賢い人のクローゼット収納術【お悩み別】今すぐマネできるアイデア37選

服があふれかえっていて収納が足りない場合、まず実践したのが断捨離。体形に合わなくなった服や、流行や好みの変化で何となく着なくなってしまった服は、思い切って処分してしまうのがおすすめです。

それでも収納が足りない場合は、賢いクローゼット収納術に頼りましょう。工夫次第で収納力を増やすアイデアもたくさんあります。

クローゼット下段に収納ケースを入れる場合は、高さ、幅、奥行きがぴったり合うものを選んでスペースを無駄なく使うのがコツ。今ある衣装ケースをわざわざ買い替えなくても、デッドスペースゼロの収納を目指せるグッズもあります。

衣装ケースの横にできた隙間に、スリムな収納ワゴンを置いた実例。キャスター付きのものを選ぶことで、取り出しやすいよう工夫されています。バッグなどの小物を置くのにちょうどよさそうですね。

ハンガーポールに掛ける洋服。適当に掛けてしまっている場合は、掛け方をひと工夫してみましょう。

服によって丈の長さが違いますが、丈の長いものは右側、丈の短いものは左側といった具合にそろえると、まとまった空間が生まれます。もうひとつ収納ケースを置くこともできますよ。

ハンガーポールに掛けた洋服と、設置した衣装ケースのあいだに薄めの収納ケースやカゴを置いた実例。ちょっとのデッドスペースも無駄なく活用できるアイデアです。

衣類を入れるほか、収納場所に困りがちなストールや帽子、バッグなどの小物を入れてもいいですね。

ハンガーポールに掛けた洋服の下にできるデッドスペース。衣装ケースを置くのもいいですが、掛けて収納したいアイテムが多い場合は、2段組にしてしまうのも賢い方法です。

ハンガーポールに吊り下げて2段組にできるブランコハンガーを使った実例。たくさんの服が一覧できて、お支度がスムーズになりそうですね。

ブランコハンガーは、長さを調節して好きな高さにハンガーポールを増設できます。開いた空間を無駄なく利用できますよ。

クローゼットの上段に、IKEAの人気収納アイテム「SKUBB」と「STUK」の収納ケースがシンデレラフィット！クローゼット上段を隙間なく使い切った実例です。

ジッパーでしめられる収納ケースなので、縦横自在に置けるのがポイント。おうちのクローゼットでもシンデレラフィットを再現しやすいでしょう。見た目もすっきりして気持ちのよいクローゼットになりそうです。

収納力不足に悩んでいるなら、ハンガーポールに掛けた洋服のうしろのスペースにも着目しましょう。

突っ張り棒を使って、ハンガーポールの奥に収納を増設した実例です。帽子やストール、ベルトなどの小物置き場にぴったり！

クローゼットに壁面収納を取り入れて収納力をアップさせている方もたくさんいます。

こちらは、ワイヤーネットを使用した実例。デッドスペースになりがちなハンガーポール手前の空間を上手に使って帽子やバッグを収納しています。

小物類がサッと手に取れて、お支度がスムーズになりそうですね。

手軽に設置できるつっぱり棒も、壁面収納を作るのに便利なアイテム。つっぱり棒というと、横につっぱって使用するイメージが強いですが、こちらの実例では、クローゼットの奥から手前につっぱり棒を通しています。

置き場所に悩みがちなバッグが上手に収納できていて、とても使いやすそうですね。

クローゼットは収納しているアイテムの見やすさも大事。どんなにきれいに収納してあっても、どこに何があるか分かりにくいと、使いづらく感じてしまいますよね。

見やすくて使いやすいクローゼットの実例をご紹介していきます。

服を衣装ケースの中にしまうと、お目当ての服が見つけづらいのが難点。スチールラックに畳んだ服を置くかたちなら、すぐに着たい服を手に取ることができます。

引き出しを開け閉めするアクションがないので、身支度をパパッと済ませたい方にもぴったり！

畳んで収納する衣類を、ワイヤー製のカゴに入れた実例。一般的なプラスチック製衣装ケースにくらべて中が見やすく、目的のグッズが入った引き出しを迷わず開けることができます。

衣装ケースの中に湿気がたまりにくいのもメリット。

ブランコハンガーでハンガーポールを2段組にして、ほぼすべての服をハンガーに掛けて収納したクローゼット実例。いちいち引っ張り出さなくても手持ちの服が全部チェックできるので、服選びに悩みがちな人にもぴったりです。

服を畳む手間が省けるのもメリット。家事を時短したい方にもおすすめのアイデアです。

ハンガーポールの下にカラーボックスを置いて、2段組の吊るす収納をDIYした実例。ボックスの上にカゴを設置して、ちょっとした小物を置けるのも便利。

中が見えないタイプの収納ケースは、クローゼットをすっきりした印象にしてくれます。しかし、中身が分かりにくいのが難点。見栄えと実用性の両方を追求するなら、おしゃれにラベリングするのがおすすめです。

クローゼット上段に置いたケースにおしゃれなタグをつけてラベリングした実例。いちいちおろして中をチェックする必要がありません。

ラベリングするのはひと手間ですが、その後の使い勝手が格段によくなりますよ

着替えのたびに開けて毎日眺めるクローゼット。勝手のよさも重要ですが、できれば見た目もきれいにしておきたいですよね。

毎日の着替えタイムが楽しくなるような、おしゃれな見た目のクローゼットを実現している収納上手さんの実例をご紹介します。

収納ケースの色やデザインをそろえると、クローゼット全体に統一感が出てすっきりした印象になります。

クローゼットの上段・下段ごとにおなじ収納ケースでまとめた実例。びっしりケースが並んでたくさん収納されているのに、すっきり整った美しいクローゼットを実現しています。

クローゼットはたくさんのものを収納するため、どうしてもごちゃごちゃした印象になりがち。見た目も美しく整えたいなら、使用する収納グッズはハンガーなど細かいものまでこだわって、統一感を持たせるのがポイントです。

すべてシルバーのハンガーで統一した実例。さまざまな色・柄の服が並んでいても、すっきり整って感じられますね。

ハンガーに掛けた洋服の下に台を設置し、畳んだ服を並べてまるでショップのディスプレーのように仕上げたクローゼット。クローゼットを眺めながらコーディネートを考える時間が、ますます楽しくなりそうですね。

引き出しの中をどうやって整理するかも、クローゼット収納の悩みのひとつ。衣類が取り出しやすくて、ごちゃごちゃになりにくい整とん方法が知りたいですよね。

引き出しの中をきれいに整理するために、賢い人が実践している工夫やコツをご紹介します。

引き出しの中にしまう衣類。畳んだ状態で平積みにすると、下になった服が見にくくなってしまいます。

引き出しの中の服は、立てて収納するのが賢い人の収納術。着たい服をサッと見つけることができ、着替えにかかる時間の短縮にもなりますよ。

服を立てるのに、無印良品の「スチール仕切版」を使った実例。服をびっしり敷き詰めなくても倒れてくることがなく、きれいな状態をキープできます。

服を立てて収納するのに便利な仕切り。100円均一ショップなどでも購入できますが、こちらの実例では牛乳パックで自作しています。

牛乳パックの上部を切り取ってから、一辺をカット。底面に斜めの切り込みを入れて、広げるだけ。これなら、出費を気にせずたくさん仕切りを用意できますね。

ソックスや下着などの小さなアイテムは、きれいに並べて収納するのが難しいですよね。

こちらは、ひとつずつ収納できる仕切りを使った実例。ひとつ取ってもまわりが崩れてくることがなく、快適に使用できます。

ソックスや下着、小物類の収納に便利な小さな仕切りをクリアファイルで自作した実例。お金をかけずに日々の小さなストレスを解消できる素晴らしいアイデアです。

収納の仕方に意外と悩むのが、セーターやカーディガンなどのニット製品。畳むとかさばって引き出しを圧迫してしまううえ、詰め込まれてシワができてしまうこともあります。また、ハンガーに掛けると伸びて型崩れの原因にも。

収納上手な方が実践しているニット製品のクローゼット収納術を見ていきましょう！

吊り下げホルダーを使ったニット製品の収納実例。かさばるセーターもすっきり収納でき、シワになるのも防いでくれます。

畳んである状態でも、ハンガー収納とおなじようにパッと取り出せて、使い勝手もよさそうです。

ニットをハンガー収納したいなら、掛け方を工夫するのがポイント。V字になるように折りたたんで掛ければ、型崩れしにくくなります。

やり方はかんたん。まずは、ニットを縦半分に折りましょう。つぎに、わきの下部分にフックがくるようにハンガーを置きます。最後に、身頃とそでをそれぞれハンガーに掛け、下のバーに通すだけ。

バーに通してあるので、ズレ落ちる心配もありません。

帽子やバッグ、ベルトなどの小物類をどうやって収納したらいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

小物類を見やすく収納するアイデアや、デッドスペースを有効活用した小物収納術など、マネしたい実例を紹介します。

仕切りスタンドやボックスを使って、バッグを立てて収納した実例。大事なバッグを型崩れさせずにきれいに収納できます。

立ててあるため、見やすいのも魅力。クローゼット上段に収納する場合でも、これなら使いやすそうですね。

つっぱり棒とS字フックで、クローゼット壁面にベルト掛けを作ったアイデア。サッと手に取れて、忙しい朝の身支度をスムーズにしてくれそうですね。

つっぱり棒を2本使ったベルト収納アイデア。バックル部分に引っ掛けなくても、これなら固定されてぶらぶらしません。

ベルトのほか、ストールの収納などにもぴったりです。

クローゼット上段の棚の下につっぱり棒を通して、帽子を収納している賢い実例。デッドスペースの有効活用としても参考にしたいアイデアです。

ウォークインクローゼットの壁面に有孔ボードを設置して、帽子やバッグなどの小物を見せる収納した実例。お気に入りのファッション小物で、気分が上がるクローゼットを作り上げたいという方におすすめのアイデアです。

キャップはフック、引っ掛けにくいニット帽はピンチといった具合に、上手にアイテムを使い分けているのも見事。

帽子好きの方なら、きっとマネしたくなるおしゃれ収納。流木にピンチを取りつけて、吊るしてディスプレイした実例です。

クローゼットの中だけでなく、お部屋に設置してインテリアにしてもよさそうですね！

子ども服を収納するクローゼットは、子どもが使いやすいような工夫をしてあげるのがポイント。子どもがひとりでもスムーズに身支度できるようになり、ママもパパも助かります。

クローゼットに備え付けられているハンガーポールに服を掛けると、子どもの身長では届きません。しかし、畳んで衣装ケースに入れると、子どもが服を選ぶ際にあれこれ引っ張り出してぐちゃぐちゃになりがち。

突っ張り棒で子どもの手が届く位置に服を掛ければ、両方の悩みを解決できます。洗濯物を取り込んでから畳む手間がかからないのも、忙しいママ・パパにはうれしいですね。

子どもの身長だとクローゼットのハンガーに手が届かない、という場合はハンガーラックを併用するのもひとつの手段。ハンガーに掛けるアイテム数を厳選すれば、それほどお部屋がごちゃごちゃした印象にならずに済みます。

こちらの実例では、ナチュラルテイストのハンガーラックをDIYしています。家具もお部屋の雰囲気にマッチしたものを用意すれば、インテリアのひとつとしておしゃれに取り入れられますね。

中身が見にくい衣装ケースには、ラベリングするのが賢い人の収納術。子どもは文字がまだ読めない場合もあるので、イラストで表示してあげるのおすすめです。

こちらは、きょうだいで色を変えたラベリング実例。子どものお支度がスムーズになって、朝のイライラも軽減できそうですね。

シーズンオフでしばらく着ないコートなどのアウター類。厚手で場所も取るため、上手な収納方法が気になりますよね。

コートなどのアウターを賢く収納している実例を紹介します。

シーズンオフのコートは、衣装カバーを被せて収納するとクローゼット内がすっきりして見えます。ホコリが被らず大切に保管できるのもうれしいですね。

コートのほか、スーツなどの保管にもおすすめです。

ダウンなどのかさばる冬物アウターを、IKEAの「SKUBB」に入れてコンパクトに収納した実例。17着もの衣類がぎゅうっと詰め込まれています。

ふだんはあまり触らない上段にしまえば、すっきり片付いて使いやすいクローゼットになりますよ。

冬物のコートやアウターを収納サービスを使って保管している方もいます。箱に詰めて送ると保管してくれて、必要なときにまた送り返してくれるので、シーズンオフの衣類を片づけたいときにぴったり。

収納サービスにもいろいろなものがありますが、シワを防ぐハンガー保管や、クリーニングといったオプションが選べるものもありますよ。上手に活用してみましょう。

シーズンオフの布団や、客人用の布団の収納場所に悩む方も多いのではないでしょうか。すっきりまとめれば、衣類を収納しているクローゼットに保管することもできます。

クローゼットに布団を収納している方の上手な収納方法を見ていきましょう。

クローゼットに布団を収納するなら、布団収納袋など便利なアイテムを活用するのがおすすめ。布団をコンパクトかつすっきりまとめることができ、クローゼット上段や衣装ケースわきのデッドスペースなどにも置きやすくなります。

布団収納に便利と話題のIKEAの「SKUBB」を使った実例ですが、毛布をくるくる丸めてベルトで固定してから収納している点が秀逸！

やわらかな毛布も広がって崩れる心配がなく、さらに保管しやすくなりそうですね。

クローゼット収納にはさまざまな悩みがありますが、賢く工夫してきれいで使いやすいクローゼットを実現している方がたくさんいます。

紹介した収納上手さんたちの実例を参考に、あなたも理想のクローゼットを目指してみてくださいね！