電気あんかは、冬場には欠かせない暖房の一つです。最近では消費電力もわずかでコスパの良い電気あんかや、コードレスの電気あんか、充電式の電気あんかなどさまざまな種類の電気あんかが発売されています。
また、形状も従来の楕円形や山型の電気あんかだけでなく、平らでソフトな電気あんかや、モバイルバッテリータイプの電気あんかまで様々です。
ここでは、人気の電気あんかについてご紹介していきましょう。
電気あんかの選び方のポイント
電気あんかの選び方のコツは6つあります。
①充電式の電気あんかか、コード接続式の電気あんかか
湯たんぽ式の電気あんかは15分から20分程度充電すれば、その後はコードレスで一晩中暖かさを保てるものが多く見られます。充電式だと持ち運びもできるので、アウトドアや車内でも使うことができます。また、一般的にコードレスの電気あんかは貯めた熱を少しずつ発熱していくので、最初は高温ですが、数時間経過すると温度が低くなる傾向があります。
②コードレス式の電気あんかか、コード式の電気あんかか
コードレス式の電気あんかは、布団の中に入れても寝ている間に足がからまってしまって邪魔ということがありません。コード式の電気あんかはコードが邪魔になりますが、常に電源が供給できているので、何時間たっても同じ温度を保てるため、朝になっても暖かいままです。
③ソフトでやわらかい電気あんかか、ハードでしっかりした電気あんかか、山型の電気あんかか
電気あんかの形状は、平らで広い面積をカバーできるソフト式の電気あんかと、昔ながらの楕円形で固い電気あんか、そして関西方面で人気の山型の電気あんかがあります。それぞれ使う場所や好みによって形状を選ぶと良いでしょう。
④湯たんぽ式の電気あんかか、電熱式の電気あんかか
湯たんぽ式の電気あんかは、中に交換不要の特殊な液体が入っており、液体を電気で暖める方式になっています。電熱式の電気あんかは、中に電熱線が入っていて、電熱線が高温になることで暖かくなる方式になっています。湯たんぽ式はどうしても液体の分、大きくなってしまいますので持ち運びは邪魔になりますので、寝る時に使うのがおすすめです。
⑤USB式の電気あんかか、通常のコード式の電気あんかか
最近の電気あんかには、USB式のものも増えてきました。USB式のコードであっても、別売りのアダプターを接続すれば普通のコンセントに差し込むことができます。
⑥モバイルバッテリーにもなる電気あんかか、普通の電気あんかか
小型の電気あんかの中には、モバイルバッテリーにもなる1台2役のものもあります。モバイルバッテリーにもなる電気あんかの多くは小型なため、寝る時にはメインの電気あんかではなく、サブの電気あんかとして使用すると良いでしょう。
電気あんかのおすすすめ人気ランキング20選
Amazon口コミ400件以上の人気電気あんか こちらのToyuugo mallの充電式湯たんぽは、中の水の交換が必要ないエコな電気あんかです。もうお湯の交換でやけどしそうになる心配もありません。 充電した湯たんぽ本体を、ふわふわのフランネル生地のカバーに入れて使用します。充電時間は非常に短時間で15分から20分ほどで、8時間あったか。一晩ぐっすり眠れます。 温度の調節機能はありませんが60度程度まで暖かくなり、夜中に冷めてしまう心配もありません。口コミによると、新品の時はカバーのビニール臭がするので苦手な方は注意してください。
コスパ最強の昔ながらの定番電気アンカ Amazonの口コミで100件突破している、定番の電気アンカです。コードをコンセントにさしこめばすぐに暖かくなり、温度調節もダイヤルで「弱」「中」「強」を調節するだけ。 湯たんぽのようにお湯がこぼれてしまう心配もありませんし、コンセントにつなぐので温度も一晩中一定に保つことができます。 コードの長さは約2メートルあります。口コミによると微妙な温度設定は難しいので、置く場所を調節するなどして使用する必要があります。
関西で人気の山型タイプの電気アンカ 電気アンカは関東と関西では人気がある形が違います。関東ではフラットな平型タイプ、関西では山型タイプが人気で、こちらは関西や中国、四国、九州地方で人気の山型タイプです。 山型になった側面は温度調節つまみになっており、ダイヤル式なので子どもから大人まで誰もが使いやすくなっています。平型と比べると布団と足の間に空間ができるので、足が蒸れてしまう心配もありません。 電気代は1日8時間使用して、わずか1.2円。毎日使用しても1ヶ月で36円程度と、大変コスパの良い電気アンカです。
手元で温度調節できるコントローラー付電気あんか 平型や山型の電気あんかの多くは、温度調節が本体についているので、夜中にもっと暖かくしたい時にはわざわざ布団から本体を出して、温度調節しなくてはいけません。 こちらの「パナソニック 電気あんか ソフト(大形) DW-78P-H」は、電源のオンオフと温度調節つまみが本体とは別のコントローラーでできるので、寝ながらスイッチオンオフや温度調節ができます。 1時間の電気代はわずか0.2円なので、8時間使っても1.6円程度。一ヶ月毎日使っても50円になりません。
かわいい三毛猫が蓄熱式の電気あんかになった! 中のお湯を交換しないで使える、さわり心地の良い蓄熱式の湯たんぽです。カバーが猫になっており、こちらは三毛猫で、他にサバ猫、茶トラ猫のシリーズもあります。 使い方は簡単で、使う前に15分から20分ほど充電するだけ。お風呂に入っている間に充電すれば、丁度いい温度になっています。短時間の充電で、たっぷり8時間温かいままです。 気になる電気代は、1回充電するごとに約2.5円ととてもリーズナブル。一ヶ月使っても75円程度で、コスパも最高です。
布団の中で邪魔にならないソフト電気あんか ハードタイプの電気あんかは、寝ている時に足で蹴ってしまうことがありますよね。朝起きたらベッドの下に電気あんかが落ちていた、という方も多いのでは。 ソフトタイプの電気あんかは、柔らかいので足で蹴って布団の外に出てしまう心配がありません。また、自由に形を変えられるので、布団だけでなくカーペットやソファーでくつろいでいる時もブランケットと一緒に組み合わせて使うとあたたかです。 口コミによると、電源のオンオフがコンセントの抜き差ししかないので、それが不便と感じる方もおられるようです。
マイクロファイバーで触り心地抜群の電気あんか 昔ながらの定番の平型電気あんかに、触り心地抜群のマイクロファイバーのカバーをつけた電気あんかです。 電気あんかは足もとで使用するので、足の汚れやにおいがつかないか気になりますが、こちらは抗菌防臭機能がついているので、汚れやにおいも付きにくくなっています。電気代は1時間あたり0.1円なので、1日8時間つけてもわずか0.8円。一ヶ月つけても30円程度と、かなりのコスパの良さです。 口コミによると、温度調節に「切」が無く、電源のオンオフはコンセントの抜き差しなので、それが面倒に感じる場合もあるようです。
充電式のコードレス小型電気あんか 充電して使える小型の電気あんかです。3段階の温度調節機能がついていて、低温モードは温度35度から42度で、8時間連続して使用可能です。 中温モードは温度42度から48度で、6時間連続して使用可能です。高温モードは温度48度から55度で、4時間連続して使用可能です。 モバイルバッテリーとしても使用可能で、5200mAHあり、モバイルバッテリーとして使っている時には、カイロの機能は使えません。色はピンク、ブラック、ブルーの3色があります。
4段階の温度調節ができる小型電気あんか 同様な他の機種と比べると、もう1段階温度調節が可能なので、微妙な温度設定ができる小型電気あんかです。 5200 mAhのモバイルバッテリーとしても使えるので、冬の外出時に役立つ便利グッズです。 低温モードの場合は35度から37度で8時間連続使用可能、中低温モードの場合は40度から42度で6時間連続使用可能、中温モードの場合は48度から50度で4時間連続使用可能、高温モードの場合は52度から55度で2時間連続使用可能です。
モコモコのクッションタイプの電気あんか 充電蓄熱式湯たんぽです。コードレスなので、寝ている間も足がからみません。ふわふわの触り心地のカバーに、グミのようにやわらかい感触で、気持ちよく眠りに入ることができます。 わずか20分間充電するだけで、6時間から8時間あたたかさが続きます。お風呂に入っている間に充電完了するので、準備も簡単です。 温度は「強」と「弱」の2段階で「強」は60度、「弱」は40度の暖かさをキープできます。色はピンクとブラウン、モスグリーンの3色です。
便利な充電完了アラーム付きの電気あんか 充電式の手軽に使える電気あんかです。中には入れ替え不要のお湯が入っているので、いちいち中身を取り替えなくて良いので大変エコな電気ゆたんぽとして使えます。 充電時間はわずか8分から15分程度。充電が終わったらアラームが鳴るので、充電が終わったかどうかイライラすることもありません。 連続して6時間から8時間使用できるので、一晩あたたかい状態でぐっすり眠れます。色はレッドかブラウンの2色から選べます。
ベルト式にも!アラーム付電気あんか 充電式の電気あんかで、コードレスになるので足がコードにからまりません。中身は交換不要の液体が入っているので、お湯の入れ替えの必要の無いゆたんぽとして使えます。 充電時間は10分という短時間で、フル充電になるとアラームで充電完了をお知らせします。口コミによれば、簡単でお湯を出し入れする湯たんぽのように手間がかからないので、大変便利と好評です。 商品によっては購入して数ヶ月で温度が低くなってくるものもあるので、耐用期間はワンシーズンと考えておいたほうが良いかもしれません。
持ち運び可能な、手頃なサイズの電気あんか 充電式のコードレスなので、手軽に持ち運びが可能なエコな電気あんかです。会社や学校、車の中でちょっと手元を暖めたい時や、冬場で椅子に座って腰が冷える時など便利に使えます。 中身は交換不要のお湯が入っているので、湯たんぽのような面倒な毎日の作業もいりません。 充電時間はわずか15分なので、寝る前のちょっとした時間にフル充電できます。一度充電すれば8時間から10時間ほかほかの暖かさ。カバーがふかふかの心地よい触り心地で、汚れたら洗濯できます。
冬場のペット用暖房としても人気の電気あんか 広電の電気あんか大判ソフト「CAS-271AE」は、柔らかくて大判なので、寝ている間に足で蹴ってしまってもベッドの下に落とすこともありません。 45センチ×33センチと暖かくなる面積が広いので、寝返りをうっても足元があたたかいままです。気になる電気代も1時間あたり0.15円なので、一晩で約1.2円。 一ヶ月使っても約40円と、コスパの良い電気あんかです。子どもからお年寄りまで使うことができますし、ペットの暖房用としても人気です。
足と手先用に複数個使うのがおすすめの電気あんか 中に特殊な液体が入っているので、毎日お湯を出し入れせずに、くりかえし使用できるエコな電気ゆたんぽです。 充電はわずか15分でフル充電になり、布団の中なら6時間程度、布団以外の外であれば3時間程度暖かさが持続します。サイズは17センチ×24センチですが、膨らむので実際は15センチX20センチ程度の大きさになります。 口コミによると、ワンシーズン持てば良いと思って購入している人が多いようです。また、温度調節ができないので気になる方もいるようです。
短時間ですぐに暖かくなる電気あんか 平らでソフトな大判の電気あんかです。コード付きなので、一晩中温度が下がることなく暖かさをキープすることができます。 また、コードをつなげばすぐに暖かくなるのも嬉しい特徴です。やわらかい素材でできているので、寝ている時に足で蹴ってしまっても足が痛くなりません。気になる電気代は「強」で使用した場合でも、1時間で0.18円ととってもリーズナブルです。 こちらのサイズは幅45×奥行33×高さ3.2cmですが、姉妹品で大判ではない普通サイズのソフトの電気あんかは、奥行26×幅32×高さ3cmとなっています。
ふわふわの起毛生地で気軽に使える電気あんか クリスマスプレゼントにも最適な、起毛生地で肌触りの良いソフトタイプの電気あんかです。コンセントにさして使うタイプの電気あんかなので、待ち時間無しでコンセントにさせばすぐに暖かくなります。 サイズは横32センチ×奥行26センチなので、足元に丁度いい大きさ。寝る1時間前から電源をオンにして、布団の中に入れてておくのがおすすめです。電気の暖房というと電気代が心配になりますが、こちらは1日8時間使用でわずか0.85円とリーズナブル。模様は星型で、色はカーキ、ブルー、レッドがあります。
充電できるでんきあんか!電熱線式でフラットな形状 本体の中に電熱線が入っており、寝る前に2時間程度コンセントにつないで充電し、寝る時にはコンセントを外してコードレスで使える電気あんかです。コードを外しても50度から40度の温度で、8時間から10時間ほど暖かさが続きます。 以前のバージョンと比べると、カバーの毛足が長くなってふかふかに暖かくなりました。また、強弱のスイッチも改良されて、間違えてスイッチを押してしまうこともなくなりました。口コミによると人間は、犬や猫といったペット用の暖房としても人気があります。
USB式のコード式!手軽に使える電気あんか USBにつなげば、どこでも60度の暖かさになる電気あんかです。手先を暖めるために手に持っても、わずか200グラムなので負担になりません。サイズは横31センチ、縦37センチなので、クッションとしても使用できます。 寝る時に足元やお腹、手先を暖めるだけでなく、抱き枕のようにしても気持ちいいですよ。車のコンセントにつなげば、車内でも使用できます。カバーは水洗いできるので、いつも清潔な状態に保てる電気あんかです。
スイッチオンでわずか3秒で暖かくなる電気あんか モバイルバッテリーにもなる、コードレスでハンディな充電式電気あんかです。片手に持てるくらいコンパクトなので、カバンに入れて持ち歩いても邪魔になりません。 スイッチを入れたら3秒で暖かくなるので、寒い冬の通勤や通学の心強い味方になります。カバーは無く、外側はプラスチックなので手触りは固いです。モバイルバッテリーとしては5200mAhの大容量なので、毎日の使用だけでなく、旅行中もバッテリー切れの心配がなくなります。
比較一覧表
電気あんかの処分方法は?
電気あんかをゴミとして捨てたい時は、お住いの自治体の指示に従って処分してください。
例えば、東京都杉並区や江東区は、電気あんかは「不燃ごみ」または「燃やさないごみ」として出すことができます。一番長い片が30センチを超える電気あんかは、粗大ごみになりますので、粗大ごみ受付センターに連絡してお金をはらって捨てることになります。
その他の地域の場合は、例えば北海道帯広市でも電気あんかは「燃やさないごみ」として出すことができます。
大阪市は燃えるごみと不燃ごみの区別が無いので、一番長い片が30センチ以下の電気あんかは「普通ゴミ」として出すことができます。
福岡県太宰府市の場合は、市指定ごみ袋に入らない電気あんかは「粗大ごみ」、市指定ごみ袋に入る場合は「もえないごみ」として捨てることができます。
まとめ
冬場には欠かせない電気あんかは、コードレス式のものや充電式のものなど、さまざまなタイプがあります。タイプによって発熱温度が違うので、ライフスタイルにあわせた電気あんかを選びましょう。