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畳のカビ発生原因とカビ取り方法5ステップ!予防方法6つも紹介

畳のカビ発生原因とカビ取り方法5ステップ!予防方法6つも紹介

畳にカビが生えていたらカビキラーで落とそうと考えますか? しかし、畳は天然素材からできているため、カビキラーで畳のカビを落とすのはよくありません。今回は畳のカビを落とす方法や予防法などをご紹介します。


畳にカビが生えでしまったら、"カビを取るにはどうすればいいのか?"と悩む方もいるでしょう。

昔の家は通気性が良かったため、畳にカビが生えることはほとんどありませんでした。しかし、現在の家は密閉性や断熱にも優れているためカビが生えやすいです。

また、近年ではカビが生えにくいビニール素材で作られた畳もありますが、昔ながらの天然イ草の畳を使っている家もあります。天然イ草の畳にカビが生えた時は厄介で、市販のカビ取り剤を使えません。

では、市販のカビ取り剤以外で天然イ草の畳に生えたカビを落とすには、どうすれば良いのでしょうか? 今回は、天然イ草の畳に生えたカビを落とす方法・カビの予防対策をチェックしましょう。

畳のカビ発生原因

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カビは一定の条件を満たすと生えますが、特に新しい畳(1年くらいまで)はカビが生えやすいと言われています。では、どのような条件が揃うと畳にカビが生えるのでしょうか? カビが生える条件を簡単にまとめました。

風通しが悪い場所や日当たりが良くない場所は、湿気や熱がこもりやすいためカビが繁殖しやすいです。高温多湿が大好きなカビは25度前後になると活発になりますが、36度以上になると活動が鈍くなります。また、湿度は50%以上になると繁殖がはじまり、60%以上では驚異的なスピードで繁殖するのが特徴です。

さらに、カビは畳の上や隙間に落ちているホコリなどを栄養源にして、どんどん根を広げていきます。他にも、食べカスや飲みこぼし・人やペットのフケなどをエサにして大きくなっていきますが、空気だけを栄養源にして成長することも可能です。

畳のカビ取り方法5ステップ

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畳にカビが生えてしまったら5つの手順でカビを落としましょう。ただし、カビは根が深く畳の奥まで根が広がっている可能性があるため、カビ掃除は慎重に行う必要があります。

また、畳のカビ掃除中にカビに触れたりカビの胞子を吸い込まないために、マスクとゴム手袋をしてから掃除をしましょう。

①畳のカビを乾いたワイパー用シートで取る

フローリングワイパーにセットするドライシートで、畳の表面に見えるカビを優しく拭き取ってできるだけカビを取り除きましょう。力を入れて強く擦ったり押し付けると、畳の隙間にカビを押し込むことになるため必ず優しく拭き取るのがポイントです。

また、濡れた布を使ってはいけません。水分がカビの栄養源となり繁殖や成長を促すことになります。もう1つ、掃除機でカビを吸い取るのもNGです。

カビはとても軽く掃除機で吸うと風の勢いでカビが舞い、掃除機の排気口からも吸い取ったカビが風と一緒に排出されるため、部屋中にカビを撒き散らすことになります。

②ホウキやブラシで畳の中のカビを取る

畳のカビは草と草の間からも生えているため、隙間のカビはホウキやブラシを使って取り除きましょう。ホウキやブラシで畳の隙間に生えているカビを落とす時は、網み目に沿って優しくなでるようにします。

また、畳のカビ掃除で使うホウキは手の平よりも少し大きいコンパクトサイズや、柄が長い通常のホウキでも構いません。ブラシはタワシ・歯ブラシ・目地ブラシなどを使います。

③エタノールをスプレーして畳のカビを取る

畳にエタノールをスプレーしてカビを除去しましょう。エタノールには無水エタノールと消毒用エタノールがありますが、畳のカビを除去するなら『無水エタノール』がおすすめです。
無水エタノールは濃度が濃いのが特徴で、カビの分子を分解してカビを除去し、揮発性も高く畳がシミになる可能性もほとんどありません。ただし、無水エタノールは原液のままだと刺激が強いため、水で薄めたスプレー状のものを使います。では、無水エタノールの作り方と使い方を見てみましょう。

【必要な物】
・無水エタノール6に対して水4
・スプレーボトル
・タワシ、歯ブラシ、目地ブラシなど
・雑巾やタオル

【作り方と使い方】
スプレーボトルの中に無水エタノールと水を入れたら良く振ります。次に、無水エタノールスプレーを畳に吹きかけ、ブラシで畳のカビを優しく擦って落としましょう。最後に雑巾やタオルで乾拭きをして終わりです。

ちなみに、エタノールとアルコールの違いを知っていますか? 無水エタノールはご紹介した通りですが、『アルコールは消毒用エタノール』のことを指しています。

アルコールは無水エタノールよりも濃度が薄いため、皮膚への刺激も強くないことから消毒用として使うのが一般的です。また、揮発性もないためしばらく濡れています。つまり、アルコールはカビの除去に不向きで、カビの発生や繁殖を防ぐ予防対策に向いています。

④取り切れなかった畳のカビを重曹と酸素系漂白剤で取る

畳のカビがエタノールで除去できなかったら、重曹と酸素系漂白剤のペースとでカビを落としましょう。ただし、重曹と酸素系漂白剤のペーストで畳のカビを落とすと変色する場合があります。必ず目立たない場所で試してから使いましょう。では、重曹と酸素系漂白剤のペーストの作り方や使い方をご紹介します。

【必要な物】
・重曹1に対して酸素系漂白剤1
・水 少量
・容器(小さなお皿など)
・綿棒
・雑巾やタオル

【作り方と使い方】
○小さなお皿などの容器に、重曹・酸素系漂白剤・水を入れたら綿棒で混ぜてペースト状にしましょう。


○ペーストを付けた綿棒を畳のカビに塗ります。次に、水を含ませて固く絞った雑巾でペーストを塗った部分を叩きながら、重曹や酸素系漂白剤をしっかり取り除きます。畳に重曹と酸素系漂白剤が畳に残ってしまうと変色するため、重曹と酸素系漂白剤はしっかり取り除くのがポイントです。最後に乾拭きをします。

⑤カビくさい臭いが残ったら重曹スプレーで消臭

畳のカビ掃除をした後はカビの臭いが残っている場合もあるでしょう。畳のカビの臭いが気になる時は重曹スプレーで消臭します。重曹スプレーの作り方と使い方を見てみましょう。

【必要な物】
・工業用の重曹 小さじ2杯
・ぬるま湯 200ml(重曹は水では溶けにくいため)
・スプレーボトル
・雑巾やタオル

【作り方と使い方】
スプレーボトルの中に工業用の重曹とぬるま湯を入れたら、よく振って重曹を溶かします。そして、畳に重曹スプレーを吹きかけ乾いた雑巾やタオルで拭くだけです。

畳のカビ予防方法6つ

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畳のカビの予防対策はちょっとしたことをするだけで、カビが好む環境を防ぐことができます。畳のカビを落とした後は、再びカビが生えてこないように6つの予防対策をしましょう。

早速、ご紹介します。

①風通しを良くして畳のカビを予防

風通しを良くすることは畳のカビ予防対策に効果的です。カビは湿気が多い場所を好みますが、風通しを良くすると畳の中や裏側に湿気がこもりにくくなり、湿度を下げることができます。特に、長雨が続くことが多い梅雨や湿気の多い夏は、畳が湿気を吸収しカビが生えやすいです。

ただし、雨の日に窓を開けて風通しを良くするのは避けましょう。と言うのも、畳は呼吸をしており雨の日に窓を開けると、雨の湿気を室内に入り畳が吸収するからです。また、古い畳よりも新しい畳の方が湿気を吸収しやすいため、雨が降っていない時に窓を開けて風通しを良くしましょう。

②敷布団は毎日干して畳のカビを予防

畳の上に布団を敷いて寝ている方や、万年床になっている方はいませんか? 

畳に布団を敷いて寝ている方は敷布団を毎日干しましょう。すると、畳の中や裏側にたまっている湿気や熱・敷布団の湿気を逃がすことができます。

畳の上に布団を敷いて寝ることは悪いことではありません。しかし、人は1晩でコップ1杯分の汗をかき、汗は敷布団が吸収し湿気となり最後は畳が吸収します。また、敷布団を干さないと敷布団にも湿気がたまり人の体温が畳にも伝わるため、敷き布団も畳も高温多湿の状態になりやすいです。

このように、畳の上に布団を敷いて寝ていると寝汗により、畳にカビが生えやすくなります。特に注意したいのは万年床で、常に湿気がこもっている状態です。畳の上に布団を敷いて寝ている方は万年床は避け、毎日敷布団を干して畳に湿気や熱がこもらないようにして、敷布団の湿気も飛ばしましょう。

③除湿機で畳のカビを予防

除湿機を使えば畳の湿度を下げることができます。しかも、除湿機ならエアコンがない部屋でも湿度を下げることができるためおすすめです。反対にエアコンがあり、畳の部屋が北側にある場合や風通しが悪い場合は、エアコンの除湿機能と除湿機をダブル使いすると畳の湿度対策がアップします。

また、畳にカビが生えやすい時期である梅雨や夏に限っては、できたら24時間除湿機を稼動して畳に湿気がこもらないようにしましょう。電気代が気になる方は昼間だけ、もしくは夜だけ除湿機を使っても構いません。ただし、畳の部屋が北側にある場合や風通しが悪い場合は、24時間稼動させた方がカビの予防対策に効果的です。

④半年ごとに家具をどかして畳のカビを予防

畳の上に家具を置いている場合は半年ごとに家具をどかして、カビの予防対策をします。畳の上に家具を置き続けていると家具の裏や下は風通りが悪くなり、さらに日に当たることもないため畳に湿気がこもっている状態です。

そして、家具の裏や下に溜まっているホコリやゴミはカビの栄養源になります。畳のカビ予防対策をするなら、高温多湿の6月と大掃除の時期である12月に家具をどかして畳の掃除をしたり、風通しを良くしましょう。

⑤床下に防湿シートを敷く

床下に防湿シートを敷いて余分な湿気を吸収し、畳のカビの予防対策をするのも効果的です。床下に防湿シートを敷くと畳の裏に湿気がこもりにくくなるため、カビが生えにくくなります。特に、畳の裏のカビ予防対策をしたい方におすすめです。

また、地下や半地下・1階に畳の部屋がある場合は地面に近く畳に湿気がたまりやすいため、季節に関係なく畳にカビが生えやすい環境と言えます。畳に湿気がこもらないように風通しを良くしたり除湿機などを使う方法に加え、床下に防湿シートを敷いて、畳のカビの予防対策効果をアップさせましょう。

ただ、床下に防湿シートを敷くために1度畳をどかす必要があるため、畳を取り替えるタイミングで防湿シートを敷くのも良いです。畳の裏の湿気対策もしっかり行い、カビの発生を予防したい方は畳店に相談しましょう。

⑥クエン酸スプレーで畳のカビを予防

クエン酸スプレーを畳に吹きかけるとカビの予防対策ができます。クエン酸は重曹のようにカビの分子を分解することはできませんが、抗菌効果があるためカビの発生や繁殖を予防することが可能です。では、クエン酸スプレーの作り方や使い方をご紹介します。

【用意する物】
・クエン酸 小さじ2杯
・水 500ml
・スプレーボトル
・かき混ぜる物(割り箸など)
・雑巾やタオル

【クエン酸スプレーの作り方と使い方】
○スプレーボトルにクエン酸と水を入れたら、割り箸などでクエン酸が溶けるまで混ぜましょう。クエン酸は水でも溶けやすい物質のため、数十秒混ぜれば溶けます。クエン酸が溶けたら蓋をしましょう。


○クエン酸スプレーを畳に吹きかけた後に、乾いた雑巾やタオルで水分を拭き取ればカビの予防対策は終わりです。1週間に1回はクエン酸スプレーを畳に吹きかけましょう。

※クエン酸スプレーには防腐剤などが含まれていないため、1週間~2週間で使い切るようにします。1週間~2週間以上経ったクエン酸スプレーは成分が変質しており、畳のカビ予防対策効果が落ちるため注意しましょう。

畳のクリーニングと張り替えた場合の料金相場

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畳にカビが生えた時はプロに依頼して、畳のクリーニングと張り替えをするのもおすすめです。では、プロに依頼したい場合の料金相場をご紹介します。『畳のクリーニングは1畳で1,500円』くらいです。隙間に入り込んだカビや、専用の洗剤でシミを落としたりカビの予防対策まで行います。

一方、畳の張り替えは畳表・畳床に中国産などを使うと安価な値段でできますが、素材はあまり良くないため傷むのが早いと思いましょう。『裏返しは1畳で2,000円~5,000円くらい』『表替えは1畳で5,000~15,000円くらい』『新畳は1畳あたり10,000円~25,000円くらい』です。

まとめ

畳にカビが生えてしまった時は、ご紹介した方法で落としましょう。ただし、畳のカビを落とす時は掃除機を使う・カビを強く擦る・畳に押し付けながら擦ることは避け、カビを優しく拭き取るのがポイントです。

畳のカビを自分で落とすのが面倒な方は、プロに依頼して畳のカビ掃除や畳を新調しましょう。

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