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布団の洗濯方法3個!洗濯機で丸洗いする容量は?自宅で洗う頻度は?

布団の洗濯方法3個!洗濯機で丸洗いする容量は?自宅で洗う頻度は?

布団を1度も洗濯したことがない方は多いのではないでしょうか? 布団はかなり汚れていてダニも潜んでいるため、洗濯機で洗濯して清潔にしましょう。では早速、「洗濯機で布団を洗濯する方法」などをご紹介します。


あなたは布団を定期的に洗濯していますか?『布団を洗濯するのが面倒な方』や『自宅で布団は洗濯できないと思っている方』もいるでしょう。

でも、布団は毎日使っているため想像以上に汚れていて、布団が臭い・布団で寝ると目がかゆくてくしゃみもでる・体がかゆいなどの症状が出ます。布団の汚れを落として安眠するためにも、自宅の洗濯機などで布団を洗濯しましょう。

布団をクリーニング店に出している方もいますが、自宅の洗濯機やコインランドリーならコスパも良いです。今回は、『布団を洗濯するメリット』『布団を洗濯する方法』『布団を洗濯するときの注意点』『布団を自宅で洗う頻度』などを、詳しくチェックしましょう!

布団を洗濯するメリット

布団を洗濯するメリットは
・汗汚れが落ちる
・臭いが取れる
・アレルゲン物質を除去できる
・フカフカになる
・保温性が復活する

などがあります。布団はキレイに見えても寝ている間に汗をかいているため、汗汚れが付着している状態です。特に、梅雨や夏は気温が高く湿気があるため、秋や冬以上に汗をかいています。

布団の汗汚れは、布団にシミができる原因になったり細菌が増殖して不快な臭いが発生し、さらにダニの温床になります。ダニは湿気があるところを好む虫で、汗を含んでいる布団は湿気が多く最高の場所です。

そのため、布団の中には無数のダニが潜んでおりダニの死骸や糞がある状態で、アレルギーの原因になったり寝ている間にダニに噛まれます。また、布団は人の体重がかかるため羽毛や綿がへたり、そして同時に保温性も下がるため洗濯していない布団はデメリットばかりです。

自宅で洗える布団の洗濯表示マーク

自宅で布団を洗う時は『布団のタグ』を見て洗濯表示を確認しましょう。自宅で布団が洗える洗濯表示は水洗いできるものに限り『洗濯機マークやタライのマーク』『手洗いマークやタライに手を入れているマーク』だけです。一方、『タライのマークに×印』がついている洗濯表示があれば、布団を洗濯することはできません。

また、洗濯表示は2016年12月に改正されているため、2016年11月より前に購入した布団は古い洗濯表示が記載されています。新しい洗濯表示は『タライのマーク』と『タライに手を入れているマーク』ですが、古い洗濯表示は『洗濯機マーク』と『手洗いマーク』で表記されているため、わかりやすいでしょう。

洗濯できない布団を洗うと、
・布団の中綿や羽毛が偏る
・布団の生地を傷める
・布団のボリュームが減る
など、自宅で洗濯できない布団を洗うと様々な問題が生じます。自宅で洗濯できない布団はクリーニング店に持っていきましょう。

洗濯機で洗える布団サイズ

自宅で布団が洗濯できるとわかったら、自宅にある洗濯機でどれくらいの大きさの布団が洗濯できるかを確認します。理由は、布団のサイズに合った洗濯機で洗濯すると、しっかり汚れを落とすことができるからです。

例えば、大きい布団のサイズに対して小さい家庭用洗濯機で洗濯した場合は、洗剤が布団にまんべなく行き届かず布団に蓄積された汚れを落とすことができません。他にも、布団の中綿や羽毛の偏りが発生し布団の生地を傷めてしまい、最悪の場合は洗濯機が壊れます。

布団の風合いを損ねないで洗濯機で汚れを落とすなら、布団のサイズに合う洗濯機を使うことが重要です。では、5kg・7kg~8㎏の洗濯機で洗える布団の大きさをご紹介します。

【5kgの洗濯機】
・シングルサイズの肌掛け布団

【7kg~8㎏の洗濯機】
・シングルサイズの掛け布団
・セミダブルサイズの肌掛け布団や合い掛け布団

①布団を洗濯機で洗う方法

※布団を洗濯機で洗う時は生地が傷まないように、布団専用の洗濯ネットを使いましょう。できるだけ布団の空気を抜いてコンパクトにするために、布団を3つ折りにして巻いてから洗濯ネットに入れます。

○布団を洗濯機に入れる前に洗濯槽に水を入れて洗剤を溶かしましょう。先に洗剤を入れると布団にまんべんなく洗剤が行きわたり、部分的な色落ちを防ぐこともできます。使う洗剤は、ポリエステル綿は通常の洗剤・羽毛はおしゃれ着用洗剤です。


○洗濯槽に布団を入れたら、洗濯機の故障を防ぐために布団を手で押してしっかり水分を吸収させます。布団に水分を吸わせないと布団が浮き上がり、故障の原因になるため注意しましょう。次に、洗濯コースを『毛布』『大物洗い』『手洗い』のいずれかを選びます。洗濯機で布団を洗濯する時の目安として、『洗濯時間は約6分』『すすぎは2回』『脱水時間は約6分』です。


○布団を脱水したら干しますが、完全に乾かさないと布団の中に湿気がこもりダニやカビが発生するため2日間干します。また、布団全体に空気を通して乾きやすくするために、物干し竿を2本使うのがポイントで布団をまたがせるようにして干しましょう。

②布団を手洗いで洗う方法

○布団を手洗いで洗濯する場合はバスタブを使います。バスタブの中に4つ折りにした布団を入れたら、シャワーを当てて髪の毛やホコリなどを落とし予洗いをしましょう。予洗いをしたら、バスタブの縁に布団をかけるかお風呂の床に布団を置きます。


○バスタブの半分くらいまで水かぬるま湯を張り、洗剤(ポリエステル綿は通常の洗剤・羽毛はおしゃれ着用洗剤)を入れたら、バスタブの中に手を入れしっかりかき回して溶かします。


○バスタブの中に洗剤を入れて溶かしたら、4つ折りにした布団を入れて踏み洗いをしましょう。布団の踏み洗いは足で軽く押し付ける程度にするのがポイントで、バスタブの縁に腰を下ろして行います。立った状態で布団を足で踏むと体重がかかりすぎてしまい、布団を傷める原因になるためやめましょう。


○ある程度布団を踏み洗いしたら、新しい水かぬるま湯を2回~3回入れ替えて布団をすすぎます。脱水をする代わりに、バスタブの縁に洗濯した布団を約1時間かけて水を出しましょう。


○約1時間経ったら布団を干します。物干し竿を2本を使い洗濯した布団をまたがせるようにしたら、2日間かけて布団を完全に乾かしましょう。

③布団をコインランドリーで洗う方法

※コインランドリーで布団を洗濯する時は、洗濯機内部が約90%布団で埋まるようにします。洗濯機のサイズに対して布団の量が少ないと、洗濯中に布団が動きすぎてしまい洗濯機が止まる場合があるため、布団1枚で洗濯機が埋まらない場合は布団を足して調整しましょう。

○洗濯機の中に布団を入れる前に、布団を3つ折りにして巻いたらヒモで縛ります。ヒモで布団を縛る理由は、布団の中綿や羽毛の偏りを防ぎながら洗濯するためです。


○丸めた布団をヒモで縛ったらオシャレ着用洗剤も一緒に洗濯機に入れて、スタートボタンを押します。あとは、自動で洗濯~脱水まで行ってくれるため全ての工程が終了するまで待ちましょう。


○脱水が終わったら洗濯した布団を乾燥機で乾かします。布団を乾燥機に入れる前に、布団を縛っていたヒモを切り布団全体に高温の風が当たるようにして、さらにふっくら仕上げるならテニスボール1個を乾燥機に入れましょう。
また、乾燥器の中は約70%の空間ができるように布団を入れるのが早く乾かすコツです。乾燥時間の目安は布団1枚に対して1時間ですが、完全に布団が乾いていなければ、もう1時間乾燥機を使って布団を乾かします。

布団を洗濯するときの注意点6個

毎日使う布団を洗濯すると汚れも落ちてフカフカになりますが、布団の洗濯方法を間違えると失敗することもあるため注意しないといけません。布団を洗濯をして残念な結果にならないように、6つのことに注意しながら布団を洗濯しましょう。

①布団の素材や種類よっては洗濯できない

ポリエステルやアクリルなど、化繊の素材できている布団なら洗濯できますが洗濯できない素材や種類もあります。洗濯できない布団を洗濯すると、風合いを損ねたり布団の生地を傷める原因になるため注意しましょう。では、洗濯できない布団や素材をご紹介します。

【洗濯できない布団】
・和布団や綿布団
綿をふんだんに使っていることと、コーティング剤(油)が落ちてしまうため水洗いができません。また、和布団や綿布団を水洗いをすると綿が偏るだけでなく、コーティング剤(油)が落ちることで綿がつぶれ、せんべい布団のように固い布団になってしまいます。

【洗濯できない布団の素材】
・ウレタン
ウレタン素材の布団は水を吸収しやすく、なかなか乾かないため水洗いは向いていません。

・シルク
シルクはおしゃれ着用洗剤で洗濯することもできますが、布団の場合は生地を傷める場合があります。

②羊毛を使っている布団は洗濯機を使わない

羊毛100%や羊毛が少しでも含まれている布団はバスタブで踏み洗いをしましょう。羊毛はとてもデリケートな素材で毛に強い摩擦を与えると風合いを損ねてしまい、ふっくらしたボリューム感がなくなってしまいます。

そのため、羊毛布団はできるだけ優しく洗濯するのが良く、洗濯機での洗濯はおすすめしません。羊毛布団の風合いを保ちながら洗濯するなら、面倒でもバスタブで踏み洗いしましょう。

③汚れが酷い布団は水で洗濯すると落ちない場合がある

皮脂や汗などの汚れが蓄積されている布団は、水で洗濯すると汚れがしっかり落ちない場合があります。布団に付いた様々な汚れを落とすならぬるま湯で洗濯しましょう。ぬるま湯は、皮脂汚れなどを落としやすくしたり気になる布団の臭いもとってくれる効果があります。

ぬるま湯で布団を洗濯する場合、お風呂の残り湯を洗濯に使っても良いでしょう。お風呂のお湯が冷めていたら、追い炊きをして少し温めから布団の洗濯に使います。

ただし『洗う時だけ残り湯を使ってすすぎは水道水』を使いましょう。お風呂の残り湯には雑菌がいて、時間が経てば経つほど雑菌は増殖し次の日には雑菌だらけです。そのため、すすぎに使うと布団が雑菌まみれになってしまうため、洗う時だけお風呂の残り湯を使いましょう。

④羽毛布団をアルカリ性洗剤で洗濯すると風合いを損ねる

羽毛布団を洗濯する時は洗剤の種類に注意しないといけません。羽毛布団のフワフワ感を損なわずキレイに洗濯するなら、必ずおしゃれ着用洗剤を使いましょう。おしゃれ着用洗剤は中性洗剤で、布団の風合い保ち、色落ちを防ぎ、生地を傷めずに優しく洗濯するのが特徴です。

洗剤には『アルカリ性』と『中性』があり、>アルカリ性洗剤はアルカリ性洗剤は皮脂汚れなどの油を落とすパワーがあるため、アルカリ性洗剤で羽毛布団を洗濯すると羽毛の油分を必要以上に落としてしまい、フワフワ感がなくなってしまいます。

⑤洗濯した布団は広げて干して完全に乾かす

洗濯した布団を完全に乾かすために、布団を広げて空気が全体的に当たるようにしましょう。そのためには、布団を干せるスペースを確保しないといけません。洗濯した布団を広げて干すスペースがない場合は、布団を折ったり布団を何枚も重ねた状態で干す方もいるでしょう。

でも、洗濯した布団を広げないで干すと乾くまでに時間がかるため、菌が増殖しやす生乾き臭の原因になります。また、完全に布団を乾かさないと布団の表面や中にカビが生えてダニの温床となるため、洗濯した布団は広げてしっかり乾かしましょう。

⑥動物の毛が布団に付いているままコインランドリーで洗濯しない

コインランドリーで布団を洗濯する場合は動物の毛に注意しないといけません。特に、室内でペットを飼っている方は、布団に動物の毛がたくさん付いていることもあるでしょう。布団にペットの毛が付いたらコロコロやガムテープなどで毛を取ってから洗濯します。

コインランドリーは他の方も利用する場所です。みんなが気持ち良く利用できるように、布団にペットの毛があれば取り除いてから洗濯しましょう。

布団の乾かし方2個

洗濯した布団はしっかり乾かさないと、菌が増殖して生乾き臭やカビが発生したりダニの温床になるため、布団の中まで完全に乾かす必要があります。洗濯した布団を完全に乾かすなら、2つの方法で乾かしましょう。

①ベランダで天日干しするか室内干しをして洗濯した布団を乾かす

洗濯した布団はベランダに干して天日干しするか、日当たりが良く風通しが良い部屋で乾かします。ベランダや室内に関係なく洗濯した布団を完全に乾かすなら、物干し竿を2本使って布団に風が当たるようにしましょう。風が当たる面が多いと布団が早く乾き、布団の湿気を逃がすこともできるため菌の増殖を防ぐことができます。

また部屋の中で『洗濯した布団』を干す場合は『布団干し用の物干し』を使い、布団の下に新聞紙を敷いたり扇風機の風を布団に当てるのもおすすめです。新聞紙は布団の湿気を吸収し、扇風機で布団に風を当てると早く乾きます。

②乾燥機で洗濯した布団を乾かす

洗濯した布団をできるだけ早く乾かした時は乾燥機を使いましょう。

自宅に乾燥機があり洗濯した布団のサイズに対応できるなら良いですが、もし無理ならコインランドリーの乾燥機を使います。乾燥機で布団で乾かす場合は、乾燥機がパンパンになるまで布団を入れると乾きにくいため、乾燥機の内にスペースが約70%余るようにできるようにしましょう。

乾燥機なら遅くても約2時間あれば布団が完全に乾くため、洗濯した日にフカフカの布団で寝ることができます。また、乾燥機なら布団にいるダニも駆除できるため、布団のダニを完全に駆除したい方にも乾燥機はおすすめです。

布団を自宅で洗う頻度

布団を自宅で洗濯する頻度は『2年~3年に1回』で構いません。理由は、布団カバーを付けて使っていればジワジワ汚れていくため、頻繁に洗濯する必要はないからです。でも、布団の汚れなどが気になる方は『1年に1回』のペースで洗濯しても良いでしょう。

もう少しマメに布団を洗濯したい方や、布団の衣替えをするタイミングで洗濯をしたい方は、『1年に4回(季節ごと)』のペースで洗います。また布団カバーを付けていない方も1年に4回のペースで洗濯した方が良いでしょう。

布団カバーは布団を汚れやホコリから守ってくれるもので、カバーを付けていない布団は皮脂汚れや唾液が直接布団に付きます。当然、布団カバーを付けている布団よりも汚れ度合いが酷いため、清潔な布団で寝るならマメに布団を洗濯しましょう。

まとめ

布団は毎日使うためキレイに見えていても汗や皮脂で汚れていて、しかも布団は寝ている間に汗を吸収します。そして、汗は布団の中で湿気になり湿ったところが大好きなダニの温床となるため、人によってはアレルギーを発症する場合もあるでしょう。

でも、布団を洗濯すれば汗や皮脂汚れも落ちて、ダニを駆除できたりフカフカの布団が復活します。少なくても2年~3年に1回のペースで自宅の洗濯機やコインランドリーで布団を洗濯して、清潔な布団で寝ましょう。

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