サーキュレーターの効果的な使い方を知りたいけどどうすれば良いか分からないという人も多くいるのではないでしょうか。
冷暖房とサーキュレーターを併用することでその効果を格段にアップさせられます。こちらの記事を参考に在宅ワークを効率化するためのサーキュレーターの置き方をマスターしましょう!
在宅・テレワークの効率がアップ! 効果的なサーキュレーターの置き方を解説
効果的なサーキュレーターの置き方その1 ■暖房の場合
暖房と併用するサーキュレーターの置き方は、部屋の天井に滞留している暖かい空気に向けるように置くと効果的です。
せっかく暖めている部屋の温度がサーキュレーターの風で下がってしまうと感じる人も多くいるでしょう。しかしその逆で溜まっている暖気の塊を部屋全体に循環させる効果があるため効率的になります。
床に置き天井に向ける
家具などが少なく障害物が多くない部屋は、サーキュレーターを床に置いて送風口を天井に向けましょう。カンタンに部屋全体の温度差を減らしてくれます。
ロフトがあるなどで床から天井まで風が届かない場合は、サーキュレーターを少し高い位置に置くことで風を天井まで届かせられるでしょう。エアコンの消費電力を抑えて効率的に部屋を暖められます。
天井付近に滞留していた暖気を床付近まで循環させることで、冬場のテレワークでの冷え性対策もバッチリですね。
床に置き暖房の送風口に向ける
部屋に背の高い家具などがあってうまく暖気を循環させるのが難しい場合、暖房から出てくる暖かい風に当てるようにしましょう。サーキュレーターの風と暖房からの温風が部屋の中央付近でぶつかって部屋全体に行きわたります。
サーキュレーターの首振り機能を使うとより広範囲に暖かい風を循環させられますよ。効率的に部屋を暖かくできれば寒い冬の在宅ワークも安心ですよね。
効果的なサーキュレーターの置き方その2 ■冷房の場合
冷房と併用するサーキュレーターの置き方は、部屋の床付近に滞留している冷たい空気を部屋全体に循環させるように置くと高い効果を発揮します。
冷房から出てくる冷たい空気はどうしても床付近に留まってしまいます。テレワークなどで長時間椅子に座っている間も、体は暑いのに足元だけ寒くなり夏でも冷え性に困るという人もいるでしょう。
設定温度を下げすぎずに電気代も節約になるため、夏場でもおうち時間を快適にしてくれます。
床に置き風向きを水平にする
サーキュレーターは後ろから前に空気を勢いよく移動させて風を生みます。床付近に滞留している空気を横向きに循環させることで広い範囲に冷たい空気が行き届きます。
ラグマットを敷いていたり畳の部屋のように、床付近に直接座るような部屋だと涼しさが回って過ごしやすい部屋を作れますね。床に家具をあまり置いていない部屋でおすすめのサーキュレーターの置き方です。
在宅ワーク中は座っていることが多いので、床付近に冷気が循環することで快適な空間を作れますよ。
床に置き冷房の送風口に向ける
冷房から出てくる冷たい風に直接サーキュレーターを向けるため、冷気を効率よく部屋全体に行きわたらせることができます。人が良く動いている部屋などでおすすめの置き方でしょう。
家電製品が多く置いてある部屋だと家電と壁の間に熱を持ちやすいので、このサーキュレーターの設置方法で隅々まで冷気を循環させられます。温度設定を低くせずとも空気が流れているので涼しく感じられますよ。
似ているようで似ていない? 扇風機とサーキュレーターの違い
直接風に当たりたい人におすすめ ■扇風機の使い方
扇風機は広範囲に風を送り出せるため、夏場のテレワークなどで自分の近くに置いておくだけで涼しさを感じられます。自然に近い風を送り出してくれるので、不快感も少なく直接身体に当てて使用するという人も多くいるでしょう。
送り出す風の範囲が広い分、あまり遠くまで風が届かないので目の前に置くことで効果がありますね。音も小さく気にならないという人も多いでしょう。在宅ワーク中に集中したい人を邪魔しないので安心です。
部屋の空気を循環させたい人におすすめ ■サーキュレーターの使い方
サーキュレーターは狭い範囲にスパイラル気流を届けることのできる送風機です。渦を巻きながら風がまっすぐ進むので遠くまで風が届きます。
サーキュレーターを直接体に当てていると狭い範囲に強い風が当たり続けます。そのためサーキュレーターは部屋の空気を循環させるために使うのがおすすめです。
冷気や暖気が一つの場所に留まらず循環させることで、冷暖房の効果を倍増させてくれます。消費電力の節約にもなりますので、テレワークでおうち時間が増えている人にとっては一石二鳥の使い方ですよね。
在宅・テレワークの環境がぐっと良くなる! サーキュレーターの選び方・チェックポイント
サーキュレーターの選び方・チェックのポイントその1 ■風量・適応畳数
サーキュレーターは明確な強さの目安が統一されていないのですが、メーカーによっては風量や適応畳数を表示してくれています。風量が十分であるかを店頭で確かめられない場合はそういった表示を目安に購入しましょう。
実際の部屋の広さよりも大きめの適応畳数で選ぶのがおすすめです。サーキュレーターが強力であればより早く効率的に部屋中の空気を循環させられますよ。
サーキュレーターの選び方・チェックのポイントその2 ■静音性
サーキュレーターは扇風機よりも音が大きく、人によってはうるさい音は好きでないという人もいるでしょう。製品によって音の大きさは違いますが、風量大きさでも変わります。
メーカーによってはdB表示で動作音目安を出している製品もあります。動作音が小さい製品は風量もそれなりに弱くなってしまうので注意が必要です。
サーキュレーターの選び方・チェックのポイントその3 ■サイズ・形状
サーキュレーターを使い部屋や場所に合ったサイズ・形状の製品を選びましょうね。さまざまな部屋で持ち運んで使用する場合は小型の製品がおすすめです。
家具が多い部屋の場合は背が高くて送風機が上部についているタイプが良いでしょう。首振り機能があると部屋の空気を循環させるのに役立ちますよ。
現・在宅ワーカーが厳選! おすすめのサーキュレーター3選
おすすめのサーキュレーターその1 ■サーキュレーター アイ PCF-SDC15T
コンパクトで持ち運びもラクラクなこちらのサーキュレーターは適応畳数が24畳までとかなりパワフルですね。おしゃれな見た目でどんな部屋にもマッチします。
上下左右に首を振る3Dランダム送風で部屋中の空気を循環させながらも自然に近い風に当たることもできますよ。声で音声操作ができるハイテク機能付きなので人気の製品です。
おすすめのサーキュレーターその2 ■GreenFan C2
静音性が高く、テレワーク中でも気にならないハイパワーサーキュレーターです。羽が二重構造になっているため自然界にある風を再現しており直に当たっても心地よく感じられます。
充電バッテリーを使用すればコードレスとしても使用できます。コンパクトな造りなので卓上に置ける使いやすいサーキュレーターですよ。
おすすめのサーキュレーターその3 ■ミニリビングサーキュレーター YLS-18
スタンドポールが着脱可能で、部屋中どこでも使いやすいサーキュレーターですね。上下左右にしっかりと送風できる立体首振り機能も付いているので便利です。
テレワーク中風が直接身体に当たっても気にならないように、風量を三段階で調節できるのも使い勝手が良くおすすめです。リモコンですべての操作ができるので寝室などでも活躍してくれるでしょう。
石油ストーブを使っている人必見 石油ストーブとの併用は可能?
サーキュレーターは石油ストーブと併用できます。しかし石油ストーブは実際に火を使って熱を起こすという構造になっているため、注意して併用しましょう。
まず石油ストーブは風を受けることを想定していないため、風を本体に直接当てると不完全燃焼などの不具合が発生する場合があります。
暖かい空気が石油ストーブの真上に上昇して留まるという性質があるため、石油ストーブの上部にサーキュレーターを当てて暖気を部屋中に循環させると良いでしょう。
知っているだけで得する サーキュレーターの他の使い方は?
サーキュレーターの使い方その1 ■室内干しにも大活躍
雨や花粉で洗濯物を外に干せない日が続く時期ってありますよね。室内干しをすると、生乾きの臭いが気になってしまうという人も多くいるのではないでしょうか。
サーキュレーターを工夫して設置すると、洗濯物を効率的に乾かすことができます。しっかりと洗濯物に十分な風を当てられれば、外に干すよりも早く乾くこともありますよ。
洗濯物を早く乾かすコツは、隙間の多い下から風を当てることです。洗濯物同士で遮ってしまう横からの風と違い、下からの風は遮蔽物が無いので洗濯物にまんべんなく行き届きます。
サーキュレーターの使い方その2 ■部屋の換気を手早く行いたい人に
本体の裏側の空気を前方遠くに送風するサーキュレーターの特性を利用することで、すばやく換気ができます。風をまっすぐ遠くへ飛ばすサーキュレーターは換気に最適ですね。
サーキュレーターを利用して換気をする際には、窓を開けて窓付近にサーキュレーターを置きましょう。サーキュレーターは窓の外側に向けるのがコツです。
詳しい効率的な換気方法はこちらの記事で詳しく紹介しています!
テレワークにおすすめの換気方法を紹介!集中力をアップして在宅ワークを効率化 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/1344テレワーク中に眠くなったり集中力が切れてしまうことって多くありますよね。そんな時には室内の空気を換気することがおすすめですよ。こちらの記事では適切な換気方法から換気頻度まで詳しく解説します。集中力をアップさせるアロマの使い方も紹介しているのでぜひ参考にしてください!
サーキュレーターの使い方その3 ■加湿器や空気清浄機のブースターにも
加湿器や空気清浄機も部屋全体にその効果が行き届くまでに時間がかかります。その効果をブーストさせるためにもサーキュレーターが有効です。
サーキュレーターを加湿器や空気清浄機の近くに置き、部屋の中央に向けましょう。斜め上に送風口を向けることでより効率よく部屋全体に効果をブーストできます。