引っ越しで新しい表札を新調したり、古くなった表札を変えようと考えているけど、どのように選べばよいか分からないという人は多くいるのではないでしょうか。当たり前のようにある表札も、一度購入すれば長く使うのが一般的です。
現在では表札デザインも多様化が進み、今までの表札の概念とは違ったユニークなデザインが多くあります。この機会を使って新しいオリジナルの表札を購入してはいかがでしょうか。
本記事では、表札デザインの選び方から、実際におすすめな表札デザインをカテゴリー毎に写真付きで紹介します。本記事を参考に自分だけのユニークな表札を選べるようにしましょう。
表札デザインの選び方
【材質で選ぶ】
表札を選ぶうえで一番大切なのはイメージするデザインに近い材質を選ぶということです。材質によって人へ与える印象は変わってきます。シンプルなデザインか、装飾が多く施されたカラフルなデザインかということでもそれに合う材質を選ぶ必要があります。
【大きさ、形で選ぶ】
設置する場所に合った大きさや形を選ぶことで、家との一体感を出して玄関先にまとまりを出すことができます。狭い場所に大きい表札を出せば人に違和感を感じさせますし、大きな無地の扉に小さすぎる表札では目立たなくなってしまします。大きさや形は玄関先の雰囲気に合った物を選びましょう。
【壁とのバランスで選ぶ】
壁の色とのバランスをしっかりと重視して選ぶ必要があります。バランスが損なわれていると、訪問客へ違和感を与えることにもなります。また、壁の色や質感のコントラストを有効に使っておしゃれさを出すこともできますので工夫するようにしましょう。
【設置方法で選ぶ】
表札の材質によって選択できる設置方法が変わってきますので、しっかりと確認する必要があります。特殊な表札の場合では設置方法が限られることもありますので注意しましょう。
表札デザインの具体例3個【木の素材】
木の素材で作られた表札はぬくもりを感じさせ、家の佇まいをやさしく見せる効果があります。おしゃれな木の表札デザインをチェックしましょう。
■①シンプルな木製表札
木の素材でできた表札の持ち味を最大限に引き出すためにはやはりシンプルで木の良さを前面に出すことが大切です。こちらの表札は木の模様と同じ色味で名前を書いてあります。このように自然な雰囲気を醸し出すことができます。
■②透明なアクリルを浮かせた立体感が素敵
木の表札に一工夫することでレトロとモダンな雰囲気をミックスすることも可能です。透明なアクリルに表札としての情報を載せ、背景に濃い木目の板を使用することで立体感を出すことも可能です。大変おしゃれで真似をしたくなる表札です。
■③木製の塀を背景にする斬新さ
木の塀をそのまま背景として使用し、目立つ金色単色で表札情報を設置したパターンの表札です。とても自然な木の塀は時間の経過と共に色合いが変わっていきますが、どのような色合いになっても金色の名前はマッチします。
表札デザインの具体例3個【北欧】
北欧スタイルの表札と言えば、アイアンやタイルなどを使用したシンプルでナチュラルなデザインであることが一般的です。家の外観をシンプルにまとめたいという人におすすめな表札スタイルです。
■①シンプルなタイル表札
白い壁にタイルを使用した表札は北欧スタイルの定番ですが、それにひらがなで名前を記載することで日本らしさも取り入れたフュージョンスタイルになります。北欧スタイルの表札は大変人気がありますが人と違うデザインにするために個性を取り入れると良いでしょう。
■②無駄のない北欧スタイル
こちらはサンプルですが扉に直接名前を書くスタイルです。北欧スタイルらしい白い扉に直接名前を記載することでシンプルに見せることができます。飾りのついた表札を表に掲げるのは好きではないという人におすすめな扉に直接記載するスタイルです。
■③北欧スタイルに装飾を加えたオリジナル
シンプルな北欧スタイルに好みの装飾を加えたデザインです。こちらのデザインをアイアン性の表札にします。デザインは自由自在なので自分で描いたものを作成することも可能です。自分の好きなデザインをアイアン製の北欧スタイルで表現できることが人気です。
表札デザインの具体例3個【アメリカン】
アメリカンスタイルの表札は遊び心があり、日本とは異なるデザインのため異国感を演出してくれます。自宅の表札として少し変わった雰囲気を出したいという人におすすめです。
■①レトロな陶器表札
陶器製の表札は劣化もしにくく、原色などが使いやすいので少し目立つ表札を掲げたいという人には大変おすすめです。また、日本家屋にもマッチしやすく、日本国内でも多くの人が使えるデザインです。表記は型にも囚われずに自由なデザインを使用できます。
■②ハワイをモチーフにした南国アメリカンスタイル
表札に南国デザインを施したアメリカンハワイスタイルの表札も人気があります。住んでいる地域が少し殺風景だと感じたら、このようなデザインで遊び心を表現しましょう。南国スタイルはカラフルなため、毎日表札を見るたびに心がうきうきするでしょう。
■③ブリキのアメリカンプレート
アメリカンスタイルといえばこれといっても過言ではないナンバープレートを模したデザインの表札です。材質はブリキのため、錆に強く、水分にも耐食性があります。昔懐かしいブリキの質感を家の表札で使用してはいかがでしょうか。
表札デザインの具体例3個【シンプル】
表札のデザインは限りなくシンプルにしたいと考えている人も多くいるでしょう。そのような人のためにシンプルでおすすめな表札を紹介します。
■①時代に流されないシンプルさ
このようなシンプルで無駄のない表札はどのような家にもマッチします。カラフルな表札も昨今では人気ですが、このように時代に流されない表札も根強い人気があります。シンプルな中にもカラーバリエーションは多様にあります。
■②シックでモダンな表札
シンプルが故に高級感があり、玄関先で少し落ち着いた雰囲気を醸し出したいという人におすすめな表札デザインです。表面のつやも抑えられており、上品で重厚感があります。
■③シンプルだけど目立つ表札
表札に装飾をするわけではないですが、色合いや書体で人を引き付ける表札デザインになります。建売住宅などで玄関先で個性を表現したいという人はこのような目立つ表札にすることで楽しむことが可能です。
表札デザインの具体例3個【ステンレス】
ステンレス製の表札は劣化がしにくく雨風にさらされても見た目が変化しないというのが特徴です。また、現在では多い洋風の建物にもしっかりとマッチするのでおすすめです。
■①シンプルなステンレス表札
ステンレス製が人気な点として、シンプルなデザインでも高級感を醸し出すことができるということが挙げられます。また、ステンレス製の表札は設置場所が木製の塀やドアでもしっくりとくるので、合わせるバリエーションが豊かになります。
■②ウッドフェンスとステンレスのコントラスト
表札の文字部分だけをステンレスで切り出すことで、背景に対して浮き出ているような立体感を演出することが可能です。木の塀は部分によって木目が微妙に違うので、どの木目と併せるのが一番良いかを工夫するのも楽しみの一つとなります。
■③ステンレスにキャラクターデザイン
無地ではシンプルなステンレス製の表札も、カラーでキャラクターなどで飾れば一気に華やかで賑やかな雰囲気になります。表札を製造販売しているショップなどに問い合わせてどのようなイラストを扱っているか相談することが可能です。
表札デザインの具体例5個【その他】
表札デザインは人の数だけアイデアがあります。固定観念にとらわれないユニークな表札デザインを紹介します。
■①タイルで作られた表札
とてもオリジナリティに溢れた可愛らしい表札デザインです。幼いころを思い出すようなノスタルジックな印象も放つとてもユニークな表札デザインです。こちらは手作りをすることができますので完全オリジナルな表札が良いという人にもおすすめです。
■②昔懐かしい表札
今では少なくなってしまった日本家屋で一般的な表札です。現代の西洋化であまり見かけなくなってしまいましたが、少し前まではどこでも見かけていた表札となります。しかし最近の少し古いものが流行る傾向も相まって人気がある表札デザインです。
■③名前の代わりに人物画
表札には名前を書かなくてはいけないという概念をひっくり返す表札デザインになります。しかし宅配便などで配達物が到着しないなどの問題が発生しないように住所をしっかりと明記するか、名前を表示した表札と併せるなど工夫しましょう。
■④ペットのイラスト入り表札
人間だけでなくペットも家族であるという気持ちを表した表札デザインとなります。飼っているペットのイラストを入れることで賑やかな雰囲気にすることができます。また、ペットを飼っていることを近隣住民へ知らせる手段としても有効です。
■⑤珍しいガラス表札
ガラス製の表札は珍しく、あまり見かけないユニークなデザインです。しかし、だからこそ周りの家との違いを表現できるため、表札でオリジナリティを表現したいという人におすすめの表札デザインです。
まとめ
本記事では表札デザインの選び方から実際におすすめは表札をカテゴリーごとに紹介しました。表札のデザインは家の数だけあり、そこにこうでなくてはいけないという明確な決まりはありません。自分の名前を表現する一つの方法として捉え、好きなデザインを選びましょう。