体をナチュラルテイストで統一しているからです。こたつもリビングの雰囲気に合わせると良く馴染み違和感がありません。

インテリア雑誌で紹介されていそうな6畳のリビングのレイアウトは、こたつを置いてもおしゃれです。6畳のリビングの真ん中あたりにこたつを置き、ソファーをL字に置いたレイアウトにしても圧迫感がありません。

圧迫感がない理由はスリムな楕円形のこたつを置いていることと、6畳のリビングにスペースを多く作っているからです。できるだけ家具は置かず壁面収納など、リビングの壁を利用して部屋をスッキリ見せています。

リビングで子供を勉強させることが当たり前になった今、あなたのお子さんも例外ではないかもしれません。6畳のリビングをご飯を食べる場所として使ったり、子供部屋として使う場合のレイアウトをご紹介します。

ダイニングテーブルの後ろに、子供が勉強するためのスペースを作ったレイアウトです。写真は6畳のリビングをプチリフォームして、リビングの壁にテーブルを付けています。テーブルは決して広くないですがお子さん1人が勉強するなら十分でしょう。

パっと見た感じは子供部屋らしく見えない6畳のリビングですが、写真の右下にある小さな家に注目しましょう。小さな家はダンボール製でコンパクトな子供部屋として使っています。ダンボールハウスの中は電気も使えるため、子供が本を読んだり1人になりたい時も便利です。

赤ちゃんがいる家庭はリビングにベビースペースを作って、目を届きやすくしたい方もいるでしょう。6畳のリビングにベビースペースを作ると部屋の印象がかなり変わります。おしゃれにレイアウトしている例や、実用性を追求したレイアウトなどを参考にしましょう。

6畳のリビングの壁側にベビーベッドを置いたレイアウトで、本棚などを使っておしゃれな空間に仕上げています。ベビーベッドを置いた6畳のリビングでもスペースを作るために、家具は最小限に抑えているのもレイアウトのポイントです。

本棚等はリビングの壁に付けたり収納棚も奥行きが浅いものを使っています。家具を最小限に抑えることでベビーベッドの前にも空間ができるため、赤ちゃんをあやす時も圧迫感がありません。

キッチンカウンターから赤ちゃんの様子が見れるレイアウトです。赤ちゃんがいるスペースはパレットを敷いてかさ上げしているのが特徴で、キッチンカウンターから赤ちゃんの様子がよく見えます。

6畳のリビングの窓側に赤ちゃんスペースを作ることで、開放的な空間に仕上げているのもポイントです。

テレビの前に赤ちゃんのスペースを作ったレイアウトは、親御さんも赤ちゃんと一緒に横になれます。赤ちゃんスペースは大きな柵を使っていますが、高さが低いのと窓側に置いているのがポイントです。

柵が大きく場所をとるため窓への動線は狭くなりますが、6畳のリビングに圧迫感を与えないように工夫しています。

6畳のリビングは日本の家ではよくある畳数ですが、ものすごく広いわけではありません。6畳のリビングを少しでも広く見せるなら、必要な家具だけ選び高さの低い家具を置いたレイアウトにしましょう。レイアウト1つで6畳のリビングは狭くも広くも見えます。ぜひ、参考にしてください。