食器洗い機は、忙しい家庭の生活必需品になりつつあります。あらかじめ食器洗い機が備え付けられたキッチンも多くなってきました。
食器洗い機の機能を十分活かすには、食器洗い機用洗剤のチョイスが重要になってきます。ここでは人気の食器洗い機用洗剤をご紹介します。
食洗機用洗剤の選び方
食器洗い機用洗剤を選ぶ時は、3つのポイントに気をつけましょう。
①食器洗い機用洗剤の形状の違いを知る
食器洗い機用洗剤は、粉末状とジェルなどの液体状、タブレット状の3種類の形状があります。粉末状とジェルなどの液体状の洗剤は、いちいちスプーンやキャップなどで量らなくてはいけないので手間がかかります。一方タブレット状のものは、1回ごとに量らず入れるだけで良いので手間がかかりません。
②自然派の食器洗い機用洗剤かどうかを知る
近年、石油系の合成洗剤ではなくエコ洗剤を使う人が多くなりました。肌が弱かったり、小さな子どもがいる場合はとても気になるポイントですよね。自然派の洗剤は肌には良いのですが、油汚れは落ちにくいので予備洗いが必要になります。
③消臭機能や抗菌機能がある食器洗い機用洗剤かを知る
食器洗い機は、しばらく使っていると庫内ににおいがこもりがちです。食べ物のにおいと、強い洗剤のにおいがミックスして食器洗い機独特のにおいを発生させています。洗剤を購入する時は、においが発生しないように消臭機能や抗菌機能があるかどうかもチェックしておきましょう。
食洗機用洗剤おすすすめ人気ランキング15選
グラスも食器洗い機の庫内も清潔に 食器洗い機用洗剤の定番と言えば、ライオンの「チャーミークリスタ」シリーズです。 2つの種類があり、青い「チャーミークリスタ クリアジェル」はガラスのくもりも落としてクリアにしてくれる洗剤で、油汚れから水垢まで落としてくれます。 緑の「チャーミークリスタ 消臭ジェル」は食器洗い機を使っているうちに、庫内のにおいが気になってきたら使うと便利な洗剤です。 ジェルタイプなので粉状の食器洗い機用洗剤よりも溶けやすく、食器に洗剤の溶け残りが白くつくこともありません。 そして除菌機能もプラスされているので、食器も食器洗い機の庫内も清潔に保てます。 リピーターが多いので、販売しているボトルサイズも480gのほかに840gがあります。
環境に優しいドイツ生まれの洗剤 「緑の魔女」はドイツ生まれの洗剤で、食器洗い機用洗剤の他にも、食器洗い用洗剤、 洗濯洗剤、トイレ用洗剤、お風呂用洗剤なぞ、数々の魔女シリーズが版害されています。 人気の秘密は環境に配慮した洗剤であることと、洗い上がりの良さ。 他の食器洗い機用洗剤を使っていたけれども、庫内からくさいにおいがするようになって、緑の魔女シリーズに変えたという方も多く見られます。 液体やジェルではなく粉末ですが、洗剤の溶け残りが食器に残って白くなってしまうようなこともありません。
強い洗浄力で一発で食器が綺麗に 食器洗い機は毎食使うものなので、しっかり汚れは落としてほしいですよね。環境に優しい洗剤だと、どうしても洗い残しがあるので、もう一度洗わなくてはならず二度手間になることも。 その点、ジョイは強い洗浄力なので、お皿についた油汚れや卵の汚れ、ご飯粒などをしっかり落としてくれます。 ファブリーズと共同開発しているので、消臭効果も万全です。食器だけでなく食器洗い機の庫内まで消臭することができます。 通常のジョイに加えて、オレンジピール成分入りのジョイと、ライムの香りの固形になったタブレットタイプのジョイがあります。
計量不要で洗剤1個を食器洗い機に入れるだけ 「フィニッシュ」はポーランド生まれの洗剤で、こちらのタブレットタイプの食器洗い機用洗剤と、食器洗い機の乾燥仕上材リンスが販売されています。 「フィニッシュ」の人気の秘密は、何と言っても便利で使いやすいことです。一回ごとに一粒を食器洗い機に入れるだけなので、スプーンやキャップで洗剤をいちいち計量する面倒もありません。 一つ前の「フィニッシュ」は個別包装だったので包装を捨てる必要がありましたが、改良型になりました。新型はオブラートのようなフィルムに固められた洗剤が包まれており、それを入れるだけなので簡単、手間いらずです。
合成添加物は一切使用していません サラヤ株式会社は、植物やハーブから作られた洗剤を扱っている会社です。ヤシノミ洗剤を作っている会社として、知っている方も多いかもしれません。 洗う人の肌や、小さな子ども、赤ちゃんのことも考えて、石油から作られる合成界面活性剤や合成香料、着色料、保存料 などの合成添加物は一切使用していません。 こちらの「arau.(アラウ)」シリーズの食器洗い機用ジェルは、食器洗い機の庫内に洗剤のニオイが残らないと評判です。グラタンやカレーなどの油汚れもすっきり落としてくれるので、二度洗いの手間もありません。
粉末でも溶けやすい食器洗い機用洗剤 ロケット石けんは、100円ショップに販売されている洗剤や、有名ブランドの洗剤の中身などを数多く手がけている会社です。 ロケット石けんでは食器洗い機専用洗剤を、こちらの粉末とジェル状のものとを販売していますが、ジェルよりも粉末のほうが汚れを落とす力が強くなっています。洗剤の溶け残りが食器に白く残ることもなく、食器洗い機独特のいやなニオイもありません。 注意事項としては、付属のスプーンの長さが短いので、最後のほうになったら中身を別の容器に入れると良いでしょう。
マイヤーおばさんの知恵と優しさ! ミセスマイヤーズ クリーンデイのシリーズは、9人の子どもを持つアイオワ州の主婦、テルマ・A・マイヤーさんのアイデアから生まれた石けんです。 刺激の強い化学洗剤ではなく、地球に優しい原材料で子どもやペット、全ての家族が安心できる洗剤作りを心がけています。 食器用洗剤は、成分の97%以上が植物性、自然由来でできています。1回ごとのキューブ状になっているので、洗剤を計量する手間もありません。 香りはレモンバーベナ、ラベンダー、バジルの3種類あります。 また、同じ香りで食器用洗剤、マルチクリーナー、スクラブクレンザー、ビネガージェルクリーナー、重曹クリームクリーナーがあります。
油汚れもスッキリ!庫内も綺麗に 花王の食器洗い機用洗剤の中で、一番強力な洗浄力があるのがこの「キュキュット ウルトラクリーン すっきりシトラスの香り」です。 チーズがこびりついたグラタン皿や、たまごの黄身の汚れ、グラスについた口紅など、他の食器洗い機用洗剤では簡単には落ちない汚れも、「キュキュット ウルトラクリーン」なら二度洗いする必要がありません。 また、食器を綺麗するだけでなく、一緒に食器洗い機の中も掃除してくれるので、庫内を開けた時のくさいにおいからも開放されます。
合成洗剤の香りが苦手な方に! 洗剤のにおいが苦でストレスになっている方に使ってほしいのが、「ソネット 食洗機用洗剤 オーガニック 無香料 ナチュラルディッシュウォッシャー」です。 化学物質過敏症の方や、食器洗い機を開けるたびに刺激の強い洗剤の香りに悩まされている方が、こちらの洗剤にたどり着くようです。 手荒れはしなくなりますが、残念ながら洗浄力はあまり強いほうではないので、カレーや肉炒め、グラタンやカレーといったお皿を洗う場合は、あらかじめ洗ってから食器洗い機に入れましょう。
石鹸カスが残らず使いやすい 地の塩社は、 自然派の化粧品や無添加の化粧品、石けん、布ナプキンなどを作り続けている会社です。 アルカリウォッシュや重曹、酸素系漂白剤などのエコ洗剤にも力を入れていて、こちらの食器洗い機用洗剤もセスキ炭酸ナトリウムやクエン酸など、自然派洗剤でできています。石鹸成分も含まれていないので、食器に洗剤カスが残ることもありません。 エコ洗剤全体に言えますが、洗浄力が超強力という製品ではないので、カレーやハンバーグ、焼き肉といったギトギトの油汚れの時には、食器洗い機に入れる前に予備洗いをしておきましょう。
石けん成分無しでも汚れが落ちる 純石けん成分ではなく、酸素系漂白剤と、アルカリ剤、食品添加物にも使われるクエン酸ナトリウムで作られた食器洗い機用洗剤です。 全体的には弱アルカリ性の粉石けんになっているので、泡はブクブクとは立ちませんが汚れは落ちていますので、洗剤の量を増やしてしまわないように注意してください。 注意事項としては、水に濡れると酸素が発生するので、「エスケー すっきり食器洗い機専用洗浄剤」の水で溶かした液体を密封容器に入れると爆発する恐れがあるので注意してください。
純石けん成分に酸素系漂白剤配合 パックスナチュロンシリーズは、神奈川県横浜市の自然派石けん製造会社「太陽油脂」が製造している石けんです。工場では太陽光発電システムを導入したり、環境省や経済産業省が後援するグリーン購入大賞も受賞しています。 「パックスナチュロン 食器洗い機専用石けん」は、石油から作られる合成界面活性剤や防腐剤、合成香料、合成着色料は一切使っていません。純石けん成分に、アルカリ剤、酸素系漂白剤を加えただけのシンプルな製品です。 粉末状の純石けん分でできているので、食器洗い機に入れる時に少し粉が舞ってしまいますので注意が必要です。また、油汚れやチーズ、もち米といった皿にこびりついた汚れは、一度では落としきれませんので食器洗い機で洗う前に汚れを落としておきましょう。
環境に優しい食器洗い機用洗剤の決定版 環境に配慮した石鹸製造会社として有名な、福岡県北九州の会社「シャボン玉石けん」が製造している食器洗い機専用の洗剤です。 他社の洗剤は薬のニオイがきつすぎるという方や、合成洗剤は使いたくない方に、リーピート利用されています。 グラタンなどの焦げたチーズの汚れや、もち米の皿へのこびりつき、口紅や油といった 頑固の汚れの場合は、食器洗い機に入れる前に汚れを取ってから入れないと取れませんので使い方には注意が必要です。 また、漆塗りの食器、塗りがされていない白木の食器、クリスタルガラス製の食器、アルミや金、銀食器などには使えません。
食器洗い機販売会社が作ったので洗い上がり抜群 ミーレはドイツの白物家電製造メーカーです。食器洗い機の他にもオーブン、掃除機や洗濯機、乾燥機などを製造販売しています。 自社の食器洗い機用に、ミーレでは酸素系漂白剤入りのオリジナル乾燥仕上げ剤入り食器洗い用タブレット洗剤や、食器洗い機庫内洗浄剤の「ディッシュクリーン」、食器洗い機専用の乾燥仕上げ剤の液体「リンスエイド」を販売しています。 グラスも曇りが取れてピカピカになると評判のタブレット(キューブ状)洗剤ですが、ドイツからの輸入品のため価格が少し高めなので、特に綺麗にしたい食器の時に使うようにすると良いでしょう。
食器洗い機の庫内の中までにおいを取ってくれる 食器洗い機は便利だけども、独特のにおいが気になりますよね。 こちらの「ロケット石鹸 食器洗い機専用洗剤」は、水に溶けやすいジェル状の洗剤で、 食器だけでなく食器洗い機の庫内のにおいも取ってくれます。 ロケット石鹸は、派手なCMなどは流していませんが福岡県の会社で、100円ショップで取り扱っている多くの洗剤を取り扱っている会社です。 市販されている有名ブランドの商品が、実は中身はロケット石鹸が作っていたというものも。
比較一覧表
まとめ
食器洗い機用洗剤は、自然派から強力に洗浄してくれるものまで、多くの製品が販売されています。使う食器洗い機と洗剤との相性もあるので、気になるものがあればいくつか試してみましょう。