暮らしのお悩み解決サイト

本サイトはプロモーションが含まれています。

植物につくカイガラムシの駆除方法7個!マシン油が効果的!?予防方法5つも紹介!

植物につくカイガラムシの駆除方法7個!マシン油が効果的!?予防方法5つも紹介!

植物の見た目を損なうだけでなく、植物に被害をもたらすカイガラムシの駆除方法7選を紹介!家にあるものでできる駆除方法もありますよ。駆除に効果的な「マシン油」の解説や、カイガラムシ駆除後の予防方法5つも紹介しています。本記事を読んで庭木を彩る美しく健康的な植物の姿を取り戻しましょう。


カイガラムシは、花や木といった植物や、フルーツや野菜に付着する虫です。葉や茎に寄生する害虫であり、植物の水分や栄養素を吸うため植物が腐る可能性があります。

また、カイガラムシの唾液や排泄物には糖分が含まれているので、植物が病気になったり他の害虫が繁殖したりといった点にも注意が必要です。そこで、カイガラムシを駆除する方法と寄せ付けないための予防法を紹介します。

カイガラムシの種類と特徴

カイガラムシはカメムシの仲間であり、カイガラムシは1~3mm程度の大きさで、縦長や丸い体など形状が異なります。日本ではおよそ400種類存在しており、カイガラムシは種類によって形状や大きさに差があることが特徴です。

脚が発達しておらず、ほとんど動かない種類や、脚が発達しており活発に動くカイガラムシもいます。加えて、表面が貝殻のように硬い種類と柔らかい種類に分かれることも特徴です。

カイガラムシが寄生するのはフルーツや野菜、多肉植物や草花などであり、吸汁することで植物に被害をもたらす点に注意しましょう。

また、カイガラムシが原因で植物が病気になることもあります
植物の枝や葉、幹に茶色や白の斑点がある場合や、小さな白いものがついている場合はカイガラムシの可能性があります

カイガラムシが発生する原因2つ

カイガラムシ駆除のための知識①
発生原因その1|外から持ち込んでしまう

カイガラムシは成虫でも小さく、風に飛ばされて窓やドアから室内に入ることがあります。また衣服に付いたカイガラムシの幼虫を気づかず室内に持ち込むことも。もちろん幼虫は非常に小さく、衣服やバッグなどに付着していても気づきません。

確実に室内への侵入を防ぐことは難しいですが、植物がある場所に行ったり、緑が多い場所を歩いたりした場合には注意しましょう

カイガラムシ駆除のための知識2
発生原因その2|室内が繁殖しやすい環境かも

カイガラムシが繁殖する時期は5~7月ですが、暖かい場所に置いてある観葉植物には1年を通して発生する可能性が高いです。

植物に寄生するのはメスのカイガラムシであり、オスは交尾を終えると数時間~数日で命を落とします。植物に寄生しているメスは卵を産みますが、幼虫は極めて小さく、肉眼で見つけるのは困難でしょう。

また、カイガラムシは暗く、埃が溜まった場所を好む傾向にあります。室内を清潔にしていないと、繁殖しやすいため注意が必要です。

カイガラムシによる被害

カイガラムシが植物に付くと、様々な病気を引き起こします。
カイガラムシの排せつ物が原因でカビが繁殖する「すす病」にかかる可能性が高いです。すす病菌と呼ばれるカビが蕃殖し、見た目は黒くなります。植物がスムーズに育たず、枯れる場合もあるでしょう。

また、こうやく病菌とカイガラムシが同時に繁殖することで「こうやく病」の被害が起こります。幹や枝にカビが生え、繁殖すると植物が育ちません

さらに、カイガラムシの排泄物に含まれる糖分が原因でアブラムシといった他の害虫が繁殖することがあります。カイガラムシ以外の害虫が繁殖すると、より植物が枯れるリスクが高くなるでしょう。

カイガラムシの駆除方法7個

カイガラムシの駆除方法その①|庭木でできる駆除方法
植物を剪定して駆除する

庭木の景観を崩すほどカイガラムシが大量発生している場合、枝を切り落として駆除するのが最も効果的。沢山のカイガラムシを1度に駆除できるうえに、健康な植物を傷つけることがありません。ブラシでカイガラムシを落とす方法もありますが植物を傷つけることもあるので、切り落としてしまった方が良いでしょう。

剪定するときの注意点は、カイガラムシが体液を出す場合があるため手袋とマスクをつけるのを忘れないようにしましょう。剪定をした後は、水で洗い流せばカイガラムシをすべて駆除することが可能です。

剪定した枝はカイガラムシの卵が付着しているケースがあるため大きなサイズのビニール袋に入れ、植物から離して置き、枝は正しい方法で処分しましょう。剪定をする際には、自宅で育てている植物が剪定できる種類かどうかをリサーチしてから行うことも大切です。

カイガラムシの駆除方法その②|殺虫剤を使う
幼虫を殺虫剤で駆除する

カイガラムシを駆除する方法はカイガラムシが幼虫の状態なのか、成長しているのかによって最適な方法が異なります。幼虫のカイガラムシは殺虫剤で駆除できますが、成虫のカイガラムシは表面が硬くなるため、殺虫剤ではなく人の手で駆除しなければなりません。

しかしカイガラムシは成虫であってもサイズが小さく、目視で成虫なのか幼虫なのかを判断するのは難しいでしょう。そのため、幼虫の発生時期を見極めて殺虫剤を使用する必要があります。幼虫は5月~8月に孵化するため、時期を見て殺虫剤で駆除するのが最も簡単な方法です。

カイガラムシの駆除方法その③|牛乳を使う
牛乳で窒息死!?

子供やペットがおり殺虫剤を使いたくないという場合には、スプレーボトルに牛乳を入れカイガラムシが発生している箇所に吹き付けます。牛乳が乾燥すると膜ができるので、カイガラムシが膜で覆われ窒息させることが可能です。さらに、カイガラムシが原因で発生したアブラムシに対しても効果的なことがメリットだといえます。

デメリットとしては観葉植物に牛乳をスプレーすると不快な臭いが残ること。外で育てている植物のカイガラムシを駆除する際に有効です。

カイガラムシの駆除方法その④|木酢液を使う
木酢液も効果的

殺虫剤は使いたくない場合に、木酢液を使用する方法もあります。木酢液とは木炭を生成する時に発生する水蒸気を冷やしたもので、殺菌効果や殺虫効果が非常に高いことがメリットです。ただし希釈せずに使うと植物が枯れる可能性が高いため、100倍以上に希釈して使いましょう

木酢液をスプレーボトルに入れ、希釈したらカイガラムシに吹き付けるだけで駆除できます。

カイガラムシの駆除方法その⑤|農薬を使う
やはり農薬は駆除効果が高い

農薬はホームセンターや通販サイトでも購入でき、即効性があることがメリットです。農薬を使って駆除する場合には、周辺に被害が出ないように行いましょう。風が強い場合には農薬は使用せず、農薬を使う場合にはメガネやマスク、ゴム手袋を付けて安全性を確保したうえで散布することが大切です。

カイガラムシの駆除方法その⑥|薬を使わない方法1
天敵を使って駆除する

カイガラムシに対し、てんとう虫や蜂を寄生させて駆除する方法があります。準備や実際に寄生させるまでに時間や手間がかかったりするものの、農薬を使用せずに自然な形で駆除できることがメリットです。畑やビニールハウスといった広い範囲での駆除やカイガラムシの発生予防にも最適でしょう。

しかし、天敵となる虫がすべて害虫であるカイガラムシを食べるわけではありません。種類や大きさなどが異なるため、カイガラムシを捕食させる虫の種類についても学ぶ必要があります。

カイガラムシの駆除方法その⑦|薬を使わない方法2
ブラシで落として駆除する

カイガラムシは成虫になると農薬や殺虫剤の効き目が薄くなる、もしくは効かない場合があります。そのため成虫のカイガラムシは自分の手でブラシを使って落としましょう。

毛が硬いブラシ製品を使えばスムーズに落とせますが、力を入れてこすると植物が傷つくため注意が必要です。カイガラムシを落としたら、ティッシュに包んで処分しましょう。

なお、目視では確認できないカイガラムシの幼虫や残っている成虫のカイガラムシは水で洗い流します。ただし、水をかけすぎると植物に悪影響を及ぼすため、水の量には注意が必要です。

カイガラムシ駆除におすすめなのはマシン油!

カイガラムシ駆除に最もおすすめの薬剤はマシン油乳剤と呼ばれる製品です。マシン油乳剤はその名の通り機械に使用する潤滑油。カイガラムシが呼吸をする場所を塞ぐことで窒息させ、駆除する効果が期待できます。カイガラムシの幼虫はもちろん、成虫に効果が期待できる薬剤としておすすめです。

カイガラムシが発生した場合、1度駆除しても翌年にはまた発生することが一般的です。寒い時期にマシン油や農薬を使って、翌年はカイガラムシが発生しないように予防しましょう。冬の時期は植物が休眠する時期であり、強力な殺虫剤を使えます。


【マシン油でのカイガラムシの駆除方法】
冬の時期の晴れている日に、マシン油をムラなく散布しましょう。寒い時期に数回散布すれば、カイガラムシの駆除だけでなく翌年のカイガラムシ発生を予防できます。

なお、マシン油乳剤は常緑樹と落葉樹で使用する際の濃度に違いがあることがポイントです。常緑樹と落葉樹に同時に散布すると薬剤による被害が起こるリスクがあるため、同時に散布する場合には常緑樹の濃度にして散布しましょう。また、薬剤が残っていても二度撒きをしないよう注意が必要です。

フマキラーのカダンKは農薬であるアレスリンとマシン油配合。これ1本でカイガラムシの幼虫も、硬くなった成虫も駆除することができます。ノズル式で手軽に使えるのも嬉しいポイントですね。

カイガラムシの駆除後に行いたい予防方法5つ

カイガラムシ駆除後の予防方法①
植物の葉にも水を与える

植物の葉の部分に水を与え、健康な状態を維持することでカイガラムシが付着することを予防できます。水を与えるとカイガラムシを水で流す効果も期待できるため、こまめに水を与えましょう。

カイガラムシ駆除後の予防方法②
帰宅時には服を着替える

外出した際の衣服にカイガラムシがついており、自宅の中に持ち込んでしまうケースが多いです。カイガラムシが付着した衣服を着たままの状態で過ごしていると、自宅の中の植物に寄生するリスクがあります。

また、衣服用の粘着ローラーを使用する方法も有効です。緑が多い場所に行っていなくても、植物の近くを通ったり観葉植物が置いてある場所で過ごした場合はカイガラムシが付着することがあります。予防のためには、帰宅した後すぐに衣服を着替えて洗濯機に入れましょう。

カイガラムシ駆除後の予防方法③
植物の通気性を良くする

カイガラムシは、暗く湿った場所であれば1年中繁殖します。剪定をして植物そのものの通気性を良くしましょう。特にカイガラムシが繁殖する5〜7月の次期は、剪定できる枝や葉を切り、鉢植えの場合は風通しが良いところに置きます

カイガラムシ駆除後の予防方法④
定期的に薬剤を散布する

12~2月頃に、マシン油乳剤といった薬剤を散布します。1度カイガラムシが発生した植物は翌年も発生する可能性が高いため、特に注意して散布することがポイントです。

また、幼虫が孵化するタイミングで殺虫剤を使用し、幼虫を駆除することで大量繁殖を予防できます。ただし、薬剤の種類や散布する植物の大きさ、高さによっては臭いが周辺の住宅に流れる可能性があるため、近隣の住宅に迷惑がかからないかを確認したうえで散布しましょう。

カイガラムシ駆除後の予防方法⑤
植物周辺や自宅を清潔に保つ

カイガラムシはホコリが溜まっている場所、暗い場所に発生しやすいことが特徴です。植物周辺にホコリやゴミがたまらないよう清潔な状態にしましょう。

カイガラムシ駆除のまとめ

カイガラムシは、幼虫であれば簡単に駆除することが可能です。成虫になると殻が固くなり、簡単に駆除できなくなるため注意しましょう。

植物をこまめに確認し、卵や幼虫のカイガラムシを見つけることが大切です。肉眼で見つけるのは難しいですが、葉の裏や幹を注意深く観察する必要があります。

また、カイガラムシは不衛生で風通しが悪く、暗いところで繁殖することが特徴です。そのため、日頃からカイガラムシが発生しないような環境作りを意識しましょう。

【PR】今すぐ害虫駆除をしたいなら!日本全国に対応

緊急を要する害虫駆除にはムシ・プロテックがオススメです。最短即日対応、迅速な駆除が可能です。素早い解決に向けて対応してくれます。害虫駆除は虫のプロにお任せ!

害虫トラブル最短即日解決

\最短期間で駆除/

年間3000件の実績

 

  • ◇現地見積、出張費用無料
  • ◇全国各地に完全対応
  • ◇速い、安い、信頼。

 

ビジネスパートナー募集