コーヒー豆には脱臭成分や虫・猫の嫌う臭いがあり、再利用しやすいアイテムです。
本記事では、再利用方法を解説していきます。
【コーヒーの脱臭成分の活用法】
・消臭剤・脱臭剤を作る
・レンジの掃除に使う
【園芸への活用法】
・肥料・堆肥として代用する
・除草剤として再利用する
・虫除け・猫除けとして再利用する
【ハンドメイドへの活用法】
・布や紙を染めるのに使う
・塗料としてDIYに使う
・針山として再利用する
人気のインスタ記事と一緒に解説していくので、ぜひご覧ください。
コーヒー豆のかすの活用方法1 消臭剤・脱臭剤を作る
コーヒー豆には消臭・脱臭効果があります。
湿ったままのコーヒー豆を容器に入れるだけでも効果的ですが、湿気の所為でカビやすいため、乾燥させて使うのがおすすめ。
レンジやフライパンで湿り気がなくなるまでしっかりと熱を通しましょう。レンジは数回に分けてかき混ぜて全体を乾燥させるのがポイントです。
乾いたコーヒー豆のかすは、通気性の良い袋などにつめましょう。冷蔵庫やクローゼット、靴箱の脱臭にぴったりです。
コーヒーフィルターに乾燥したコーヒー豆のかすを入れて、ホチキスで止めても可愛いです。
ビーカーやガラス瓶にコーヒー豆のかすをいれて、その上にエアープランツやフェイクグリーンを飾れば、インテリア件消臭剤になりますよ。
乾燥させたコーヒー豆もカビが生えやすいので、1か月を目安に取り換えるようにしてください。
コーヒー豆のかすの活用方法2 レンジの掃除に使う
出がらしのコーヒー豆のかすをレンジでチンすると、レンジ内部の脱臭に効果的。
ラップをせずに1~2分チンすると、内部の悪臭を吸い取ってくれます。
コーヒーの良い香りも広がってくれるのでおすすめです。
蒸気がレンジ内部に広がっているので、キッチンペーパーなどで拭き取りましょう。
コーヒー豆のかすの活用方法3 肥料・堆肥として代用する
コーヒー豆のかすは、乾燥・発酵させることで肥料や堆肥に使えます。
そのまま使うのでは植物の成長を邪魔してしまうので、しっかりと発酵させましょう。
ネットには様々なレシピが出回っているので、基本の作り方を紹介します。
【コーヒー豆で肥料・堆肥を作る手順】
1:出がらしのコーヒー豆を乾燥させる
2:段ボールの底と側面にに新聞紙を敷き詰める
3:段ボールの下に逆さにした植木鉢を置く
4:毎日かきまぜて発酵させる
5:かきまぜた時に水っぽさが消え、ほのかに温かくなったら発酵完了
発酵までの目安は2~3か月後。下記のインスタのように、ぬかを混ぜたレシピもあります。
発酵が終わったコーヒー豆は苦土石灰や土に混ぜて使います。
コーヒー豆のかすの活用方法4 除草剤として再利用する
コーヒー豆には植物の育成を邪魔する成分があります。
乾燥させたコーヒー豆を、雑草を抑えたい場所にまくだけでOKです。
効果の目安は半年~1年間。それがすぎると土の中で発酵して、逆に肥料になってしまうので注意しましょう。
なお、コーヒー豆の出がらしには草が生えるのを邪魔する成分はありますが、草を枯らす成分はないので、生える前の雑草にしか効果はありません。
コーヒー豆のかすの活用方法5 虫除け・猫除けとして再利用する
虫や猫はコーヒーの香りを嫌います。
乾燥させた出がらしのコーヒー豆のかすをまくと、虫よけ・猫除けになります。
雨や風に流されるので、2~3日おきにまくのがおすすめです。
この時注意したいのは、コーヒー豆には植物の成長を邪魔する成分があるということ。
雑草が生える場所ならば問題がないですが、観葉植物を育てているのであれば、別の方法で虫よけ・草除けにしてください。
コーヒー豆のかすの活用方法6 布や紙を染めるのに使う
コーヒー豆のかすは、染料としても使えます。コーヒー豆の出がらしと水を鍋にかけ、布を30分ほど煮ればOK。
お好みの水と粉の割合を探してみましょう。
色落ちを防ぐためには、塩、又はミョウバンを溶かした水に30分~1時間浸してください。
Tシャツやカバンなどの布製品が温かい色合いに染まります。
レースペーパーなどを染めれば、おしゃれなインテリア雑貨になります。
コーヒー豆のかすの活用方法7 塗料としてDIYに使う
大量のコーヒー豆のかすがあるなら、煮出して塗料にするのもおすすめ。
ペンキとして木材に塗ったり、家具の傷隠しに使ったりできます。
塗料として使うなら、コーヒー1杯分の出がらしに対して水が200mlがおおよその目安。
色づくまで塗り込むと、淡い茶色に染まります。
コーヒー豆のかすの活用方法8 針山として再利用する
ハンドメイドがお好きな方なら、コーヒー豆のかすを針山の中身として使うのもおすすめ。
コーヒー豆に含まれる成分が、針のサビを防いでくれます。
カビが生えないように、レンジやフライパンでしっかり乾燥させてから綿の代わりにするだけで、おしゃれな針山ができます。
目の粗い布ではコーヒーかすが出てきてしまうかもしれないので、細かい布で作りましょう。