在宅ワークなどの急増により、あふれかえった文房具をうまく収納できずに困っているという人も多くいるのではないでしょうか。
文房具の収納にはコツがあり、それを知っていると誰でも簡単にすっきりと収納できます。本記事では文房具収納のコツから実際におすすめな収納実例までを詳しく紹介しています。
本記事を参考に増えすぎた文房具をきれいに整理整頓してみてはいかがでしょうか。
文房具を適切に収納しないとどうなる?
普段文房具を使っていると、どこに何があるか分からなくなってしまうということはありませんか?文房具を適切に収納することでそういった事態を防いでくれます。
誰もがすぐに分かるような収納を心がけることが大切ですね。そうすることで「自分でもどこに何を収納してしまったか忘れてしまった」ということも防げますよね。
文房具をスマートに収納するコツとは?
人によって種類の分け方や分類方法は違いますが、こちらで紹介する2つのコツを実践してみましょう。両方実践するのが難しいという人はどちらか一つでも大丈夫ですよ。
■コツ1:文房具の種類ごとに収納する
文房具をスマートに収納するコツの一つ目は、種類ごとに文房具を分けて収納することです。理由は簡単で、種類ごとに文房具が分けられていれば場所も覚えやすく、取り出す際に探す手間が省けます。
また種類が同じであればその形状も似ており、かさばらずに収納できるというメリットもありますね。まずは簡単な「ペン類」「ハサミ類」「テープ類」などから初めてみてはいかがでしょうか?
■コツ2:文房具の使用頻度で収納スペースを分ける
文房具をスマートに収納するコツの二つ目は、使用頻度ごとに収納スペースを分けることです。そうすることで使用頻度の高い文房具を取り出しやすい引き出しにまとめられます。
例えば取り出しやすい一番上段の引き出しにいつも使う文房具をまとめて収納します。あまり使わない文房具は一番下段の引き出しにまとめると効率的になりますね。
文房具の種類とそれに合った収納場所は?
文房具にはそれぞれ適切な収納場所があります。どこに何をしまえば良いか分からないという人は、こちらで解説するやり方をマネしてみるところから始めてみましょう!
■書く・消す文房具の収納場所
書く・消す文房具とはペンや消しゴム、修正液などです。ペンの代表的な収納場所と言えばペン立てですが、机の引き出しやレターケースに収納する方法もあります。
毎日のように使用するペンは机の上のペン立てに収納すると良いでしょう。仕切りが付いたおしゃれなペン立てなら、消しゴムなどを一緒に入れても取りやすいですね。
引き出し内ではペンが重なってしまうと取り出しにくくなるので、なるべく重ならないように収納するのがポイントです。消しゴムの収納には仕切りトレーなどを活用するのもおすすめですね!
切る・貼る文房具の収納場所
切る・貼る文房具とはハサミやカッター、テープ類などです。形がバラバラで統一感が少ないため、収納する場合には余裕のある収納ボックスや引き出しがおすすめです。
ハサミやカッターは特定の場所で使用することが多いため、その場所ごとに収納すると良いでしょう。ペン類と一緒にペン立てに収納することもできますね。
収納ボックスなどを設置できない場合、フックなどにハサミやテープをひっかけて収納するということもできますよ。便利ですのでぜひお試しください。
管理する文房具の収納場所
管理する文房具とは電卓や印鑑、スタンプ類です。これらの文房具は整理整頓するのが難しく、「どうしよう・・・」と頭を抱えた経験がある人も多いのではないでしょうか。
大きい電卓は引き出しの中で場所を取ってしまうため、机のノートを置いている場所に立てて収納すると良いでしょう。100均で買えるレターケースもおすすめです。
印鑑は引き出しの中に印鑑だけを収納するスペースを作るようにしましょう。もし紛失してしまったら一大事です。小物を入れるケースなどを活用して、大切に保管しましょうね。
持ち運ぶ文房具はどのように収納するの?
在宅ワークなどが増え、週の半分は家で仕事をしているというような人も多くいるのではないでしょうか。会社と家の行き来があると文房具を持ち運ぶ必要が出てきます。
文房具を直接カバンに入れてしまうとバラバラになってしまいますよね。そんなとき、持ち運べる文房具ポーチなどを使用すると便利です。
シンプルなペンケースやクリアケースなども文房具を持ち運ぶのに役立ちます。ユニークなペンケースなどもあり、この記事で紹介しています!
タイプ別文房具収納実例12選!
文房具のタイプ別でおすすめな収納方法を紹介します。こちらを参考にして自分にぴったりな方法を見つけましょう!
ペンや消しゴムの収納実例3選 ■ついつい増えてしまうペンや消しゴムをスッキリ収納!
ペンや消しゴムの収納実例その1 おしゃれペン立てでユニークな雰囲気づくり
木製でおしゃれなペンスタンドです。扇形に作られているので、ペンスタンドにありがちな詰まってしまって取りにくいという弱点をカバーしています。
角が無く全体に丸みを帯びたデザインとなっています。そのため机の上に柔らかな印象を作り出してくれますね。木製の机やテーブルにもぴったりですが、無機質なデスクなどにワンポイントとしても良いでしょう。
ペンスタンド部分は仕切りが付いているため、ペンだけでなく他のアイテムも収納できます。汚れや傷が付くため、長く使えば使うほど味が出てきますね。
ペンや消しゴムの収納実例その2 仕切りトレーを活用したペンの収納方法
机の引き出しを最大限に活用するためには、このように仕切りトレーを使いましょう。長さごとにペンを分けて入れたり、消しゴムなどを隙間なく収納するのに役立ちますよ。
持っているペンの量に合わせて、十分なスペースを確保できるトレーの購入をおすすめします。セリアやダイソーで数多くの仕切りトレーが売っているので是非自分に合った物を探しましょう。
机の引き出しに深さがある場合、文房具を収納した上にトレーを置くことで二段階に収納するという裏技もありますよ。
ペンや消しゴムの収納実例その3 見開き型のおしゃれな文房具収納
ライフスタイルツールボックスというアイテムを知っていますか?こちらは小物などを収納できる製品なのですが、本のように開いたり閉じたりできます。
文房具を使う間は開いておき、使い終わったらコンパクトに収められます。収納スペースも見た目以上にたくさん物が入りますよ。
事務作業や絵を描いたり、作業によって見開きの角度などを調節できます。自分に合ったポジションにセッティングすると良いでしょう。
ハサミやテープ類の収納実例3選 ■かさばりやすいハサミやテープをアイデア収納!
ハサミやテープ類の収納実例その1 無印の小物ケースをスマートに活用
無印良品で購入できる小物ケースはどんなインテリアにも合うおしゃれなアイテムです。収納が難しいむき出しのテープ類も転がらないように収納できます。
さまざまなサイズの区切りがあり、ブロックパズルのように小物や文房具をすっきり収納できるでしょう。また透明なので何を収納しているかひとめで分かるのも便利ですね。
ハサミやテープ類の収納実例その2 ホッチキスのおすすめ収納方法はこちら
文房具の中には収納が難しいアイテムがいくつかあり、その代表がホッチキスですね。短くて分厚いホッチキスはかさばってしまうので工夫が必要です。
そこで活躍するのは引き出しに文房具をすっきりと収納できる仕切りトレーです。あえて引き出しよりも小さいトレーを使用することで、すきまにホッチキスなどを収納できますよ。
デスクの上が散らかっているとなかなか勉強や仕事も集中できませんよね。そんなときは文房具を引き出しにすっきり収納して集中力を高めましょう!
ハサミやテープ類の収納実例その3 必要な場所にハサミ用のスペース確保
ハサミってどこか特定の場所でよく使うということが多くありませんか?しかし使いたい場所にハサミを収納するスペースがない場合もありますね。
そんなときには追加ポケットを設置しましょう。ひっかける場所があればどこにでも設置できます。ハサミやペンなどを常備しておくのに便利です。
ノートやペンケースの収納実例3選 ■ノートやペンケースの必殺収納術!
ノートやペンケースの収納実例その1 ミニ三段ラックで無駄なく収納
ノートや手帳などは机に重ねておいてしまいがちですが、そうすると作業スペースが限られてしまいますよね。机に専用の本棚などが備えついている場合はしっかりと収納することもできます。
しかしあまりスペースの無い机やテーブルの場合、ノート類の収納をどうすれば良いか悩んでしまいます。その場合、ワゴンなどを購入して机とは別でノート類の収納場所を確保すると良いでしょう。
使用頻度の高いノートや書類などは上段に収納すると、取り出しやすいため効率的です。ワゴンを仕切る100均グッズを活用するともっと良いですね。
ノートやペンケースの収納実例その2 限られた机を上手に活用
小さいサイズのシェルフボックスを活用し、収納しにくい厚手の手帳もスッキリと収められます。木製のシェルフボックスは必要に応じて重ねたりと自由度が高いのでおすすめです。
引き出しに入りきらない文具ポーチなども一緒に収納、整頓できるため人気がありますね。
木製の収納ボックスは温かみもあり、テレワークやリモートワークでの疲れを癒してくれるのではないでしょうか。気分転換にレイアウトを変えたりと、ライフスタイルの変化に応じて使い分けましょう。
ノートやペンケースの収納実例その3 無印のファイルボックス用ポケット
無印良品のファイルボックスは机の上をスマートに整理整頓させてくれる人気の商品ですよね。そこに専用ポケットを追加すればさらに便利になります。
ファイルボックス用ポケットの設置は自分の使いやすい場所にしましょう。場所によってはノートが取り出しにくくなるので、側面に設置したりと工夫が必要です。
その他の文房具収納実例3選 ■ハンコや電卓などのアイデア収納を紹介!
その他の文房具収納実例その1 ハンコ専用スペースを用意!
完璧なハンコ収納は永遠のテーマとも言える課題ですよね。大きさもさまざまなハンコをきれいに収めるために試行錯誤が必要です。
パーツキャビネットを使ってハンコを収納するのがおすすめです。ある程度深さもあるため、大きめのハンコでも余裕をもって収納できますよ。
ハンコを収納するときは、用途やカテゴリで分けると迷わずに取り出せます。
その他の文房具収納実例その2 電卓は立てて収納すると省スペース
電卓はどこに収納するべきか迷ったことがあるという人も多くいるのではないでしょうか。引き出しの中や机の隅に置いておくと、使いたいときにすぐに取り出せますね。
しかし大型の電卓の場合、思った以上にスペースを取ってしまいます。実は電卓を立てて収納すると、すっきり省スペースになるのでおすすめですよ。
その他の文房具収納実例その3 見た目がユニークなクリップ収納方法
見た目が可愛らしく、ついつい遊んでしまいたくなるクリップの収納方法です。クリップホルダー自体がマグネットになっていて、クリップが磁力でくっつきます。
白いクリップを胴体部分にくっつけたら、本物の羊のような姿になるユニークなアイデアですね。ちょっとした置物として机に置いておくだけで、心が和むおすすめのクリップ収納方法ですよ。
【場所別】文房具収納実例9選!
文房具を収納する場所によって最適な方法が変わります。こちらでは場所別におすすめな文房具の収納アイデアを紹介します!
リビングの文房具収納実例3選 ■普段の生活との融合がスッキリ収納のコツ
リビングの文房具収納実例その1 ラベリングの活用で見やすく収納
リビングは生活空間でもあるので文房具の収納場所を多く取れない場合がありますよね。そんな場合はちょっとしたスペースに所狭しと収納しなくてはいけません。
狭い場所に収納している文房具は、使いたいものを探すのにも手を焼いてしまうものですね。ラベリングを活用して一目で分かるように工夫しましょう。
ラベリングの方法もさまざまで、定番のテプラから手書きのものまであります。自分好みでオリジナルラベリングを作りましょうね。
リビングの文房具収納実例その2 小さい子供がいるので高い場所に収納
文房具は尖っていたり危険だったりする製品もありますよね。小さな子供の手が届く場所に置いておくと、事故などの危険性も十分考えられます。
そのためリビングで文房具を収納する場合は、子供の手が届かないくらいの高さに収納することをおすすめします。ハサミやボールペンなどをまとめて置いておくと良いですね。
リビングの文房具収納実例その3 スチールラックの側面を利用
引っ掛ける部分がフックになっているラックサイドポケットは見た目以上の収納力があります。デッドスペースになりがちなラックの側面を有効に活用したアイデア製品ですね。
ラックサイドポケットの下部はベルトが付いているため、ラックに固定できます。安定しているので多少文房具を入れすぎてしまっても安心ですね。
ラックの目隠しにも使えるのでおすすめの文房具収納方法です。
玄関の文房具収納実例3選 ■突然文房具が必要になる玄関ならではのアイデア!
玄関の文房具収納実例その1 玄関に必須のセット
玄関先では宅配物などで突然文房具が必要になりますよね。こちらは歯ブラシスタンドを玄関でペン立てに応用したユニークアイデアです。
本来歯ブラシを2本置くための歯ブラシスタンドなので、しっかりと安定感があります。多少重いペンを置いてもグラつかないので便利ですね。
印鑑もすっぽりと入る余裕があり、Candoで購入できる商品となっています。シンプルなデザインで玄関先をスッキリと整頓させましょう。
玄関の文房具収納実例その2 便利なマグネット収納
マグネットがくっつく場所であればこの用法で文房具を使い勝手良く収納できますね。まず強力なマグネットを金属部分に固定します。
シャチハタは先端部分が金属でできているためマグネットにしっかりとくっつきますね。金属部分がない文房具には、新たにマグネットをテープなどでくっつけておくと良いでしょう。
必要にときにさっと使える便利な収納方法です。靴箱の上に置いておくと転がってしまうような文房具を、壁にくっつけておけるので整頓されて見えますよ。
玄関の文房具収納実例その3 玄関にぴったりな収納方法
鍵類を引っかけて収納できる便利なホルダー付きフックです。フックが5つも付いているため、必要な鍵類を全て納められます。
ホルダーにはハガキや封筒を入れておけるスペースがあり、投函しなくてはいけない書類を忘れないで済みます。また仕切りが付いており、印鑑などを倒さずに収納できるのも便利です。
設置方法はネジで止める方法とマグネットシートで固定する方法があります。場所によって適切な方法で設置すると良いですね。
持ち運びもできる文房具収納実例3選 ■家でも外でも使える収納方法を紹介
持ち運びもできる文房具収納実例その1 ペンケースにもなるペン立てアイデア
一見収納力のあるただのペンケースですが、チャックを開けると自立してくれる便利なアイテムです。家でも外出先でも同じ環境で作業が可能ですよ。
消しゴムなどの小さい文房具は、自立させたときに取りにくくなってしまいます。そのためペンと似た形状の長細い文房具で揃えると、使い勝手が良いですね。
持ち運びもできる文房具収納実例その2 文房具ポーチで移動もラクラク
ポーチタイプの文房具入れの場合、一度に多くのペン類を整頓して収納できます。ポケットが分かれているため、使いたい文房具を簡単に選べるでしょう。
文房具ポーチは折り畳みタイプなので、持ち運ぶ際には閉じてバックなどに入れればかさばらなくて済みますね。メモ帳なども一緒に運べるので屋外でちょっとした書き物をするのにもおすすめですよ。
持ち運びもできる文房具収納実例その3 クリアケースに入れてそのまま外出も可能!
片面クリアケースはスタイリッシュで持ち運びもできるのでおすすめの文房具収納方法です。価格も税込み99円と安価でコスパの良い無印商品ですね。
複数のペンをひとまとめにできるので、バッグなどにさっと入れて外出できますよ。チャックは付いていないタイプなので壊れにくく長持ちするためおすすめです。
アイデア次第で文房具だけではなくちょっとした小物やマスクなども収納できる、便利なアイテムです。ぜひとも活用してみましょう。
まとめ
文房具を収納するためのコツから、実際に使える文房具の収納方法を紹介しました。実例では場所ごとのおすすめも紹介しているので、本記事を参考に自分だけの収納アイデアを考案してみてはいかがでしょうか。