発泡スチロールは何ゴミか解説！不用品回収業者もおすすめ

本記事では、発泡スチロールが何ゴミになるのかを解説していきます。

【発泡スチロールの捨て方】
・ごみに出す
・リサイクルボックスに出す
・家電量販店に回収してもらう
・不用品回収業者に依頼する

【発泡スチロールを捨てる時の注意点】
・自宅で燃やすのはNG
・油で溶かすのは危険
・細かいクズを掃除機で吸い取るのはNG

【発泡スチロールの活用アイデア】
・クーラーボックス代わりに使う
・鉢植え・プランターの底に使う
・窓の断熱に使う

発泡スチロールを捨てなくてもいい方法も解説しているので、ぜひご覧ください。

発泡スチロールの種類別の特徴については、下記の記事で詳しく解説しています。

発泡スチロールは小さく切って家庭ごみに出すのが一番お手軽です。

燃えないごみ・資源ごみに分類している自治体がほとんど。プラスチック製容器包装・プラ容器包装と呼んでいる自治体が多いです。

分別収集方法は各自治体によって違うので、各自確認してください。

解体する時は、お湯で温めたカッターナイフで切るのがおすすめ。静電気が抑えられ、細かいクズが散らばりにくくなります。

大量にある時は、スチロールカッタを購入してもいいでしょう。ダイソーなどの100均などで簡単に買えます。

細かいクズを掃除機で吸うと、ホース内に発泡スチロールがくっつきっぱなしになってしまうので注意。

袋の中で分解すると後片付けが楽になりますよ。

【発泡スチロールのおすすめの裁断方法】
1：カッターをお湯で5分ほど温める
2：発泡スチロールを濡れ雑巾で拭く
3：新聞紙などを広げて解体する

お湯で刃物を温めて濡れた発泡スチロールを切ると、くずが散らばるのを防げます。

食品トレイタイプの発泡スチロールなら、スーパーのリサイクルボックスに入れるのがお手軽。

この時、ポリ袋や輪ゴムやヒモで束ねたままではダメなことだけ注意しましょう。

【リサイクルボックスで回収できないトレイ】
・汚れがとれていないトレイ
・カビの生えたトレイ
・プラマークがないトレイ
・銀色・金色など色のついたトレイ
＊他、各スーパーのルールを確認してください

家電を買った際の梱包材なら、購入したお店で引き取ってもらえます。

発泡スチロールが入っていた段ボールに入れて持って行くと便利です。

この時注意したいのは「家電を購入した店舗でなければNG」であること「回収していない店舗もある」こと。

家電を購入する時に、発泡スチロールを回収してもらえるか確認しておきましょう。

発泡スチロール以外にも不用品・ごみがあるなら、不用品回収業者に依頼することもできます、

多くの業者は定額積み放題パックが用意されているので、不用品が多ければ多いほどお得です。

発泡スチロールを処分する方法を検索すると、危険な方法がおすすめされていることがあります。ここでは、そのリスクを解説していきます。

「マンションのベランダなら火事のリスクがあるけど、実家の庭なら平気」そう思っている方もいるかもしれませんが、近隣トラブルの元なので止めましょう。

確かに、発泡スチロールを燃やしても有害なガスは出ません。

しかし、大量の黒い煙が出るため、近所迷惑になります。

この黒い煙は「スス」で、自宅や近所の家を黒く汚すリスクもあるので、庭で発泡スチロールを燃やすのはNGなのです。

発泡スチロール回収業者のWEBサイトを見ると、溶剤で溶かせることが分かってしまします。

ただし、素人が発泡スチロールを溶かすのは大変危険！　有毒ガスが発生する場合があります。

どれだけ面倒だと感じても、ごみや回収ボックスに出すか、業者に依頼するかと正規の方法で捨ててください。

発泡スチロールをカッターなどで解体すると、細かいクズが出ます。

これを掃除機で吸うと、ホース内にクズがついたままになってしまいます。

粘着テープやコロコロで掃除してください。

【発泡スチロールのおすすめの裁断方法】
1：カッターをお湯で5分ほど温める
2：発泡スチロールを濡れ雑巾で拭く
3：新聞紙などを広げて解体する

お湯で刃物を温めて濡れた発泡スチロールを切ると、クズが散らばるのを防げます。

大き目の発泡スチロールがあるなら、ごみに出すのではなく活用するのもおすすめ。こちらでは、そのためのアイデアを解説していきます。

不要な発泡スチロールが箱型なら、そのままクーラーボックスに転用できます。

軽量なので扱いやすいのがメリットです。

箱型でなくとも、量があるのであればDIYしてクーラーボックスにすることもできます。

収納ボックスの内側に発泡スチロールを貼り付ければ、保冷力がアップします。

専用のクーラーボックスには及びませんが、近所の買い物などには便利です。

鉢植えの底に小さく切った発泡スチロールを入れると、鉢底石の代わりになります。

鉢底石より軽いので、植木鉢を持ちやすくなります。

発泡スチロール自体を植木鉢にリメイクすることもできます。

【発泡スチロールで作る植木鉢】
1：箱型の発泡スチロールの底にキリやドライバーで穴を開ける
2：発泡スチロールで作った鉢底石を底に敷き詰める
3：土を入れる
4：受け皿を用意する
5：受け皿の上に寝かせた割りばしなどを置く
6：受け皿・割りばしの上に発泡スチロール植木鉢を置く

発泡スチロールは直射日光で劣化するので、1～2年を目安に処分しましょう。

発泡スチロールを窓に張り付けると、断熱効果があります。

夏は涼しく、冬は暖かくなるのがメリット。日光まで遮ってしまうことには注意してください。

内側に貼りつけると結露してしまうので、外側に張り付けるのがポイントです。

見栄えは悪いので、暖房や冷房が壊れてしまった時に試してみるのがいいかもしれません。