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シンボルツリーのおすすめ25選!人気の種類や選び方は?

シンボルツリーのおすすめ25選!人気の種類や選び方は?

庭のスペースにおすすめのシンボルツリーを、ぜひ植樹してみませんか?シンボルツリーは家の外観や印象をイメチェンするアイテムで、今以上に素敵な空間にしたい方は植樹しましょう。おすすめの樹木をご紹介します。


庭や玄関などを緑で彩るシンボルツリーをご存知でしょうか?今でこそシンボルツリーは浸透していますが、以前は門被り(もんかぶり) が定番でした。

シンボルツリーがあると家の印象が変わり、四季を通して自然を感じることができる空間を演出できます。おすすめのシンボルツリー25個や選び方などをチェックして、緑があふれる庭にしませんか。

シンボルツリーとは

”シンボルツリーって一体何なの?”など、よくわからない方もいるでしょう。シンボルツリーとは『家のアクセントになる木』のことを指しており、家を引き立てる脇役のような存在です。

シンボルツリーに使う木は何種類もあり、〇〇の樹木を植えるべきという絶対的なルールはありません。例えば、家とシンボルツリーをバランスよくする樹木、シンボルツリーが家のアクセントになる樹木、記念樹として植えるなど様々なパターンがあります。

シンボルツリーのメリット

シンボルツリーは実用的なものや、外観を美しく見せることができるなどのメリットがありおすすめです。

■壁や家との調和が美しい
シンボルツリーがあると建物に奥行き感が生まれ、家や壁とのハーモニーが美しいです。

■目隠しになる
シンボルツリーは自然な形でプライバシーを守ります。

■日除けや風除けになる
シンボルツリーは緑のカーテンの役目があり、日除けや風除け対策も有効です。

■省スペースでも植樹することができる
シンボルツリーは狭い場所でも植樹することができます。例えば、シンボルツリーと低木を一緒に植樹すると、ボリューム感がでて素敵です。

シンボルツリーの選び方のポイント

シンボルツリーの選ぶポイントは大きくわけて2つあり、最初に常緑樹と落葉樹のいずれかを選びます。

■常緑樹
常緑樹は年間を通して葉を保ちやすく、外から部屋が見えないよう目隠ししたいご家庭におすすめです。
葉は全く落ちないわけではありませんが、新芽を出すため葉を保つことができます。常緑樹は樹形が整っている種類が多いのも特徴です。

■落葉樹
四季によって結実や紅葉があり、様々なシンボルツリーの表情を見たい場合は落葉樹をおすすめします。
また、真夏は日差しを遮り冬は日差しを取り入れたいなど、実用性を求める場合も落葉樹のシンボルツリーがおすすめです。

シンボルツリーおすすめ25選

シンボルツリーは相当数の種類がありますが、今回はおすすめの樹木を25個選びました。常緑樹と落葉樹の特徴をなどをチェックして、気になる樹木があれば栽培しましょう。

①シマトネリコ:常緑高木

丈夫なシンボルツリーを植樹するならシマトネリコがおすすめです。夏場の強い日差しや乾燥する秋や冬でも耐えることができる樹木で、春~初夏にかけて小さな花が咲き夏~秋は実をつけます。

おすすめの植樹場所は日向や半日陰で枝が良く伸びるのも特徴です。自生しているシマトリネコは10mほどの高さがあり、樹高やバランスを保つために真冬以外の時期は剪定しましょう(幹の半分くらいまでの高さから出ている下枝を剪定します)。

シンボルツリーとしてシマトネリコを植樹する際は、生育スピードをおさえるために広い場所へ植えます。

② シラカシ:常緑高木

シンボルツリー初心者におすすめしたい樹木がシラカシです。シラカシは害虫がつきにくく、3m以上生長することから防風林や目隠し用として昔から親しまれてきました。

シンボルツリーの定番とも言える樹木で、和風や洋風の家に関係なく良く合います。常緑樹選びで迷っている方や探している方にもおすすめで、選択肢の1つとしてシラカシを検討してみてはいかがでしょうか?

シラカシは適湿を好むため、植樹する際は腐葉土も一緒に混ぜましょう。剪定は6月下旬~7月頃に行い、混み合っている枝や伸びすぎている枝を切って樹形を整えます。

③ミモザ:常緑高木

ミモザはオジギソウ属とアカシア属がありますが両者は別物です。シンボルツリーはアカシア属が一般的で、フサアカシアやギンヨウアカシアがシンボルツリーによく使われます。

可愛らしい印象のシンボルツリーが欲しい方は、ギンヨウアカシアがおすすめです。ギンヨウアカシアは春になると小さくて可愛らしい花が咲き、葉も特徴的な形していることから人気があります。 

ミモザ全般に言えることは、生育旺盛で樹形が崩れやすいことから大胆な剪定が欠かせません。もう1つ、地面に直接植えると大きく生長するため栽培する場所に注意しましょう。

④ユーカリ:常緑高木

ユーカリはナチュラルオーナメントなどが好きな方におすすめです。目的はシンボルツリーですが、ドライリースを作ったりエッセンシャルオイルも抽出することができます。

原産はオーストラリアで、生育が早いことや大きく生長することで有名です。70m以上のユーカリも確認されています。

とにかく生育旺盛な樹木で4m~5mくらいはすぐに育ちます。あまり大きく育てたくない場合は地植えではなく鉢で栽培しましょう。栽培に適している環境は日当たりがいい場所で、水ハケがいい肥えた土が最適です。時々肥料を与えるとグングン生長します。

⑤オリーブ:常緑中高木

オリーブは洋風の家におすすめで、特に白や青い壁を背景にするとギリシャ風の印象になりおしゃれです。また、庭に1本あるだけで西洋感がアップするため、芝生がある家にもおすすめします。

実が収穫できることもオリーブのおすすめポイントです。実を収穫したい場合は2種類以上のオリーブを植えて、日当たりと水はけがいい場所で栽培しましょう。

鉢植えの場合は乾燥しやすいため、土の表面が乾燥したら水をたっぷりあげます。地植えの場合は乾燥しにくいため頻繁に水をあげる必要はありません。ただし、乾燥した状態が続く場合はたっぷり水をあげましょう。例えば、夏は10日に1回くらいのペースで水をあげます。

⑥トキワマンサク:常緑中高木

トキワマンサクはベニバナトキワマンサクと呼ばれており、くすみピンクの花を咲かせる樹木です。開花は4月~5月で枝先全体に咲き誇り、遠くから見ても美しく華やかさがあります。

花を楽しむことができるのはもちろん、葉の彩りを楽しみたい方にもおすすめのシンボルツリーです。葉の色は2種類で、銅葉(赤紫色)と緑葉(緑色)があります。

刈り込みなどのお手入れは簡単で、生垣として植えることができるためおすすめです。日当たりがいい場所で栽培するのが基本ですが半日陰でも生長します。水はけが良く肥えている土で育てましょう。

⑦フェイジョア:常緑中低木

病気や害虫にも強いため、植物を栽培したことがない方でも育てやすい樹木です。南米原産のフェイジョアは花が咲き、実をつけるシンボルツリーとして人気があります。開花時期は5月~6月で、実をつけるのは10月~11月です。

花は株全体に咲かないですが色が赤く目を引きます。また、シンボルツリーでは珍しく花びらを食べることも可能です。

実をつけたい場合は受粉させるために2本植えましょう。実はフルーティーな香りで、パイナップルのような香りがします。実は食べることもできますが、乾燥させてお茶に入れる方法もおすすめです。

⑧ソヨゴ:常緑中低木

和風や洋風の家に関係なく合うシンボルツリーを探している方は、ソヨゴをおすすめします。シンボルツリーは洋風の家に合う樹木が多いですが、ソヨゴは控え目な印象で家のスタイルを問いません。

他にもソヨゴをおすすめする理由があり、樹高があっても幹がスリムで重たい印象を与えにくいです。重たい印象がない分、他の植物と一緒に植樹してボリュームを楽しむこともできます。

他のシンボルツリーと比較すると生育スピードは遅く、剪定回数を減らすことができるのも魅力です。また、秋になると小さな球体型の実がつきますが雄木に限ります。

⑨レモン:常緑低木

狭い場所でシンボルツリーを栽培したい方や、鉢で栽培したい方はレモンもおすすめです。レモンは玄関や庭のスペースがなくても鉢で栽培することができるため、ベランダで育ててもいいでしょう。

樹高は2m~3mとそこまで高くなりませんが寒さに弱く、地植えするよりも鉢植えした方が育てやすい場合もあるでしょう。

レモンは実がなると黄色と緑のコントラストが美しく、おしゃれな印象で人気があります。実をつける樹木は受粉することが多いですが、レモンは受粉しません。目で見て舌で味わうことができるおすすめのシンボルツリーです。

⑩カルミア:常緑低木

カルミアは低木で目隠し用のシンボルツリーとして役に立ちます。また、花を咲かせるシンボルツリーで、可愛らしい樹木を探している方にもおすすめです。

つぼみの形は金平糖のような形で少し変わっており、色は濃く、花が咲くと五角形のお皿のような見た目になります。

開花は5月~6月で、2cmくらいの小さな花が密集して咲きボリュームがあります。花の色は赤や濃いめのピンクの他に、白や柄入りもあり花のタイプは豊富です。シンボルツリーは大きく生長しないと花が咲かないタイプもありますが、カルミアは背丈が低くても花が咲きます。

⑪アベリア:半常緑低木

アベリアは丈夫で、あまり手がかからないことで知られているシンボルツリーです。病気や害虫に強く手入れがラクなシンボルツリーを探している方や、植物の栽培をしたことがない初心にもおすすめします。

剪定で1m~1.5mと、小さい株に仕上げることもできるシンボルツリーです。スペースや好みに合わせてボリューム調整しましょう。

また、白やピンクの花が咲きますが長い間開花するのも特徴です。開花時期は5月中旬~10月頃で、花つきを良くしたい場合は日当たりがいい場所で育てましょう(花つきをきにしない場合は日陰でもOK)。

⑫ソテツ:常緑低木

南国色が強い樹木と言えばソテツで、海やリゾート風を意識した庭やポーチにおすすめです。ソテツは緑の葉をつける種類以外にも、葉が黄色い黄金ソテツ、黄色い縁取りがある金環ソテツなどがあります。

栽培は日当たりと風通しがいい場所が良く、暑さや乾燥に強く手もほとんどかかりません。雨があたる場所に地植えしている場合は水やりは不要です。鉢植えの場合は3日~4日土が乾燥している状態にしてから水を与えます。

ソテツは多湿が苦手で、水分が多いと根腐れを起こすため注意しましょう。剪定は垂れ下がった葉を切るくらいで済みます。

⑬エゴノキ:落葉高木

エゴノキは日本全国に自生している樹木で、樹高は7m~15mと高く生長します。暑さや寒さにも強く、自然樹形もキレイで剪定する必要はほぼありません。

自然が織りなす樹形は素朴で、人工的に手を入れていないシンボルツリーが好きな方におすすめです。エゴノキはあまり手がかからないことからシンボルツリーとして人気があり、植物のお世話が苦手な方にもおすすめします。

5月~6月になると2cmくらいの白い花が下向きに咲き、10月頃は果実が熟しますがえぐみが強く食べることはできません。熟した果実は皮が裂けて種子が落下します。

⑭ジューンベリー:落葉高木

ジューンベリーはザイフリボク属で、日本を含むアジア圏や北アメリカに自生している樹木です。暑さや寒さにも強く、栽培しやすいシンボルツリーと知られています。生育スピードは遅いですが確実に樹高を伸ばし、3m~5mほどになる樹木です。

4月下旬~5月上旬に白い花が咲き、6月頃になると赤い果実がなります。果実は生やジャムにして食べることができるのも特徴で、実を収穫して食べたい方にもおすすめの樹木です。

また、自然樹形のシンボルツリーであまり手がかかりません。生育を促すために枝が混み合っている部分があれば剪定しましょう。

⑮イロハモミジ:落葉高木

イロハモミジは和風の樹木ですが、家の雰囲気を問わず合わせやすいシンボルツリーです。何より紅葉を見ることができるため、日本人に親しみやすく人気があります。四季によって葉の表情が変わるイロハモミジの姿を身近に感じることができるでしょう。

水やりの手間を省くなら地植えがおすすめで、乾燥した日が連続しなければ水やりの必要はありません。イロハモミジは日本でも自生しており、特別なお手入れをしなくても育つ樹木です。また、シンボルツリーは日当たりがいい場所を好む樹木が多いですが、イロハモミジは半日陰で育ちます。

⑯アオダモ:落葉高木

アオダモは樹高が高くなる雑木で、5m〜10mまで生長するのが特徴です。樹高が高い樹木は幹が太くなる種類もありますが、アオダモは生長しても幹や枝が細くスッキリしています。スッキリしていると言っても、スタイリッシュな印象でみすぼらしく見えません。

アオダモをおすすめする理由の1つとして、栽培しやすい点があり日向や半日陰でも育ちます。4月〜5月は枝先に綿のようにフワフワした白い花を咲かせ、落葉期とは違う顔を見ることができる魅力的なシンボルツリーと言えるでしょう。秋になると紅葉し始めて黄色くなり実も成熟します。

⑰スモークツリー:落葉高木

珍しいシンボルツリーが欲しい方はスモークツリーがおすすめです。スモークツリーはふんわりした花を咲かせ、見た目が珍しいため注目されています。名前にスモークと入っている通り、煙がかったような花を咲かせる樹木です。

開花時期は6月~7月で花の色はくすみピンクや緑があります。葉の色も緑やボルドーがあり、様々なカラーを楽しむことができるシンボルツリーです。

暑さや寒さには強く害虫もつきにくく栽培しやすい一方で、若木は剪定に苦戦するかもしれません。成木になれば美しい自然樹形になり目を引くシンボルツリーになります。

⑱マグノリア:落葉高木

マグノリアはモクレンも含まれており種類が豊富です。注目度が高く改良して新しいタイプのマグノリアも誕生しています。アメリカやニュージーランドでも注目されており、日本産モクレンを改良するなど人気を博している樹木です。

3月~4月になるとピンクや紫の花が咲き、花の香りを楽しみたい方にもおすすめします。同じマグノリアでも白い花が咲くハクモクレンがありますが、ピンクや紫の花が咲く種類とは別物です。

また、暑さや寒さにも強く病気にもなりにくい樹木で栽培しやすいでしょう。樹形も崩れにくく剪定にも手がかかりません。

⑲ハナミズキ:落葉高木

ハナミズキは記念樹としても有名な樹木で、シンボルツリーという言葉が定着する前から庭木として愛されてきました。落葉樹のシンボルツリーでは人気がある樹木で、家のスタイルを問わず和や洋でもマッチします。

シンボルツリー選びに迷った時は、家のタイプを選ばないハナミズキがおすすめです。四季に合わせて変化するハナミズキの姿を楽しみましょう。

ただ、暑さ寒さには弱い樹木で、極端に温度が高い地域や寒い地域の栽培は向いていません。4月~5月は花を咲かせ、白、赤、ピンク色で華やかな印象のシンボルツリーを見ることができます。

⑳ヒメシャラ:落葉高木

枝先が垂れ下がるヒメシャラは柔らかい印象があり、和風や洋風の家でも合うシンボルツリーです。樹高はあっても枝先が垂れ下がることで圧迫感のない印象になります。

シンボルツリーとして植樹する際は玄関前が定番ですが、直射日光が当たらない家の壁側などで育てましょう。ヒメシャラは株本に直射日光が当たらないように育てる必要があるため、下草を植えてもかまいません。

花をつけた姿も素敵で6月になると2cmくらいの白い花が咲きます。また、赤褐色の幹と緑の葉の色合いも爽やかで、夏は清涼感のあるシンボルツリーを楽しみましょう。

㉑サルスベリ:落葉中高木

サルスベリは幹の質感や花が少し変わっている樹木です。幹はツルツルしており筋感や濃淡があります。花は7月~10月に咲き、クシャクシャにしたような見た目が印象的です。

サルスベリは独特な外観で庭を彩り、魅力的なシンボルツリーと言えるでしょう。華やかさを兼ね備えたサルスベリは丈夫で栽培しやすいことから、道路などにも植樹されています。太陽光が好きな樹木で、直射日光が1日4時間以上当たる場所で栽培するのが最適です。

剪定は頻繁に行う必要はありませんが、キレイな花を咲かせるなら毎年落葉する時期に剪定しましょう。

㉒ライラック:落葉中高木

玄関先やポーチなどに、彩りをプラスしてくれるシンボルツリーがライラックです。4月~5月になると枝先に小さな花がたくさん咲き、見た目は穂のような形をしています。1つ1つの花は小さいですが密集して咲き、遠くから見てもボリューミーで色合いが素敵です。

花の色は、白、赤、紫、青などがあり、長い間花を楽しみたい方におすすめします。ただし、暑さに弱く寒さに強いため栽培場所に注意しましょう。

基本的に日当たりがいい場所を好みますが、西日を遮る場所が最適です。樹高を保ちたい場合は、開花したらすぐに切り戻し剪定を行います。

㉓アジサイ:落葉低木

花を楽しみたい方におすすめなのがアジサイで、日本では定番のシンボルツリーです。6月~7月上旬に花が咲き、青、紫、ピンク、白など様々な色があります。多めに植樹して色を楽しむのもいいでしょう。

自生しているアジサイは高さが2mほどありますが、低木にしたい時は開花後すぐに剪定するのがポイントです。また、順応力に優れている樹木で大してお手入れをしなくてもよく育ち、シンボルツリーに手をかけたくない方にもおすすめします。

アジサイは日本で古くから親しまれており、日本家屋との相性もいいですが洋風の家とも合う樹木です。

㉔ドウダンツツジ:落葉低木

ドウダンツツジは栽培しやすく、初めてシンボルツリーを植樹する方におすすめします。暑さ寒さに強く丈夫な樹木で、植物を栽培したことがない方でも育てやすいです。

丈夫な樹木として有名で公園や道路など公共の場に植樹されています。家で栽培する場合はシンボルツリーとして活躍しますが、元々は植え込みや生垣として使われてきました。

葉や樹形は家の印象を損ねることなく、日本庭園や洋風のガーデンニングスタイルにも合います。ドウダンツツジの魅力はベルのような形状の花や鮮やかな紅葉で、四季によって見え方が変わるのも特徴です。

㉕セイヨウニンジンボク:落葉低木

セイヨウニンジンボクは枝が広がり樹高が2m~3mに達するため、広い庭で育てることをおすすめします。

寒さ暑さに強く育てやすく、7月~9月はくすみパープルの花が咲く樹木です。花は長い間咲き誇り花も楽しみたい方におすすめします。毎年キレイな花を咲かせたい場合は寒風が当たらず、半日くらい日が当たる場所で育てましょう。

セイヨウニンジンボクをおすすめする理由はもう1つあります。花はもちろん葉も香るのがセイヨウニンジンボクです。葉が香るシンボルツリーは珍しく、少し変わった樹木を探している方はぜひ栽培してみましょう。

シンボルツリーの注意点

シンボルツリーを栽培する時の注意点は2つあります。植物が原因でご近所トラブルに発展したり、お手入れのこともあるため注意点は把握しておきましょう。

■樹高や葉の広がりなどを確認する
将来的に樹高や葉の広がりはどれくらいになるのか、よく理解したうえで植樹します。

最初は小さいシンボルツリーでも、年数が経つと大きく生長する樹木もあるからです。あまり大きく生長させたくない場合は剪定して、横に広がる樹木は壁や道路に達することを想定して植えましょう。

■落葉期はマメに落ち葉を拾う
隣の家の敷地に落ち葉が侵入してトラブルになることもあります。

特に落葉樹は葉がよく落ちる樹木で、落葉シーズンはマメに落ち葉を取り除きましょう。ご近所トラブル対策を考えるなら、葉が落ちにくい常緑樹がおすすめです。

まとめ

シンボルツリーは種類が豊富なのも魅力で、あなた好みの樹木が見つかるでしょう。まずは常緑樹にするか落葉樹にするか決めると樹木選びがスムーズになります。ぜひ、シンボルツリーを植えて素敵な空間を作りましょう。

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