自分用や来客用など、ボリュームのある布団は収納スペースを要するため収納方法に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。布団を効率良く収納する際は、単純に積み重ねるのではなく布団収納袋を利用することで収納スペースを要さずに簡単に収納することが可能です。そこで、布団収納袋の選び方とおすすめの商品を15点紹介します。
布団収納袋の選び方
布団収納袋を選ぶ際には、サイズと収納する布団の種類をチェックすることがポイントです。クローゼットや押入れに入り、しっかりと扉が閉まるジャストサイズのものを購入する必要があります。
クローゼットや押入れからはみ出た状態になってしまうと見た目も悪く、布団以外の物を収納できなくなる可能性があるため注意しましょう。
クローゼットの奥行きはおよそ60cm、押入れの奥行きはおよそ90cmが一般的であり、間取りによって若干異なるもののクローゼットや押入れの奥行きを測ってから収納袋を選ぶことが大切です。
また、羽毛布団を収納する際には軽圧縮をする必要があります。2枚の布団を収納できる大きめサイズの布団収納袋も販売されていますが、大きなサイズは軽圧縮ができません。そのため、羽毛布団を収納する際には1枚入る程度のサイズが良いといえます。
布団収納袋おすすめ14選
クローゼットや押入れ収納したり、「見せる収納」として利用したりできる、便利な布団収納袋を15点紹介します。どのような方法で収納したいのか、どの程度の量をどこに収納するのかを明確にしてから、布団収納袋選んで購入しましょう。
■立てて省スペースで収納できる/東洋ケース円筒型 敷き布団収納ケース
長さ1 m、直径40cmの小さめサイズの布団収納袋です。省スペースで収納できることが魅力であり、押し入れやクローゼットといった収納空間のない場合には部屋の中に置いた状態にしていても不自然になりません。
カラーも落ち着きのあるブラウンであり、部屋のインテリアにもなじみやすいです。布団収納袋と掛け布団用、羽毛用とサイズ展開しているので、収納する布団の種類に合わせて購入しましょう。
■デザイン性に優れた布団収納袋/Sulida 円筒形 掛け布団収納ケース
部屋やリビングに置いた状態にしていても違和感がないお洒落なデザインで、カラフルで生活感も出にくいことがメリットです。
横にしても立てて置くことも可能であり、防カビ・防虫加工が施されています。布団しまった後はクローゼットの中に重ねて収納することで、見た目にも整理整頓された印象になるでしょう。
■内蓋がついていてスムーズに閉められる/山善 クローゼット用収納シリーズ 布団収納ケース
透明の窓が付いているので、中に収納しているものを一目で確認できることが特徴です。ファスナーで開け閉めし、フルオープンにできるため大きく重い布団を出し入れするのも便利でしょう。芯材が入っている中蓋が布団を抑えることによって、蓋を閉めやすいことがポイントです。
Mサイズのダブル用の他、衣服を収納するケースといった商品も展開しているため、同じ収納アイテムを揃えることによって収納空間に統一感が出ます。一部がメッシュ素材で作られているので通気性もあり、長期間保管していても安心です。
■敷布団と掛け布団をソファーにできる/LUCK 布団収納ケース ラウンド+スクエアセット
敷布団と掛け布団をまとめて収納することが可能であり、収納した後はそのままソファーとして使える便利なアイテムです。収納する毛布や布団が数枚ある場合はラウンドタイプを使い、肘掛が付いたソファーとしても活用できます。
メッシュ素材で通気性に優れており、更にクッション性もあるので座り心地も良いでしょう。汚れた場合は洗濯ネットに入れて自宅で洗濯できる点も魅力です。
■ベルトが付いた大きなサイズの布団収納袋/ワイズ ブラン ベルト付大型布団袋(SC-111)
シングルサイズの掛け布団セット、もしくは敷布団を3枚程度収納可能であり、まとめて布団を収納すれば来客時に1度に出し入れできるので便利です。
収納した物を1点だけ取り出したい時にも、透明の窓から確認して前の部分のみを開ければ良いため、収納袋ごと取り出す必要はありません。ベルトが付いているので女性や年配の人でも出し入れしやすいでしょう。
■防虫剤がついている布団収納袋/白元アース ミセスロイド スタイルメイト 丸めて収納 ふとん袋
虫除け製品で有名な白本アースが作っている掛け布団専用の収納袋で、袋にはあらかじめ防虫剤がセットされているので虫の付着を予防できます。
さらに、防虫剤には消臭成分も含まれているため、汗や体臭、カビの臭いなどを消臭する効果が期待でき、黄ばみ防止成分や防カビ剤も配合されており、衛生的に布団を収納できることが大きなメリットです。
付属している防虫剤と同じものと交換することで、長期間効果が持続します。筒状であり、押入れやクローゼットに立てた状態や横にした状態で収納でき、収納スペースに合わせられるので非常に使い勝手も良いでしょう。
■布団を収納するとソファーになる便利な収納袋/エア・リゾームインテリア『掛け・敷き布団用カバー セット
クローゼットや押入れに収納スペースを確保できない場合に、布団をクッションとして利用できる便利なアイテムです。敷布団用、掛け布団用、毛布用と3つの種類があります。
取っ手が付いているので持ち運びしやすく、掃除をする際にも移動させやすいため便利です。汚れた場合は自宅の洗濯機で洗濯できるので、清潔な状態で使用できます。
■消臭効果が期待できる収納袋3セット/炭入り布団収納ケース アイメディア
羽毛布団の収納に最適な布団収納袋が3枚1セットになっており、炭加工が施されたシートが入っているので汗や体の臭いを消臭する効果が期待できます。
クロステープによって布団が膨らむのを予防し、コンパクトな状態にしてから収納することが可能です。上の面は透明であり、収納されている物を確認しやすいこともポイントです。
■取っ手が付いており出し入れしやすい/EMOOR敷布団収納ケース ノーマルタイプ
敷布団専用の収納袋であり、ダブルファスナーできれいに布団を収納できます。丈夫な取っ手が付いているので、クローゼット押入れに収納する際にもスムーズに運べるでしょう。収納袋を使用しないときには畳めるため、収納スペースを要しません。
■羽毛布団を半分の大きさで収納できる/東和産業 コンパクト優収納アルファ 棚上用
羽毛布団が膨らまないように収納袋に入れるのは手間がかかります。また、ファスナーを閉める際に布団を挟んでしまうなどのトラブルが起こることも多いでしょう。
しかし、コンパクト優収納アルファであれば箱の形で自立することで畳んだ布団を収納しやすく、板材の蓋とベルトで膨らむのを予防して簡単にファスナーを閉められます。
クローゼットの棚の上に乗せるタイプと S、 M、Lサイズ、隙間用など様々なサイズバリエーションがあるので、収納スペースに適したサイズのものを選びましょう。丈夫な造りであるため、積み重ねることも可能です。
■抱き枕として利用できる布団収納袋/クッションカフェ コンフォーターケース
収納袋として押入れやクローゼットに収納する方法も有効ですが、長さがある抱き枕としても利用できます。
ベージュカラーをベースにした、落ち着きのあるお洒落なデザインであることも魅力です。収納スペースに入れず、部屋に出したままの状態にしていても生活感が出ません。
布団を縛ってケースに収納するだけなので非常に簡単であり、コットン100%で肌に優しく、汚れた場合には洗濯機で自宅の洗濯機で洗えるため衛生的に使用できます。
■スムーズに出し入れできる円柱タイプ/RAYWILL 円柱型 収納ケース
側面はダブルファスナーで非常に大きく開くので、布団を丸めて収納しやすいことがメリットです。取っ手が付いているため持ち運びにも便利でしょう。
チェック柄、水玉などカラフルでおしゃれなデザインの収納袋であり、収納スペースがない場合は部屋の中に置いた状態でも使用できます。ポリエステル素材でできているため水洗いも可能で、清潔な状態で使用することが可能です。
■フルオープンで布団を出し入れしやすい/東洋ケース 敷き布団用 円柱型 収納ケース
大きなサイズの窓が付いており、中に収納している物を一目で確認できる筒型の布団収納袋です。クローゼットの棚の上に横向きにして収納したり、立てて収納したりと、空間に合わせて収納できます。
取っ手が付いているので、横置き・縦置きどちらの場合でも出し入れしやすいでしょう。フルオープンの蓋であり布団を出し入れする作業もスムーズに行えるうえに、力を入れずに収納できるダブルファスナーであることもポイントです。
■ファスナーで留めて押さえるだけで簡単に収納/フォーラル らくらく布団収納袋 掛け布団用
防臭、防ダニ、防カビ加工が施された布団収納袋で、抗菌効果は10年、防カビ効果は3年と非常に長時間効果が持続することが魅力です。使用方法は、布団を置いてファスナーで留めてベルトで押さえるだけであり、非常に簡単に収納できます。横にした状態でクローゼットの棚の上や天袋に収納した場合も、取り出しやすいデザインになっていることが特徴です。
布団の収納場所
布団の収納場所は、クローゼットの棚の上や押し入れの天袋といったデッドスペースを活用する方法が有効です。
デザインやカラーの異なる布団収納袋を利用すれば、来客用、家族用と分けて収納できます。使用用途によって分けることで確認する手間も省けるでしょう。
また、収納スペースがない場合には、部屋の中に置く方法もあります。ソファーやクッションとして使える布団収納袋や、部屋の中に置いても存在感がないデザインや機能性の高いものを使えば、省スペースでも布団を収納することが可能です。
布団を小さく収納するコツ
布団を小さく収納する際には、最初に2つ折りにして次に3つ折りにします。さらに、布団圧縮袋に収納する際にはケーブルをまとめるアイテムとして販売されているラップストラップを使い、固定する方法も有効です。ラップストラップを使うことでサイズを圧縮できるので、スムーズに収納袋に入れられるでしょう。
まとめ
布団収納袋は、機能性やデザイン、サイズなど様々な種類の製品が販売されています。収納する布団の数や種類、自分が重視したい機能に適した布団収納袋を購入しましょう。